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第421回 例会2024年2月14日(水)0:00〜2024年2月20日(火)23:59 開催

開 会

点 鐘

ロータリーソング

職業奉仕 四つの反省

会長の時間

2023-2024年度会長 大塚 和光

 皆様、おはようございます、こんにちは、こんばんは。どれか当てはまるもので、先ずは、ご挨拶。2023-24年度会長を務めます大塚和光です。どうぞ、よろしくお願い致します。
 

 

 持続可能な開発目標・SDGsの目標9「産業と技術革新の基盤をつくろう」の現状について更に考えてゆきます。

 ICT(情報通信技術)とは「Information and Communication Technology 」の略です。近年、世界のインターネットの普及率はとても高くなっています。それに伴いICT技術の向上や活用が進められています。ITが情報技術であるのに対し、ICTは情報技術の活用方法と言われています。そして、ICTは2030年に達成しなくてはならないSDGs(持続可能な環境開発)に必要不可欠であると言われています。

 身近なICTの例では、SNSやネット通販などが挙げられます。これらはICTの発展系となります。このICTのメリットとデメリットにはどのようなものがあるのでしょうか。
 
ICTが普及するメリット
 現在、ICT技術は様々な分野で導入され、私たちの生活の手助けをしています。
メリットは下記の通りです。
①IT技術による仕事量の軽減(生産性向上)
②あらゆる分野に導入できる
③人材難を解決する
④サービス性の向上
⑤新たな職種の創出
 またICTが導入されている代表的な分野は下記の通りです。
①教育
②医療
③建設
④農業
⑤防災
⑥観光
⑦地方創生
 超高齢化社会の日本においてICTの導入により医療業界での安全性向上・医療業務の効率化が進められています。教育分野でもICTの導入が進められ、インターネットを通じて場所を選ばず効率的な学習が可能になる環境を実現するための取り組みが行われています。防災分野では、国民が素早く災害情報にアクセスできるような取り組みも進んでいます。
 
ICTが普及することによるデメリット
 ICTのデメリットは下記の通りです。
①導入ハードルが高い(コスト面)
②情報管理が甘くなるリスク
③デジタル人材の不足
④機械が人に取って替わるリスク
 少子高齢化により国内の人口は減少していると同時に産業人口も減少傾向にあります。
IT分野の発展により、今後はデジタル対応可能人材の確保は難しくなり、2030年までに約60万人もの人材が不足すると言われています。

(出典:総務省「デジタル変革時代の ICT グローバル戦略懇談会 報告書」,2019)

 
現在の日本のICT普及率
 ここで日本のICT普及率を見てみましょう。

 些か古い資料ですが、上記の表から日本は海外と比較してICT導入率が低い水準です。現在は改善されていると思いますが、海外のICT導入率に可能な限り近づけることが今後の目標となります。
 
インターネットの普及率
 2018年時点で、世界のインターネット普及率は世界人口の50%を突破しています。次第に国家間の垣根もなくなりつつあります。近年の5G通信の普及により、ICT分野は驚くべき発展を遂げてデジタル革命の時代に突入するとも言われています。このデジタル革命により、2021年までにGDPの年間国内平均成長率は0.4%上昇すると試算され、AI技術やICTテクノロジーを利用した製品・サービスはGDPの50%に到達すると言われています。
 
解決されるべき課題
 近年では、時代と共に私たちの働くスタイルにも変化が起き始めています。日本政府主導による働き方改革が推し進められていることもあり、まだまだ紆余曲折はあるでしょうが、日本の労働環境は今後大きく変化していくことが予想されています。
 デジタル革命の時代には、情報にアクセスできる人、そうでない人との間で格差が生まれます。例えば先進国と後進国でのインターネット普及率の差です。先進国でのインターネット普及率は80%を超えていますが、途上国での普及率は15%前後と非常に低い水準にあります。デジタル革命によりIT分野は加速度的に発展するものの、途上国で生活する人々はデジタル社会から取り残される現実を直視しなければなりません。デジタル社会の波から取り残された人々は結果的に多くの不利益が発生し、更なる格差が広がっていくのです。
 (出典:総務省「デジタル変革時代の ICT グローバル戦略懇談会 報告書」,2019)
 (出典:総務省「ICTの導入状況」,2018)

 デジタル革命は良いことばかりではありません。ITテクノロジーにより大きく発展した社会においては、ネットでのサイバー攻撃や情報漏洩のリスクが高まり被害拡大も指摘され、実際に事件にもなっています。これらのデジタル格差やリスクにどのように対応していくべきなのか、デジタル革命社会において解決されるべき課題は山積みなのです。
 

SDGs達成で大きく変わる生活環境
 今後、ITテクノロジーの発展により、デジタル化は更なる進化を遂げていくと予想されます。またICT技術の分野も更なる発展を遂げることでしょう。SDGsのスローガンには「地球上の誰一人として取り残さない(leave no one behind)」とあります。SDGsの17の目標達成まで、予定では、あと6年です。2030年の日本の姿はどのようなものになっているのでしょうか。その頃には全ての生活がデジタル化された社会となり、より一層の技術革新により私たちの生活は一変すると考えられています。紛争や戦争等の報道が溢れる昨今、「より良き社会」となっていることを期待したいと思います。

幹事報告

2023-2024年度幹事 原 いづみ

◆第57回 神奈川県ロータリアン親睦テニス会(上野杯)のご案内◆
 詳細は下記よりご覧ください。
 【県Rテニス会
 

◆IM チラシ、リーフレット◆
 下記からご覧ください。
 【IMチラシ
 【IMリーフレット

 ※ホストクラブの事務局よりIMの宣伝のためにクラブ訪問させていただきたいとのことで日程調整依頼のメールがあったため返信はしておりますが、1月17日以来3度ほど確認を含めてご連絡を差し上げているものの2月13日現在返信が無く、また、2月8日上記資料を伊澤実行委員長よりメールで拝受した折に日程についての確認を致しましたが、本例会更新までに返信が無いため、当クラブへはこれらの資料をメールで発信されたのみとなるのかと思います。

委員会報告

出席報告

第420回例会 出席率 66.6%
 会員数 3名 出席者 2名 欠席者 1名

Visitors

第420回例会のビジターコメント

前回はありませんでした。
 

第419回例会

寒川ロータリークラブ 高波 信幸 様


久し振りに訪問させて頂きました。
今回の会長の時間のテーマである”SDGsの目標9「産業と技術革新の基盤をつくろう」が目指す世界”について、私なりに思ったことをお伝えしたいと思います。
記載内容は概ね知っている内容でした。特にアフリカの整備の遅れは世界にとって貧富の差を示す象徴的な問題だと思っております。
その中で、最近私が注目しているのはインドネシアの首都移転です。インドネシアは今が所謂日本の高度経済成長期のような状態だと認識しています。首都移転によって大規模なインフラ整備が行われているところで、これが完了した暁にはインドネシアは先進国の仲間入りどころか世界のリーダー的な位置付けまで登るのではないかともいわれております。
ただ、一方でこのまま経済優先で都市開発を続けて行っていいものだろうかと不安にも感じています。地球温暖化の問題に対しては都市開発は行うべきではないのではないか、道路整備も温暖化に少なからず影響を与えているもののひとつであることは間違いないし、この先どの選択が本当の意味で正しいのか、まだまだ本当の問題解決に至る結論は出ていないように感じています。
これからも色々な視点で物事を見ていき、この先のより良い未来につなげていきたいと思いました。

Smile Box

第420回例会のスマイル報告

前回はありませんでした。

今週のプログラム

2024年国際協議会 Part2

 前々回の例会のプログラムにおいて、次年度RI会長テーマを国際協議会での講演ビデオなどを交えて取り上げました。今週のログラムでは、「2024年国際協議会 Part2」としてステファニー・アーチックRI会長エレクトの閉会講演とゴードン R. マッキナリー会長の講演のビデオを取り上げます。
 

 
 

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