icon_calendericon_facebookicon_gearicon_info!icon_keyholeicon_mailicon_personicon_smilelogo_rotary_2780

第420回 例会2024年2月7日(水)0:00〜2024年2月13日(火)23:59 開催

開 会

点 鐘

国 歌

ロータリーソング

四つのテスト

会長の時間

2023-2024年度会長 大塚 和光

 皆様、おはようございます、こんにちは、こんばんは。どれか当てはまるもので、先ずは、ご挨拶。2023-24年度会長を務めます大塚和光です。どうぞ、よろしくお願い致します。
 

 

 近年、ICT(情報通信技術=Information and Communication Technology )によるインフラ整備や普及が世界中で進んでいます。これはSDGs(持続可能な開発目標)の達成に大きく関わってくるとされています。私自身も随分以前からインターネットを利用してはきました。この原稿の資料もネットの検索を利用することなしには膨大な書物や資料の山と格闘しなくてはならないでしょう。とは言え、インターネットの根本の理屈というか、仕組みを十分理解している訳ではありませんから、少しばかりイレギュラーが出ると、たちまちお手上げなのですが。日進月歩を通り越して時進日歩とでも言いたいような状態です。ですから、総務省などの資料が些か古いようにも思います。ではありますが、私の手におえる範囲でみてゆこうと思います。

 
SDGs9達成のために日本が行っているICTインフラの海外展開
 日本でもICTによるインフラの海外展開に積極的に取り組んではいるのです。
 ICTを知る上でのポイントは、インターネット普及率であるとされています。ICTはインターネット通信が前提にあり、ICT技術を活用するにはインターネットの普及が必要不可欠となります。そのため途上国及び先進国でのインターネット普及率に着目することで、今後の日本が取り組むべき課題が見えてきます。
 インターネット通信分野は、近年、世界中で目覚ましい発展を遂げています。この流れは5G通信の発展と共に更に加速していくと予想されています。2018年の段階で世界のインターネット普及率は、50%を突破している状況です。2019年時点の世界人口は約77億人なため、世界中でおよそ33億人がインターネットを利用している計算となります。
 
ICTの普及が進んでいない地域
 インターネットにアクセス出来る人とできない人との格差が存在するのも事実です。
 2018年、先進国でのインタ ーネットの普及率が80%を超える一方で途上国での普及率は15%前後と圧倒的な差が生まれています。途上国と先進国を比較した場合、約5倍の差があるのです。インターネットが普及していないということは、ICTもまた普及していないと捉えることができます。またインターネットを通じた情報へのアクセス格差は、労働市場及び生活環境への不利益を生み出すとされています。

(出典:総務省「デジタル変革時代の ICT グローバル戦略懇談会 報告書」2019)

 
日本が取り組むインフラ支援・援助

 先進国と途上国で広がる格差をなくすために、日本は途上国に対してどのような支援をしていかなければならないのでしょうか。
 2025年までに、世界中の人々がインターネットに接続できるように推奨する取り決めが2017年にG20にて決定しました。インターネット分野での技術を活用し、様々な社会問題を解決する人材の育成及び確保も課題の一つとなります。途上国が経済成長を遂げるために必要なのが、インフラ整備ですが、持続的かつ安定した経済成長のためには、「質の高いインフラ」が大切です。
 質の高いインフラ を実現すべく、総務省は質の高いICTインフラ指針を発表しました。
 日本が国際社会のリーダーとなり、質の高いICTインフラを途上国に対して支援・援助していくことにより、日本の国際社会での信頼の向上につながります。
 そんな中、日本がICTインフラ支援を推進している地域は、アフリカ諸国です。近年、アフリカ諸国の経済成長は急速に進んでおり、新たな投資先としても世界中から注目を集めているという状況です。多くのアフリカ諸国ではすでにICT分野でのインフラ整備が進んでおり、ICT立国を目指す国も台頭すると見られています。ICT立国として、インターネット通信インフラの整備、IT分野での人材育成などを積極的に推し進めています。世界中の大手企業や大学がアフリカに研究所などの拠点を設置し、人材育成や確保に向けて動いているのです。
 
 2030年の社会
  SDGsは、2030年までに実現しようとする17の目標があります。先進国だけではなく途上国においても同じ目標
  を設定しています。日本でも、持続可能でより良い生活を目指し積極的に取り組みが行われています。私たち
  の生活がどのように発展するのか、具体的な例とともに見ていきます。
 生活
  AI技術の発達により、人と対話可能なロボットが登場し、さらにBMI(ブレイン・マシン・インターフェー ス)に
  より人は頭で思考するだけで家電などを操作できるようになります。
 産業
  ドローンやAIなどの発達により、農業や酪農などの一次産業にて自動化、無人化の波が到来する。また、個人認証
  技術の発達により、会計処理なしの買い物が可能となります。
 都市
  ワイヤレス通信技術の発達により、高齢者も都市間を自由に移動可能となる。交通事故0の社会が実現する。遠隔
  コミュニケーション分野も発達し、より臨場感溢れるリアルタイム通話の実現につながります。
 教育
  高速通信、AI、ホログラム技術の発達により、自分の分身を作ることが可能になり、分身が会議や授業に出席する
  ことが現実できます。
 医療
  超高速通信の発達により、過疎地域でも優秀な医者による高度な遠隔医療手術が可能となります。
 海外交流
  同時通訳技術の発達により、日本を訪れる観光客や外国人労働者と日本人との間でコミュニケーションを取ること
  が可能となります。
  (出典:総務省「デジタル変革時代の ICT グローバル戦略懇談会 報告書」,2019)
  (出典:外務省「質の高いインフラ投資」事例集」)
 
SDGsの期限 2030年に向けて

 2030年まで残り10年。この10年間に日本は先進国として国際社会を牽引するリーダーとなっていくことが求められています。10年間で発達するテクノロジーは、我々の想像を超えるものとなるでしょう。世界中で広がる格差をなくすため、日本が途上国に対してインフラ支援・援助を継続的に推し進めていく流れは強まっていくことでしょう。

幹事報告

2023-2024年度幹事 原 いづみ

◆2024年2月 平和構築と紛争予防月間 リソースのご案内◆
 下記よりご覧ください。
 【2024年2月|平和構築と紛争予防月間
 

◆ロータリーレート◆
 2月 1ドル=147円
 

◆ガバナー月信2月号◆
 下記よりご覧ください。
 【ガバナー月信2024第8号 
 

◆MyRotary登録UPキャンペーンご支援のお願い:地区クラブ管理運営委員会◆
 下記よりご覧ください。
 【☆23-24)MyRotary登録率UPキャンペーン_クラブ宛て(ICT)
 

◆2024-2025年度版ロータリー手帳 予約案内◆
 申し込みをご希望の場合は2024年2月20日(火)までに幹事へご連絡ください。
 詳細は下記よりご覧ください。
 【2024-2025年度版ロータリー手帳予約案内
 

委員会報告

出席委員会

第419回例会 出席率 66.6%
 会員数 3名 出席者 2名 欠席者 1名

Visitors

第419回例会のビジターコメント

湯河原ロータリークラブ 室伏 学 様


久し振りにメークアップ出席させていただきました。
前回は5年半前の2018年8月でした。
その時の卓話は、当時、貴クラブの会員であった、湯河原出身の方で、湯河原温泉についてのお話を伺い、嬉しく思ったことを記憶しております。
2018年当時、私は「湯河原温泉旅館協同組合」の専務理事でしたが、現在は理事長を務めております。
貴クラブが少人数ながら、しっかりとクラブ運営をしていらっしゃることに敬意を表します。
また、大塚会長の「会長の時間」のテーマは『SDGsの目標9「産業と技術革新の基盤をつくろう」が目指す世界』でしたが、興味深く拝読し、世界中の国々の発展とより豊かな暮らしの実現を共に目指したいと感じております。
また機会がありましたら、メークアップさせていただきます。
この度はありがとうございました。
 

※他1件のビジター訪問がございましたが、メークアップ料のお支払いが未完了のため出席が成立しておりませんので、こちらへの掲載は保留といたします。

Smile Box

第419回例会のスマイル報告

前回はありませんでした。

今週のプログラム

1.今月のRI会長メッセージ

ゴードン R. マッキナリー
2023-24年度会長
2024年2月
 

私は、ロータリーの世界を通じて会員の皆さんがメンタルヘルスのための活動に取り組んでくださっていることに励まされています。1,000人以上の会員が、メンタルヘルスのイニシアチブのロータリー行動グループが実施したアンケート調査に回答し、会員の福利をより良くするためにロータリーに何ができるかについて意見を提供しています。

回答から浮き彫りになったのは、ロータリー会員がより多くの親睦、連帯、対話、結束、つながりを求めていることです。また、また、認められ、受け入れられ、仲間になりたいと感じています。さらに、より多くの奉仕の機会や、メンタルヘルスに関する講演、啓発、教育といったウェルネスのための活動の機会を求めています。

ロータリー会員は、メンタルヘルスへの着目を嬉しく感じているだけでなく、それによってロータリーでの体験がもっとよくなることで自身の生活も豊かになると考えています。興味深いのは、所属クラブに対して何か劇的に新しいことを求めているのではなく、自分たちが得意なことをもっとやりたいと感じていることです。例えば、月に一回、例会で座る席を変え、それまで話したことのない会員と話すというシンプルな試みによって、会員同士のつながりをさらに深めることができます。

好ましい成果をもたらし、ロータリー入会を検討している人たちにとって魅力となるいくつかの方法をご紹介したいと思います。まず、クラブで帰属意識を高めることの重要性を認識し、ロータリー会員が新しく有意義なつながりを見つけるためにあらゆる機会を生かすよう促す必要があります。世界の公共保健の専門家は、孤独レベルの深まりを懸念しています。米国の公衆衛生局長官は、これを蔓延状態であると宣言しました。メンタルヘルスの専門家は、共通の趣味や関心を土台とするグループやクラブを見つけることは、より強いつながりを築く有益な方法であることに同意しています。これこそロータリーです。すべてのロータリー会員が積極的に参加し、地域社会に備わっているこの強みを地域社会が認識できるようにする必要があります。

次に、クラブがつながりを築く新たな方法を見つけた方は、そのストーリーをmindhealth@rotary.orgまでお送りください。ロータリー世界に対して広く紹介させていただく可能性があります。皆さんのアイデアからほかの会員がインスピレーションを得られるかもしれません。また、ロータリーショーケースに奉仕プロジェクトを掲載しましょう。

最後に、今回のようなアンケート調査の結果をクラブでシェアし、クラブでの体験を向上させ、クラブ会員の期待を満たすような独自のアイデアを考えていただきたいと思います。私たちが始めた旅は、メンタルヘルス以上の目的を持っています。ロータリーという素晴らしい組織の強みを最大限に生かすこと、そして個人の幸福を心から大切にするコミュニティの一員であると、すべての会員に感じてもらえるようサポートしていくことです。

皆さんが行うすべてのことが、ロータリーでのつながりを強化します。このつながりとは、お互いのつながり、奉仕する相手とのつながりであり、これがメンタルヘルスの向上につながります。メンタルヘルスの向上のために行うすべてのことが、こういったつながりを強めていくのです。この「好循環」を続けていきましょう。

2.今月のロータリー財団管理委員長からのメッセージ

平和の礎を築く活動

 

 最近の戦争や暴力のニュースには深く落胆を覚え、見るのがつらく感じます。特に女性や子どもといった罪のない人たちが、戦争の渦中にいると思うと心が痛みます。ロータリーにできることはあるのでしょうか。問題から目を背けることができません。こういったときこそ、私たちはできないことではなく、できることに目を向けましょう。すでに効果があると分かっていることをさらに支援することができます。
 2月は「平和構築と紛争予防月間」です。平和は重点分野の一つであり、ロータリーでの活動全ての中心にあるものです。私たちは外交官でもなければ、紛争地で働く平和構築者でもありませんが、ロータリーでは平和の推進と紛争の予防という活動が、毎日どこかで行われています。
 ロータリー財団のどの重点分野を支援しようと、それは平和への貢献につながっているということを、全てのロータリー会員が、心にとどめておいていただきたいのです。例えば、地域社会での識字率向上に取り組むため、財団の補助金を利用して活動をしてみましょう。これにより経済をより安定させ、平和の礎を築くことができます。
 環境から地域社会の経済発展まで、全ての重点分野で同じことがいえます。重点分野は地域社会を安定させ、貧困を減らし、教育を助長することができるのです。
 プロジェクトの枠組みを超え、平和は、ロータリーというタペストリーに常に織り込まれてきました。1999年、明確なビジョンに基づく財団のイニシアチブを通じロータリー平和センターが設立された時、私たちはこのコミットメントを再確認しました。今月、トルコ・バチェシェヒシュ大学に新たなロータリー平和センターが開設されることで、このビジョンを新たにします。同平和センターでは、2025年初頭に第1期フェローが学業を開始します。
 ロータリーが世界でよいことを行うために進化するにつれ、数え切れない形で平和と理解を培ってきました。私たちの財団は、このビジョンに後押しされ、今後も大きな力となっていきます。これは、ロータリーの永遠のレガシーを形づくるでしょう。
 財団の活動を支援することで、皆さまもこのレガシーの一翼を担うことができます。rotary.org/donateで、重点分野「平和構築と紛争予防」を選択していただき、この活動をご支援ください。平和構築と紛争予防を支えるにはさまざまな方法があります。
 次なる一歩を踏み出すかどうかは、皆さましだいです。

BURRY RASSIN

2023-24年度ロータリー財団管理委員長

カレンダー

閉 会

点 鐘

過去の例会過去の例会のアーカイブ