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第365回 例会2022年11月16日(水)0:00〜2022年11月22日(火)23:59 開催

開 会

点 鐘

ロータリーソング

四つのテスト

会長の時間

2022-23年度会長 大塚 和光

 皆様、おはようございます、こんにちは、こんばんは。どれか当てはまるもので、先ずは、ご挨拶。2022-23年度会長を務めます大塚和光です。どうぞ、よろしくお願い致します。

 SDGsの目標3の指標の中には妊産婦の死亡率を下げるという指標が含まれています。妊産婦の死亡率は少しずつ減少傾向にあるものの、2017年時点でも全世界で30万人以上もの妊産婦が亡くなっています。全ての国で2030年までに出生10万人に対して70人以下にまで低下させるという数値ですが、現在のところ達成は難しいペースとなっています。
 すぐに達成できない理由の一つに国や地域によっての格差が激しいということがあります。例えば日本とカンボジアを比べると、カンボジアの妊産婦の死亡率は日本の34倍にものぼります。また、早い年齢(思春期出産)での出産はそれだけ母体に与える影響も大きくなるのですが、この率が世界でもっとも高い地域がサハラ以南のアフリカです。
 しかし、それでも現在行われている取り組みによって少しずつは成果が出ています。サハラ以南のアフリカの妊産婦の死亡率はここ15年ほどの間に35%、5歳未満児の死亡率は50%が低下しました。思春期出産率も2000年の時点では1,000人当たりに対して56人でしたが、2018年には44人にまで減少しています。

出典:国際連合広報センター公式サイト

 

 

妊産婦が命を落としてしまう原因は? 
 所謂、低開発国といった地域において妊産婦が命を落としてしまうことにはいくつかの理由や原因があります。まず相対的に見て、これらの国や地域では女性の社会的地位や文化的地位が低いという特徴があります。そのために女性の健康や保健が軽く扱われているのです。
 

貧困
 根本的には貧困問題もあります。死亡率が高くなっている地域、特に都市部から離れた過疎地や村落地では貧困に苦しんでいる地域が多くなっています。こういった地域では安定して栄養価の高い食べ物を得ることができず、栄養不足の状態に陥っていることも少なくありません。妊産婦は多くの栄養素を必要としているのですが、それが十分に足りていないために命を落としてしまうことにつながっています。
 

交通アクセスの悪さ
 もし食べ物が手に入る機会があったとしても、数が少ないこと、ここまでの輸送費や途中マージンの問題などが合わさって非常に高額になるという問題もあります。貧困地域では尚更こういった状況では食べ物を得ることはできなくなってしまっているのです。
 適正価格で食べ物を得るためには安定して食料が生産されることの他に、その地域までの交通アクセスなども関係しています。道路などの交通アクセスが整備されていない場所へは移動手段、輸送手段がかなり限定されてしまうために時間や手間が多くかかります。支援物資を運ぶ、支援人員が移動するにあたっても交通インフラの整備が重要になってきます。ただ、これは大規模な事業になるために政府や大企業の支援がなければ実現は難しくなっており、すぐに解決されない課題でもあります。
 

医療施設・スタッフの不足
 医療設備や医療スタッフが不足している問題もあります。安全で衛生的な医療設備が備えられていれば妊産婦の死亡率を低下させることが期待できますが、費用や資材の問題からなかなか整備がされていません。また、医療の専門家がそういった村落に常駐することも難しくなっているのが現状です。
 

紛争
妊産婦の死亡率が高い地域では戦争や紛争が起きたりして治安が悪いということがあります。戦争や紛争が起こると住居や田畑などがすべて失われてしまい、避難したりしなければならなくなります。避難キャンプなどに行く場合もありますが、そういった場所では食料や衛生用品なども十分にはなく、衛生環境が悪いところも多くあります。こういった原因や理由が重なって妊産婦が命を落としてしまっているのです。

出典:日本ユニセフ 公式サイト

 

 妊産婦の死亡率を下げるためにも様々な取り組みが行われています。その中でも力が入れられているのが「出産場所の確保」です。サハラ以南のアフリカや南アジアの地域では自宅出産をする妊産婦が多く、そこでは安全で衛生的な医療設備はなく、医療専門家の立会いもないまま出産が行われているのです。そのため難産や出血が多いといった事態の際に対応することができずに命を失ってしまっているのです。
 そこで現在行われている支援として保健センターのような設備で出産をしてもらうように促すということがあります。安全で衛生的な医療設備に教育された医療スタッフを配置することで安心して出産を行うことができるようにするというものです。
 しかし、医療スタッフを教育するためには時間や手間がかかります。また、その地域での社会的な慣習なども考慮しなければならず、保健センターまでの交通アクセスの整備も必要になってきます。それでも地道な活動によって少しずつ成果が出てきている途中段階に差し掛かってきているのが現状です。
 

 

 多くの命を救うための取り組みは様々な分野にわたって展開されています。子どもの死亡に大きく直結している医療の面に関しては多くの取り組みが行われています。
 発展途上国の村落部などでは医療機関が著しく不足しており、妊産婦の出産時にも医療専門家が立ち合っていることが全体の半数ほどしかないということも問題です。こうした状態を解決するために医師団の派遣や予防接種ワクチンの供給・実施、また医療施設が不足している地域では施設を作るだけでなく、医師の派遣や移動を可能にする交通アクセスの改善などが行われ、利用するための交通インフラの整備もされるようになりました。

出典:独立行政法人 国際協力機構JICA公式サイト

 

1人でも多くの命を救うために必要な支援は?
 サハラ以南のアフリカ、南アジアへの支援が急務
 妊産婦の死亡率はサハラ以南のアフリカと南アジアで特に高くなっています。現在も様々な支援は行われていますが、まだまだ足りていません。私たちが支援活動を行っている団体に少しずつでも寄付をすることで、活動を支えることができ、妊産婦の命を救うことにつながります。
 まずは現状を知り、私たちにできる支援方法を探してみてはいかがでしょうか。いつも申しますが、出来ることを出来るだけの精神で。

幹事報告

2022-23年度幹事 原 いづみ

◆休会のお知らせ◆
 アーカス湘南ロータリークラブ定款第6条第1節により、2022年11月23日(水)~ 2022年11月29日(火)に
 つきましては休会といたします。
 
 

◆「おなやみごと (ハラスメント) 相談窓口」フォーム設置◆
 2022年11月10日、第2780地区の危機管理相談窓口「おなやみごと (ハラスメント) 相談窓口」が開設されました。
 地区危機管理委員会が運営するロータリーアン、ローターアクター、新世代を含む皆様の相談窓口となっております。

 【おなやみごと (ハラスメント) 相談窓口 | 国際ロータリー第2780地区 (rid2780.gr.jp)

 (国際ロータリー第2780地区HPのトップページより、一番下までスクロールすると相談フォームが設置されております。)
 【【公式】国際ロータリー第2780地区 (rid2780.gr.jp)

 

◆メルボルン国際大会日本人親善朝食会◆
 2023年5月28日(日)開催、メルボルン国際大会日本人親善朝食会の案内が届きました。
 詳細については下記よりご確認ください。
 【メルボルン国際大会日本人親善朝食会のご案内

 ■メルボルン国際大会日本人親善朝食会
  日時:2023年5月28日(日)開場・受付AM7:00 開会AM7:30
  会場:ZINC AT FEDERATION SQUARE (ジンク フェデレーションスクエア内)
  会費:お一人様 9,000円
  定員:先着500名
  申込開始:2022年11月24日(木)
  申込締切:2023年3月31日(金)

 ※申し込みはクラブ単位になりますので、ご希望の方は早めに事務局にお知らせください。

 

◆ハイライトよねやま272号◆ 2022年11月11日発行
 下記よりご覧ください。
 【http://www.rotary-yoneyama.or.jp/content/uploads/summary/highlight272_pdf.pdf

 

◆第34回ローターアクト地区大会 開催のご案内◆
 詳細は下記よりご覧ください。
 【RC 2022-23 地区大会 開催案内

 出席をご希望の場合は、2022年11月29日(火)までに事務局にご連絡ください。

委員会報告

出席委員会

第364回例会 出席率 66.6%
 会員数 3名 出席者 2名 欠席者 1名

奉仕プロジェクト委員会

お米プロジェクトVol.4 ~ご飯を食べてポリオを根絶!!

 
 ご案内よろしくお願いします!!

アーカス湘南ロータリークラブお米プロジェクト案内 Vol.4
申込書

Make Up

第364回例会のビジターコメント

前回はありませんでした。

Smile Box

第364回例会のスマイル報告

前回はありませんでした。

カレンダー

卓 話

月間テーマ:ロータリー財団

 今週の卓話は、月間テーマであるロータリー月間に因み、地区のロータリー財団 財団資金推進委員長の山田修様より頂きました動画3本を掲載いたします。

 動画データの送付状として頂きました文面の一部も下記にてご紹介させて頂きます。

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 この度は、卓話の依頼を頂きありがとうございます。
 地区大会の際に、原様と大塚会長にもお話を伺い、双方ではなく録画した内容の動画と資料をご覧頂くことでロータリー財団へのご理解をさらに深めて頂ければと存じます。
 貴クラブは1人あたり年次基金寄付実績が直近5年で342.5%(685ドル)の達成率であり、地区内でダントツの1位のご実績を残されており、大変感謝しております。
 また、これらの寄付額はRIとは切り離されたロータリー財団の活動に全額が使われております。引き続き、ご協力のほどよろしくお願い申し上げます。

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閉 会

点 鐘

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