第414回 例会2023年12月13日(水)0:00〜2023年12月19日(火)23:59 開催
開 会
点 鐘
ロータリーソング
ロータリーの目的
会長の時間
2023-2024年度会長 大塚 和光
皆様、おはようございます、こんにちは、こんばんは。どれか当てはまるもので、先ずは、ご挨拶。2023-24年度会長を務めます大塚和光です。どうぞ、よろしくお願い致します。
もういくつかSDGs8の達成に向けた日本の企業・団体の取り組み事例をみてゆきます。
AYUMI
エクアドルの元女性受刑者の社会復帰をサポートしているのが、AYUMIです。
AYUMIの創始者である宮浦歩美さんは、生まれつき心臓に穴が空いた状態で生まれてきて、わずか9ヶ月という月齢で手術をして乗り越えました。この大きな出来事が彼女のベースとなり、「何が起こっても私は大丈夫」と強い意志に変わっていったと言います。
その後、大学3年のときにエクアドルにNPOとしてボランティアに出向き、女性刑務所で託児スタッフとして働きました。その際に、「出所する元受刑者に雇用機会が待っていない」、「元受刑者が母親の場合、収入が不安定のため、その子どもたちが学校へ通わせる余裕がない」、「刑務所に入る理由のひとつに貧困問題やジェンダー問題が隠れていた」というような現実を知り、元受刑者の女性が社会復帰を目指せる社会をつくろうと決意しました。
AYUMIが手掛ける事業は、洗顔石鹸の製造、販売です。製造販売に関わるスタッフは一般雇用者もいますが、元受刑者を積極採用しています。エクアドルの女性たちが犯罪に手を染めてしまった理由のひとつに貧困が挙げられます。出所後、安定した職に就くことで貧困の悪循環を断ち切るきっかけとなり、子どもたちにも教育を受ける機会を与えることができるのです。
日本の出所者の雇用事情
AYUMIのように、元受刑者の方を積極採用する企業は日本には多くあります。
北海道にある建設会社「北洋建設株式会社」は先代社長の頃から元受刑者を積極採用しています。
現社長の小澤 輝真さんは難病を発症しており余命を宣告されているにもかかわらず、全国の刑務所に足を運び、雇用の面接を行なっています。「もっといろんな会社が出所者雇用に取り組むために社会を変えていってもらいたい。」刑務所を回る中でそう話しています。
AYUMIや北洋建設株式会社の取り組みに共通していることは、誰ひとり取り残さない社会づくりでしょう。経済成長の大前提は、ひとりひとりが働きがいを感じることなのだと理解できます。
ショコラボ
チョコレートというスイーツで働く全ての人に喜びを届けたい。「ショコラボ」が考える正常な社会とは、健常者と障がい者が現実的なマーケット分野でフェアに共働するということです。ショコラボの企業理念は、あらゆる人々を平等に尊重し、障がい者・健常者・高齢者が共生するコミュニティを作り、関与する全ての人々が物心両面の豊かさを感じられる仕組み作りで社会に貢献することとあります。
ショコラボが販売するチョコレートはすべて手作業で作られ、ひとつひとつ違っていい、という思いがチョコレートという商品に込められています。そして、
〇第一の商品: 健常者のみがつくる商品
〇第二の商品: 障がい者のみがつくる商品
と位置づけ、ショコラボでは、
〇第三の商品: 現実マーケットを意識しつつ、健常者と障がい者が共生・共働してつくる商品
とし、機械では作ることができない手作業の魅力を商品として多くのお客様に伝えているのです。
むすびば
母国を離れ、日本で働く技能実習生が日本語教育を受け、働きがいを感じられる社会づくりを目指すのが「むすびば」の取り組みです。
安定した収入を得て家族を養うため、毎年日本には外国人技能実習生が働きに来ています。
その中で、日本語が話せない、文字が読めないため仕事に影響が出て収入があがりにくい、知り合いがいないため孤立しがち、突然失踪してしまう、日本の生活に馴染めなくなる、といった問題が起きています。
このような問題を受けて、むすびばでは外国人技能実習生を採用する企業向けにオンライン日本語教室を作りました。語学が上達することで、
•働き先で的確な判断ができるようになる
•指示を出す側との意思疎通ができるようになる
•働くことが楽しくなる
•社外でも知り合いを作りやすくなる
•日本の生活に馴染みやすくなる
など、生活しやすい環境が調います。
特に大きな特徴としては、実習生が直接申し込むのではなく、採用している企業向けにサービスを販売している点です。むすびばの目的は、実習生が負担なく働きやすい環境を作ることです。
実際にサービスを導入した企業の声をご紹介します。
•「最初は義務感があったように見えた実習生が、語学を学んだことにより社内でコミュニケーションを楽しめるようになっていた」
•「実習期間を終えたあとでも実習生の将来の選択肢がひろがる」
•「仕事上のトラブルが減って作業がスムーズに進むようになった」
実習先だけでなく、日常へのメリット、また将来にも役立つサービスであることがわかります。
幹事報告
2023-2024年度幹事 原 いづみ
◆地区大会 RI会長代理 足立功一様 講演資料◆
ガバナー事務所より先般の地区大会におけるRI会長代理足立功一様の「2講演のパワーポイント」及び「総論」が届いています。
*大会1日目:指導者育成セミナー「ロータリアンのリーダーシップ」(第413回例会にて掲載済み)
【ロータリアンのリーダーシップ】
*大会2日目:RI現況報告2780地区
【RI現況報告2780地区 メール用】
*会長代理総評
【足立功一氏国際ロータリー会長代理総評】
◆2026-2027年度 地区ガバナーノミニー候補者告知について◆
12月8日付けで2026−2027年度 地区ガバナーノミニー候補者告知がありました。
詳細は下記よりご覧ください。
【クラブへの告知】
【中込仁志氏(鎌倉RC)略歴】
◆2023年決議審議会への決議案提出のお願い◆
詳細は下記よりご覧ください。
【決議案提出案内_クラブ宛て】
【決議案申請書・決議案文例】
◆開催通知:シンガポール国際大会日本人親善朝食会◆
シンガポール国際大会日本人親善朝食会
<日 時> 2024年5月26日(日) 開 場 午前 7:00
朝食会 午前 7:30〜9:00
RI会長他のご挨拶を予定しております。
<場 所> ラッフルズシティコンベンションセンター(Raffles City Convention Centre)
フェアモントボールルーム 4階
<住 所> 80 Bras Basah Road, Singapore, 189560
TEL:+65 6339 7777
<会 費> お一人 10,000円(着席)
<定 員> 先着600名
(締切日前に定員に達した場合は早めに締め切ります。
参加ご希望の方は早めにお申し込みください。)
その他詳細については下記をご覧ください。
【2023-24日本人親善朝食会についてのお願い_クラブ宛て】
【シンガポール 日本人親善朝食会チラシ 2024.5.26開催】
※参加をご希望の場合は、2024年1月16日(火)までに幹事へご連絡ください。
◆秋田豪雨災害支援金の御礼と報告◆
ガバナー事務所より下記のとおりお知らせが届いております。
地区内ロータリークラブ 御中
いつもお世話になっております。
7月の秋田豪雨災害への支援金を有難うございました。
当地区からは、1,800,339円を送金いたしました。
第2540地区ガバナー淡路 徹様より御礼と報告が届きましたのでお送りいたします。
ご査収のほど、よろしくお願いいたします。
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国際ロータリー
2023-2024年度 ガバナー各位
「秋田豪雨災害支援金の御礼と報告」について
時下、ますますご清祥のこととお慶び申し上げます。
さて、本年7月の秋田豪雨災害につきましては、多大なご協力を賜り心よりお礼申し上げます。
遅くなりましたが、支援金の被災地への配分について、別紙のとおり行っておりますので、ご報告いたします。
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RI第2540地区2023-2024年度ガバナー事務所
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ガバナー事務所
山田
その他は下記よりご覧ください。
【秋田豪雨災害支援金 御礼と報告】
【秋田魁新報10月19日】
委員会報告
出席員会
第413回例会 出席率 66.6%
会員数 3名 出席者 2名 欠席者 1名
Visitors
第413回例会のビジターコメント
能美ロータリークラブ 宮本 周司 様
12月は、『疾病予防と治療』月間ですね。
過去からロータリークラブは、ポリオ撲滅キャンペーンの主導をはじめ、人々を苦しめる病気の予防・治療や患者の支援に努めてきました。この数年は、新型コロナウイルス感染症という未知なる脅威とも向き合ってきました。
引き続き、病気の蔓延や医療不足に悩む地域社会に寄り添い、衛生習慣の普及や啓発にも努めて参りましょう!
Smile Box
第415回例会のスマイル報告
前回はありませんでした。
今週のプログラム
卓話:歴史をつくる カウントダウン ーポリオは根絶できる みんなの力があればー
卓話者:国際ロータリー第2780地区 ポリオプラス委員会
委員長 笠間 治一郎 様(綾瀬春日ロータリークラブ)
2023-24年度 ポリオプラス委員会 委員長の笠間治一郎です。
綾瀬春日ロータリーからの出向です。どうかよろしくお願いいたします。
先ずは ポリオという病気について説明します。
ポリオはウィルスによって発症する感染症です。日本ではポリオが流行した時に小さい子供の麻痺がよくみられた為、「小児まひ」と呼ばれてますが、大人にも感染します。
ウィルスは主に人の排泄物を介して口から入ります。不衛生な水などにより、飲食物や手などに付着して口から入ることが考えられます。口の中に入ったウィルスは喉に定着したり、あるいは飲み込まれて腸に定着し、増殖します。ウィルスはさらに付近のリンパへと侵入し、血液の流れに乗って中枢神経にたどり着き、麻痺を引き起こすことがあります。
典型的な麻痺型ポリオ、左上の写真をごらんください、1〜2日インフルエンザのような症状がみられた後、解熱前後に急に手足に麻痺が現れます。手足だけに留まらず、全身に麻痺が残る場合もあります。
左下の写真は麻痺により自身では呼吸が出来なくなった患者が入る「鉄の肺」と言われるタンクです。
大きな鉄製のタンクに体ごと入り、タンク内の気圧を低くして肺をふくらませ、圧を戻すことで呼吸を手伝う装置です。
日本におけるポリオは1940年代頃から全国各地で流行がみられました。1960年には北海道を中心に5000名以上の患者が発生する大流行となりました。そのため翌年に生ワクチンを緊急輸入し、一斉に投与することによって流行は終息しました。今でも生後3ヶ月から12ヶ月の間に3回のポリオワクチン接種(4種混合 ジフテリア、百日咳、破傷風)が義務化され、免疫維持がなされています。
ポリオウィルスに感染しても、無症状や軽症の場合が90〜95%程度を占めますが、何の症状が出なくても、便の中にはウィルスが排出され、他の人への感染源となりえます。
先ほど大人にも感染しますと申し上げましたが、たとえば第32代アメリカ大統領のフランクリン・ルーズベルトはポリオの後遺症で車椅子に乗っていましたが、ポリオに罹ったのは39歳の時でした。また2006年アフリカのナミビアでポリオの流行があった時も半数以上が大人でした。
残念な事に、ポリオに有効な治療法はありません。しかしポリオはワクチンの接種により予防が出来ます。
ポリオは根絶可能な疾病です。
なぜそう言い切れるのか5つの理由を述べます。
1.ポリオウィルスの感染期間は非持続的
ポリオに感染しても、感染力のある期間は限られています。通常1〜2週間程度です。
2.感染経路は感染者とその排泄物のみ
通常、ひとの排泄物だけが感染源となります。このように感染経路の特性を知る事でポリオ克服に近づけます。
3.ウィルスが自然界で生存し続けるには限界がある。
野生型のポリオウィルスはヒトの体内以外では長く生存できません。
4.それとヒトが唯一の宿主です。これは何度も立証されましたが動物を介して生存・感染するウィルスは確認されていません。
5.そして最後にワクチンの予防接種によって感染を防ぐことができます。
以上が根絶可能な理由です。
ここで国際ロータリーとポリオの歴史についてドキュメンタリー映像をみていただきます。
1985年にポリオプラスプログラムが発足するわけですが、ここに日本人ロータリアンがが深く関わっていたことを覚えておいてください。
東京麹町ロータリークラブの会員であった山田つねさん、峰英二さんのお二人は早くからポリオの惨状に深い関心を寄せ、南インドでポリオに苦しむ子どもたちにワクチン供与を2度にわたり実施され、その状況をつぶさに報告していました。この報告がポリオ撲滅運動提唱の原動力となり、東京の2地区を通じ働きかけ、国際ロータリーのポリオプラスプログラムへと発展したそうです。
そして最新のポリオの現状です。
1988年には125カ国35万件以上の発症が確認されたが、以来、25億人以上の子どもに予防接種を行い、発症数は99.9%減少した。
2023年11月15日現在 パキスタン4 アフガニスタン6 計10症例
毎月のロータリーの友には現状の症例数の表が掲載されております。
最新ポリオニュースとして
・アメリカ ニューヨーク州で昨年7月ワクチン未接種者が感染し麻痺を呈した症例が報告され緊急事態宣言を
発令し、ワクチン未接種者には予防接種を受けるよう うながしました。
・イギリス ロンドンでも下水からポリオウィルスが検出され警戒を強めている。
0.1%がなぜ難しいか
さきほど1988年に比べて、発症数は99.9%減少したと申し上げました。
残りは0.1%いや0.01%にも満たないです。
しかしこのほんの少しの戦いが最も困難だと言われています。
その理由は
遠隔地、不十分なインフラ、戦争やテロ地域である、そして文化的な障害が挙げられます。
その間にも、他の地域が再発生のリスクにさらされます。
しかし私たちはこの残り0.1%の戦いをやめるわけにいきません。
野生株ポリオウィルスの発症が起きている3カ国でまず感染を断ち切る。
既にポリオがいなくなったポリオフリーの国にウィルスが流入しないようにしなくてはならない
流入リスクの高い国は最大60カ国と言われ、現在も続けて全国一斉予防接種なのどキャンペーンを続けています。
ポリオウィルスを完全に根絶しない限り、今後10年間で新たな発症は世界で20万件に上がると推定されています。
これまでさんざんポリオプラスと言ってきましたが、そのプラスの意味を説明します。
当初のプラスの意味は、ポリオと共に子供のかかりやすい伝染病(はしか、結核、ジフテリア、百日咳、破傷風)の5つをプラスして同時追放を目指していました。
しかしポリオ根絶運動の取り組みとともに 新たな恩恵(プラス)が増えてきました。
一つはワクチンの運搬、保存をするための物流方式が発展途上地域でも確立してきました。
これはまさにコロナウィルスのワクチン運搬、保存にも生かされてます。コールドチェーンとも呼ばれています。
そしてポリオ発症の発見を目的としていたネットワークが他のウィルスの感染状況の監視にも役立ちます。これもコロナウィルスへの対応に役立っています。
また世界ポリオ根絶推進計画(GPEI)は官民パートナーシップの手本となりました。
このように例えポリオがなくなった後も、他の感染症との戦いを支えるインフラと協力態勢という遺産となるのです。
活動するロータリー
インド デリーでのワクチン経口投与
多くのロータリアンが、資金面の支援だけでなく、自ら予防接種活動にボランティアとして参加しております。
第2780地区は2014年相澤ガバナー年度よりインド デリーでの全国予防接種日に参加しております。
インドは宗教、思想からトイレは不浄とされ、野外排泄をするヒトが今だに6億人いるといわれています。そのため、最下層の5歳以下の子供たちは裸足で生活し、ポリオに感染する危険が高いです。
写真は実際にポリオプラス委員会メンバーが撮ってきてくれたものです。ワクチンを投与するメンバー、捨て牛が闊歩するスラム街、ワクチンを投与後にプレゼントを渡している姿です。
次は寄付の話です。
国際ロータリーではポリオ根絶の為に毎年5000万ドルの拠出を目標としています。一ドル145円で換算すると約72.5億円です。
ビル&メリンダ・ゲイツ財団はロータリーの寄付に対して2倍額を上乗せすることを約束しています。
資金は「根絶活動の運営」「医療従事者の支援、確保」「研究所の設備」「啓発資料」などに使われています。
2780地区ではポリオプラス基金として一人40ドルを目標としております。
これは私の試算ですが、今の全世界のロータリアンの総数は118万人ですので、5000万ドルを割るとちょうど40ドル相当になります。
また、すでにご案内しています、「ポリオプラス・ソサエティ」プログラムがあります。これは、ポリオ根絶までの活動資金の安定と増加のため毎年100ドルの寄付をお約束いただけるロータリー会員に登録していただくプログラムです。ご登録いただくと地区より、登録証とソサエティメンバーのピンバッチが送られます。
ビル・ゲイツはこのように言っております。
「ロータリーから刺激を受け、私もポリオ撲滅に深く関わろうと決意しました。ロータリーがなければ、今日の世界はなかったでしょうし、今後世界が向かうべき方向も失われていたでしょう」
ここで余談ですが、ポリオにもっと関心を持ってもらうために映画「ブレスしあわせの呼吸」を紹介させてもらいます。
この映画の主人公ロビンは、28歳でポリオに罹り、余命数カ月を宣告されながらも36年間、人工呼吸器と共に生きた男と、その家族の奇跡の実話です。ロビンは人工呼吸器をつけたまま、病院を出て社会の中で暮らすことを選びます。重度障害者の自立活動の先駆けです。家族や友人の愛と創意工夫がそれを可能にしました。
この映画の公開に向けて、国際ロータリーが協力し、公式ウェブサイト、ポスター、チラシ、映画本編のオープニングクレジットにロータリーとEND POLIO NOW のロゴが入っています。私は先日UNEXTで鑑賞しましたが、クレジットは確認できませんでした。
この映画はポリオが身近でない若い人たちが、ポリオ根絶活動の意義を知るいい機会を与えてくれると思います。
最後に世界の保健リーダーがポリオ根絶について語っておりますので、引用させていただきます。
【進むべき道は明らか】
※上記括弧内をクリックしてご覧ください。リンク先に移行します。
ポリオのない世界の実現へ向けて 根絶に賭ける5つの理由の述べます。
根絶を諦めれば今後数千万人の子供がポリオで身体麻痺になる。
根絶達成は目前に迫ってます。
根絶を達成すれば、今後20年間で500億ドルの経済効果 7兆5千億円
日本だけでもワクチンがポリオワクチンが入った4種混合から3種混合に変わるだけでも1年間で150億円相当の費用が
節減されます。
そして疾病監視のネットワークは他の感染症対策にとって世紀的な贈り物になります。
またポリオ根絶は公共保健の歴史的快挙となります。これは天然痘に続いて2例目です。
毎年10月24日は世界ポリオデーです。これはポリオワクチンを開発したアメリカの医学者ジョナス ソークの誕生日を記念して国際ロータリーが設立しました。
世界各地でポリオに関するイベント等が開催され、支援を募ったり啓蒙活動が行われています。
2780地区では一昨年度、ポリオの認知度向上と根絶活動への支援を募るため、神奈川県内でバスジャックプロジェクトを展開。ラッピングバス12台と県内のバス・電車内で啓発活動をを実施しました。
昨年10月21〜22日 スイス・ジュネーブの世界保健機関(WHO)本部で開かれたRIとWHOの共催イベント「World Polio Day 2022 and Beyond」でテドロスWHO事務局長は「ポリオ根絶は手の届くところにある。ロータリーのご支援があれば、子供は歴史の教科書だけでポリオ を知ることになるでしょう。そのような未来が1日も早く来ることを願っています」と述べたそうです。
本年2023〜24年度 田島畝久ガバナーは世界ポリオデーとして10月25日に「夢の音楽祭(ポリオデー)」としてチャリティーコンサートを大和市文化拠点シリウスで開催いたしました。皆様のご協力により、600名を超える参加を得て、盛会裏に終えることができました。また、昨年同様にクラブ主体でのポリオ啓蒙活動をお願いしております。私たちポリオプラス委員会にお手伝いできることありましたら、お気軽にお申し付けてください。
国際ロータリーの悲願でありますポリオ根絶が一日でも早く達成されますことを心より願い、卓話を終わらせて戴きます。
ご清聴ありがとうございました。
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