第478回 例会2025年8月20日(水)0:00〜2025年8月26日(火)23:59 開催
開 会
点 鐘
会長の時間
2025-2026年度会長 原 いづみ
皆さん、こんにちは。第478回例会へようこそ‼
お盆休み、皆さまいかがお過ごしでしたでしょうか。暦の上では「残暑」と呼ばれる時期ですが、今週の天気予報では連日40℃近い最高気温が予想されており、「残暑」とは名ばかりの厳しい暑さが続いております。
さて、お盆休みに入る少し前の8月11日、ユン・サングRI会長エレクトがアレッツォRI会長に辞任の意向を伝えられたことが発表されました。昨年、膵臓がんを患っていることを公表され、治療に専念するため一時的にロータリーの職務から離れておられましたが、このたび正式に辞任の決意を固められたとのことです。
正直なところ、カルガリーの国際大会で流されたビデオメッセージを拝見しながら、「このまま本当に会長年度を迎えられるのだろうか。仮に就任されたとしても、その職務を全うできるのだろうか」と感じておりました。ですので、今回の辞任はやむを得ない判断であったと受け止めておりますが、ご本人や彼の活動を支えてこられた方々にとっては、さぞかし残念なことでしょう。困難な決断であったことは想像に難くありません。しかし、何よりも健康が第一です。私自身もここ数年、身をもってそのことを実感しております。ユン氏の一日も早いご快復を心よりお祈り申し上げます。
なお、新たな会長エレクトの選出については、近く理事会が会合を開き、次のステップを決定する予定とのことです。正式な発表があり次第、改めてご報告いたします。
ところで、デ・カマルゴ氏の会長エレクト辞任の真相については、いまだ明らかにされておらず、多少の噂話が耳に入ってはおりますが、正式な発表がない限りは憶測の域を出ません。ユン氏の辞任とは事情が異なるとは思いますが、こうして会長エレクトの辞任が続くのは、異例の事態と言えるのではないでしょうか。
もう一つ残念なお知らせですが、裏千家前家元であり京都ロータリークラブ会員の千玄室氏が、8月14日に102歳でご逝去されました。千玄室大宗匠といえば、「特攻隊の生き残り」としても知られており、このことは有名な話だったようですが、私がその事実を知ったのはロータリーに入会してからでした。戦後は国内外で茶の湯を通じて平和の推進に尽力され、昨年の地区大会でのご講演も記憶に新しいところです。
今年は戦後80年の節目の年です。前回の例会が始まった8月6日は広島平和記念日でしたが、慌ただしい中で「会長の時間」を執筆し、原爆被害や戦争について触れなかったことに後から気づき、何とも言えない恐ろしさのようなものを感じました。そんな折、大宗匠の訃報に接し、改めて『ロータリーの友』2022年9月号掲載の「一盌からピースフルネスを」を読み返す中で、「過去と向き合い、その教訓を未来に伝えることは、今生きている者の責任である」という言葉が深く心に響きました。
戦後80年を迎え、戦争や被爆を体験された世代は今や1割を切ったとされています。10年後の戦後90年には、戦争の記憶や教訓を自らの経験として語れる方はさらに少なくなるでしょう。戦争を知らない世代が増える中で、その記憶や教訓をいかに継承していくかが大きな課題となっており、今こそ改めて考えるべき時がきているのだと感じております。
「『平和』という言葉を使うのは嫌なんです。『平和』を使うということは、戦争とか無残な殺し合いがあってこそ『平和』って言葉を使うでしょ。それがなかったら『平和』という言葉、使いませんよ。どんなに謝っても、どんなに慰霊しても、戻ってきません。平和っていう言葉を使わない世界にしなきゃいかんのです。」——これは、大宗匠がかつてテレビのインタビューで語られた言葉です。非常に印象的でした。
今も世界では戦争や殺戮が繰り返されており、ロシアによるウクライナ侵攻では核使用の脅威さえ示唆されるなど、「平和」という言葉を使わずに済む世界には程遠いのが現状です。しかし、いつの日か大宗匠がおっしゃっていたような「『平和』という言葉を使わない世界」が実現することを願ってやみません。
幹事報告
2025-2026年度幹事 大塚 和光
◆ハイライトよねやま305号◆ 2025年8月13日発行
下記よりご覧ください。
【https://www.rotary-yoneyama.or.jp/content/uploads/summary/highlight305_pdf.pdf】
◆第54回 ロータリー研究会 登録のご案内◆
詳細は下記よりご覧ください。
【第54回ロータリー研究会_クラブ宛て】
【P-a_第54回_ロータリー研究会_ご案内および登録について】
【P-b_第54回ロータリー研究会_宿泊に関するご案内】
【P-c_第54回ロータリー研究会リーフレット】
【P-d_パシフィコ横浜までのアクセス】
【P-f_第54回ロータリー研究会_本会議ならびに付随プログラムのスケジュールについて(G-h共通)】
【P-g_第54回ロータリー研究会スケジュール一覧(G-i共通)】
参加希望の方は2025年9月16日(火)までに事務局へご連絡ください。なお、宿泊申し込みをされる方は2025年9月2日(火)まに事務局へご連絡ください。
◆ガバナー月信 2025-26年度第2号(8月号)◆
下記よりご覧ください。
【ガバナー月信2025 第2号 】
◆姉妹クラブ提携のご提案(台北百華扶輪社 Rotary Club of New Taipei Blooming)◆
下記よりご覧ください。
【
】
委員会報告
出席委員会
第477回例会 出席率 66.6%
会員数 3名 出席者 2名 欠席者 1名
Visitors
第477回例会のビジターコメント
前回はありませんでした。
Smile Box
第477回例会のスマイル報告
前回はありませんでした。
カレンダー
今週のプログラム
和ものがたり歳時記(八:風鈴・釣忍)
卓話者:末広 平太 様
風鈴・釣忍
風鈴の起源は約二千年前の中国で竹林に吊り下げて風の向きや音の鳴り方によって吉凶を占った「占風鐸」であるとされます。これを僧侶が日本に持ち帰ったものが青銅製の「風鐸」で寺の仏堂の四隅や仏塔に吊るすようになり、ガランガランという鈍い音には厄除けの効果があり、この音が聞こえる範囲は災いが起こらないといわれました。
平安時代から鎌倉時代にかけて貴族の屋敷でも軒先に魔除として風鐸を吊るしたことがあったといわれ、呪術的な意味のほか権力の象徴でもありました。初めは大きなものでしたが徐々に小型化していきました。
「風鈴」の名は法然が「ふうれい」と名付けたことに由来するとする説があります。風鈴という表記は鎌倉末期に作られたとされる国宝「法然上人行状絵図」に「極楽の七重宝樹(しちじゅうほうじゅ)の風のひびきをこひ、八功徳池(はっくどくち)のなみのをとをおもひて、風鈴を愛して」とあり、これが後に「ふうりん」と読まれるようになったといいます。江戸時代に書かれた「嬉遊笑覧」には法然の弟子が風鈴を好んで持ち歩いたとあり、鎌倉時代には風鐸が小振りの風鈴として普及していたとしています。
素材はもとは鉄や銅など金属製のものでした。ガラス製の風鈴が現れるのは江戸中期以降のことです。無色透明のガラスの製法が18世紀にオランダ経由で日本に伝わると、19世紀には江戸でガラス細工が盛んになり江戸時代末期にはビイドロ製の吹きガラスで作られた風鈴が江戸で流行しました。明治時代には町で風鈴を売り歩く「風鈴売り」もみられ、大正期には岩手県の名産である南部鉄器の産地で鉄製の風鈴が作られるようになったのです。
ガラス製のものは日本全国にあるのですが昭和になって登録商標として名乗ったため江戸風鈴が知られています。琉球ガラス、諏訪ガラスなどでも作られています。実は、中国などで作って輸入しているものも多いようです。
兵庫県姫路の伝統工芸である明珍火箸を風鈴として使うように作った火箸風鈴というものもあります。二組、四本の火箸を吊るしてその中央に舌を下げてお互いにぶつかりあうようにしたものです。沖縄などでは貝殻を用いた貝殻風鈴も作られています。竹や木製のものもありますね。
風鈴に関する行事として奈良県橿原市・おふさ観音では風鈴まつりが七月初旬〜八月末にかけて行われ、2500を超える全国各地の特徴的な風鈴が吊り下げられ大和の夏の風物詩となっています。神奈川県・川崎大師の七月の行事、風鈴市は平成23年で16回目で比較的新しい行事です。日本各地の風鈴が販売され平成22年には47都道府県900種類が集まったといいます。東京都・浅草寺の七月の行事、ほおずき市では風鈴もつきもので多数売られます。
風鈴
鐘形の金属製のものや、球形のガラス製のものなどあり、その下に短冊形の紙をつける。風鈴売。
風鈴屋老の弱腰たてにけり 蛇笏
業苦(ごふく)呼起す未明の風鈴は 波郷
風鈴や花にはつらき風ながら 与謝蕪村
この「花」は「桜」ではないと思います。何の花かな。
風鈴の風にちりけり雲の峯 正岡子規
「雲の峯」とは入道雲のこと。「夏」ですよね。
月光ほろほろ風鈴に戯れ 荻原井泉水
自由律の俳句。「月」は秋ですが「月光」は季寄せにはありません。「ほろほろ」は柔らかい月光の印象ですが。
釣忍
忍を舟の形や井桁などにつくって軒端に吊るす。簷忍。
自ずからその頃となる釣忍 石鼎
人知れず暮るゝ軒端の釣忍 草城
シノブは山地の樹木や岩肌に着生して育つシダで、強健で乾燥に強く水がなくても「耐え忍ぶ」ことからその名がつきました。そのシノブを吊るすことから「吊り忍」といいますが、縁起よく「釣り忍」と書くようになりました。
時代の流れで見かけることが少なくなりましたが、吊忍の瑞々しさは空中に浮遊する小さなオアシスのよう。マンションやビルでも涼しげな風情を感じられます。
釣忍は日本の古典園芸のひとつとされ、竹や針金を芯にして山苔を巻きつけ、その上にシノブの根茎を巻き付けて、さまざまな形に仕立てたものです。江戸中期頃の庭師がお中元として得意先のお屋敷に配ったのが始まりと言われています。夏を彩る涼し気な姿は人気を呼び、明治から昭和にかけて広く庶民にも愛されるようになりました。釣忍だけでなく下に風鈴をつけることで魔よけを兼ねるとされます。その涼やかな音色とともに夏の風物詩になっています。形自体も丸型や帆掛け船など縁起がよいとされる形に作られるようになりました。昔ながらの屋形船、灯篭、亀、筏などの形をしたものは素朴で何ともいえないレトロな雰囲気が漂いますが、最近の釣忍はインテリア性が増し金魚が泳いでいるものもあります。
※引用文は山本健吉編【季寄せ】(昭和四十八年文藝春秋社刊)による。
閉 会
点 鐘