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第409回 例会2023年11月1日(水)0:00〜2023年11月7日(火)23:59 開催

開 会

点 鐘

国 歌

ロータリーソング

四つのテスト

会長の時間

2023-2024年度会長 大塚 和光

 皆様、おはようございます、こんにちは、こんばんは。どれか当てはまるもので、先ずは、ご挨拶。2023-24年度会長を務めます大塚和光です。どうぞ、よろしくお願い致します。
 

 雇用機会が足りないと、どうなるのでしょうか。雇用の機会が足りないということは、仕事につけず、お金が手に入らず、貧困に陥ってしまう人が増えるということです。SDGsでは目標1で「貧困をなくそう」を定めていますが、働く場所がなければ貧困問題の解決も困難です。つまり、雇用問題と貧困問題はセットで考えなければなりません。貧困をなくすためにも、持続可能で働きがいのある雇用を創出することが重要です。
 
学校に行けずに働く、児童労働
 「児童労働」とは、義務教育を妨げる労働や法律で禁止されている18歳未満の危険・有害な労働のことを意味します。ユニセフによると世界には児童労働の子ども(5~17歳)が1億5,200万人いると言われており、そのうち約7,300万人は危険を伴う劣悪な環境で仕事をしている状況にあります。
 児童労働の問題はそれだけにとどまらず、長時間労働、人身売買による性産業、戦争で「子ども兵士」にされるなど、様々な問題が伴います。これらは子どもの健全な成長を妨げるだけでなく、読み書きが覚えられないため将来的にも良い条件の仕事につくことができず、慢性的な貧困状態に陥る原因となってしまいます。子どもを働かせるのではなく、生まれた地域による教育格差なくきちんと教育を受けられるような環境作りが求められています。
 
経済に関する世界の現状と課題
 経済に関する世界の現状と課題としてGDP成長率の下降や、経済発展と地球温暖化の関わりについて見ていきましょう。
 
GDP成長率は、2009年をピークに下降傾向
 SDGs目標8「働きがいも経済成長も」では世界各国の経済が発展していくことも目標としており、特に後発開発途上国(特に開発が遅れている国々)では年7%の経済成長を目標としています。
 
特に開発が遅れている国々の経済成長(GDP成長率)の割合

 グラフを見ると、2009年は経済成長率7.1%と好調で目標を達成していました。しかし、その後減退し、2017年には3.8%と下がってきています。世界の経済状況は新型コロナウイルスによって大きな打撃を受けており、失業率と同様、経済成長率も悪化することが予測されています。
 
経済発展によって地球温暖化が加速
 経済成長を目指すと同時に、環境への配慮も忘れてはなりません。
 産業革命以降、技術の発展により私たちの暮らしは豊かになりました。その一方で工場や車から排出される排気ガスなどにより、二酸化炭素などの温室効果ガスが増加し、地球温暖化を招く結果となっています。

出典:IPCC第5次評価報告書/全国地球温暖化防止活動推進センターウェブサイト

 このままでは、2100年には気温が今より5.7度も高くなると予想されています。これまで、経済を成長させるためには環境破壊は無視せざるを得ないという考え方がありました。しかし、今後は「経済成長」「環境保全」の両面から取り組みを進めなければなりません。
 
労働市場の抱える世界的なジェンダー格差問題
 雇用問題や長時間労働以外にも、私たちの労働環境には「働きがい」を妨げる問題点が数多くあります。その1つに社会的な性別による不平等「ジェンダー格差」が挙げられます。世界では古くから男女平等が叫ばれていましたが、ジェンダー問題は今も根強く残っています。国際労働機関(ILO)によると、2019年の世界の労働力参加率は、男性が74%、女性が47%で、女性は男性より27%も下回っています。
 このジェンダー格差には地域差があり、女性の役割は家事や育児で外に働きに行くのは男性の役割だという考えが未だ根強い国や地域が数多くあります。このような考え方は、特に北アフリカやアラブ諸国で強く、女性の労働力の約40%が十分に活用できていないと言われています。
 また、女性は雇用の機会に恵まれないばかりでなく、仮に仕事があったとしても、その仕事の質や賃金において男性との格差が生じているという問題もあります。
 昨今ではジェンダー格差に加えて、LGBT(性的マイノリティ)を理由に差別されるケースもあり、社会問題となっています。性別など個人の特徴で差別されることなく、誰もが平等に雇用の機会を得られ、希望する仕事ができ、公正な収入を得られるようにすることもSDGs8の目標である「働きがい」に大きく影響するのです。

幹事報告

2022-23年度幹事 原 いづみ

◆ローターアクト 第35回地区大会開催のご案内◆
 詳細は下記よりご覧ください。
 【ロータリークラブ 2023-24 地区大会 開催案内

  出席をご希望の場合は、11月7日(火)までに幹事へご連絡ください。
 

◆財団室NEWS 2023年11月号◆
 下記よりご覧ください。
 【202311 TRF News

委員会報告

出席委員会

第409回例会 出席率 66.6%
 会員数 3名 出席者 2名 欠席者 1名

Visitors

第409回例会のビジターコメント

前回はありませんでした。

Smile Box

第408回例会のスマイル報告

前回はありませんでした。

今週のプログラム

1.今月のRI会長メッセージ

ゴードン R. マッキナリー
2023-24年度会長
2023年11月
 

来年、ロータリーは中東と北アフリカ地域の平和構築を支援する新たな一歩を踏み出します。イスタンブールのバチェシェヒシュ大学(BAU)とのパートナーシップの下で新たな平和センターのための候補者募集が始まります。

BAUの新しい平和センターとロータリーの平和構築活動に焦点を置いたさまざまな行事が来年開催されます。2024年5月に行われるロータリー国際大会は、初のロータリー平和センターの発表から25周年にあたり、この発表は偶然にも1999年のシンガポール大会で行われました。BAUでの最初のロータリーフェローの募集は2024年に開始され、選出されたフェローは2025年初頭にプログラムを開始します。

フェローシッププログラムの開始以来、平和センターは1,700人を超える平和フェローを輩出し、フェローはより平和な世界を築くために140カ国以上で活躍しています。これは素晴らしい成果ですが、ロータリー平和フェローは、単なる統計以上の活躍をしています。フェローの活動によって、引き続き世界に希望が生み出されています。

例えば、ジェニファー・モンゴメリーさんとゴレット・コムレンべさん(ウガンダのマケレレ大学の平和フェロー)は、Magenta Girls Initiativeの共同創設者です。この国際的な非政府団体は、害をもたらすジェンダー規範、世代間の貧困、ジェンダーに基づく暴力、人身売買、トラウマを克服するための支援とツールをウガンダの少女と若い女性に提供しています。

マケレレ大学で学んだもう一人のフェローであるンジ・ディバイン・ニャムシさんは、積極的平和について学んだことをカメルーンの学生たちに教えています。ニャムシさんは、カメルーンにおける過激主義、オンラインでのヘイトスピーチ、暴力を目の当たりにし、ロータリーの積極的平和アクティベーター研修プログラムに関心を持ちました。プログラム修了以来、ヤウンデ・インターナショナル・ビジネス・スクールや中央アフリカの他団体の学生に平和に関する授業を行ってきました。

世界は、マケレレ大学やその他の平和フェローシッププログラムの卒業生をこれまで以上に必要としています。この点で言えば、私たち全員が地元の平和構築者に働きかけ、ロータリーについてもっと知ってもらったり、平和フェローシップに申請するよう奨励したりすることができるでしょう。ロータリー会員は、フェローシップ候補者のメンターとなれるほか、すでに卒業したフェローと協力し、彼らが取り組んでいる活動を支援することもできるでしょう。

北米、ヨーロッパ、アフリカ、オーストラリア、アジアの平和センターは資金を必要としています。BAUでのプログラムは、オットー&フラン・ウォルター財団からロータリー財団への1,550万ドルという寛大な寄付で可能となりました。

この新しいロータリー平和センターは、中東と北アフリカにおける平和構築の取り組みを専門とするフェローのために、平和と開発研究における1年間の専門能力開発修了証を提供します。

平和とは粘り強く実践していくものであり、希望が根づくための土壌です。しかし、あらゆる旅路と同じように、一歩ずつ進んでいく必要があります。この一歩をともに歩んでいきましょう。

2.今月のロータリー財団管理委員長からのメッセージ

 ロータリー財団を祝う今月、 改めてロータリーが世界有数の人道的団体であるという事実を振り返りましょう。
 多くの慈善団体、救援団体、非営利団体も同じような活動を行っており、一般の人々はその活動内容を認識しています。しかし、ロータリーが7つの「重点分野」と呼ぶ活動内容を支えていることwどれくらいの人が知っているのでしょうか。
 安全な水と健康、そして地球の持続可能な未来を望む人々は、財団の活動を支援できます。地宇旧社会が自立するために、平和、識字、経済的な機会があるという世界を目指す人は、ロータリーの使命も信じていることになります。母親と赤ちゃんが健康に暮らすことを支援したい人達のビジョンは、ロータリーのビジョンとも一致します。
 現在、財団を通じて多くの活動が進行しています。ポリオ根絶活動では、1回のワクチン投与毎に世界を変えています。ロータリー平和世界センターは、暴力を減らし、紛争を解決する平和構築者を育成していきます。財団のグローバル補助金と地区補助金は、人々の生活を向上させます。
 私たちの活動は、他と一線を両しています。世界中の4万8,000以上のロータリークラブとロータアクトクラブが、各地で活動しています。責任を持って寄付金を管理し、効率的なプロジェクトの実施に励み、常に持続可能なソリューションを目指しています。
 2022-23年度、財団は1,098件のグローバル補助金を授与しました。たった1件の補助金で可能になることとを考えれば、ロータリー全体のインパクトがいかに大きいかを想像出来ます。このインパクトは、人々が日々の生活で目の辺りにし、実感できるものです。
 ある地区はマラウイで基本的教育と識字率向上のためのグローバル補助金プロジェクトを実施し、4,000人の生徒を受け持つ38人の教師を研修しました。また、トイレとポンプを設置したことで、飲み水や手洗い用の水を確保することもできました。
 この学校を訪れたときのことを一生忘れません。ある男の子が私のロータリーの襟ピンをさし、そのプロジェクトで他のボランティアも同じピンを着けていたと言ったのです。「貴方たちが助けてくれたんですよね。僕から皆さんに『ありがとう』って伝えてください」と彼は言いました。
 ロータイリー会員の皆さま、未来が少し明るくなったこのマラウイの子供やロータリー財団の支援によって支えられた何千もの人々に代わり、心から感謝いたします。

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