第430回 例会2024年5月15日(水)0:00〜2024年5月21日(火)23:59 開催
開 会
点 鐘
ロータリーソング
ロータリアンの行動規範
会長の時間
2023-2024年度会長 大塚 和光
皆様、おはようございます、こんにちは、こんばんは。どれか当てはまるもので、先ずは、ご挨拶。2023-24年度会長を務めます大塚和光です。どうぞ、よろしくお願い致します。
これまで、SDGs11について紹介してきましたが、実際に解決に向けて自分たちにできることが気になる方もいるのではないでしょうか。私たちに出来ることにはどのようなことがあるか見てゆきます。
私たちにできること
1:家の電気を自然エネルギーに変える
地球規模で問題になっている温暖化。年々上がっていく気温や異常気象による自然災害がこのまま増え続けると、私たちは安全に暮らすことが難しくなってしまいます。
そこで、地球温暖化の原因であるCO2の排出量を削減するための方法に「自宅の電気を自然エネルギーに切り替える」ことがあります。
2:サスティナブルツーリズムに参加する
旅行が好きな人は多いと思います。私も好きです。普段とは違う場所へ行き刺激的な体験が出来ると思うと旅行は楽しいです。経済はもちろん、地域文化・環境の保全も同時に行う観光業のあり方を「サスティナブルツーリズム」と呼びます。これから旅先を決める際には、サスティナブルな観光地を選択肢のなかに取り入れてみてはいかがでしょうか。
NWTO(国連世界観光機関)によると、サスティナブルツーリズム(持続可能な観光形態)とは、訪問客、業界、環境および訪問客を受け入れるコミュニティーのニーズに対応しつつ、現在および将来の経済、社会、環境への影響を十分に考慮する観光と説明しています。
3:地域活動に参加する
自分の「住んでいるまちを良く知っている」と自信を持って言えるでしょうか。多くの人は自分が住むまちついて知ろうとせず、勝手に「魅力のないまちだ」と思っているのではないでしょうか。何かの機会に、他の住人と出会い、様々な情報を知ったことで愛着が湧くようになってゆくのです。そして、自分のまちを良く知ることで、より住みやすいまちにしようと意識できるようになるのだと思います。更には地域で活動することで地元経済の活性化にもつながるのです。
4:投票する
「SDGsと投票に関係があるのか」と思いますが、これが大いに関係があるのです。投票は私たち1人1人が政治に関われる貴重なチャンスです。SDGsの視点を持って選挙に参加することが大切です。
投票に行くことの重要性は様々な観点から言われていることです。政治は私たちの生活に深く関わっています。自分の地域の候補者がどんな政策を持っていて、どのように私たちの生活がよくなるのか、きちんとチェックして投票することで未来が変わります。
私たちの1票で選ばれた議員が国や自治体のお金の使い道を決めるため、例えば、その議員がダム建設に力を入れているのか、それとも子どもの教育に熱心なのか、どのような政策を掲げていて、それがあなたの考え方と合っているのかを考えてみましょう。政治にあまり関心がないという人でも、先ずは選挙に行ってみることが大切です。
5:普段の生活から意識を変えてみる
「住みやすいまちづくり」と言うと、何か壮大なことをしなければいけないと思うかもしれませんが、そんなことはありません。意識1つで今すぐ出来ることを考えていきましょう。
サポートが必要な人を知る
SDGs11では、妊婦の方や障害を持っている方、あるいは、高齢者の方など全ての人が住みやすいまちをつくることを目指しています。そのため、身の回りにいるサポートが必要な方に適切な支援もすることもSDGs11達成のためには欠かせません。いざというときに適切なサポートができるように、どのような方にどのような支援が必要なのか知識を身につけましょう。
SDGs11達成のための日本企業、団体の取り組み事例
日本の企業や団体はどのような取り組みをしているのでしょうか。いくつか紹介します。
トミィミューズリー
岐阜県飛騨高山市にお店を構えるトミィミューズリーは、日本在住歴30年のスイス人のオーナーが手がける自然素材をたっぷりと使ったミューズリー専門カフェです。
トミィミューズリーの存在は目標11の下記のターゲットに貢献しています。
「11.a 各国・地域規模の開発計画の強化を通じて、経済、社会、環境面における都市部、都市周辺部及び農村部間の良好なつながりを支援する。」
トミィミューズリーは新しく農地開拓をして地元の食材を使うことで地域に貢献しており、観光客のみならず地元のファンも訪れるお店になっています。
過疎化対策、休耕地の再利用
トミィミューズリーの目標は、飛騨高山が元気になること、といいます。飛騨では農地の過疎化、休耕地が増えています。そこでトミィミューズリーは地域活性化のために休耕地を自然栽培の農地として利用し、農薬なしのオーツ麦の収穫に成功。いずれはミューズリーを飛騨の特産品にしたいと願って事業を展開しています。
市を挙げて掲げる未来の設計図
現在、高山市には「人・農地プラン」があり、耕作放棄地対策として地域の農地を誰に任せるか、担い手をどう確保するかを話し合う未来の設計図をつくっています。定期的に通いたい、応援したい、訪れる人々をそんな気持ちにさせてくれるのは、やはり関係者の地域を愛する姿勢があるからでしょう。
このほかにも日本や世界の企業の取り組みは沢山あります。勿論、ロータリーでもクラブや地区単位での取り組み事例は「友」などでも紹介されているように数多くあります。
目標11について、まとめると「住み続けられるまち」とは、さまざまなリスクに耐え続けられ、全ての人が安心安全で暮らし続けていける街、と言えます。
そこでの問題は、「都市の人口増加」によって貧困・大気汚染・災害の被害増加・インフラ整備が追いつかない・地方の経済悪化など、さまざまな悪影響が引き起こされていること。
その解決のためには「すべての人が生活しやすいまちづくり」「環境の負荷を考えたまちづくり」「災害に強いまちづくり」が必要です。
取り組み事例として、SDGs未来都市の選定、コンパクトシティ、省エネ・耐震・低価住宅、スラムの改善・シェアサイクル・電動貨物トレーラー・衛星データで洪水被害の防止、などなど。
私たちにできることとして、取り組み団体への募金支援、地域交流、CO2排出を減らす生活、ゴミを出さない生活、災害被害を避ける方法を知る、防災用に備蓄をする、など。
「まちづくり」と聞くと、自分の力だけでは到底叶わないように感じるかもしれません。しかし、地球に住む1人1人の小さな行動が積み重なって現在の状況や問題が起こっていると考えれば、解決のために1人1人が小さな行動を重ねることで、今は目に見えなくても確実に未来は変わると考えることが出来ます。
是非、現状や取り組み事例などを理解して周りにシェアしながら、今出来ることを行いながら、より豊かで暮らしやすい世の中を一歩ずつ切り開いていきましょう。
幹事報告
2023-2024年度幹事 原 いづみ
◆藤沢南RC例会変更のお知らせ◆
下記よりご覧ください。
【5月例会変更のお知らせ】
◆ガバナー月信5月号◆
下記よりご覧ください。
【ガバナー月信2024第11号】
◆ハイライトよねやま290号◆ 2024年5月13日発行
下記よりご覧ください。
【http://www.rotary-yoneyama.or.jp/content/uploads/summary/highlight290_pdf.pdf】
委員会報告
出席委員会
第429回例会 出席率 66.6%
会員数 3名 出席者 2名 欠席者 1名
Visitors
第429回例会のビジターコメント
倉敷ロータリークラブ 大橋 紀寛 様
本日はメークアップでお世話になります。
大塚和光 会長のお話を拝見しました。「人口減少」「高齢化」などの人口問題を取り上げられています。SDGs11「住み続けられるまちづくりを」行うのに問題点を上げられています。簡単なようで難しい問題です。日本においては東京への一極集中も大きな問題と私は思います。
国や行政だけでは難しいとされており、その通りだと思いますが一番は政治・政治家が、もっと動くべきと思います。公務員は言われたことだけをするので、発展は難しいと思います。今後の政治家に期待する今日この頃です。
本日はメークアップ有難うございました。
Smile Box
第429回例会のスマイル報告
前回はありませんでした。
今週のプログラム
地区研修・協議会報告
今週のプログラムは4月21日(日)に開催された地区研修・協議会の出席報告です。
本来であれば設けられた部門それぞれに会員を送り込み、各が勉強の機会を有意義に使い、クラブに持ち帰って報告、学んだことを共有していただきたいところですが、ご存知のとおりの会員数ですし、加えて会長エレクトも地区協の開催時には入院中という事情があって幹事エレクトのみの出席となってしまいました。
取り敢えず、過去に2回既に会長エレクトとして地区協には出席しているのでおおよその想像はつきますが、一つ気になっているのは、会長エレクトはPETSと地区協への出席義務があり、PETSは欠席すると補講が設けられるというのは承知しており、実際過去に欠席した、あるいは早退して補講になったという話はチラホラ聞いたことがあるのですが、地区協は欠席しても補講は無いのか、ということ。地区協でも補講が開催されるのであれば当然お呼び出しがかかるでしょうけれど、本例会の更新準備段階(5月14日)においてどこからも連絡が無いということはこちらは欠席でも大丈夫ということなのでしょう。
会長エレクト 原 いづみ
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2024年国際ロータリー第2780地区
地区研修・協議会報告
次年度クラブ幹事 大塚和光
次年度に向けての地区研修協議会が4月21日(日)10時30分から横須賀市の県立保健福祉大学に於いて開催されました。座間市の自宅から3回乗り換えて2時間ほど。遠い。大学の施設ですから体育館も大小の教室も沢山あります。こうした多人数の集まりで分科会もあるとなると他には考えられない場所選定でしょう。駅からは近くて解り易いこともあるからでしょうが、案内係の姿は少ないようでした。
前列右側の幹事部門の席について全体会議Ⅰに臨みました。時間通り点鐘、開会の言葉、国歌、ロータリーソング斉唱、物故者報告、黙祷と続き、何度か立ったり座ったりを繰り返す。ホストクラブ会長の長めの歓迎の言葉に続き田島ガバナーの挨拶。今年度の地区役員紹介は地区幹事から。佐々木さんのガバナーエレクトとしての挨拶は勢いがありました。次年度の地区役員紹介が次年度地区幹事から。ここでようやく諸事お知らせとなり、次の部門別会場へ移動。
とにかく大勢のこととて順番待ちに時間がかかる。体育館から教育研究棟4階の大講義室に入ってお弁当の昼食。顔見知りが何人か声をかけてくる。しかし、流石に私よりは若い人ばかり。幹事役は初めてという人も多く、緊張した口ぶりで話し込んだり前を見つめたりしている。
12時45分再開。部門別の幹事部門は大河原リーダーが基調スピーチとして「幹事に求められること」、小林リーダーが「クラブ幹事の役割と責務」、森田サブリーダーが「クラブ会員への情報伝達及び会長幹事会の重要性」、東サブリーダーが「マイロータリー」について、それぞれ話された。
始めに大河原さんが幹事経験者の挙手を求めたところ私ともう一人、合わせて2名だけでした。会長幹事会で役員のなり手が無いというような話を聞くことが多かったので、少し以外な思いがした。昨年度だったか、会長の引き受け手がないという理由で解散したクラブがあったし、ここ何年か同じメンバーが会長幹事を続けているクラブもある。昔、先輩に聞かされたように、ロータリーの本旨はクラブで1年毎に様々な役割を果たすことによって自己実現のレベルアップをも図る機会とすることだと思っている。なので、同じ人間が同じ役割を続けるのは本来ではない筈だという思いはある。まあ、現実を考えれば何をか言わんや、ではありますが。
リーダーたちが話されたことは常識的なことですから、ここに研修内容そのものを事細かに書くのは意味がないと思います。クラブ定款・細則が拠り所ですし、当日配布された資料にも手順や事例があります。手続き要覧もあります。ただ、些か驚いたことに当日の参加者には読んだことがない人が多いようでしたが。あることも知らない人も。最も、昔おられましたが「歩く手続要覧」なんて人物は如何なものかと思うし「俺は手続要覧を5回読んだ」などと言ってみたところで実質が伴わなければ何ほどのこともありません。
15時から全体会議Ⅱ。今回は表彰には該当がなく気楽なもの。佐々木エレクトがリーダー・サブリーダーへの感謝の言葉。次年度の紹介と挨拶に続き「手に手つないで」。点鐘して解散となった。まだ明るい。随分日が伸びた。
こうした研修会に参加するたびに思いますが、ロータリアンが減少したと言われる中、これだけの人たちが集まって熱心に学習されるのは実に文字通り「有り難い」ことです。自分が年を取った為でもあるでしょうが、多くの若いメンバーがメモを取りながらリーダー達の話に耳を傾けている様子は頼もしい限り。経験だけでは事足りないところは文書となっている様々な拠り所に立ち戻り、何よりも他のメンバーの力添えを頂いてクラブ運営をこなしてゆけば良いと思います。
古いRIテーマですが「ロータリーを楽しもう」という心構えを大切にしたいと思います。
毎度繰り返しますが、出来ることを、出来る時に、出来るだけ、です。さもなければ、疲れ果てて退会してゆくことにもなりかねません。長い間ですから、そうした人たちを何人も見てきました。勿体ないことです。ロータリーには一生付き合える友が大勢いるのですから。
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