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第419回 例会2024年1月31日(水)0:00〜2024年2月6日(火)23:59 開催

開 会

点 鐘

ロータリーソング

ロータリアンの行動規範

会長の時間

2023-2024年度会長 大塚 和光

 皆様、おはようございます、こんにちは、こんばんは。どれか当てはまるもので、先ずは、ご挨拶。2023-24年度会長を務めます大塚和光です。どうぞ、よろしくお願い致します。
 

 

SDGsの目標9「産業と技術革新の基盤をつくろう」が目指す世界

 人々が便利さを感じ経済面や環境面で安定して生活をしていくためには産業と技術革新は欠かせないものです。そのためには様々なインフラと技術革新に対しての継続的、持続的な投資は不可欠なものです。
 世界の人口のおよそ半数以上は都市部に集中して住んでいるということから、食料や機械、物資などの大量輸送や莫大なエネルギーの生産、産業の成長、情報技術の進歩の必要性は増しています。
 しかし、都市部の人々だけが進歩した技術を利用できれば、全て解決するというものではありません。2023年現在の世界人口はおよそ80億人と言われますが、そのうち半数以上に当たる40億人以上はインターネットを利用できない環境にあります。そしてその9割以上は発展途上国で生活しているのです。

 SDGsが目標としている問題を解決していくためには、これらの国や地域への支援や開発は欠かせません。更に技術革新をしていくためには情報インフラの整備は必須となっていくのです。インフラや技術革新に対する投資は2030アジェンダを構成する17の目標に含まれています。交通、農業、エネルギー、情報など様々なインフラに対する投資は、それぞれの国や地域で持続可能な開発を促していきます。持続可能な産業開発は生産性や所得を向上させ、すべての人々の生活水準の向上を可能としていくのです。
(出典:国際開発センター公式サイト・日本ユニセフ協会公式サイト・国連開発計画(UNDP)駐日代表事務所公式サイト)
 
世界の現状や課題

 現在世界では年々様々な技術が進歩しており、数十年前は考えられなかったような技術が開発されて使用されています。しかし、その恩恵は世界中のすべての人々が受けているわけでありません。産業や技術の発展による恩恵は高所得国の人々に集中しており、開発途上の国々では数十年前と同じ生活を送っている場合が多いのです。
 SDGsの目標9「産業と技術革新の基盤をつくろう」で解決するべき課題は、こういった開発途上の国や地域にこそ多くあります。
 
インフラの普及、強化
 世界では十分に電力にアクセスできない人々が11億人、安全で衛生的な水を利用することができない人々が7億人、健康を害する衛生環境で生活している人が24億人いるとされています。また、交通面を見ても20億人以上の人々が全天候型の道路に簡単にアクセスできない状況です。このようなインフラにアクセスできない人は開発途上の国で特に多く、過疎地や農村部、村落地が都市部から離れて孤立していることを表しています。
 交通インフラが整備されていないことによって、物資や人員の移動がスムーズにいかずに、支援が遅れているという現状もあります。
 地域、越境インフラの整備には道路や空港、港などの交通インフラが含まれており、地域の統合、地域同士の関係構築、持続的な社会経済の発展、物資や人員の安定した輸送などの重要なポイントとなります。
 人口が増加するとそれだけ必要なエネルギー、物資も増加するため、ますます交通インフラの重要性は上がりますが、整備には地域によっての格差が激しくなっています。

(出典:国際連合広報センター 公式サイト)

 
アフリカ諸国のインフラ拡充
 こういった地域差はデータを見れば明確です。鉄道、道路、航空すべての貨物輸送量はヨーロッパ、北米、東アジア、東南アジアに集中しており、アフリカ、南米、南アジアなどでは大きく遅れていることがわかります。開発が遅れているとされているサハラ以南のアフリカでは2019年現在で約10億6,600万人が住んでおり、世界人口の7分の1(約13%)にも達していますが、道路による貨物量は世界の2%にしかすぎません。
 このように、インフラ整備が遅れているアフリカ諸国に対しては多くの支援が行われています。2015年の開発途上国に対するインフラ分野の政府開発援助(ODA)は570億ドルにも達しており、2010年から32%の増加となっています。そして援助の多くは「交通」と「エネルギー」の分野に振り分けられており、これらで380億ドルほどとなっています。
 また、道路や橋などにはそれぞれ耐用年数が設定されています。一度作ったとしても、ある程度の年数が経てば老朽化が進み、自然災害や人的な行動(運行、運搬など)によって故障、損失する可能性が高まってきます。しかし、道路や橋を最適な状態に更新していくためには多額の費用と多くの手間がかかります。そのため、インフラ整備には常に多くの投資が必要とされており、現状ではまだまだ足りていないとされているのです。

(出典:国際連合広報センター 公式サイト)

 
産業と技術革新が実現すると世界が大きく変わる
産業と技術革新が実現することで、現在開発が遅れている国や地域の人々が経済の輪に大きく加わってくることになり、情報社会にも大きな変化を与えることが予測されています。参加する人が増えるということは、それだけ動きは活発になり、さらなる発展につなげられるのです。

 特に製造業にとっては、SDGs の指標は特別なものではなく、通常のビジネス自体が、目標に貢献するかもしれません。例えば自動車産業の場合では、開発途上国への直接投資は現地の雇用を生み出しますし、新しい技術やデザインは現地企業のイノベーションなども生み出す可能性があります。
 目立った産業のない開発途上国でも、インフラが拡充することでより多くの人が便利な暮らしを実現でき、インターネットが普及することで新たなビジネスのチャンスにつながることも期待できるのです。SDGsの産業と技術革新という目標が達成されることで、世界中の国々が発展し、より豊かな暮らしが実現できるのではないでしょうか。

幹事報告

2023-2024年度幹事 原 いづみ

◆令和6年能登半島地震への義援金送金のご報告◆
 2024年1月11日付けでガバナー事務所より配信、第417回例会の幹事報告にてお知らせした能登半島地震への義援金協力について、突発寄付積立金より3,000円とスマイル会計より7,000円を拠出し、合計10,000円を当クラブから地区へ送金致しました。
 

◆地区RYLAセミナー開催のお知らせ◆
 2024年3月23日(土)、24日(日)の「RI2780 地区RYLAセミナー」に開催されます。
 今回のRYLAは「新世代プログラムのお互いを知ろう」がテーマです。
 詳細は下記よりご確認下さい。
 【RYLAセミナー ご案内(ロータリアン)
 【(共通)RYLAセミナープログラム
 

◆財団室NEWS 2024年2月号◆
 下記よりご覧ください。
202402 TRF News
 

委員会報告

出席員会

第418回例会 出席率 66.6%
 会員数 3名 出席者 2名 欠席者 1名

Visitors

第418回例会のビジターコメント

川崎ロータリークラブ 元沢 伸夫 様


会長のお話にあった災害について考えるよい機会をいただきました。川崎含めた首都圏都市部で発生した際を想定し、どこまで企業としてロータリーとして事前に対策をすべきなのか、また発生後にどのような活動をすることが価値ある行動なのか、簡単ではないですが引き続き考えます。
 

倉敷ロータリークラブ 大橋 紀寛 様


この度もお世話になります。大塚 和光 会長のお話を拝見し、メークアップアップをさせて戴きます。
本年は元旦・2日と惨事が続き、なんとも気ぜわしい1月です。そういった中で会長の防災レジリエンスや災害対応力のお話、非常に興味を持ちました。
当方は兵庫県で阪神淡路大震災を経験しているだけに、身につまされる思いです。
インフラや通信手段の崩壊程恐ろしい物は無いと思っております。
少しでも出来ることを再認識する本日でした。
メークアップ有難うございました。

Smile Box

第418回例会のスマイル報告

前回はありませんでした。

今週のプログラム

2024-25年度RI会長テーマ「ロータリーのマジック」   (The Magic of Rotary)

 2024年1月7日から11日までアメリカのフロリダ州オーランドで開催されました国際協議会において、ステファニー・アーチック会長エレクトより2024-25年度会長テーマ「ロータリーのマジック」(The Magic of Rotary)が発表され、多くの人びとを救うロータリーの力を認識してこれをさらに広げるよう呼びかけられました。
 

 

 今週のプログラムでは、ステファニー・アーチックRI会長エレクトによる講演とジョン・ヒューコRI事務総長兼CEOによる講演の動画を共有致します。
 

 
 

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