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第393回 例会2023年7月5日(水)0:00〜2023年7月11日(火)23:59 開催

開 会

点 鐘

国 歌

ロータリーソング

四つのテスト

会長の時間

2023-2024年度会長 大塚 和光

 皆様、おはようございます、こんにちは、こんばんは。どれか当てはまるもので、先ずは、ご挨拶。2023-24年度会長を務めます大塚和光です。どうぞ、よろしくお願い致します。
 前年度に引き続いてのことですし、私のような年寄りが今更のように会長風を吹かせて「ロータリーはかくあるべし」とか言うのも柄に合いません。相変らずSDGs(持続可能な開発目標)の17の目標の6番目から続けることにします。                

 今般、周知のように天皇皇后両陛下がインドネシアに行かれました。令和初の親善訪問として様々に報道されています。その中に6月19日付の朝日新聞の記事で18日に天皇陛下がジャカルタの雨水排水施設を視察された記事が目に留まりました。

 記事にもあるように陛下は学生時代から水運に関心を持たれ、爾来「水」一般に関して関心を持ち続け関連する様々な分野の「水問題」に相当の造詣を持たれているそうです。中段に記載されているように「水が、水供給や洪水対策、更には環境、衛生、教育など様々な面で人間の社会や生活と密接につながっている」という認識を持ち続けておられます。これは、まさにSDGsの発想そのものではありませんか。
 記事の末尾に砂防実験施設である砂防技術事務所も視察、とあります。過日、私は座間市防火安全協会の視察研修として筑波にある類似の実験施設を見学しました。近年の大雨などによる土砂災害や洪水被害の対策研究のための施設です。その規模の大きさと実験施設の多様なことに驚きました。日本の技術力に驚きもしました。
 日本は恐らくインドネシアばかりではなく他の様々な国にも同様の技術協力や付随する援助を行っているものと想像します。記事の末尾にありますが、そうした時に陛下が天皇として世界に発信するメッセージは皇太子時代に増して大きな意義があるものと思います。
 

 

 私が初めてインドネシアに行ったのは25歳の時のことです。ですから53年前のことになります。合気道の稽古仲間であったニュージーランド人の友人ROSSと一緒に彼の実家を訪ねる旅の途中に立ち寄った場所の一つでした。ジャカルタは当時既に大都会でしたしジョクジャカルタはボロブドゥールを抱えた観光地の印象でした。乞食もいましたよ。
 日本の学者が働きかけてユネスコだかの援助で遺跡の修復作業が始まって間もない時期だったようです。最近の新聞記事で当時からの事情が紹介されていました。名前は忘れましたがボロブドゥールに惚れ込んだ日本人として有名なのだそうです。
 数日後にバリ島に渡ったのですが初めてのデンパサールの印象は実に強烈でした。同じ地球上とは思えませんでした。熱帯特有のむっとした気候の中で現地の人たちが動いている様子がこの世のものとも思えず違う惑星に来てしまったのかと思えたほどでした。
 ハイアットホテルではスーツを着込んだイギリス人の若い紳士がROSSに向かって私のことを「サーバントか?」と聞いたりしました。彼は腹を立てて「フレンドだ」と答えていましたが、当時の、その英国紳士にしてみればアジア人が観光客の一人だなんて想定外だったのでしょう。ガムランの響きが素敵で、バリ・ダンスもレゴンダンスは勿論ですがケチャックが一番気に入りました。それに絵画も木彫もバティックも洋銀のアクセサリーも全部気に入って、その後も一人で「買出し」に行ったほどでした。おまけに新婚旅行もバリ島がメインでした。連れ合いはびっくりした事でしょうが。初めての二人の年賀状はバリの衣装を着た私たちの写真を使ったことでした。良い思い出です。
 そういえば、今回の両陛下のご訪問では皇后はバティックの蝋付け作業をされたようですね。布地を羽織って微笑まれたシーンが素敵でした。私も日本の蝋纈染とは全く異質な趣のバティックが気に入りましたし当時はまだそんなに高くもなかったのでスーツケースにはち切れんばかりに買い込んだことでした。

 SDGsのテーマに戻って踏み込む前に、昨日ユニセフから私宛に届いたゆうメールをご紹介します。これは暫く以前から続けているのですが、私にとって「出来ること」を「出来るだけ」やり続けていることの中の一つです。ささやかな金額でしかないのですが。

 
 今回は「水がなくなる」というショッキングなタイトルでした。気候変動による洪水や逆に旱魃などの影響で子供の命を支える「安全な水」が失われている、とあります。
 前回、書きましたが私の住んでいる座間市は地下水が豊富で「ざまみず」のブランドで販売しているほどです。ですから、このユニセフの文書にあるような現実が現実のこととも思われないのが正直のところ、なのです。しかし、ちょっと海外に出かければ経験することですが「おいしい水」のあるところなんて正に希少なのです。
 私は家の蛇口から出る水を使っている限りはペットボトル入りの水を買おうとは全く思いません。しかし、考えてみれば僅か数十年前まで大抵の日本人は水をお店で買うことなど念頭にはなかったものです。おいしい井戸水がどこにでもありましたから。

 
 次回は「水がなくなる」こと、つまりは「水不足」について考えてみます。

幹事報告

2023-2024年度幹事 原 いづみ

◆クラブEメールアドレス変更のお知らせ◆
 迷惑メール対策が追いつかなくなってきたため、2023-2024年度スタートに合わせ、クラブの
 代表Eメールアドレスを変更いたしました。
 旧アドレスは7月中頃を目途に受信停止といたしますのでお気を付け下さい。

 旧:info@rc-arcus-shonan.org

 新:contact@rc-arcus-shonan.org
 

◆ロータリーレート◆
 7月 1ドル=145円
 

◆ ロータリー文庫からのお願い◆
 ガバナー事務所経由で文書が届いています。詳細は下記よりご覧ください。
 なお、パスワードに関わる案内につきましては、会員の皆様にはメールで別途お送りしておりますので
 そちらをご確認ください。
 【ロータリー文庫からのお願い
 

◆財団室NEWS 7月号◆
 下記よりご覧ください。
 【trfnews Jul
 

◆ガバナー月信7月号◆
 下記よりご覧ください。
 【ガバナー月信2023第1号

委員会報告

出席委員会

第392回例会 出席率 66.6%
 会員数 3名 出席者 2名 欠席者 1名

Visitors

第392回例会のビジター報告

前回はありませんでした。

Smile Box

第391回例会のスマイル報告

前回はありませんでした。

今週のプログラム

1.ジェニファー・ジョーンズ2022-23年度会長からの  メッセージ紹介

朋友の皆さま

本ロータリー年度の終わりに際し、本年度における皆さまの素晴らしい活動について振り返りたいと思います。私たちは共に、ロータリーの可能性や将来像を「イマジン」しながら活動してきました。

クラブが世界のいたるところで行っている活動を見ることができたのは大きな喜びでした。これらの活動は、皆さまが地区で発揮したくださったリーダーシップの賜物です。

本年度を通じ、会員にとっての「居心地のよさ」と「配慮」が会員の満足度を高める唯一かつ最良の方法であり、会員維持の最善の手段であることを再確認してきました。私たちはまた、特に世界の情勢が変わり、適応力を求められた激動の今の時代に、勇敢で共感力のあるリーダーシップが重要であることを目の当たりにしました。皆さまがさまざまな困難を解消し、この機会に地区とクラブの次章を描いてくださったことを誇りに思います。

私はロータリーで初めて女性として会長を務められたことを光栄に感じておりますが、ロータリーがすべての会員を温かく迎え入れる上でもインパクトをもたらせたことを嬉しく思います。すべての会員とは、女性だけでなく、自分の可能性を最大限に生かしたいと願うすべての人をさします。私たちは共に、すべての会員や参加者が帰属意識を感じ、積極的に参加できるクラブとするために力を尽くしてきました。このロータリーにおける最も基礎となる部分で、リーダーシップを発揮していただいたことに感謝いたします。

素晴らしい国際大会となった先月のメルボルン大会でもご紹介しましたが、ロータリー世界の64%が、30%(またはそれ以上)の女性会員という目標を達成しています。

また、世界的な会員増強の目標だけでなく、「女児のエンパワメント」といった取り組みにおいて、ロータリーの価値観が体現されています。私は、皆さまが女性と女児の可能性を解き放ち、基本的なニーズを満たし、人権を守りながら、彼女たちが自信をつけるためのさまざまな方策を実行してくださったことを嬉しく感じています。

大きな夢を実現するために人脈を活用することで、ロータリーがもたらせるインパクトも実感しています。今年度、イマジン・インパクト・ツアーで8カ所を訪れましたが、各重点分野における持続可能でインパクトの大きなプロジェクトのストーリーを紹介することができました。

25年以上にわたり、子どもたちの識字率向上を目指して活動してきた「グアテマラ識字プロジェクト」、永続的な平和のためにウガンダの難民居住区で活動するローターアクトクラブ、栗とトリュフの収穫プロジェクトを実施して地元経済をより持続可能で公平にするための台湾での活動などを視察しました。

これらのストーリーは、国際大会のプログラムの枠組みにもなりました。大会に出席された方には、これらのプロジェクトを紹介したスピーチや動画からインスピレーションを感じていただけたことを願っております。大会に出席できなかった方、またはもう一度動画を見たり、友人とシェアしたい方は、rotary.orgをご覧ください。

私たちの年度は、とても充実した1年となりましたが、ポリオ根絶においては、私たちの揺るぎないコミットメントを通じ、ロータリーのインパクトを強く感じることができたと思います。この理由から、私は皆さまがポリオ根絶とロータリー財団のために、私の弟でアーティストのダレン・ジョーンズによる署名・連番付の絵画を利用して、さまざまなクリエイティブなファンドレイジングを行ってくださったことに感謝しています。このメッセージを書いている現時点で、今年度のガバナーの皆さまがこの絵画を通じて集めてくださった金額は100万ドル以上に上ると予測されています。

最後に、今年度には、これまでの年度とは比較にならないほど災害救援基金の力を感じたことにも言及したいと思います。ウクライナとパキスタンへの支援のために、数千万ドルを充てることができました。また、米国での洪水や竜巻の被災者も支援しました。ブラジルや南アジアでは土砂崩れとサイクロンの被害も出ており、こういった自然災害は枚挙にいとまがありません。

ロータリーは災害救援団体ではありませんが、世界を変える行動人として、災害が起こった時には即座に対応します。なぜなら、私たちは国境や境界がない団体であり、世界のどの地域にいるロータリーファミリーにもこういった被害は起こり得るからです。

今年度、私は皆さまに「イマジン ロータリー」を呼びかけました。ゴードン・マッキナリー2023-24年度会長は、次年度に「世界に希望を生み出そう」をテーマとして、今年度に培ったことを土台に活動されることになります。

昨日を想像する人はいません。また、過去に希望をもつ人もいません。希望と想像とは、明日を表す言葉であり、前進を促す言葉です。互いに支えあって私たちを未来に導く道となるものです。この道とは、継続性の道です。

この素晴らしい1年のために、皆さまの時間と能力を惜しみなく発揮していただいたことに、心から感謝いたします。忘れないでいただきたいのは、皆さまのリーダーシップは今年度で終わるわけではないということです。ロータリーでは、私たち全員が、より良い未来を築くために共に責任を共有する勇気あるリーダーであるからです。私は、皆さまと一緒に次章に向かうことができることを嬉しく感じております。

心を込めて
ジェニファー

2022-23年度国際ロータリー会長
ジェニファー・ジョーンズ

2.今月のRI会長メッセージ紹介

ゴードン R. マッキナリー
2023-24年度会長
2023年7月
 
新たに深刻な課題に直面している中でも、ロータリーは会員と世界の人びとのために動き、恒久的な平和を築くために尽力し、すべての活動にビロンギング(帰属意識)とインクルージョンを浸透させています。だからこそ、私はロータリーの皆さんに「世界に希望を生み出そう」と呼びかけているのです。

今年度はメンタルヘルスを支援するためのプロジェクトを優先的に行っていきます。この取り組みは、個人的にも非常に重要なものです。誰かが声もあげられずに苦しんでいるのを見守るというのがどういうことか、私はよく知っています。また、人と人がつながりあうことの力や、こころの健康と幸せについて話しあうことの価値、予防的ケアと治療がひとりの命を救いうることをこれまで目の当たりにしてきました。

研究によると、自分の幸せを守る効果的な方法は人に親切にすることだと判明しています。そして、心の平安を得ることによって、私たちは世界に平和をもたらすことができるようになります。

ロータリーの本質は平和を築くことにあります。私たちの奉仕プロジェクトの多くは、積極的平和のための土壌づくりです。障壁を乗りこえ、新たなつながりを築くために、ロータリーはたゆまぬ努力を続けています。今年度は、こういった大切なつながりを強化するために、会員間のバーチャルな国際交流を促進します。

平和は夢ではなく、受身的なものでもありません。一生懸命努力し、信頼を獲得し、難しいかもしれませんがオープンな会話をすることで得られるものです。平和は粘り強く、勇敢に実践しなければなりません。ロータリーの重点分野全体で私たちが行うありとあらゆる活動が、平和を可能にする希望を育む力をひそめています。

人とのつながりと目的意識が、あらゆるロータリー会員を奮いたたせてくれることでしょう。素晴しいクラブ体験を提供できるようにクラブのリーダーが尽力すれば、より多くの会員を維持することができ、より多くの入会候補者がロータリーに関心を持ってくれます。これ以上なく居心地のよい、これ以上なく魅力的なクラブを築きあげましょう。

クラブの例会から奉仕活動まで、帰属意識を高めることが目標です。誰もが自分らしくいられる、包括的で居心地のいい環境を作りつづける必要があります。ありとあらゆる行動人が「ロータリーには自分の居場所がある」と思えるような場所にする必要があります。そうできるかどうかは私たち次第です。

今年度、私は多様性、公平さ、インクルージョンの取組に焦点を当てて、全人類により良く奉仕するために、ロータリーが奉仕するコミュニティを反映するようにし、人間の持てる才能と経験のすべてを活用するための重要な方策を引きつづき講じていきます。また、女性や女児が兼ねそなえている可能性を解き放つのを助けることによって、女性や女児のエンパワメントを続けていきます。

今年度の旅を共に始めるにあたって、私はスコットランドの国民的詩人ロバート・バーンズを引用したいと思います。18世紀にバーンズは、全世界が親族になり、「良識と真価を全世界に広める」ことについて語っています。これはこれまでの人生で私にとって行動への呼びかけとなってきたもので、今皆さんと共有したいと思います。

内なる平和を築き、それをどんどん広めていきましょう。帰属意識を育て、ロータリーの未来を新たに思い描きましょう。ともに楽しく力を合わせて、世界に希望を生み出しましょう。

3.今月のロータリー財団管理委員長からのメッセージ紹介

大胆な目標

 私がロータリーを愛する理由は沢山ありますが、私たちが力を合わせることでもたらすインパクトが大きいから、ということが何よりの理由です。ロータリーのような団体は他に存在しないのです。
 過去5年間で、ロータリー財団は1億人に及ぶ人々を支援してきました。驚異的な数字です。それだけ、支援を切実に必要津尾する人々がいるということです。リソースがあれば、もっと多くの人々に今すぐ、手を差し伸べて支援できるのです。今後5年間で、この2倍の人々を救える試算です。ロータリアンもロータアクターも、今すぐにでも、彼らのもとに行こうとしています。私たちを必要としている人々を支援するために、補助金を必要としています。
 今年度、ロータリー財団管理委員会はこれまで最高額となる5億ドルという意欲的な寄付目標を設定しました。補助金の資金源となる年次基金は1億5,000万ドル、ポリオ根絶には5,000万ドル、それにビル&メリンダ・ゲイツ財団からの1億ドルの寄付が上乗せされます。恒久基金とロータリーの未来については、直接寄付が6,000万ドル、誓約が8,000万ドルで、合計1億4,000万ドルを目標としています。また、直接寄付、グローバル補助金への現金拠出、災害対策基金など、6,000万ドルの寄付を集めたいと考えています。これを実現するには、ロータリアンとロータアクターの皆さんの協力が必要です。
 しかし現在、ロータリー会員の80%以上がポリオプラスに対して寄付していないことや、60%以上がロータリー財団に全く寄付していないことをご存知でしょうか。140万人の会員を擁する団体にとって、毎年約100万人近くの会員が寄付していないことを意味します。この100万人一人一人が25ドルを寄付するだけで、どれほど大きな違いを生み出すことでしょう。誰もが何かしら与えられるものがあるからこそ、私は皆さん一人一人に、ロータリー財団への寄付目標をお願いしています。
 これほど大胆な目標を設定したのは初めてですが、特に、どれだけの違いを生み出せるかを目にすれば、皆さんは、この挑戦に応えてくれると信じています。私たちは意欲的な団体の一員なのです。ロータリーは大きな夢を抱き、その夢を実現していく団体なのですから。
 目標を達成し、世界に希望を生み出すための貢献がもっとできるように、今年度はより大胆に、より違った考え方をしていきましょう。そうすれば、私たちは自分たちにとってだけでなく、何より、これから私たちが人生を大きく変えることになる人々にとって、この年度を忘れられないものにすることができるでしょう。
 

BARRY RASSIN

2023-25年度 ロータリー財団管理委員長

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