icon_calendericon_facebookicon_gearicon_info!icon_keyholeicon_mailicon_personicon_smilelogo_rotary_2780

第300回 例会2021年6月2日(水)0:00〜2021年6月8日(火)23:59 開催

開 会

点 鐘

国 歌

ロータリーソング

四つのテスト

会長の時間

2020-21年度会長 大塚 和光

 皆様、おはようございます、こんにちは、こんばんは。どれか当てはまるもので。

 日本語の変化あるいは乱れについて書きましたら、ら抜き言葉や不適切かつ不要とも思えるカタカナ英語の氾濫への指摘がありました。それと共に文頭の一文字空けるところを空けずに書く人が多くなった、目立ってきたという指摘がありました。こうした表記の変化について4月1日付の読売新聞・編集手帳に国の省庁が作る横書きの公用文について表現様式が変更される可能性が出てきた、とあります。先頃、文化庁の審議会が報告書を纏めたのだそうです。
 新聞記事は横書きであっても読点にコンマ「,」は用いない、とあって、そこまでの縦書きの記事の読点が「、」ではなく「,」になっていました。皮肉ですかね。ということは、横書きの公用文の読点は、コンマ「,」が使われてきたということです。気にもしていませんでしたけれど。この審議会は約70年前に遡る規定を議論し「、」に改めるよう提案したのだそうです。長年の小さな表現がようやく見直されようとしているのです。
 折も折、政府が国会に提出した法案・条約に決して小さくはない表現の問題が見つかったそうです。「地縁」が「地緑」になっているなど24件に誤字・脱字があったといいます。
 不注意なのか、お疲れなのか。3月31日の朝日新聞には「霞が関『過労死ライン』6532人」というショッキングな見出しの記事もありました。超過勤務時間ワーストの第一位は内閣官房で経済産業省、財務省と続きます。幸い、文化庁は10位以下のようです。
 間違ったら大変なことになる例として「尼僧」「屁僧」、失敗は成功の「基」「墓」など挙げられています。当事者となると笑いごとでは済まなくなります。この審議会では現在の規則では使えない疑問符「?」と感嘆符「!」を認めることも提案したそうです。今まで使われなかった、使えなかった、というのが不思議な気がしませんか。

 2月20日の朝日新聞「注目の1問」に、19日の衆院予算委員会での立憲・川内博史氏が「障害者団体の皆さんから『害』は害虫、害悪の害。そういうふうに言われるのは嫌だという声が上がった」として、障害者ではなく障「碍」者と表記できるよう見直しを求めた、とあります。文化審議会国語分科会が26日にあり「碍」を常用漢字にすることが検討される見通し、ともあります。私はもうとっくに変わっていたと思っていましたので意外な思いでした。
 川内氏によれば、本来「碍」は旅人の行く手を阻む石という意味で権利条約の社会モデルにも合致するのだそうです。戦中の法律には「碍」が使われているが、1949年の身体障害者福祉法から「害」になったといいます。1948年には優生保護法という障害がある人が生まれないように排除する「悪法」が全会一致で成立したとあります。この法律はナチスの思想に通じるものとも言われました。人権尊重の見地から廃止されていますが、相模原市の津久井やまゆり園事件にもみられるような今も残る偏見や差別意識を払拭する取り組みが不可欠と強調しています。
 荻生田光一文部科学相は審議会で議論していることを理由に自らの意見は答えなかったそうです。しかし、当事者団体から直接、要望書を受け取った事に触れ「共生社会の実現は極めて大事だ」と述べたとあります。実際のところは知りえていませんが、現在でも産婦人科医などのアングラ情報では出産前の検査で身体や精神に「異常」が認めらる場合に中絶を勧められることもあるようです。障がい者の子を持ち、親として責任を負いきれるのか、もっと言うならば、その子を置いて先に死んでゆけるのか、などと考えるのです。何とも重い問題です。社会がどれ程その子等の「生」について責任を負えるのでしょうか。

 4月24日の朝日新聞投書欄には「私は『障害者』と書いていく」という小川夏恵さんの投稿があります。千葉県の68歳で無職の方です。この方は生まれついた時からの難聴、で現在は全く聞こえない聴覚障害者だそうです。親が気付いたのは3歳頃で物心がついて中途半端な聞こえにくさに悩まれたといいます。ご自分が「障害者」だと認識したのは大学生の頃だったと。そして、この「障害者」という表記を当然のように受け入れてきたそうです。
 最近になって「障がい者」と「害」が平仮名の表記をよく見かけるけれど、この小川さんは、むしろ違和感を覚えるそうです。「害」は私自身にとっての害であり、事実であり、乗り越えなくてはいけないものとして頑張ってきた私は障害者として年季が入っていますと言われます。周りはなにかと気遣ってくれますが、これからも誇りをもって、自分のことは「障害者」と書いていきたいです、と書いておられます。泣けてきます。最後に、「でも、旅人の行く手を阻む『石』という「碍」の解釈も前向きでいいなあと思いました」とあります。
 私も一昨年くらいから右耳の聴力が落ちてきています。今は半年ごとに聴力検査などを受けています。普通には何の不都合もありませんが、左耳をふさぐと違いが分かります。
 しばらく前に藤沢の某クラブで行われた聴力障がい者用の災害時の警報装置の研修会に出席したことがあります。この頃は「障がい者」と表記しました。表記が安定していないことが問題の不安定さを表しているようにも思えます。その時は振動や光の点滅で警報を発するというものでした。耳栓をして試してみましたが、なんとも不安な感じがしたのを覚えています。自分の聴力のバランスが違ってきているのにも気づいていませんでした。

 日本語に限らないと思いますが、句読点も含め何をどう表記するかは難しいですね。 時代の要請というか時代背景も大きく関わると思います。昔の映画など「原作者の意図を尊重して」そのまま放送されています。冗談にもなりませんが座頭市の台詞なんかどうするんでしょう。「このドめくらの乞食坊主め!」は「この重度の視覚障碍の他人の施しで生計を立てている出家、メッ」とでもなるんでしょうか。迫力無いけど。悪い冗談ですね。

幹事報告

2020-21年度幹事 石田 裕樹

◆米山奨学金支給懇談会◆
 日時:2021年6月5日(土) 17:00~18:00
 会場:事務局

 

◆定例理事会◆
 日時:2021年6月5日(土) 18:00~19:00
 会場:事務局 

 

◆日本ロータリー100年史◆
 「日本ロータリー100年史」が6月末に発行されます。
  詳細は下記よりご覧ください。
  【日本ロータリー100年史 案内
  
  申し込みにつきましては事務局経由になりますので、購入希望の方は2021年6月15日(火)までに事務局に
  ご連絡ください。

 

◆財団室ニュース6月号◆
 下記よりご覧ください。
 【2021-6 TRF News

 

◆ロータリーレート◆
 6月 1ドル=109円

委員会報告

出席委員会

第299回例会 出席率75%
 会員数4名 出席者3名 欠席者1名

奉仕プロジェクト委員会

◆アーカス湘南RC お米プロジェクト~ご飯を食べてポリオ根絶!~◆

 前回例会会期中の申し込みは0件でした。5月末で受付終了予定でしたが、まだストックが残っています。お声がけしていただいていない方はいらっしゃいませんか?ご協力お願いします。

 
 案内用資料はこちら
 【アーカス湘南ロータリークラブお米プロジェクト案内
 【アーカス湘南RCお米プロジェクト申込書

Make Up

第299回例会のビジターコメント

前回はありませんでした。

Smile Box

第299回例会のスマイル報告

前回はありませんでした。

カレンダー

卓 話

1.今月のRI会長メッセージ紹介/Presidential message

2021年6月 RI会長メッセージ

ホルガー・クナーク
2020-21年度会長
 
2020年1月に「ロータリーは機会の扉を開く」という会長テーマを発表し、ロータリーには変化が必要だとお話しした際、これほど早くに変化の波が押し寄せるとは誰も思ってもみなかったことです。しかし、私は昔から困難を機会としてとらえてきました。今年、この新たな機会に、私たちはロータリーのあり方をふたたび模索しました。長年、ロータリーの柔軟性と適応性を高める方法を検討し、いくつか実験も行ってきましたが、今年は誰もが実験し、そして成功を収めたのです。オンライン会合は今やどのクラブでもと取り入れられ、クラブは世界中から例会にゲストを招いています。

世界中のロータリーファミリーと知り合うのを何より楽しみにしているスザンヌと私にとって、皆さまと直接顔を合わせてお会いできなかったこの1年はさみしいものでした。それでも、私にとっては新しいロータリー体験が得られる年となりました。世界中をバーチャルに旅したのです。こうならなければ出会えなかったはずの何千人ものロータリアンと出会うことができました。エバンストンの会長室に足を踏み入れなくても会長として任務を果たし、しかも旅費の節約にもなる新しい方法が見つかりました。

2020-21年度に私たちが出会ったのは、機転がきき、適応性が高く、創造的なロータリーでした。次の段階は、パンデミック以前のやり方に逆戻りすることではありません。先に進まなければならないのです。オンライン例会を通常形式とするなど、新しい活動方法や機会を提供するために、今年学んだことを活かしていきましょう。

クラブの力を保つためには、あらゆるレベルでロータリーをより若く、より多様にしていかなければなりません。多様性が意味するものは地域により違いますが、ぜひあらゆる背景の人びとを会員として歓迎してください。また、女性会員を増やし、その役割を強化することもひとつの手立てです。

ローターアクトクラブを対等の存在としてみなすロータリアンが今では多くなったことは非常に喜ばしいことです。ローターアクトクラブをあらゆる活動に招きいれて、今後もこの認識を広めていきましょう。若いリーダーに働きかける機会を無駄にすることなく、ローターアクトと連携して、数多くの新しいアプローチに取り組んでいきましょう。

ロータリーが新型コロナウイルスワクチンの公平な配布の呼びかけや誤情報との戦いなどを通じて予防接種キャンペーンを支援し、パンデミックと戦っていることを心から誇りに思います。一方、ポリオ根絶に向けて今後も全力で取り組んでいかなくてはなりません。そして今、環境問題という新しい重点分野に取り組む機会も誕生しました。

「ロータリーは機会の扉を開く」と初めて宣言したあの日と今日では、世界は大きく異なります。この1年でロータリーがこれほど大きく前進したことを誇りましょう。そして今後も前進を続けていく中で、クラブやクラブの仲間たちを大切にしていきましょう。ロータリーの命であり、さらなる繫栄をもたらしてくれる大切な存在です。

この特別な年度、「超我の奉仕」の新たな意味を模索するこの年に、ロータリーに奉仕する機会が得られたことをスザンヌとともに感謝しています。ロータリーは、理念を実践する人びとのコミュニティだと思っています。この苦難の時に、奉仕をこれまで以上に重視しなければならないことは明らかです。今こそ、超我の奉仕がロータリアンにとって何を意味するかを世界に示す機会なのです。

世界を変えるためにロータリーが力を貸せる数多くの機会が今後も控えています。ともに手を伸ばし、さらなる高みに達するために機会の扉を開いていきましょう。扉を開いて新しい考えを受け入れれば、頭も心も開かれていくものです。私たちのすべての行動がどこかで誰かに機会をもたらすことをどうかお忘れなく。

 
**************************************************************************************
 

Holger Knaack
President 2020-21
 
July 2021
 
In January 2020, when I announced my presidential theme, Rotary Opens Opportunities, and spoke of the changes that Rotary needed to embrace, none of us had any idea how quickly change would arrive. But I am a longtime believer in seeing challenges as opportunities. This year, we seized new opportunities to reimagine what Rotary could be. For years, we had discussed ways to make Rotary flexible and adaptable, and we had tried a few experiments. This year, we all experimented — and succeeded! Online meetings are a regular fixture now as clubs invite guests from across the globe.

Susanne and I love to meet members of the family of Rotary around the world, and we’ve missed seeing you in person over the past year. But for me, it was a new way of experiencing Rotary. We traveled the world virtually. I definitely met thousands more of you than I would have otherwise. I never set foot in my office in Evanston as president, yet we found new ways to get the job done while cutting travel costs.

This is the Rotary we experienced in 2020-21: nimble, adaptable, and creative. The next step is not to go back to the way things were before the pandemic. We must move forward. Let’s apply what we have learned in order to offer new experiences and opportunities for our members, such as online attendance as a regular option.

We need a younger, more diverse Rotary at every level to keep our clubs strong. What diversity means is different from region to region, but I encourage you to welcome people from all backgrounds. Another step we can all take is to increase the number of women and amplify their role everywhere.

I am glad that many now see Rotary and Rotaract clubs as equals. Let’s keep going in this direction by inviting Rotaract clubs to be a part of everything we do. Let’s not squander any opportunity to reach young leaders, but partner with Rotaract and invest in our many new approaches.

I am very proud of the work Rotary is doing to fight COVID-19 by supporting vaccination campaigns through advocating for fair distribution and combating misinformation. But we must also continue to do everything we can to end polio. And we now have opportunities to work in a new area of focus: the environment.

The world is a different place today from when I first announced that Rotary Opens Opportunities. We can all be proud of how we updated what Rotary can be this year. Let’s continue on this path, always taking care of our clubs and of our friends in those clubs. They are precious, and they keep Rotary alive and thriving.

Susanne and I are thankful for all the opportunities to serve the organization during this special year, a year of finding new meaning in Service Above Self. We see Rotary as a community of people who live their values by putting them into action. In these extraordinary times, there is no doubt that we must place increased emphasis on service. This is our opportunity to show the world what Service Above Self means for Rotarians.

There are so many opportunities waiting for us that will help us change the world. Let’s seize them together and get ready to open doors to achieving greater things. And as we open these doors to new ideas, our minds and our hearts also open. Remember that everything we do in Rotary opens another opportunity for someone, somewhere.

2. 米山奨学生からのメッセージ

I am continuing my Japanese classes and Master’s classes online…

This month was the busiest of all my student time so far. Having three periods of Japanese extensive classes alongside Master courses and my research made me exhausted. However, I can not help but remain on the truck. About the Japanese course, I think I have learned some basic Japanese. From the system of Mina-no Nihongo, I have just finished one book of 25 chapters and soon I have to take an exam for it. About my Master’s study credits, they’re all going smoothly, and about my research, I could prepare all the necessary questions for online surveying. As I have extensively discussed with my supervisor professor, we are going to start our online surveying soon and in this case, we first start our surveying from Japanese students and teachers at high schools. Furthermore, I think I would ask for a hand from my SEWA club members especially my counselor Ms. Izumi Hara. They might have relations with some high school students and teachers in Japan and they could help me by distributing this online surveying to those people by email. The surveying would take only about 15 minutes of an audience time. The results of this survey reveal the inference of technology on studying English speaking skills.

Thank you very much for your time and consideration.
Somaya Salahshoor

閉 会

点 鐘

過去の例会過去の例会のアーカイブ