icon_calendericon_facebookicon_gearicon_info!icon_keyholeicon_mailicon_personicon_smilelogo_rotary_2780

第370回 例会2023年1月11日(水)0:00〜2023年1月17日(火)23:59 開催

開 会

点 鐘

国 歌

ロータリーソング

四つのテスト

会長の時間

2022-23年度会長 大塚 和光

 皆様、おはようございます、こんにちは、こんばんは。どれか当てはまるもので、先ずは、ご挨拶。2022-23年度会長を務めます大塚和光です。どうぞ、よろしくお願い致します。七草も過ぎ、俳句の季語でいえば「十日はや」といったところ。しかし、ここは年の初めですから新年のご挨拶を申し上げます。

 皆様、あけましておめでとうございます。笑顔のあふれる一年でありますようお祈りいたします。本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

 これは実は自分の年賀状の決まり文句で、ずっと使い続けている言葉なのです。しかし、昨年来の世界の情勢を見ると、心から「笑顔のあふれる一年」にしてゆきたいものだと思います。
 さて、ここまで世界の教育の現状と課題について触れてきました。ではなぜ世界の子ども達は十分な教育を受けられないのでしょうか。ここでは8つの理由を紹介します。

十分な教育を受けられない理由8選

理由1|貧困が原因で教育が受けられない

 教育が受けられない最も大きな要因は「貧困」です。以下のグラフは2017年以降の世界の子どもの貧困率です。

出典:Inequality – Poverty rate – OECD Data

 1位の南アフリカでは子どもの貧困が約3人にひとりの割合で発生しています。日本という経済的に恵まれた国でさえも、子どもの貧困率は世界の中で上位にランキングしていることに驚かれた方もいるでしょう。子どもが貧困状態にあることによって、健康面で学校に通うことが難しくなることはもちろん、家計を助けるために学校に通わず、外へ働きに出るケースも多くあります。
また、学校に通うお金や、教科書や文房具など必要な持ち物を買うお金がなく、教育を受けることのできない子ども達も多くいます。「貧困」は子どもたちが教育を受けることのできない大きな理由の一つなのです。

理由2|児童婚が原因で教育が受けられない

 児童婚とは結婚や出産を18歳未満で経験することを指します。児童婚は、本人の意思ではなく、その地域や国の慣習や文化により結婚を強制されるケースがほとんどです。ユニセフは、2019年時点で7億6,500万人(男の子:1億1500万人、女の子:6億5000万人)の子どもたちが18歳未満で結婚していると推定しています。
児童婚は、男女ともに、家庭を築くために就業を強いられてしまうだけではなく、子どもが負うべきではない過剰な「責任」が発生し、精神的な負担がかかってしまうという実態もあります。その結果、児童婚をした子ども達は教育の機会を奪われてしまうのです。
また女の子に関しては、学校に通えていても、途中で妊娠した場合、中退せざるを得なくなるというケースもあります。

理由3|学校環境によって教育が受けられない

教育を受けられない原因として「学校の環境」も大きく関係しています。
ユニセフと世界保健機関は、世界の学校の43%で、石けんと水による基本的な手洗いをするための設備を利用できなかったと指摘しています。また後発開発途上国では、10校中7校には基本的な手洗い設備がなく、半数の学校には水や衛生設備が設置されていないという実態もあるのです。さらに学校に女子トイレがないなど、性差によっても環境が異なることもあるといいます。世界では約6億9,800万人の子どもたちが、学校で基本的な衛生サービスを受けられず、やむを得ず学校を辞めたり入学を断念するケースがあります。

理由4|兄弟の世話をしなければならない

子だくさんで両親とも働かなければならない家庭で、保育園や幼稚園が整っていない国では必然的に小さな兄弟の面倒を兄や姉が面倒を見なければならないことがあります。
当然、面倒をみる時間が増えれば学校に通える時間は少なくなってしまい、満足に勉強をすることが困難になってしまうでしょう。兄弟の世話をしなければいけないという状況下に置かれ、学校に通いたくても家庭で一日を過ごさざるを得ないのです。

理由5|重病にかかってしまう

日本では「いつでも」「誰でも」必要な医療サービスを受けることが出来ます。私たちにとっては当たり前のことですが、貧しい国や地域では一度病気になってしまうと満足のいく医療サービスを受けることが出来ません。理由としては、衛生環境が劣悪なうえに、不衛生な暮らしをしていることから栄養不足に陥り、病気にかかりやすくなってしまいます。近くに病院もないため病気が重症になってしまい、治らない子どもたちがいます。
一度病気になると治療が受けられず、病気が原因で学校に通えなくなってしまい教育が受けられないといったことがおきます。

理由6|戦争が原因で教育を受けられない

戦争や紛争のある国や地域で暮らす子供たちは、戦争に巻き込まれて亡くなってしまうケースや戦争による被害から学校が破壊されてしまい教育を受けられないことがあります。
また、戦争や紛争に巻き込まれないために難民として避難を余儀なくされる場合や兵士の一員として紛争地域に駆り出される子供たちがいます。

理由7|学校で教える先生がいない

そもそも、学校で勉強を教えるための先生がいないこともあります。先生を育てる仕組みがないことや、子どもたちにかかる費用で精一杯になり先生に給与が支払われない国や地域があります。給与や生活環境の問題からそのような地域へ先生が行きたくなくなってしまい、先生が不足してしまうケースがあります。学校があっても教える人がいなければ教育を受けることが困難になってしまう子供たちがいます。

理由8|家計を助けなければならない

子どもを学校に通わせる余裕がない家庭では、お金を稼ぐために子どもが働くしかないことがあります。子どもでも農作を手伝ったり外に出稼ぎへいったりする子どもたちが大勢います。中には、子どもを学校に通わせるくらいなら働かせた方がましだと考える親や女の子であれば家事だけをすればいいと考えている親がいます。途上国ではこうした貧しくて困っている家族のために、学校にいかず働き家庭を助けなければならない状況にいる子どもたちがいます。

幹事報告

2022-23年度幹事 原 いづみ

◆ロータリー奨学生帰国報告会◆
 日 時 2023年2月18日(土)13:30 ~ 受付 
               14:00~15:30 奨学生帰国報告会 / 15:40~17:00 懇親会

 報告者 2020-21年度ロータリー奨学生 岡山 夏生(海老名欅RC推薦)
                      パリ政治学院 留学
     2021-22年度ロータリー奨学生 小林 拓海(海老名RC推薦)
                      King’s College London 留学

 場 所 第一相澤ビル6階「会議室」 / Zoom会議室(後日お知らせいたします。)

 参加費 会場 2000円 /Zoom 無料

 参加をご希望の方は、2023年1月31日(火)までに幹事へご連絡ください。

 

◆ロータリーレート◆
 1月 1ドル=132円

 

◆ガバナー月信◆
 下記よりご覧ください。
 【月信2022 第7号

 

◆2023年1月 職業奉仕月間 リソース◆
 下記よりご覧ください。
 【2023年1月|職業奉仕月間

 

◆木曜ICTでしょう!(地区クラブ管理運営委員会主催)◆
 詳細は下記よりご確認ください。
 【木曜ICTでしょう_クラブ宛て (下期)-0110

 

◆ガバナーノミニー 確定宣言◆
 下記よりご覧ください。
 【ガバナーノミニー確定宣言_2022.12.22

 幹事報告の場ではありますが、GNに確定した松下氏について、私が2018年の会長在任時、当時第七グループのガバナー補佐エレクト(以下AGE)に内定していた松下氏に投げつけられた、本クラブやかつてのEクラブを愚弄する暴言の数々、非紳士的な言動について、対面式の例会でしたら補足で伝えていると思いますので、こちらでも記載させて頂きます。

 第150回<例会2018年4月11日(水)0:00〜2018年4月17日(火)23:59 開催>「会長の時間」より一部抜粋して引用します。
 
 『今でも残念ながら「Eクラブはウェブ上で例会だけやっているクラブ」という認識が外の人にあるばかりでなく、会員でも例会にさえ出ていればいいという認識の方がいるようですが、おそらくそうした方たちは手続要覧も定款・細則などもしっかり読まれたことが無いのでしょう。驚くべきことに、先日第7Gの松下AGEが「Eクラブは(2016年の規定審議会で)無くなった」「Eクラブはどうでもいいから無視して既存スタイルのクラブでもEクラブのように例会をできるようにした」「Eクラブはロータリークラブではない」「インターネットで簡単にメークアップできて500円払えばいい、そんな程度のクラブ」等、とても聞き捨てならないことを発言されていたのみならず、私たちが奉仕活動をしていないという発言までされておりました。

中略

 松下氏の発言については、本人に当クラブの例会にて会員に向けて発信して問いかける旨お伝えし、本人もご納得いただいたうえでそのまま掲載してございます。』

 この話をしていた時に、2010年の手続き要欄に既存スタイルのクラブと同様に奉仕活動や募金行事、親睦活動に取り組み、RIの加盟員として全ての権利、特権、義務を有する旨が記載されており、更には同要欄において言及されているロータリークラブには、特に記載の無い限りEクラブも含まれるとされているが、そういう資料など読んで勉強した上でそうした事を発言されているのかと返したところ、浅はかにも「無い!」と言われ、それならばきちんと勉強してからお話してくださいとお伝えしたところ「誰に向かって言ってるんだ!」と立ち上がって怒鳴られたことは今でもよく覚えております。

 その後、松下氏からこの件では一切お話はありませんので、この一件についてどう考えているのかは存じませんが、こうした侮辱する言葉の数々をAGEとして発言しているのだと平然としておっしゃるような方、考え方の持ち主がGNに決まったということで、このままいけば数年後にはガバナーとして公式訪問などされることになるのでしょうが、会長在任時にこれ以上無い言葉で自分のクラブを愚弄された私としては、こういう方がガバナーになるのは如何なものかと思いますし、ましてや公式訪問に一体どのような顔して来るのかと思わずには居られません。
 時が来れば、当時は勉強不足でした云々とでも言うのでしょうが、そして、ロータリアンの寛大な精神で云々と私のことも周囲が丸め込もうとするのでしょうが、私にとってはそのように簡単に収められる問題ではなく、決して忘れることはありません。
 

委員会報告

出席委員会

第369回例会 出席率 66.6%
 会員数 3名 出席者 2名 欠席者 1名

奉仕プロジェクト委員会

ご案内、お声がけをお願いいたします。

アーカス湘南ロータリークラブお米プロジェクト案内 Vol.4
申込書

Make Up

第369回例会のビジターコメント

川崎ロータリークラブ 元沢 伸夫 様


会長のSDGs目標4「質の高い教育をすべてに」の障壁になっている事項のお話、大変勉強になりました。生まれた国によってその子の生涯に影響する教育を受けられないという無念さはなんとも言葉になりません。この現実を真摯にうけとめ、我々にできることを考えたいと思います。ありがとうございました。

Smile Box

第369回例会のスマイル報告

前回はありませんでした。

カレンダー

卓 話

今月のRI会長メッセージ紹介

2023年1月 RI会長メッセージ

ジェニファー E. ジョーンズ
2022-23年度会長
 
ロータリーでは最近会員にアンケートを行いましたが、その結果には、意外ではないとはいえ、リーダーたちの多くが思わず目を見張るものがありました。それは、会員満足度の最も重要な要因はクラブ体験だということです。クラブがどれだけ居心地よく感じられるか、クラブの例会がどれだけ意義のあるものか、どれだけ奉仕プロジェクトに関われていると感じるか。

私は今年、この事実をロータリーの世界で目の当たりにしてきました。クラブとの絆を実感すると、会員はクラブを去ろうとは思わなくなります。そして、そういう絆は「ロータリーならではの瞬間」に築かれるものです。つまり、人と人との特別なつながりと自分たちの奉仕のインパクトを感じる瞬間のことです。イマジン・インパクト・ツアーでは、そういうロータリーの瞬間に光を当てて、会員の皆さんに自分たちのストーリーを語ることを促します。

しかし、そういう絆を作り、維持するのに大きな効果があるものがほかにもあります。それは、ロータリアンにとっても、ローターアクターにとっても、居心地のよさと配慮です。私のロータリー仲間のトッド・ジェンキンスさんが言うように、「人々はあなたの頭の中をのぞくことはできませんが、あなたの行動は見ることができます」

私たちが扱うのは人間関係です。お互いを大切にしあい、お互いに心からの気遣いを示すことができれば、一生の友達ができ、その友情の輪を広げるために何でもするようになることでしょう。

大事なのは、どうすれば日々の暮らしの中で大切なことを見逃さず、本当に大切なことのために行動を起こせるか、なのです。その答えは、お互いのために時間を使い、積極的にお互いの話を聞き、入会時期や役職にかかわらず、すべてのロータリー会員を等しく価値のあるものとして扱うことにあります。

私やほかのロータリーの指導者たちは、皆さんのクラブ体験をより価値あるものにする方法について、いろいろなアドバイスを提供することができます。しかし何より大事なのは、全ロータリークラブの全会員が声を上げて、お互いの話を聞くことです。ロータリーでの活動から得たいものをロータリー仲間と共有し、それを実現するためのオープンな話しあいをすることを恐れるべきではありません。

ロータリークラブを率いるというのは、そのような対話を促し、新しいアプローチを積極的に試みることなのです。優れたリーダーシップとは、与えることです。ほかの人びとを支えること。ほかの人びとに勝利を味わわせること。

最後に、クラブのリーダーたちにお願いがあります。女性会員の増強に、世界中でもっと注力するべきです。今年は少し女性の会員数が増えていますが、もっといい結果が出せるはずです。ロータリーは再び成長のときを迎えています。執筆時で、会員数120万人を再び超えるのにあとほんの少しのところまで来ています。ですから、大勢の新会員をクラブに迎えいれて、一生ロータリー活動を続けてもらえるように、気を配って快適なクラブ体験になるように、これまで以上に頑張っていきましょう。

閉 会

点 鐘

過去の例会過去の例会のアーカイブ