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第376回 例会2023年2月22日(水)0:00〜2023年2月28日(火)23:59 開催

開 会

点 鐘

ロータリーソング

四つのテスト

会長の時間

2022-23年度会長 大塚 和光

 皆様、おはようございます、こんにちは、こんばんは。どれか当てはまるもので、先ずは、ご挨拶。2022-23年度会長を務めます大塚和光です。どうぞ、よろしくお願い致します。

 資料は沢山ありますので、もう少し新聞紙面から現在の日本のジェンダーギャップに関する報道を見てゆきましょう。国民意識というべきものが示されていると思います。いわゆる先進国の中では最下位であるという現実がはっきりと見えてくるかもしれません。

 

 2021年3月8日付朝日新聞「ひととき」欄に以下の投稿があります。「ジェンダーを考える」として継続して取り上げられているうちの一つです。

 20年ほど前のこととして元小学校校長であった女性が投稿されたものです。「最近の女性蔑視発言」とあるのは2021年のことですから見当がつきますね。20年経っても同じような状態だというのは、さもありなんというところ。校長会のような、つまり学校長と言われるような人々の集まりでさえもこんな状態なのだ、ということですね。いやいや、私には、さもありなんと思えます。広島県だから、じゃないでしょうね。
 

 次は2022年7月5日と8月4日付の朝日新聞声欄の記事です。

 

 前回、私自身の経験を書きました。土井さんの投稿にもあるように長女が2歳になろうかという頃でした。あれからもう40年以上経ちます。しかし、社会一般の育児認識は旧態依然であるようです。野村さんの投稿からは、やはりこの30数年間あまり「進歩」があるとは思えない現実が垣間見えます。次の2022年7月18日付の記事はいかがでしょう。                                                   

 この投稿をされた池田さんは、日本はジェンダーギャップを解消する長い道のりの途中にあるという認識です。この点は私も同じ認識です。その上で彼女は「この30年余でこんなに変わったのだから今後、もっと良い変化が起こると信じたいです。」と続けています。
 私も前回50年ほど前のニュージーランドでの私自身の経験を書きました。そして、隔世の感と思えるほど良い変化が起きてきたのを感じています。ですから、今後30年、あるいは50年、いやいやもっとかもしれませんね、かかってしまうのかも知れませんが、フィンランドやニュージーランドに負けない社会になってゆくものと信じたいと思います。
 

 今回の最後に2022年7月22日付の朝日新聞の記事を紹介します。国土交通省がらみの話ですが、これは恐らく、いずこの省庁も地方の行政機関も大同小異であると思えます。
 担当大臣や担当者の言葉通りに「速やかに改善」されることを期待したいと思います。いずれ「昔はこんな話があったねぇ」となりますように期待したいとも思います。

幹事報告

2022-23年度幹事 原 いづみ

◆藤沢南RC 3~4月例会休会及び変更のお知らせ◆
 詳細は下記よりご確認ください。
 【藤沢南RC 3~4月

委員会報告

出席委員会

第375回例会 出席率 66.6%
 会員数 3名 出席者 2名 欠席者 1名

奉仕プロジェクト委員会

ご案内、お声がけをお願いいたします。

アーカス湘南ロータリークラブお米プロジェクト案内 Vol.4
申込書

Make Up

第375回例会のビジターコメント

前回はありませんでした。

Smile Box

第375回例会のスマイル報告

前回はありませんでした。

カレンダー

卓 話

 ロシアがウクライナへの軍事侵攻を開始して、今月24日で1年になります。プーチン大統領は当初短期に終結に持ち込める見込みだったとのことですが、圧倒的に優勢とみられていた軍事大国のロシアに対し、欧米による軍事支援もあってウクライナが思いの外に抗戦を続けており、領土奪還を目指すウクライナ軍の今日に至っています。予想に反して長期戦となった今、間もなく1年を迎えるこの時に合わせてロシア軍が再び大規模なミサイル攻撃を仕掛けてくるという見方が政府高官から相次いで示されていて、警戒が高まっています。

 ウクライナ危機へのロータリーの対応として、既に皆さんご存じの通り2022年3月3日から4月30日までにロータリー災害救援基金が設けられ、こちらに寄せられた全ての寄付は、ウクライナ難民またはこの戦争の被災者支援が行われている地域への人道的救援活動に活用されました。
 当クラブでもエンド・ポリオの一環として実施していた募金活動であるお米プロジェクトを急遽ウクライナ支援のための募金活動として変更して実施したところですが、世界中からロータリーに1,500万米ドル以上の寄付が募せられ、この資金は、人びとに必要不可欠なサポートを提供する400件以上の補助金に活用されたそうです。
 このように、ロータリー会員は既にウクライナの人びとへの惜しみない支援を行っておりますが、人道的支援の要請が引き続き非常に多いことから、ロータリー財団により一時的な基金として「ウクライナ救援基金」が新たに設置されました。この基金は、この戦争で被災した人びとの継続的かつ緊急のニーズ、また被災者を助けたいというロータリー会員の思いに応えるものであり、同基金への寄付は2023年12月31日まで受け付けられています。

 現在実施している今年度のお米プロジェクトはエンド・ポリオとしての募金活動として行っておりますが、こちらが今のところお申し込み数がかなり少なく苦戦しており大変残念な状況ですし、選別作業の方も今年は昨年の何倍も手間がかかって正直大変なのですが、それでもそのうちお申し込みが増えてくれるはず!と思い少しずつ進めております。
 宣伝など、今のところあまり積極的に行っていないことも大いに影響しているとは思いますが、これからしばらくはエンド・ポリオとウクライナ支援と二本立てのお米プロジェクトにしても良いかもしれないとふと思った次第です。
 以下では、ロータリーによる救援活動のストーリーとしてRIのウェブサイトに掲載されている、ウクライナ難民に情報、移動手段、医療品やシェルター等を提供するために、欧州や世界各国のロータリークラブやロータアクトクラブが周辺地域の会員とともに支援活動に乗り出している様子をご紹介いたします。

原 いづみ

ロータリーのネットワークがウクライナ難民に迅速な人道支援

ウクライナでの戦争により、民間人の避難が余儀なくされ、深刻な人道的影響が出ています。国連によると、500万人以上(その大半は女性と子ども)が近隣諸国とヨーロッパ全域に避難し、ウクライナ国内の避難民も約700万人に上っています。

難民に食糧、水、医療、シェルターを提供するため、欧州や世界各地のロータリークラブとローターアクトクラブが、周辺地域の会員とともに迅速に支援活動に乗り出しています。

世界中からの温かいご支援のおかげでロータリー財団に1,500万ドル以上のご寄付が寄せられ、この資金は災害救援補助金として優先的に活用されます。

以下に、4月20日時点での最新のプロジェクトをいくつかご紹介します。

ウクライナのロータリークラブによる活動
・チェルカスィ・ロータリークラブは、地元の複数の病院のために医療物資と医薬品を購入・配達しました。クラブはまた、スムイ、ヘルソン、ハリコフ、チェルニヒウから避難してきた250家族のために毎日の食事を手配しました。
・ハリコフ・インターナショナル・ロータリークラブの会員数名は、国境を接する国に赴き、避難民たちが新しい生活に適応できるよう援助しています。これらの会員はまた、Yellow Helpプロジェクトを通じて紛争地域の家族たちの避難を援助しています。
・キーウ・シナジー・ロータリークラブは、イタリアから350箱分の医療物資を調達し、キーウとスムイに配達しました。
・キーウ-ソフィア・ロータリークラブは、キーウとイルピン-ブーチャの住民たちに温かい食事を準備し、届けています。会員たちは、衛生用品と医薬品を購入し、若い母親や高齢者に配りました。
・リヴィウ・ロータリークラブの会員は、欧州諸国から届いた救援物資の荷下ろしと整理を手伝い、ウクライナ各所の救援物資収集場所に届けるための手配を行っています。

クラーゲンフルト-ヴェルタージー・ローターアクトクラブ(オーストリア)の会員は、ウクライナ避難民を援助するために医療品、食料、寝袋、発電機を集め、ポーランドとウクライナの国境に届けています。

 

そのほかのロータリーの活動
・第2231地区(ポーランド)のクラブは、50,000ドルの災害救援補助金を活用して、ウクライナから逃れてきた難民に移動手段、宿泊場所、食料、医療援助を提供しています。
・第2240地区(チェコ共和国)は、被災者のために寝袋、医薬品、食料、除細動器、心電図装置、酸素濃縮器など5万ドル相当の物資を購入しました。
・ドイツの地区ガバナーは、会員による取り組みやオンラインでの支援活動の調整にあたる全国規模のタスクフォースを設置しました。政府機関や非政府組織との窓口となるタスクフォースの事務局は、ベルリンに設置されています。
・フランス全土のロータリークラブが力を結集して、難民のための必要物資の収集と配布にあたっています。国内のクラブから寄せられた寄付と物資は、地区ガバナーが取りまとめ、ウクライナのロータリークラブの支援のほか、ポーランドとルーマニア経由でやってきた難民の支援や、これらの国にいる難民のフランス移送などに役立てています。ニーズの特定は、フランスがかかわる複数の国際共同委員会が行っています。
・第1910地区(オーストリア)は、25,000ドルの災害救援補助金を活用して、オーストリアに逃れてきたウクライナ難民のために、宿泊場所、ベビー用品、医薬品、衛生用品、心のケア、食料、電化製品などを提供しています。
 

欧州のローターアクト
欧州全域のローターアクターのための多地区合同情報組織「欧州ローターアクト情報センター(European Rotaract Information Centre)」は、難民とボランティアのための情報をまとめたサイト「United for Peace」(平和のための団結)を開設しました。

・このサイトには、難民が利用できる無料の鉄道、バス、航空機に関する情報に加え、必要とされている支援や物資、各国境地域での支援方法のリストが掲載されています。
・サイトにはそのほかに、ウクライナ西部の都市リヴィウの病院や、各地で支援を行っているクラブ、地域の他団体のための募金の詳細も掲載されています。
サイトは、国境で行き場をなくしている難民のための避難所をローターアクターが手配するのにも役立っています。難民の宿泊のために自宅を提供できるボランティアは、オンラインフォームから登録し、宿泊できる人数と期間を指定できます。当初、このサイトはウクライナを逃れるロータリー会員を援助するための取り組みとして開設されましたが、現在は、援助を申し出る欧州全土のロータリー会員によって利用されています。
・必要とされている物資と寄贈物資をつなげる役目を果たしているこのサイトは、緊急のニーズを満たす方法について10カ国、60人のチームがビデオ会議で協議してから48時間以内に立ち上げられました。
 

ウクライナ
ウクライナには62のロータリークラブと6の衛星クラブがあり、その会員数は約1,100人です。また24のローターアクトクラブがあり、その会員数は300人以上です。

・第2232地区(ウクライナとベラルーシ)は、この危機の影響を受けた人びとを支援するための委員会を結成しました。委員会は、生活必需品を確保するための募金に乗り出し、世界中のロータリー会員に支援を呼びかけています。
・リヴィウ市には、ウクライナの他の都市からの避難民が流入しています。リヴィウ・インターナショナル・ロータリークラブは、地方自治体や主要病院と協力して、避難民がアクセスできる救援物資のオンラインスリストを作成しました。寄贈物資を病院に届け、現地の倉庫で保管するための手配は、会員たちが行っています。
 

ポーランド
ポーランドは100万人以上の難民を受け入れており、国内のロータリークラブが寄付の窓口となる口座を開設しました。

・オルシュティン・ロータリークラブは、地元市民センターに設置された難民キャンプに滞在する150人以上のウクライナ人のために寄付を集めました。難民の多くは、ウクライナにいる親元を離れてやってきた身寄りのない子どもたちです。センターが難民の受け入れを開始してから数時間以内に、食料、衣類、洗面用品、おもちゃなどの物資をいっぱいに積んだ4台の車が寄贈されました。
・ザモシチ・ロータリークラブは、医療用品の流通会社を経営するボルシュティン・ロータリークラブの会員と協力して、物資や医療用品を集めるために他団体との連携を手配しました。
・グダニスク・セントラム・ロータリークラブは、難民である4家庭に宿泊施設を提供し、会社経営者である会員たちがこれらの家族に仕事を提供しています。
 

ウクライナと国境を接するそのほかの国
・ハンガリーのキシュバールダ・ロータリークラブは、募金を取りまとめ、会員総動員で生活必需品を寄贈し、難民たちに届けています。
・ルーマニアとモルドバのロータリー会員は、寄付の窓口となる基金を設置し、食糧の寄贈や難民の宿泊手配を行うためのWhatsAppグループを立ち上げました。
スロバキアとチェコ共和国では、クラブが鉄道・貨物会社と提携し、約2,300人の難民の移動手段を提供しています。
 
執筆協力:Kim Widlicki、Claudia Brunner

 
出元:https://www.rotary.org/ja/rotarys-network-enables-rapid-humanitarian-relief-for-ukrainian-refugees

閉 会

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