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第334回 例会2022年3月16日(水)0:00〜2022年3月22日(火)23:59 開催

開 会

点 鐘

ロータリーソング

四つのテスト

会長の時間

2021-22年度会長 田代 晴香

皆様ごきげんよう。

 

先日の第3グループロータリー奉仕デー「まごころプロジェクト」についてご報告いたします。

 

この「まごころプロジェクト」は有森裕子さんが理事長を務めるNPO法人ハートオブゴールドを通じてカンボジアの子どもたちへ靴を送るのですが、今回は靴の他にもタオルや石鹸を寄付することとなりました。

1月末まで藤沢市内の中学校や企業、一般の方から靴・タオル・石鹸の寄付を募り、靴は藤沢南ロータリークラブの湯浅会員がすべてしっかりとクリーニング・修繕をしました。

 

今回は3月10日に行われた、集まった寄付品の梱包及び配送準備作業についてご報告いたします。

作業の内容はクリーニングされた靴の種類別の仕分け、靴・タオル・石鹸の個数の集計と梱包、そして集荷トラックへの積み込みです。

 

今回の寄付の内容は、

 

靴・サッカーシューズ 143足
アウトドア用 273足
インドア用 206足
合計 622足

 

タオル 1548枚
石鹸 1542個
布マスク 100枚
ジャージ 5枚

 

全て梱包し、靴の段ボールが21箱、石鹸・タオルの段ボールが18箱となりました。

 

寄付の品を全て広げて集計し、梱包すると聞いた時は、どれだけ時間がかかるのかと心配になったのですが、以前よりこの事業を続けている藤沢南ロータリークラブの的確な指示や“ロータリーの”若手男性会員のパワーもあり3時間程で作業を終えることが出来ました。

また、この事業についてはタウンニュース藤沢版に掲載されます。

当初は有森裕子さんの講演会も予定されていましたが、新型コロナウイルスの影響により中止となってしまいましたが、多くの寄付が集まり、カンボジアの子どもたちが喜んでくれることを楽しみにしております。

幹事報告

2021-22年度幹事 大塚 和光

◆ハイライトよねやま264号◆ 2022年3月14日発行
 下記よりご覧ください。
 【http://www.rotary-yoneyama.or.jp/content/uploads/summary/highlight264_pdf.pdf

 

◆地区大会プログラム変更詳細のお知らせ◆ ※2022.3.17追記
 3月3日付で地区大会の「まん延防止等重点措置延長によるプログラム変更のお知らせ」が届いておりましたが、
 プログラムの変更詳細が決定いたしましたのでお知らせいたします。
 下記よりご確認ください。
 【地区大会プログラム変更詳細のお知らせ_2022.03.17

委員会報告

出席委員会

第333回例会 出席率 66.66%
 会員数 3名 出席者 2名 欠席者 1名

奉仕プロジェクト委員会

◆アーカス湘南RC お米プロジェクト Vol.2 ~ご飯を食べてポリオ根絶!~◆

Make Up

第333回例会のビジターコメント

前回はありませんでした。

Smile Box

第333回例会のスマイル報告

前回はありませんでした。

カレンダー

卓 話

十一代目大塚重郎右衛門 様

 きものがたり歳時記㈥

 

いつも使っている季寄せで「鴇」を探しましたが載っていませんでした。そこで、他の手持ちの季寄せと歳時記を見てみましたら一冊だけ秋の項に「朱鷺」がありました。 二〇〇六年第三書館発行の「ザ・俳句歳時記」です。端書に「例句は(中略)全国の多くの俳句の会(結社)から推薦を受けた作品(中略)の中から選句したものです。総掲載句約二万九〇〇〇句の中で、(中略)数の上で圧倒的に重点を置いたのは、現代の俳人の作品です。」とあります。      炬燵の項には拙句も載っております、何故か。

幾たびも聞きし話や切炬燵    大塚和光(わこう)この一句が載せられた為に、大枚ん千円を投じてご購入となったわけです。身に覚えのあるお仲間も随分おられると思いますが。

 

朱鷺

コウノトリ科の、天然記念物で国際保護鳥ともされている貴重な美しい鳥。全身淡紅色、嘴は黒く下に曲がり、顔と脚が赤色です。

朱鷺の目にはいま杉の青なだれおり  上野波翠

朱鷺舞ふやひっつめ髪に珊瑚欲し 山崎久美江

 

「ひっつめ髪」は普通忙しく立ち働く時にしますよね。

そんな時にでも山崎久美江さんは朱鷺を見て珊瑚の髪飾をつけたくなったんですね。素敵な女性ですねえ。お洒落。

「浮雲」の十八歳の美少女・お勢は黄八丈の小袖に藍鼠の帯、帯揚は時色縮緬という姿で菊見に出掛けるという設定です。当時の若い女性らしい上品な拵えなのです。

「痴人の愛」のヒロイン・ナオミは「白っぽい、ふわふわした薄紫の葡萄の模様のあるモスリンの単衣」と「幅の広い派手な鴇色のリボン」を身につけるシーンがあります。若々しいけれど、少し浮ついた印象の服装です。渡辺温の「アンドロギュノスの裔」に「抜け落ちてしまって一掴みにも足りない髪を大きな鴇色のリボンで結んだ」自称十三歳の年を食った売春婦が登場します。ここでは鴇色の大きなリボンが痛々しい若づくりの象徴です。不思議な色です。

 

さて、「衣服の用語は難しいですね。」というお声も頂きました。確かに衣服の用語は難しいかも、、、ですが、何の用語でも所謂専門用語は難しいんじゃありませんか。 「俳句用語」だって門外漢から見れば訳が分からない言葉だらけですよ。何でも馴染みがなければ、そんなものです。昔は普通の人が普通に使っていたんでしょうがね。つぼみ先生が養蚕の言葉について話されたことがありますね、殆ど死語になったと。また、前の戦争の事なども先生の世代と現在の若者世代では感じ方が違うのはよく言われることです。何事も伝えていくことの大切さを想います。

同様に「専門的すぎると思う。」というご意見もありました。例えば㈡の三頁の裁縫の記述です。八行目「また、幼児用は」から十四行目の「使われました」までが細かすぎて、必要かな?と思いました、と言われます。しかし、これは私の母の世代まで縫物をする女性、つまり普通の女性なら皆が心得ていたことで何ら専門的ではなかったことです。こんなことが専門的すぎると言われる世の中になるとは当時の人は想像もしなかったでしょうね。僅か数十年間の事ですが現在の一般女性はそのように感じるのでしょう。そこが面白い。私自身は当時の奥様方や仕立職人といつも普通に話していたことなのです。その二頁でも触れたように、使われなくもなったし既製品が出回ったこともあって必要ないことになったわけです。

また「難読文字が多い」というご指摘もありました。特に服制や色目についてはその通りで私もノートが頼りです。全部の漢字というわけにはゆきませんが読めないままでは困りますから編集長にルビを振って頂きました。

例えば㈣の最後に黄櫨染御袍とあります。これは平安時代以降の日本の天皇が重要な儀式の際に着用する束帯装束の「黄櫨染」の色の袍のことです。中国の赭黄袍を起源として平安時代初期に導入されたものです。それ以前の天皇の袍は白色であったと推定されているのです。

黄櫨染は櫨の樹皮と蘇芳から染め出される色です。「赤みがかった黄色」や「黄がかった茶色」等と言われますが、時代や着用者の年齢等によってかなり幅のある色であったと考えられています。

直衣は平安時代以降の天皇、皇太子、親王、および公家の平常服です。外見上は衣冠とほとんど同じですが、「直(ただ)の衣」の意味により平常服とされ、色目・紋様も自由でした。成人前の若年者は「童直衣」を着用しました。

「雑袍」とも呼ばれ、参内(御所への出入り)には「雑袍宣旨」という宣旨を得てから使用しました。

「源氏物語」によると光源氏の狩衣着用は微行時に限られている事からわかるように、平安中期までは上流貴族の通常服として盛んに用いられました。院政期には狩衣の使用が一般化し、大臣などは狩衣を改良した小直衣を用い、次第に略礼装の位置を占めるようになりました。室町時代に内裏小番制度が確立すると、儀式のない日の当番には勅許を得た者は直衣、他は衣冠で参内することとなり、宮中での勤務服という性格を持つようになり幕末に至ります。近世では他家の元服への参列や宮中の和歌会や雅楽会への参列などにも使用しました。(これは専門的過ぎるな。)

閉 会

点 鐘

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