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第374回 例会2023年2月8日(水)0:00〜2023年2月14日(火)23:59 開催

開 会

点 鐘

ロータリーソング

四つのテスト

会長の時間

2022-23年度会長 大塚 和光

 皆様、おはようございます、こんにちは、こんばんは。どれか当てはまるもので、先ずは、ご挨拶。2022-23年度会長を務めます大塚和光です。どうぞ、よろしくお願い致します。

2月1日、第374回の卓話はRI会長メッセージでした。ジェニファー E. ジョーンズ会長が次のように述べています。ロータリアンの皆さんは勿論お読みになっているとは思います。実際、額面通りには受け止めきれない向きもありましょうが、RIのリーダーの言は重いと思います。そこで、テーマに入る前に再読、一読しておきましょう。

 〇先日、ウガンダのナキバレ難民居住地に滞在しました。「居住地」という名前の通り、そこで人々は自由に行き来でき、住民ができるだけ新しい暮らしになじめるように工夫されています。このことが、この難民居住地をユニークなものにしているのです。
 十数カ国から集まった少年少女たちとサッカーをしたり、紛争地域から逃れてきた女性達と話をしたりする機会がありましたが、まさに、涙と笑いで紡がれた人生のタペストリーでした。
 居住地の学校内を先生が案内してくれて、女児の教育に関する厳しい現実を教えてくれました。ほとんどの女児は小学校を卒業しないまま家計を助けるために結婚させられます。そのような女児を見て暗たんたる思いになりました。
 女児と女性のエンパワメントという私たちの仕事は、公平性を想像するというだけの話ではありません。健康や教育に関わることもあります。それに、安全税の確保に関わることもあります。アプローチは違っても、常に、基本的人権の問題なのです。
 私たちは、女児と女性のエンパワメントのためにもっとできることがあります。そして、ロータリーの会員とパートナーがこの目標に向けてどのように歩んできたのか、もっと情報発信していくべきです。
 ナイジェリア女性のための無利子小口融資から、女児に生理用品を提供するインドでのプロジェクトまで、人々に感動を与えるロータリーの活動には枚挙にいとまがありません。ロータリーの重点分野で何百もプロジェクトが行われており、大きな変化をもたらしています。そして、それらが時として人の命を救う結果になることもあります。
 皆で力を合わせれば、世界中の女児が日常的に直面している不公平という問題にも、対処できます。同時に、ロータリー行動グループ、ロータリー財団専門家グループ、ロータリー平和フェローなど含むロータリーのリソースや専門家の意識を高めるためにも、これらのプロジェクトの影響を監視していかなくてはなりません。
 女児と女性の人生に、良い影響を与える取り組みのストーリーを発信していくことが特に重要です。この点は、個人的に深く共感しているところです。ソーシャルメディア、地元のニュースメディア、『ロータリーの友』、そして誰かにインスピレーションを与えられる、全ての機会をとらえ、ロータリーのストーリーを共有していきましょう。
 また、地域だけでなく、世界中で活動しているロータリーの会員たちとの交流を促すような情報を発信することも重要です。皆の成功事例を共有し、互いに学び合いましょう。そして、より多くの人々に誇りを持って私たちのストーリーを伝えていきましょう。
 今や、ロータリーは大躍進の時代を迎えており世界中で注目されています。女児や女性のポテンシャルが最大限に発揮できるようにロータリーが活動していけば、私たちロータリーはポジティブで持続的な変化を生み出すための会員増強とより強力なパートナーシップへの新しい道のりを切り開くことができます。この大事な取り組みのために、引き続きご協力をお願いします。
 

 ロータリーが既に取り組み、成果を上げている状況も踏まえつつ、まだまだ課題が多いのも現実です。今回からはSDGsの5番目の目標について考えてみましょう。

 現在、世界では男性と女性の間にある格差を含め、ジェンダーに関する多くの問題があり、社会全体の発展を停滞させてしまうと懸念されています。このような問題を解決するためにSDGsの目標5では「ジェンダー平等を実現しよう」という国際目標が立てられ、各国政府や組織、企業は取り組みを行っています。
 ジェンダーの平等とは男女の格差を是正するだけでなく、男性も女性も全ての人が自らの能力を最大限発揮するための機会を享受することができる世の中にしていかなければならないということです。
 ジェンダー平等を実現することは持続可能な社会を築くためにも必要な基盤です。そのために国連で採択された持続可能な開発目標(SDGs)の17の目標の中の1つに、ジェンダー平等の実現が掲げられました。この目標により、全ての女性と女児のエンパワーメント(力をつけること)を図ることを目的としています。それは世界人口の半数が女性と女児であり、世界の可能性の半分を担っていると言えるからです。
 残念ながら、世界の至る所でジェンダーの不平等な状況が顕著に見られ、社会全体の発展を阻害しています。それは日本も例外ではありません。一例としては政治的あるいは経済的な意思決定のプロセスにおいて、女性の参画が著しく遅れています。
 ジェンダー平等を実現することは、本当の意味で全ての人が基本的人権を享受することができる世界につながります。ジェンダーによる差別や暴力、有害な慣行は撤廃・排除されなければならず、家事や育児などの無報酬労働の認識や分担、意思決定への女性の参画がなされなければ、政治的あるいは経済的な平等は提供されません。
 また、性と生殖に関する健康・管理に関しても、すべてのカップルと個人が性と生殖に関する決定を自らの責任において自由に行うことができ、そのために必要な情報や手段へのアクセスを享受できることが必要となっています。
 これらの内容をSDGs目標5「ジェンダー平等を実現しよう」では9つのターゲットに据えて、世界中でジェンダー平等を達成するための取り組みが行われています。
 

ターゲットは以下の9項目です。
5.1 あらゆる場所における全ての女性及び女児に対するあらゆる形態の差別を撤廃する。
5.2 人身売買や性的、その他の種類の搾取など、全ての女性及び女児に対する、公共・私的空間におけるあらゆる形態の暴力を排除する。
5.3 未成年者の結婚、早期結婚、強制結婚及び女性器切除など、あらゆる有害な慣行を撤廃する。
5.4 公共のサービス、インフラ及び社会保障政策の提供、並びに各国の状況に応じた世帯・家族内における責任分担を通じて、無報酬の育児・介護や家事労働を認識・評価する。
5.5 政治、経済、公共分野でのあらゆるレベルの意思決定において、完全かつ効果的な女性の参画及び平等なリーダーシップの機会を確保する。
5.6 国際人口・開発会議(ICPD)の行動計画及び北京行動綱領、並びにこれらの検証会議の成果文書に従い、性と生殖に関する健康及び権利への普遍的アクセスを確保する。
5.a 女性に対し、経済的資源に対する同等の権利、並びに各国法に従い、オーナーシップ及び土地その他の財産、金融サービス、相続財産、天然資源に対するアクセスを与えるための改革に着手する。
5.b 女性の能力強化促進のため、ICTをはじめとする実現技術の活用を強化する。
5.c ジェンダー平等の促進、並びに全ての女性及び女子のあらゆるレベルでの能力強化のための適正な政策及び拘束力のある法規を導入・強化する。

 次回からはこの目標の達成状況と日本や世界各国の現況を見てゆきます。

幹事報告

2022-23年度幹事 原 いづみ

◆ロータリーレート◆
 2月 1ドル=130円

 

◆ガバナー月信 2月号◆
 下記よりご覧下さい。
 【月信2023 第8号

 

◆2023年2月|平和構築と紛争予防月間|リソースのご案内◆
 下記よりご覧ください。
 【2023年2月|平和構築と紛争予防月間

 

◆My Rotary 登録率UP キャンペーン◆
 詳細は下記よりご覧ください。
 【MyRotary登録率UPキャンペーン_クラブ宛て(ICT)

 

◆5/20(土)ロータリー全国囲碁大会案内◆
 詳細は下記よりご覧ください。
 【【囲碁同好会20230520全国大会】RC宛案内状

 

委員会報告

出席員会

第373回例会 出席率 66.6%
 会員数 3名 出席者 2名 欠席者 1名

奉仕プロジェクト委員会

ご案内、お声がけをお願いいたします。

アーカス湘南ロータリークラブお米プロジェクト案内 Vol.4
申込書

Make Up

第373回例会のビジターコメント

前回はありませんでした。

Smile Box

第373回例会のスマイル報告

前回はありませんでした。

カレンダー

卓 話

2023-24年度会長テーマ「世界に希望を生み出そう」

 2023年1月9日、米国フロリダ州オーランドで開催されたロータリー国際協議会において、サウス・クイーンズフェリー・ロータリークラブ(スコットランド)の会員であるゴードン R. マッキナリー国際ロータリー会長エレクトより2023-24年度会長テーマ「世界に希望を生み出そう」が発表されました。
 この講演においてマッキナリー氏は、問題を抱える国で平和を推進し、紛争の影響を受けている人びとを助け、過去のリーダーたちが始めたイニシアチブを引き継いでいくよう会員に呼びかけています。このテーマが発表された直後に、そのこと自体は把握していたのですが、講演内容などは詳しく確認しておりませんでした。しかしながら、今回の例会の卓話をどうしようかと思案し、何か良い素材はないかとRIのウェブサイトを開いたところ国際協議会の報告が掲載されており、これらに関連する資料を確認しました。
 今月は皆さんご存知のとおり、月間テーマが「平和構築と紛争予防月間」です。ちょうど良い機会ですので、こちらで共有させて頂こうと思いました。

原 いづみ

 

2023-24年度テーマ:ゴードン R. マッキナリーRI会長エレクトの講演 PDF版
ia23-speech-mcinally-theme-ja

閉 会

点 鐘

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