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第392回 例会2023年6月21日(水)0:00〜2023年6月27日(火)23:59 開催

開 会

点 鐘

ロータリーソング

四つのテスト

会長の時間

2022-23年度会長 大塚 和光

 皆様、おはようございます、こんにちは、こんばんは。どれか当てはまるもので、先ずは、ご挨拶。2022-23年度会長を務めます大塚和光です。どうぞ、よろしくお願い致します。
 

 今回は「安全な飲み水」について考えてみます。

 飲み水は、「きれい」かつ「安全」でなければ、人々の健康を守ることができません。ユニセフが公表しているデータによると、世界人口の74%に当たる約58億人が安全に管理された飲み水を利用できるとされています。

引用元:ユニセフの主な活動分野|水と衛生|安全な水|日本ユニセフ協会

 

安全に管理された飲水とは
 自宅にあり、必要な時に入手でき、排泄物や化学物質によって汚染されていない、改善された水源から得られる飲み水のことです。安全に管理された飲み水の利用者数は年々増加しており、2000年以降、多くの国や地域で安全な飲み水へのアクセスが改善され、20年間で12%(20億人)増えました。一方でいまだに世界人口の11%に当たる約7.8億人が自宅から往復30分以上かかる水くみや、人や動物の排泄物から十分に保護されていない水源や地表水の利用を強いられています。
 

日本における下水道・水道管の問題
 日本が抱える水の課題を2つ紹介します。1つ目は、下水道の普及率です。公益財団法人日本下水道協会によると、2020年時点で全国の下水道普及率は80.1%でした。しかし、地域差があり、例えば徳島県の場合18.6%です。下水道の普及率が低い場合の問題点を知るには、下水道と上水道の役割を理解する必要があります。
 水道管の種類は、上水道と下水道と大きく2つあります。上水道とは、水源から飲用に適した水を供給する水道管のことです。一般的に水道水というと上水道のことを指します。
 もう一方の下水道は、家庭や工場から出た汚水を集め、消毒などの衛生的な処理を施し、川や湖に戻すための設備全般を指します。下水道には、害虫や悪臭の防止、環境保全の役割があります。そのため、下水道が普及していないと上記のような機能が果たせないのです。下水道の普及率が低い地域の共通点には、家が点在している、浸水被害対策の切迫、整備に多額の費用がかかる、住民の同意が必要、などが挙げられます。このような地域では下水道の代わりとして浄化槽などを活用することが多いようです。
 2つ目は、水道管の老朽化です。日本の水道管の多くは高度経済成長期(1960年代から1970年代)に設置されました。水道管の交換目安は40年。多くの水道管は寿命を迎えています。近年、各地で老朽化した水道管の破裂が発生しており、近隣への浸水被害や断水が報告されています。さらに、腐食により溶け出した鉛で水道水が汚染され、健康被害に至るおそれもあります。そのため、水道管の老朽化は、早急に対策が迫られる深刻な課題です。「安全かつ手に入りやすい」そう思われている日本の水。しかし、水を供給するための設備やインフラが安全ではない可能性があります。
 

 私が住まいする神奈川県央の座間市でも上下水道について同様な問題を抱えています。実は私は10年ほど前まで市の下水道審議会の委員をしていたことがあります。数年間にわたり何十回か出席しました。当時議論された問題点は現在も完全に解決されたわけではありません。機構改革と財務面にいくつかの問題がありました。
 予算の執行については市の担当課から独立した機構に移り、単年度主義の財務で不足を一般会計から補填するという状態から企業会計的な予算執行にしたことで長期の財務状態が明確にされるようになりました。庁舎も市役所内部から新築された別棟に移り、文字通り独立した運営にはなりました。
 ただ、懸案である老朽化した上下水道設備の更新や料金改定等により一般会計からの補填なしに財務を黒字化するという運営そのものは未だ未だ完全な状態とは言えません。
首都圏の大方の市町がそうであるように座間市も元々確たる都市計画のもとに作られた町ではありません。昭和35年頃からの日産自動車の進出を受けて、むしろ無秩序に住宅地が広がったと言えます。その上、日産自動車座間工場からの法人事業税等の歳入が年間数億円ずつありました。当時は地方交付税を受けない自治体でもありました。つまり、かなりお金持ちの町でありました。ですから、下水道の整備に際しても通常は受益者である住民が負担することが多い初期投資のかなりの部分が市の財政支出で賄われました。住民の負担はほぼなかったわけですから歓迎されたと思います。
 その後、ご存じの方も多いと思いますが、日産自動車は座間市から自動車の組立工場を撤退させました。結果、法人市民税は数億円から一時は均等割りの800万円に減少しました。そうした財政状態の中での運営と再投資が必要になってきたのです。数年間にわたり数回にわたり上下水道料の値上げを繰り返しました。それでも年間かなりの金額を一般会計からの繰り入れで補填しなければならない状態が続いていました。赤字を税金で埋めていたわけです。
 その後、そうした役職、審議会委員ではなくなりましたので現在の細かな状態はわかりません。前述のように組織は独立して会計的にも改良されてはきました。しかし、全面的に上下水道の設備が更新される計画は聞こえてきません。

 元々座間市の水は美味しくて有名でした。現在は「ざまみず」のブランドで濃いブルーの素敵なアルミ缶入りで売られています。当初はペットボトルでしたが、ある時から市役所の若手職員のチームが商品開発をしてイメージアップをして今に至っています。初めの頃、水源の井戸からの地下水を詰めたところ飲料としての「消毒」がしていないとして保健所の許可が出ませんでした。そこで、市役所の水道の蛇口から詰めて売り出した、というのは知る人ぞ知る有名な逸話です。
 試みに座間市と近隣の町のレストランなどで出される「お水」を飲み比べてみてください。実感されることと思います。お茶の味は全く違います。世界を考えると、こうした綺麗でおいしい座間の水を日常生活に不自由なく使えることがどんなに有り難いことかと今更ながら思います。その上、飲み水もお風呂の水もトイレの水も全部同じ水なんて、なんと恵まれていることかと思います。

幹事報告

2022-23年度幹事 原 いづみ

◆休会のお知らせ◆
 アーカス湘南ロータリークラブ定款第6条第1節により、2023年6月28日(水)~ 2022年7月4日(火)は
 休会となります。
 2023-2024年度初例会となる第393回例会は、2023年7月5日(水)~ 7月11日(火)開催となります。
 

◆卓話原稿提出のお願い◆
 次年度第一回例会となります第394回例会のプログラム、活動方針・計画の原稿を2023年6月30日(金)
 までに、次年度幹事へお送りください。
 

◆第8回 日台ロータリー親善会議 台北大会のご案内◆
 詳細は下記よりご覧ください。
 【①台北大会 表紙
 【②台北大会 登録のご案内
 【③「台北大会」登録申込書【クラブ用】
 【④日台親善ゴルフコンペ
 【⑤親睦日帰り旅行
 

◆地区内姉妹・友好クラブ一覧表◆
 地区クラブ管理運営委員会より、地区内姉妹・友好クラブ一覧表がガバナー事務所経由で配信されました。
 【第2780地区姉妹・友好クラブ一覧表のご案内及び調査結果(更新0619)
 

◆【開催通知】2023-2024年度地区R財団セミナー・補助金管理セミナー(7/15開催)◆
 2023年7月15日(土)開催、「2023-2024年度 地区R財団セミナー・補助金管理セミナー」のご案内です。
 詳細は下記よりご覧ください。
 【【ご案内】地区R財団セミナー・補助金管理セミナー(締切7月7日)
 

委員会報告

出席委員会

第391回例会 出席率 66.6%
 会員数 3名 出席者 2名 欠席者 1名

奉仕プロジェクト委員会

 今年度のお米プロジェクトにつきましては、前回例会会期末をもって寄付の受付を終了といたしました。
 今回は過去に比べて積極的な広報活動や、会員各も積極的な呼びかけが見られなかったこともあり、募金についての成果は残念ながら過去のように残すことは出来ませんでした。
 活用せずに残ったお米につきましては、前年度同様に成光学園さんへ寄付させていただくことになり、現在最終調整中です。

Make Up

第391回例会のビジターコメント

茅ヶ崎ロータリークラブ 伊藤 和明 様


2度目の参加をさせて頂きました、水不足問題???と思いつつ拝読させて頂きました、世界の水不足は日本の食料不足に繋がる、農業・畜産だけでなく産業・工業にも影響が、水不足の原因に地球の温暖化が係わっている、大人として反省する事ばかりでした、スウェーデンの環境保護活動家グレタさんの痛烈な言葉を思い出しました。水道光熱費の値上がりではなく地球の健康の為、未来の為に省エネ生活をより進めたいと思います、勉強させて頂きありがとうございました。

Smile Box

第391回例会のスマイル報告

前回はありませんでした。

Smile Box

第391回例会のスマイル報告

前回はありませんでした。

カレンダー

卓 話

一年間の活動報告

会長  大塚 和光

 活動方針に関する以下の目標の達成度はクラブの特性の周知という点でまだまだ不十分。同じ地区、いわんや同じグループ内の会長・幹事ですら大多数は実際を知らないし知ろうとはしていないとも思える。働きかけの限界を感じるし、周知の必要性についても確信が持てなくなりつつあるのが正直なところ。

〇クラブ名からEクラブの文字が消えたとはいえ、例会運営に関し通常クラブとの違いを引き続き今まで以上に堅実かつ如実に示し、当クラブの特性の周知に努める。
Webでの働きかけの限界を心得つつ、従来からの「出来る時に、出来るだけ」の精神を大切に、無理なく活動の幅を広げたい。

活動計画に関しては、個別の項目について四項目とも対応し実施できている。

・クラブ例会や理事会などの円滑な実施。当クラブの元来持っている本質的特性から、所謂クラブ奉仕・親睦活動は通常クラブとは全く異なる形で行わざるを得ない。
従って、通常想定されている形態にこだわることなく、相互の意思疎通を図る。
・RI・地区・所属グループからの各種情報を正確に共有し活用するとともに出来るだけ連携を図る。
・現在、世話クラブとして担当している米山奨学生の期間終了までの責任を全うする。
・近々の数年間のRIの動向、最近の規定審議会の結果、当地区に設立された新クラブの在り様、何代かのPGの言動、等々に鑑みてロータリークラブの在り様自体が変化しつつある。従って、従前の理事会決定を踏まえ当クラブの近未来の在り様を再検討する。

 最後の項目については従前の理事会決定にかかわらず数年間はクラブを終結しないこととなった。今後もガバナーはじめ地区運営の責任者を交えた検討を続け、より良い在り方を模索したい。

 各種記録・報告など所謂事務局の業務に関し、私自身のスキル不足から幹事に負うところが多かった。ありがとうございました。 
 
 
 

幹事 原 いづみ

 6年前に幹事経験なく会長となり、同時に何役もやらざるを得ない状況でもあったため既に一通りの役職は経験しているのと同じですが、一応正式には初の幹事としての一年でした。
 とはいえ、今年度が始まって間もなくしてから体調面で思うように行かないことが多々発生するようになり、ようやくコロナ渦での制限も緩和されて様々な活動が再開されていくのとは逆行するような自らの状況に歯がゆい一年間でもありました。それでも、例会やクラブ運営につきましては、当クラブの特性のおかげで大きな支障をきたすことなく続けてくることができたのは不幸中の幸いでした。ただ、HDDの故障によりデータが欠損してしまったことで、多少のご迷惑をおかけしたことは申し訳なく思っております。

 クラブでの活動としては、2年間の米山奨学生のカウンセラー、世話クラブとしての役目を8月に終え、受け入れ学生の質の問題は別として、所謂かつての“Eクラブ”という基本的に例会はオンラインで行うクラブであっても、他クラブ同様に世話クラブとしての役目を引き受けられる、その事例の一つを示すことが出来たのではないかと思っています。
 昨年から奨学金は振込みが可能になったとはいえ、月に一度は例会に出席すること、つまりは直接顔を合わせる機会が求められるということには変わりは無く、当クラブにおいては移動例会とはせず懇談会という形で月に一度集まる機会を設けてきたわけですが、会員だけで集まる機会も減少してきた昨今において、会員同士にとっても直接集まって話す良い機会となったのではないかとも思います。奨学生については思うことは多々ありましたが、ともあれ、皆さん忙しい中スケジュール調整など協力して集まっていただきありがとうございました。

 お米プロジェクトについては、今年度はクラブとしても、そして恐らく会員各も寄付の呼びかけについては積極的な展開が出来なかった、あるいはしてこなかったこともあり、過去のような寄付を集めることは出来ませんでした。やはり、直接の働きかけが如何に重要かということの現れではないかと思われます。
 お米の選別については、体調の許す範囲で少しずつ作業は進めていたためそれなりの量は用意でき、仮にこれらをB級-Aとして約260kgを小石や着色粒を取り除いた状態で用意し、さらにB級-Aより粗い選別の状態のもの、これは前述の作業が大変手間のかかるもので現状の会員数では限度があるため、とはいっても今年度は私一人で作業してきたわけですが、年度末という期限的なこともあり、その作業スピードを上げるために少々手間を省かせてもらうことにしたのですが、それらをB級-Bとして約400kgほど用意できる見込みとなり、これらは昨年同様成光学園さんへ寄付させていただくよう、大塚会長に調整をお願いしました。
 「会長の時間」でお馴染みのSDGsにも含まれる食品ロスの課題への取り組みとして、またエンド・ポリオの募金活動としても、もう少し広く認知され、協力が集まって欲しいと思いつつ、手間のかかる作業については、機械の導入無しにいかにして取り組むかというところが今後の課題の一つでしょう。

 最後に、例会の運営、構成をしていく中で、卓話の手配は毎月苦労するところの一つであり、それは次年度以降も同様かと思われます。会長の時間であまりロータリー的な事に触れられていないこともあり、こちらではRI会長メッセージの紹介や月間テーマに関する資料を使い、新入会員でもいれば多少は勉強の機会にもなったのではないかと思われますが、ベテランの会長や当クラブへMake Upで出席してくださるビジター達には、邪道なプログラムであっただろうと思わなかったわけではありません。こちらも次年度の課題ですが、毎年毎年50回近い例会が開催される中で全て新しい卓話を一人で用意するのは至難の業ですので、皆さんの協力していただくなり、プログラムの構成について見直すなど検討する必要があるのかもしれません。

 数年前に、世話クラブとしての役目を終える今年度でクラブを終結するということで、ようやくゴールに近づいてきたものの、諸般の事情により3年延期としていただきました。前向きな延期ではありませんが、いちロータリークラブとして存続する以上は最低限の活動は続けていけるよう、次年度も取り組んで参ります。
 というわけで、私たちは少人数ながら続けていくつもりでいても、人数が少ないからなのか、あるいは直接集まる例会ではないからなのか、第3グループの他のクラブでは現次年度ガバナー補佐が挨拶回りしているのを、当クラブは忘れられるのってどうなんでしょうね。最後に余計なことなのは承知ですが、そして今年度が初めてのことでもないのですが、こう何度もあるとどうしてなんでしょう?と思わずにはいられません。

閉 会

点 鐘

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