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第356回 例会2022年9月14日(水)0:00〜2022年9月20日(火)23:59 開催

開 会

点 鐘

ロータリーソング

四つのテスト

会長の時間

2022-23年度会長 大塚 和光

 皆様、おはようございます、こんにちは、こんばんは。どれか当てはまるもので、先ずは、ご挨拶。2022-23年度会長を務めます大塚和光です。どうぞ、よろしくお願い致します。

 引き続きSDGs目標2「飢餓をゼロに」について見てゆきます。クラウドクレジットの資料を参照します。現在の日本では私を含めてですが、飢餓と聞くと実際のところ「遠い国の話」という印象を持たれる方が多いと思います。飢餓や貧困といった言葉は日々の生活の中ではあまり頻繁に出てくる言葉ではないかもしれません。しかし、日本でも飢えに苦しむ方は少なからず存在します。さらに、この目標は飢餓に加えて持続可能な農業にも焦点を当てています。つまり、私たちの生活と密接に関わる目標なのです。

 なぜ、目標2「飢餓をゼロに」がSDGsに必要なのでしょうか?飢餓をゼロにするという目標は生命の根本的な部分であり、これを解決しないことには他の目標の達成は見えてこないのです。例えば、飢餓が起こる原因のひとつに初めに見てきた貧困があります。収入がないために食料を手に入れられずに飢餓に陥ってしまいます。これは、目標1「貧困をなくそう」と密接に関わる内容です。
 また、貧困に苦しむ地域では幼い子どもたちも家庭のために働かなければなりません。これは児童労働と呼ばれており、「学校に通わずに働く」ことは目標4「質の高い教育をみんなに」の達成に関わります。更に、「危険な仕事を行う」ことは目標5「ジェンダー平等を実現しよう」目標8「働きがいも経済成長も」目標10「人や国の不平等をなくそう」などの達成に関わるなど、様々な目標の達成が困難になってしまいます。
 更に、飢餓は気候変動とも関係があります。近年増加する気候変動により大雨や干ばつなどの自然災害が多発しており、農作物が育たないなどの影響が出ているのです。これは、目標13「気候変動に具体的な対策を」と関わっています。
 このように目標2「飢餓をゼロに」は、多くの目標の達成に関わる内容であり、SDGsのなかでも重要な目標と言えるでしょう。
 子供達の中でも女子に関しては更に複雑です。「ジェンダー平等を実現しよう」という場合、成人よりもむしろ未成年の、それも女子の場合が特に複雑で解決が困難な場合が多いと思います。男女を問わずでしょうが未成年の、特に児童と言われる年齢の子供達は自分自身が解決の手だてを持たない、持てない場合が多いのです。いわゆる大人が、周囲の責任ある成人、ひいては社会が保護し育成する仕組みを作らなければ救いがありません。児童売春などの例を挙げるまでもありません。アフガニスタンのタリバン政権をあげつらう訳にはゆかない現実が日本にも存在しているのです。

 運営会社:クラウドクレジット株式会社

 日本ユニセフ協会によると、5.6秒に1人、飢餓によって多くの命が失われており、5歳まで生きられない子どもたちは年間560万人とされています。飢餓によって失われる命でもっとも多いのが幼い子どもたちということです。子どもたちの生存状況は四半世紀で改善されたとはいえ、貧困地域では改善されないどころか増加傾向にあるのが実情です。

幹事報告

2022-23年度幹事 原 いづみ

◆2022 新型コロナウイスルに関する地区ガイドライン◆
 詳細は下記よりご覧ください。
 【2022 新型コロナウィルスに関する地区ガイドライン(配信用)

 

◆地区大会 新世代交流会ご案内について◆
 「新世代交流会」について、ガバナー事務所より内容が確定たとの案内がありましたが、今回の「新世代交流会」については、会場の都合上、各クラブ1名までの参加となるそうです。
 詳細は下記よりご確認下さい。
 【新世代交流会 ご案内 2022

 

◆ハイライトよねやま270号◆ 2022年9月13日発行
 下記よりご覧ください。
 【http://www.rotary-yoneyama.or.jp/content/uploads/summary/highlight270_pdf.pdf

委員会報告

出席委員会

第355回例会 出席率 66.6%
 会員数 3名 出席者 2名 欠席者 1名

Make Up

第355回例会のビジターコメント

川崎ロータリークラブ 元沢 伸夫 様


大塚会長のお話を拝読し、食料が足りてないという誤解をしていたことに気づきました。むしろ食料生産は倍増しているが、それが届かない地域があることが問題であり、そこには地域格差によるインフラの問題や教育の問題など課題が多様にある旨を学びました。

Smile Box

第355回例会のスマイル報告

前回はありませんでした。

カレンダー

卓 話

2022年9月3日(土)開催「危機管理セミナー」

 皆さんこんにちは、幹事の原です。今回の卓話は、先日開催されました危機管理セミナーのご報告としまして、ガバナー事務所より配信のありました、同セミナーの資料をご紹介させていただきます。

 講師の資料と、参考資料と、画面が二分割して掲載できれば良いのですが、残念ながらそれが出来ませんので、資料毎にまとめて掲載させていただきます。効率よく読み進めたいということであれば、PDF版も下記にリンクを付けておきますので、そちらをうまく利用して読んでいただくのが良いかと思います。
 なお、資料には一部動画の画像が入っており、注意書きでも入れておりますが、配信された資料には動画のリンクは入っていなかったため、こちらではその画像のみとなります。動画は見ることが出来ません。

 さて、今回のセミナーに出席して最も記憶に残っていることは、「決定は一人にさせること、でも、その責任は一人にはとらせないこと」という言葉でした。
 どのような組織でもそのトップに就く者が最終決定権をもつところが多いでしょうけれど、決定に至るまでは大抵会議などに諮られ、様々な意見も出されるでしょう。他者の意見を聞くことは悪いことではありませんが、それが時として判断のタイミングや判断自体を間違うことにもなりかねません。
 全くフィールドの違う話ですが、留学時代、優秀なリーダーに必要なことは何かというテーマでディスカッションをしていたときに、フランスの有名な企業家の話だったと思いますが、その答えを「決断力」だと言っていた企業家の話をした学生がいました。下された決断が「正しいか」「正しくないか」ではなく、瞬時に決断、判断を下す力こそ重要であるということでした。そして、その決断が間違っていたときには見直して進めていけば良いのだと。
 この留学時代のことを、今回のセミナーの危機管理における責任のあり方について思い出したのですが、最終的な決定を下す権限を与えられた一人には大きな責任が伴うものですが、その責任を一人には取らせないというのは、その決定権者が責任を取る必要が無いと言うことでは勿論なく、責任を一人に追わせるものではなく、間違っていたときには見返して反省材料にする必要があるということです。

 また、セクハラやパワハラなどハラスメントの問題というか扱い方について、これは私が訴えた数年前とは大分変わったなとは思いました。当時のガバナーと危機管理委員長から出された最終的な文書において、「行き過ぎた指導」と表現されたりしていたのも、このようなのも今改めて話のテーブルに戻したらどうなるのかと。
 私としては全く納得のいかない内容でしたが、「地区としては役割を全うしたものとして終結することにいたしましたので」と、一方的に告げられましたが、その文章をお見せした方達で同意された方はいませんでした。
 もっとも、その数年前の時代には、会員間の問題は対象外と言われ、最も驚いたのは、危機管理委員長に「対象外のことを貴女の為に忙しい中集まって対応しているのだから、感謝して受け入れるよう」にと言われたことです。更には、同席の危機管理委員(女性)には何が一番嫌だったのか訊かれ、この方は確か医師だったと思いますが、こうした方らこのような事を言われたことも、傷に塩塗られたかのようでした。

 今回この例会用に資料の編集をしていて見返していて改めて思ったのが、D2660の地区行事・セミナーでのハラスメント防止策として、「手に手つないで」を歌う場合は、手を繋がずに空で手を振る、とあります。
 私は子供の頃から父に連れられてよくロータリー行事には参加してきましたので、この「手に手つないで」に違和感を覚えたこともなく、ただ、大人になっていきなりこれを見たり経験したら、それは驚くだろうな、というのは十分理解してきて、実際ある宴会場でそれが始まったとき、それを後ろで見ていた仲居さん達がそれはそれは驚いた表情でいたのを見て、「まぁそうなりますよね」とも思ったものですが、すみません、話が脱線しましたが、この「手に手つないで」も、「せっかくだから恋人つなぎしちゃおう~」などと信じられないことを言われてやられた事もあり、勿論そんな馬鹿げた行動、考えを「手に手つないで」を歌う会員はそうそう居るわけではないでしょうけれど、たった一人のくだらない言動が、20年、30年親しんできた慣習に悪い印象を残してしまう、こんなこともあるのです。
 また、続けて「ハグはせずハイタッチにする」とありますが、何度かハグと抱きつくの違いは何なのか訊かれたことがあります。私の答えは、その違いが分からなければ、分からない状態でやるのはハグではなく抱きつくです、と。 
 
 少々はなしがズレて、しばらく封印していた問題の記憶が蘇り愚痴っぽくなってしまいましたが、話を元に戻しますと、危機というのは何処でも、誰にでも起こりうる事であり、『「必ず起こる」との自覚と覚悟』が必要です。以前「危機と思わないことが危機」と聞いたことがあります。
 大事故や大きな災害が発生すると、たいていの場合「想定外でした」という言葉がついてきますが、でも、これも後の資料にあるように「危機は常に想像を超えて発生するもの」であって、勿論想定の範囲に収まっていたら問題は起こらないと言うことではありませんが、どんなに備えをしていても完璧なことなど出来るはずもありません。
 大切なのは、事が起きてしまったときに、適切なタイミングで判断を下し、素早く行動に移していくことではないでしょうか。最初は傷口が痛くても、それが傷口を広げない一番の方策のように思います。そして、最悪な事態を想定して初動に取りかかる、これも大切なことだと考えます。例えば、避難命令を出すのに最初から広範囲を指定しておいて、状況を見ながら狭めていくのと、最小限の範囲で指定していてどんどん広げていくのと、どちらが安心感があるかと問われれば前者の方ではないでしょうか。

 最期に、下記にPDFの資料をリンクさせておきますが、先述のとおり例会画面の編集上全てつなげて表示することしか出来ないため、適宜見やすいように利用してください。

20220906 D2780危機管理資料PPT(近藤版)
220903_第1部ロータリアンがロータリアンであること
220903_第2部クライシスマネージメント

※セミナーでは動画が流されましたが、配信資料には動画は入っていないため、ここでは画像のみです。

※セミナーでは動画が流されましたが、配信資料には動画は入っていないため、ここでは画像のみです。

閉 会

点 鐘

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