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第384回 例会2023年4月19日(水)0:00〜2023年4月25日(火)23:59 開催

開 会

点 鐘 

ロータリーソング

四つのテスト

会長の時間

2022-23年度会長 大塚 和光

 皆様、おはようございます、こんにちは、こんばんは。どれか当てはまるもので、先ずは、ご挨拶。2022-23年度会長を務めます大塚和光です。どうぞ、よろしくお願い致します。

 

 ジェンダーの分野別スコアによると、NHKによるグラフに示されているように日本は経済と特に政治の分野で非常に不平等な状態であることが示されています。

 

 そこで、今回は2023年1月14日、3月9日、3月10日付の3件の朝日新聞の記事から企業の経営者や経営幹部、公務員、そして管理職全般について女性が置かれている状況を見てみましょう。様々な観点がありますが、底流に「無意識の偏見」があると思えるのは言うを待たないと思います。既に、企業が株主からの批判を受けるという現実もあります。

 

 マーケットは非情です。対応しない、出来ない日本企業は退場せざるを得なくなります。ですから、必ず必死で対応というか変化してゆくと思われます。
 むしろ問題として残りそうなのは公務員の方かもしれません。国家公務員は男性も志望者が減少傾向にあると言います。地方を含め行政への要望は増えるばかり。しかし、人件費は抑えざるを得ず、しわ寄せが非正規や特に女性に向かう構造になっています。

 

 一方で、女性は管理職など責任を負う部署には就きたがらないものだ、という「偏見」は根強くあります。そういう人たちが男性にも増えてきたという話も暫く前から聞きます。実態はどうなのでしょうか。「普通の人でも管理職になれる男性」と「超出来る人だけが管理職になる女性」という格差があり、イメージしにくいと言います。また、終身雇用の時代が終焉し、社内での所謂「出世」に意味を持てない風潮になってきています。

 

 私は長男で、しかも男は一人だけでした。ですから子供のころから「お前は(家業の)跡取りだよ。」と言われ続けて育ちました。今、放送されているNHKの連続ドラマの主人公の子供時代を見ると身につまされる思いがします。勿論、時代も環境も違いますが。私は牧野博士と違って、ぼんくらでしたから悩みは少なかった、のではありますが。

幹事報告

2022-23年度幹事 原 いづみ

◆【開催中止のお知らせ】RI会長杯ワールドゴルフ大会(5/5~16)◆
 第381回例会にてお知らせしました「RI会長杯ワールドゴルフ大会」につきまして、中止の連絡がガバナー事務所よりありました。
 詳細は下記よりご確認下さい。
 【RI会長杯ワールドゴルフ大会中止のお知らせ(2620地区淺原ガバナー230412)
 

◆ハイライトよねやま277号◆ 2023年4月13日発行
 下記よりご覧ください。
 【http://www.rotary-yoneyama.or.jp/content/uploads/summary/highlight277_pdf.pdf】
 

委員会報告

出席委員会

第383回例会 出席率 66.6%
 会員数 3名 出席者 2名 欠席者 1名

奉仕プロジェクト委員会

ご案内、お声がけをお願いいたします。

アーカス湘南ロータリークラブお米プロジェクト案内 Vol.4
申込書

Make Up

第383回例会のビジターコメント

川崎ロータリークラブ 元沢 伸夫 様


会長のお話にあるジェンダー問題について興味深く学ばせていただきました。同性婚をするために国を捨ててイギリスに行くという大変ショッキングな記事も拝見し、この問題の根深さを痛感しました。これまでの商習慣というか通例というか固定観念と、それを壊す際の判断の仕方について自分なりに考えさせられました。
 
 

茅ヶ崎ロータリークラブ 成田 栄二 様


2度目の訪問です。PETS報告を聞いてみたいと思っていましたが、あいにく忙しくサイトへ行くことができませんでした。会長の時間の話には同感です。我々の世代では非常識と考えられていたことがどんどん変わって行きます。ただやってみておかしいことはまたもとに戻るということではないでしょうか?何事にも変化を恐れずいったんは受け入れてみる度量の広さが、シニア世代や国家のかじ取りをする人たちには必要なのではと思いました。また、卓話の時間のお話、恥ずかしながら初めて知りました。小学校のころ当用漢字は知っていましたが、1981年に常用漢字という言葉が出来たことは知りませんでした。私が小さい頃は例えば滝沢でしたが、今瀧澤と書いたり、広岡が廣岡になったりした理由が分かりました。日本人も初めはアメリアの言う通りにしたけど、文化を守りたい人がいたということですね。素晴らしいことと思いますが、その分人の名前は覚えずらくなりました。地区協近づいて来ました。報告楽しみにしています。
 
 

茅ヶ崎ロータリークラブ 伊藤 和明 様


会長のお話の同性婚については、たまにニュースで耳にしていましたが、自分には関係のない話と聞き流していました、たしかに婚姻が認められないと困る場面が沢山あり「法の下の平等」からは外れていると感じました。紹介されている政治家の数々の言葉も親身に考えていない、うわべだけの軽率な発言で、常にそのような応対をしてたいるのではと疑ってしまいます。日本も早く前進し平等で安心・安全な生活を当たり前にできることを願います。勉強させて頂きありがとうございました。

Smile Box

第380回例会のスマイル報告

茅ヶ崎ロータリークラブ 成田 栄二 様


2度目のメイクアップ。盛りだくさんのトッピクスを楽しませていただきました。

カレンダー

卓 話

4月テーマ:環境月間

アーカス湘南RC 原 いづみ

 

 今回の卓話は、前回編集の都合で後回しにさせていただいた月間テーマに因む内容です。毎月ガバナー事務所経由で国際ロータリー日本事務局の業務推進・IT室より各テーマのリソースのお知らせが配信されておりますが、そちらからいくつかピックアップした記事や動画を共有いたします。

 さて、今月は環境月間です。5年前の2018年4月2日、当時はまだ“かながわ2780ロータリーEクラブ”と名乗っておりましたが、秦野市にある寶漣寺にて紅葉と石楠花の植樹をさせていただいたことが思い出されます。これは、2017-2018年度RI会長だったイアン H.S. ライズリーRI 氏が地球環境保全のための奉仕活動として、「ロータリアンが一人一本の植樹」を2018年4月22日の「アースデイ」までに実施するよう提唱されたことを受けて当クラブでも活動計画に組み込み、実施しました。
 恐らく殆どの会員・元会員の方はその後寶漣寺を訪れて自分たちの植えた木々の成長を見たことはないかと思いますが、私は何度か足を運び、例会でもご報告したことがあります。まぁ、皆さんより近い市内ですし、自分の会長年度で発案したのも私ですので、当然と言えば当然ですが。
 本来であれば、今月の卓話までにも一度訪問して写真でも撮ってこれれば良かったのですが、体調のことがありそれが叶いませんでした。しかしながら、もう前回訪れてからはしばらく時間が経ちますが、私たちが植えた紅葉も石楠花もしっかり成長してくれています。特に、石楠花の方は成長著しく、花が咲いたときなどは素晴らしいです。
 当クラブでの植樹は一度だけでしたが、一緒に植樹した秦野名水RC(実際の植樹実施日は当初の予定日が雨天順延になったため別々になってしまいましたが)ではその後も何度か紅葉の植樹を続けられており、「紅葉のお寺」への計画を順調に進められています。
 もう季節は過ぎてしまいましたが、境内にある大きな桜も満開になると見応えありますので、来年は是非訪れたいと思っておりますし、皆さんも是非訪問してみて下さい。

 では、以下では前述の通り、月間テーマである環境に関する記事・動画を共有いたします。

月間テーマリソースよりピックアップ

1.ワインボトルを砂に変える
 
執筆:Joseph Derr 写真撮影:Mike Kane
 

地球の地殻の中で、酸素の次に多く存在するのがケイ素です。ケイ素1に対して酸素2を加える(自然に発生するプロセス)と、ほとんどの岩石や砂の主成分である二酸化ケイ素ができます。それを約1700度まで熱すると液体になり、冷えるとガラスになります。

ガラスは自然界に存在する物質からできるものですが、瓶に加工されると、環境にはあまり良い影響を与えません。米国では毎年、約800万トンのガラスが捨てられており、埋立地の大部分を占め、長い年月留まることになります。環境保護庁の報告によると、アメリカ人が購入したガラスのうち、リサイクルされるのはわずか3分の1程度です。

そこで、シェラン・ロータリークラブ(ワシントン州)は、廃棄物から取り出した使用済みガラスを砂に戻し、ガーデニングや造園、遊び場、生物学的浄水器プロジェクトに利用するためのプロジェクト(911 Glass Rescue Project)を立ち上げました。このクラブは、地元の機関や企業と協力し、Andela Products社からガラス粉砕機を購入。この製造会社の社長兼CEOのシンシア・アンデラさんは、リッチフィールド・スプリングス・ロータリークラブ(ニューヨーク州)の会員でもあります。「長年ロータリアンであると同時に、この機械も長年販売してきましたが、この二つが奉仕プロジェクトを通じて結びつきました。ロータリーがどれほど大きなことを達成できるかを実感しました」とアンデラさんは話します。

今回、不要になったガラスから砂を作る活動について、クラブ会員にご紹介いただきました。

ワシントン州のワイン生産地
ワシントン州北部に位置する私たちのコミュニティは氷河を水源とするシェラン湖(全米で最も深い淡水湖の一つ)の湖畔に面しています。美しい景観に加え、この湖の魅力は、ワシントン州のワイン生産地にあることです。カスケード山脈の麓とコロンビア川に挟まれたこの地域は、豊かな山地と穏やかな気温により、ブドウ栽培に最適な緑豊かな渓谷を形成しています。湖畔には30以上のワイナリーが点在し、約300エーカーのブドウ畑が広がっています。毎年、何千人もの観光客がワインと景色を楽しんでいます。また、住民もワインを飲みながら、地元経済を支える役割を果たしています。私たちのクラブでも、素晴らしいテイスティングルームのあるTsillan Cellarsで例会を開いています。

 

埋立地の問題
人口4,000人余りのシェランでは、使用済みのワインボトルやガラスがどうなるのか、住民が関心を寄せていました。全米の自治体がそうであるように、ワインボトルは埋立地へ運ばれ、そこに長い間留まることになります。ある政府機関によると、埋め立てられたガラスは、土に還るまでに100万年を要するそうです。全米の多くの自治体が近年、ガラスのリサイクルを廃止していますが、それには、紙やプラスチックのリサイクルシステムにガラス片が混入するなど複数の理由があります。シェランでは2018年にガラスのリサイクルを中止しましたが、多くの住民やビジネスリーダーは不満に思っていました。使用済みのガラスから新しい瓶やボトルを製造するのが理想的な環境ソリューションですが、そのためにはガラス加工工場が必要です。シェランは、最も近いガラス加工工場があるシアトルから車で3時間以上かかります。そこまでガラスを運ぶとなると、大きな二酸化炭素排出量になります。これでは解決どころか、新たな問題になってしまいます。

 

地域独自のソリューション
古いボトルを新しいボトルへとリサイクルするのが問題なら、別の方法があるはずです。長年、地域社会で活動してきた私たちのクラブは、その方法を見つけることを決意しました。2020年、環境に焦点を置いたクラブ委員会は、地元高校生のメーガン・クラウゼンさんとデビン・スミスさんが始めた試験的プロジェクトを参考にすることにしました。この生徒たちは、自分たちで購入したガラス瓶粉砕機で砂を作っていたのです。クラウゼンさんの自宅ガレージで行うこの作業は、手間のかかるものでしたが、委員会メンバーは感心させられました。このプロジェクトがもっと大きな規模で展開されれば、地域の問題を地域自らの力で解決できる可能性があります。

 

プロジェクトリーダーのジュリー・マッコイさん(左)と、高校時代に一升瓶粉砕機で砂を作り始めた地元の大学生メーガン・クラウゼンさん。

ロータリーのつながり
新型コロナによる行動規制期間が長かったこともあり、クラブ会員はプロジェクトの規模を拡大するための十分な調査をすることができました。その結果、ニューヨーク州北部のガラス粉砕・破砕装置メーカーであるAndela Products社にたどり着きました。さらに調査を進めると、同社の代表取締役であるシンシア・アンデラさんが、リッチフィールド・スプリングス・ロータリークラブ(ニューヨーク州)の2019-20年度会長であることが判明しました。この偶然を知ったとき、私たちはこのパートナーシップが運命的なものだと確信しました。

 

チーム結成
Andela Products社は、埋立地に限りがあり、高価な天然砂を輸入しなければならないカリブ海の小さな自治体に、粉砕機を長年販売していました。カリブ海のこの活動は、シェラン湖周辺でも再現できるかもしれない。そんな思いから、私たちのプロジェクトは誕生しました。このプロジェクトは非営利のクラブ関連活動という形態を取り、クラブが選出する理事会によって運営されています。ワシントン州から助成金を得たシェラン市とシェラン郡廃棄物管理局とのパートナーシップにより、資金の大半が提供されました。また、15の地元ワイナリーがスポンサーとして署名しました。15万ドルの資金調達目標を達成し、粉砕機は間もなくニューヨーク州からワシントン州へと輸送されました。

ガラス粉砕機を様子を見るアン・ブルックスさん(シェラン・ロータリークラブ会員)

 

何度も足を運んでくれる住民
2021年6月、Andela Products社の担当者とともに、当クラブの会員が機械を設置しました。運営事務局は、シェランにある廃棄物中継所に置かれています。毎週土曜日の朝、クラブ会員と地元のボランティアが、到着した車の長い列から使用済みガラスを回収しています。ガラスを捨てる人は、運営費のためにわずかな手数料を支払います。クラブは、最終製品である粉砕したガラスの砂と骨材をバケツに入れて販売しており、住民が造園やガーデニング、装飾のために購入するのです。このプロジェクトでは、使用済みガラスを再利用するための役割に誰もが誇りを感じています。このプロジェクトの効果を確信している人たちは、何度も足を運んでくれます。

 

粉砕工程
当クラブは、ロータリーの創設者ポール・ハリスにちなんで、この粉砕機を「粉砕機ポーリー」(Paulie the Pulverizer)と名付けています。ボランティアが集めたガラスは、ベルトコンベアで粉砕機に運ばれ、ミキサーの渦の中で回転するハンマーによって砕かれます。 Andela Product社独自の技術により、ガラス片の尖った部分はとれ、安全に扱えるようになります。手間のかかる作業ですが、やりがいがあります。9月中旬現在、ポーリーは約1,400キログラム以上のガラスを粉砕しており、これは埋立地から運ばれたワインボトル約1,400本分に相当します。

使用済みのワインボトルをガラス粉砕機に投入するブライアン・パターソンさん(シェラン・ロータリークラブ会員)

 

本物の砂のよう
この機械で、砕かれたガラスは骨材と砂の二つのサイズに分離されます。ラベル、コルク、蓋などのガラス以外のものは、別のゴミ箱に捨てられます。最終製品は、あらゆるガラスの主成分と同じです。形や物質は再び砂のようになります。採掘される砂と同じように指の間をすり抜けていくので、安心して扱えます。水はけがよく、害虫を寄せ付けず、冬は保温効果もあるので、マルチング材として最適です。

 

地域独自のプロジェクト
シェラン湖のコミュニティは、このクラブプロジェクトをしっかりと支えてくれています。私たちは、地元のラジオや新聞、ソーシャルメディアを通じた宣伝も行っています。運営チームでは、このプロジェクトのきっかけとなった地元学生のメーガン・クラウゼンさんを採用しました。大学生になった彼女は、記録やボランティアのコーディネート、ソーシャルメディアの活用などを手伝ってくれています。ロータリーから生まれたアイデアであるこのプロジェクトは、地域社会からの幅広い支援により、長期的に持続可能なものとなりました。住民が力になりたいと願い、そうして生まれた地域独自のソリューションです。

 
 

出元:https://www.rotary.org/ja/turning-wine-bottles-back-sand
 
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2.ロータリーとアースデイ
 

ロータリアンは行動人として、長年、環境に関する対話を促してきました。

今から50年前の1970年4月22日、環境保護運動の流れの中で「アースデイ」が立ち上げられました。当時、この運動により米国では画期的な環境保護法が可決され、やがて他国でもこのような運動が盛んになりました。以来、毎年この日は、地球を守るために人びとが結束して行動する日となっています。

ロータリアンは行動人として、長年、食糧システム全体を脅かす気候変動や水質・大気汚染との闘いなど、環境に関する対話を促してきました。会員の大きなネットワークをもつロータリアンは、創造的な解決策を見つけ、大切な資源を守るというこの課題への取り組みに大きく貢献できます。

環境保全のためのロータリー行動グループESRAG)は、環境保全、気候変動、温室効果ガス削減に関する認識向上、行動の呼びかけ、奉仕プロジェクトの立案において、ロータリークラブと地区を支援しています。

アースデイにちなみ、地球を守るためのロータリアンの取り組みをいくつかご紹介します。

●オランダのロータリアンは、プラスチックごみの問題に取り組むために、「End Plastic Soup」プロジェクトを立ち上げました。アムステルダムの運河の清掃活動から始まったこのプロジェクトは、今ではオランダ国内と周辺国にも広がり、プラスチックごみの回収とリサイクル、プラスチックごみに関する認識向上も行っています。

アムステルダムの運河の清掃活動から始まった「End Plastic Soup」プロジェクトは、今ではオランダ国内と周辺国でのプラスチックごみの回収とリサイクル、プラスチックごみに関する認識向上も行っています。

●ハワイ(米国)では、以前には海流により常緑樹の丸太が流れ着き、白砂で美しかったKamiloビーチが、今では漂着するプラスチックごみのせいで「プラスチックビーチ」と呼ばれ、世界で最も汚いビーチの一つに数えられるようになりました。サウス・ヒロ・ロータリークラブは、ボランティアとなる会員や市民を募り、定期的にビーチの清掃活動を行っています。昨年8月には、1日でごみ37袋分、プラスチック約100ポンド(45キログラム)分、ネットと釣り糸約300ポンド(136キログラム)分を回収。クラブはまた、ハワイの野生動物保護団体(Wildlife Fund)と協力して、埋め立て地からのプラスチックを転用しています。

●リオクラロ(ブラジル)では、ごみ収集者がプラスチックごみを分別してこれを仲介業者に売り、仲介業者がこれを洗浄、粉砕、乾燥して販売しています。リオクラロ・アルヴォラーダ・ロータリークラブ(ブラジル)とロングウッド・ロータリークラブ(米国)は、ロータリー財団グローバル補助金を活用して地元のごみ収集者組合にプラスチック処理機を寄贈。これにより、ごみ収集者の収入が50%増え、参加する収集者の数も増えました。

●ヴェロビーチ・ロータリークラブ(米国フロリダ州)が実施するリサイクルプロジェクトでは、郡の埋め立て地と協力して商業施設(醸造所や地元ショッピングモール)にリサイクル用ゴミ箱を設置し、捨てられたプラスチックごみを収縮包装しています。収縮包装されたプラスチックは郡がリサイクル施設に運び、そこからプラスチック家具や屋外デックを製造する企業に販売されています。

●ドイツのローターアクトクラブとそのスポンサーロータリークラブが協力し、環境におけるミツバチの重要性に関する啓発活動を行っています。ミツバチの減少を抑えるため、野生のミツバチが安全に巣づくりと産卵ができるよう会員が木製の「ミツバチホテル」を制作。ミツバチは生態系において極めて重要な役割を果たしていますが、殺虫剤の大量使用、単作農業、気候変動によってその数が減少しています。詳しくはブログ記事(英語)をお読みください。

ドイツのローターアクトクラブとそのスポンサーであるロータリークラブが協力し、環境におけるミツバチの重要性についての啓発活動を行っています。会員たちは、ミツバチの巣づくりのために「ミツバチホテル」を作りました。
 

●レオガン・ロータリークラブ(ハイチ)とパーカー・ロータリークラブ(米国)は、グローバル補助金を活用し、太陽電池、ディーゼル、系統電力のハイブリッドシステムを設置するプロジェクトを実施。これにより、地元学校で年に4,000ドル分の光熱費が節約され、大気汚染と騒音が少なくなりました。また、このハイブリッドシステムで屋内外の照明、パソコン、扇風機、教育用ツールの電力も供給しています。この補助金プロジェクトでは、ハイブリッド電力を使った新しい水供給システムの設置と識字教育も行われました。

レオガン・ロータリークラブ(ハイチ)とパーカー・ロータリークラブ(米国)は、グローバル補助金を活用して、太陽電池、ディーゼル、系統電力のハイブリッドシステムを設置しました。
 

●台北龍門ロータリークラブ(台湾)とパトゥムワン・ロータリークラブ(タイ)によるグローバル補助金プロジェクトでは、有機農業の手法について村人40人に研修を行いました。台湾の有機農業協会との提携によるこの取り組みには、研修施設の設置や有機農場でのインターンシップが含まれています。土壌の有機成分を増やして健康的な作物を育てるため、土壌を損なわないためにすきの使用を避ける、多種の被覆作物を植える、殺虫剤や合成肥料の使用を控えるといった手法が教えられています。 

●ブカラマンガ・ヌエヴォ・ミレニオ・ロータリークラブ(コロンビア)とウッドランドヒルズ・ロータリークラブ(米国)は、食品廃棄物の量を15パーセント減らすためにブカラマンガの食品卸売業者と協力。この業者は、一日に20トンほどの有機固形廃棄を生み出します。補助金の下、余剰生産分を活用するセンターが設立され、安全な食品の扱いと処理に関する研修を提供しながら、雇用機会も創出されています。

コロンビアのロータリークラブが食品廃棄物の削減に取り組んでいます。

 

●アンタナナリヴォ・チムバロア・ロータリークラブ(マダガスカル)とトリノ・モーレ・アントネッリアーナ・ロータリークラブ(イタリア)、アヌシー・トゥルネット・ロータリークラブ(フランス)は、地元の非営利団体と手を組み、125エーカー(約50万平方キロメートル)の土地に原生植物を植え、地元家庭のために雇用機会を創出し、観光基盤を整えました。ロータリアンはまた、女性たちにガーデニングの手法を教え、トイレを設置し、木炭に頼る家庭を減らすために料理用レンジ500台を寄贈しました。

●タグビララン・ローターアクトクラブ(フィリピン)は、プラスチックの再利用に取り組んでいます。同国で最先端の技術を駆使するデジタル工房「Fablab Bohol Philippines」と協力し、会員は地元アイスクリーム店から回収した使用済みプラスチックスプーンを再利用して土産品の試作品をデザインしました。このプロジェクトは同国のローターアクトのコンテストで最優秀賞を受賞。クラブはほかにも、地元で作られた手芸ポーチに入ったメタル製ストローを販売し、プラスチック製ストローの使用を減らす取り組みも行っています。
 
 
出元:https://www.rotary.org/ja/rotary-and-earth-day

ビデオ資料1:Impact in Action: ジョーンズ会長とアンダーセン国連環境計画事務局長の対話

 

地球のためにできること

投稿日: 11月 21, 2022

「人間の活動は気候問題の原因です。そのため、人間の行動が解決策にならねばなりません」(アントニオ・グテーレス国連事務総長、COP27開会の挨拶)

今月エジプトでCOP27(国連気候変動枠組条約第27回締約国会議)が開催され、気候変動と環境汚染問題に世界の目が注がれています。日本では国や自治体、企業、市民レベルでSDGsの取り組みが進んでおり、ロータリーでも草の根レベルでさまざまな活動が行われています。

COP27に出席した国際ロータリーのジェニファー・ジョーンズ会長は先日、国連環境計画(UNEP)のインガー・アンダーセン事務局長とナイロビで対談しました。その中でアンダーセン事務局長は、「地域社会が健全であるには、環境が健全でなければならない」と述べています。

出元:ロータリーヴォイス

動画は、COP27 に出席したロータリーのジェニファー・ジョーンズ会長が、国連環境計画(UNEP)のインガー・アンダーセン事務局長とナイロビ(ケニア)での環境問題についての対談です。

ビデオ資料2:森林を育てる

 
Maceió-Farolロータリークラブ(ブラジル、第4391地区)は、地元農家とともに「Planting Agroforestry」(森林農業を育てる)プロジェクトに取り組んでいます。クラブが立ち上げたこのプロジェクトでは、持続可能な植林と有機農業を組み合わせて、土壌の持続可能性を高め、農産物の生産を増やしています。そのおかげで農家たちは、少量の余剰作物を市場で販売できるようになりました(ブラジル、アラゴアス州)。ロータリー会員、José Roberto SantosさんとFlávio Limaさんが、このプロジェクトについてインタビューに答えました。字幕つき。2021年2月。

出元:RIブランドリソースセンター 

ビデオ資料3:花粉媒介者を守るために

 
環境持続性のためのロータリー行動グループ(ESRAG)の共同設立者であるカレン・ケンドリック・ハンズさんとジェニファー・ジョーンズ会長が、行動グループやネットワークの活用、環境問題への取り組みについて語ります。

出元:https://www.youtube.com/watch?v=4nB4b9a09kw

閉 会

点 鐘

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