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第174回例会2018年10月3日(水)0:00〜2018年10月9日(火)23:59 開催

開 会

点 鐘

国歌

ロータリーソング

四つのテスト

会長の時間

2018-19年度会長 原いづみ

皆さん、こんにちは!第174回例会へようこそ‼

 9月もあっという間に終わり、10月になりました。1日2日と台風一過の眩しいほどの秋晴れとなりましたが、台風24号、神奈川県でも15万世帯以上が停電になったり公共交通機関もストップするなどかなり影響があったようですが、皆さんは大丈夫でしたでしょうか。
 この台風の影響により、9月29日に予定されていた藤沢市民まつりでのエンド・ポリオ募金活動は前々日に早々と中止となったことは皆さんにもしておりますが、当クラブからは参加者が少なかったこともあり中止となって正直ホッとした気持ちと、グループ移籍後初めてのグループでの活動ということでそれが流れてしまったのは残念という気持ちとが入り混じっておりました。第三グループの活動として別の機会にエンド・ポリオキャンペーンは実施したいと山口AGはお考えのようですので、今後会長幹事会などで話し合われることになると思います。

 さて、10月は「経済と地域社会の発展月間」と日本独自の「米山月間」です。また、10月24日は世界ポリオ・デーです。そして、地区内の主要行事である地区大会も今月の13・14日に開催されます。
 今月の世界ポリオ・デーには少し遅れますが、11月18日(日)に当クラブの奉仕プロジェクトとして開催いたします「ロータリーEクラブ チャリティー寄席」を今年度のクラブでのポリオ撲滅のための啓蒙活動およびその募金活動として、そしてこのかながわ2780ロータリーEクラブとその活動を少しずつでも知ってもらうため、第三グループに移籍してその最初の活動を藤沢で行います。
 今回は、当クラブの渡邊会員が長く携わっておられますNPO法人 逗子葉山鎌倉駅前寄席のご協力を得て開催するわけですが、主催はかながわ2780ロータリーEクラブです。自分たちで出来ることはしっかりやって、実りあるイベントにしていこうではないですか!公共イメージ委員会・広報委員会の委員長はじめ委員の皆さん、しっかりPRの方宜しくお願いします。沢山(・・・といってもキャパは限られていますが)の方に来場していただけるよう、会員の皆さんも宣伝お願いします。

 このPRや宣伝ですが、今年度タウンニュースの藤沢版と秦野版から有難くも取材依頼を受けて掲載していただいたのですが、自分のクラブをPRする、売り込むというのは容易ではないですね。もともとそのようなセンスのある人なら違うのでしょうが・・・。話が一方通行になってもいけないですし、考えながらお話したつもりでも、後から「こう話しておけばよかった」「あれを話しておけば良かった」等など、不慣れなこともあり反省ばかりが残ります。記者さんとお話していると普段とは違った角度で考えることもありましたし、そして会話を重ねていく中で新しい発見もあるなど、また一つ経験させていただきました。

幹事報告

【NEW】END POLIO NOW オックフォードシャツ販売のお知らせ -RID2780公共イメージ委員会よりー
地区公共イメージ委員会より、END POLIO NOWシャツの再受注を行う旨の案内がありました。例会など公式な行事でも着て行けるロータリーマーク刺繍入り半袖シャツです。

詳細は別途メールでお送りしますので、そちらでご確認ください。なお、購入希望の方は10月30日(火)までに原(members@kanagawa2780rec.org)へご連絡ください。クラブでまとめて申し込みます。

 

【NEW】2019-20実施年度向け 第1回地区補助金説明会 及び 補助金管理セミナー
日時  2018年11月3日(土)
         ① 第1回地区補助金説明会 13:00 ~ 15:00
          ② 補助金管理セミナー   15:00 ~ 17:00

場所  JR藤沢駅南口 第一相澤ビル8階 会議室 
    〒251-0055 神奈川県藤沢市南藤沢22−7

 

【NEW】インターアクト年次大会
 テーマ  「十人十色~誰もが笑顔で暮らせる社会を目指して~」 (共生社会を考える)
 日 時  2018年11月23日(金・祝日)  
               9:30~10;00 受付
               10:00~10;40 開会式
               10:40~12:20 各校活動報告・講評
               12:20~13:10 昼食
               13 10~14: 30 交流会(ディスカッション)
               14:30~15:30 閉会式・点鐘
                     (閉会後、海外研修参加者の打ち合わせがあります)

 会 場  平塚学園高等学校  神奈川県平塚市高浜台31-19
                      JR 東海道線「平塚駅」南口下車 徒歩約15分
 登録料  お一人 3,000円
 *登録ご希望の方は10月16日(火)までに原(members@kanagawa2780rec.org)へご連絡ください。クラブでまとめて申し込みます。

 

【NEW】第53回 神奈川県ロータリアン親睦テニス会(上野杯)
日時:2018年11月13日(水) 9:30 集合
               16:00 パーティ
               18:00 解散

テニス会場:湘南ローンテニスクラブ  茅ヶ崎市香川7-10-7

参加料:ロータリアン 7,000円 家族・ゲスト5,000円
    (どちらかだけの参加 ロータリアン 4,000円 家族・ゲスト 3,000円)
    ※コート使用料、ボール代、昼食、パーティー費を含む

その他詳細は別途お送りしてますメールでご確認ください。
なお、申込ご希望の方は10月30日(火)までに原(members@kanagawa2780rec.org)へご連絡ください。クラブでまとめて申し込みます。

 

9月北海道胆振東部地震への義援金協力依頼
9月3日に北海道胆振東部で発生した大地震により、北海道全域に大きな被害が生じ、多く地域でいまだに避難生活を送られています。こうした地域の復旧・復興の手助けのため、寄付にご協力いただける方がいらっしゃいましたら下記口座に送金をお願いします。クラブでまとめて送金します。

銀 行 名:横浜銀行
支 店 名:東海大学駅前支店
口座番号:6193777
口座種別:普通
口座名義:かながわ2780ロータリーEクラブ 突発寄付積立口座 代表 原 いづみ
受付締切:2018年10月30日(火)
※送金していただきましたら、念のため原までメールでお知らせください。

 

2018-2019年度 地区大会のお知らせ
今年度の地区大会の日程と会場は下記のとおりです。
・1日目:2018年10月13日(土) 鎌倉パークホテル
・2日目:2018年10月14日(日) 茅ヶ崎市民文化会館
地区大会パンフpdf(←クリックすると見られます)

 

2018-2019年度 地区大会:新世代交流会
日時:2018年10月14日(日) 9:00~9:30 受付
                9:30~11:00 新世代交流会
場所:茅ヶ崎市役所分庁舎 コミュニティーホール6F 大会議室
テーマ:「震災について」

 

ガバナー公式訪問新日程決定
日程:2018年11月2日(金) 18:30点鐘
会場:第一相澤ビル会議室 3階会議室

お忙しいとは思いますが、ガバナーがお越しになりますのでスケジュール調整して出席していただけますようお願いします。

 

社会・国際奉仕セミナー
日 時: 2018年11月10日(土)13:00~16:00
内 容: 第1部 13:00~ 社会・国際奉仕事例発表
     第2部 14:00~ グループ討論・発表
場 所: JR辻堂駅北口 アイクロス湘南 6F「E会議室」
対 象: 会長エレクト、社会・国際奉仕委員長、入会3年未満の会員

 

ロータリーレート
10月 112円

委員会報告

出席委員会

出席報告
 第173回例会 出席率100%
 会員数12名 出席義務者11名 出席免除者1名 出席者11名 欠席者0名

奉仕プロジェクト委員会

今年度の奉仕事業として計画しておりました「ロータリーEクラブ チャリティー寄席」の詳細が決定しました。

日 程:2018年11月18日(日)
会 場:第一相澤ビル3階 藤沢市南藤沢22-7
出 演:三笑亭小夢(真打)、三遊亭遊かり(二つ目)、三遊亭金かん(前座)
開 場:12時30分
開 演:13時
木戸銭:1,000円(抽選会付)

木戸銭として集まった一部はロータリー財団のポリオ基金へ寄付いたします。

イベント当日の役割分担など、実行委員会から割り振りが充てられましたらご協力お願いします。

そして、会員各々イベントのPRお願いします!

Make Up

第173回例会のビジターコメント

相模原グリーンロータリークラブ 高橋 正之 様


初めてメークアップをします。なんとなく和気藹藹なクラブの雰囲気を感じました。私はあまり通販での買い物はしませんが、買い物の際には現実のお店に伺いますが、ろくすっぽ試着などはしないで、あとで後悔することが多いです。今回の卓話でのお話は大変参考になりました。

 

能美ロータリークラブ 北出 秀樹 様


9月3日に北海道胆振東部で甚大な被害をもたらす大地震が発生したことは周知のことと思います。貴クラブでの例会でもこの件を取り上げ、協力体制を整えていることに敬意を表します。また貴地区ガバナー事務所より被災地に向けて義援金の協力依頼があり、貴クラブでも会費と共に納めていただいております突発寄付積立金からその一部を拠出して協力されるとのことについても、一国民として感謝する次第です。
北海道に住む私の友人たちも必死に復興に取り組んでいる姿を、この目で確かめた来たところです。一日も早い復興を祈ります。
また多くの皆さんのご協力お願いいたします。

 

川崎ロータリークラブ 池田 博毅 様


川崎ロータリークラブから参りました池田と申します。
洋服のサイズについてのお話大変参考になりました。店舗で実物を試着しなくとも自分の体にあった服を買うことができるのは大変便利です。もっとも私は人よりおなかが出ているので卓話の通りにはいかないと思われます。

 

小田原中ロータリークラブ 安藤 譲 様


卓話 ファッションの豆知識から

ヌード寸法、仕上がり寸法と二つの寸法があるのは最近私も知りましたが、まだまだ両方を記載しているECサイトはそんなに多くありませんよね。
このヌード寸法と仕上がり寸法を知るキッカケになったのは、私の場合、確かユニ〇ロだったと思いますが、それを知らないことによるトラブルが増えてることは知りませんでした。
今、配達の物流量が右肩上がりなのに対し、ドライバー不足、ドライバーの長時間拘束などの問題から労働環境の正常化を図るために配達の在り方を変えたり、運賃を値上げしたりしていることは記憶にも新しいことです。

こうしたトラブルが増えれば、悪循環のスパイラルに入っていきそうなことは予感出来ます。
返品しなくても大丈夫なように消費者側もキチンとした知識を得ることも大切だと思いました。

 

Smile Box

第173回例会のスマイル報告

今週はありませんでした。

カレンダー

卓話

地区米山奨学・米山学友委員会 副委員長 柴崎 正三 様(小田原北ロータリークラブ)

【卓話紹介】

 今月は米山月間ということで、地区米山奨学・米山学友委員会副委員長 柴崎正三様より、米山奨学事業の特徴であり、他の奨学事業にはない「カウンセラー制度」についてお話し頂きます。
当クラブではまだ米山奨学生の受け入れ経験がなく、米山奨学事業についてよくご存知ない方が多くいらっしゃると思います。世界の中で唯一日本だけで行っているこの事業成功の要である「カウンセラー制度」についてカウンセラーの役割や外国人留学生への対応についてお勉強させて頂きましょう!
 尚、今回は国際ロータリー第2780地区 地区協議会にてご高話された内容を掲載させて頂きます。

かながわ2780ロータリーEクラブ/地区米山奨学・米山学友委員会
田代 晴香

 

 

この研修会では、奨学生を受け入れてから半年経過し、それぞれ世話クラブでカウンセラーがお気づきになった課題や、解決の工夫例などを情報共有いただき、世話クラブ・カウンセラーの役割について、また米山奨学事業と外国人留学生支援の意義について再確認いただくことを目的としています。また、地区の危機管理対応手順も確認してください。

まず、米山奨学事業の特徴を改めて確認すると、以上の3つが挙げられます。
設立から外国人留学生を一貫して支援しているのは、米山記念奨学会の「定款」にその目的を定めているからです。

事業の目的はこの通りです。

米山奨学事業の使命は将来、日本と世界とを結ぶ「懸け橋」となって国際社会で活躍し、ロータリー運動の良き理解者となる人材を育成することであり、
これはまさに、ロータリーの目指す「平和と国際理解の推進」そのものです。
この事業の使命は、なぜ米山奨学金が外国人留学生を支援するのか、その意義そのものです。

以上をふまえてカウンセラーの役割をまとめると、
世話クラブで、カウンセラーを通じて、国際理解の推進と人を育てる事業が実践されているという点で、「国際奉仕の最前線」といえます。
良い人材を育成することは、寄付に託した日本全国のロータリアンの想いを叶える役割を担っていることになります。
奨学生は、カウンセラーと世話クラブを通して、ロータリーを印象付けます。
多くの奨学生が、学友になって振り返った時、「米山奨学生になって、他者のために奉仕するロータリアンに出会い、人生観が変わった」と表現します。
日本で学ぶ外国人留学生にとって、それまでの価値観を変える大きな出会いが米山奨学生として過ごす時間となっています。
奨学期間中に、ロータリーの精神や奉仕の精神に対する理解、さらに日本の社会や文化への理解を深められるように伝えて頂くのが、カウンセラーの最大の役割となります。

2018年3月までに終了した奨学生のカウンセラー534名を対象にアンケートを実施しました。
回答者の約75%が「初めて」カウンセラーを経験した人でした。
これまで2名の奨学生のカウンセラーになったことのある人が15%、3名が6%、4名以上が5%でした。
少しでも多くのロータリアンに、米山奨学事業の意義を実感していただくことが、理解促進につながります。
たくさんの方にカウンセラーを体験いただくようお願いいたします。

カウンセラーになった感想は、
「良かった」が90%でした。その理由は
◇ロータリークラブの活性化に大いに寄与した
◇これまでの寄付がどのように生かされているのか、奨学事業の意義の大きさを認識できた
◇奨学生の母国の文化に触れ、日本文化を奨学生に伝えることで、日本文化を再認識できた、など様々な回答がありました。
一方、「どちらとも言えない」理由は、
◇どのようにお世話してあげたらいいのかわからない
◇経験としては貴重だが、行事参加が土日終日となり、やや負担が大きかった
「良くなかった」理由は、
◇3月修了までに連絡不能になったから
◇こちらも積極的にコミュニケーションをとれず信頼関係を築けたとは言い難い
◇学生から感謝の意識を感じなかった
という感想でした。
もしカウンセラーが忙しくて例会を欠席する時は、他の会員にお願いするなど
世話クラブ全体で奨学生のお世話をいただけると、奨学生は不安を感じることがありません。
カウンセラーだけで抱えず、世話クラブの中で他の会員と連携して奨学生を引き受けていただけるようにお願いします。

こちらは、カウンセラーが「交流のために工夫したこと」は何かを聞いたものです。
複数回答で、最も多かったのは、「クラブの行事に参加してもらう」ことでした。
「旅行・行楽・観劇、食事などに出かける」「例会の席を毎回変える」なども上位に挙がっています。
自宅に招くことが難しい場合は、クラブの家族会などに奨学生を呼んでください。
「例会の準備、受付等の手伝いをしてもらう」は、3割弱と少ないですが、できるだけ手伝っていただくようご指導ください。
奨学生はお客様ではありませんので、受付をすることで会員の名前も覚え、お互いに声をかけやすくなるだけでなく、学生や社会人としてのマナーを学ぶ機会にもなります。

こちらは、2017学年度奨学生にアンケートをした結果です。
回答のあったすべての奨学生が「奨学生になって良かった」と回答しました。
その理由としては、「経済的に支えられた」が最も多く、「奉仕の心を学ぶことができた」
「日本人の考え方やマナーを知ることができた」「精神的に支えられた」と続きます。
彼らを物心両面から支え、日本人の代表として、またロータリーの代表として彼らと接するのがカウンセラーの役割です。
良かった理由、自由記述の中には「日本を更に理解でき、日本をもっと好きになった」という感想がありました。

さらに、印象に残っている行事は何かを聞きました。
「例会」がもっとも多く、次いで「世話クラブの例会以外の活動」となっています。
ロータリアンが奉仕をする姿に接することは学友になってからの生き方に強い影響を与えます。奨学生にできるだけ多くの奉仕活動を経験させてください。
卓話や交流の機会を持つことで、母国を知ってもらえることは学生にとっても喜びですし、日本の社会や日本人の考え方を知ることができます。それは、日本を留学先に選んだ成果につながります。

続いて、カウンセラーとの関係に対する奨学生の感想です。
「話しやすかった」「親身になって世話をしてくれた」「日本人の考えや文化を学ぶことができた」「社会人としてのマナーを学ぶことができた」
などが上位にあがっています。
これは、設問の選択回答ですので、「その他意見」として記述回答があった内容においても、
「いつも勇気づけてくれる」「相談にのり解決に導いてくれた」「精神的に支えられて幸せだった」「人生の大先輩」など
多くの奨学生が感謝の気持ちを持っていることが伺えます。
一方で、「話す時間がないほど忙しいカウンセラーだった」「話しにくい雰囲気だった」など深い交流ができなかった奨学生もいます。

こちらはカウンセラーに「奨学生からの相談」について聞いたものです。
複数回答で、進学や就職などの将来についての相談が最も多くなっています。
次いで多いのは、「相談されたことがない」でした。
本当に悩みがない場合もあるかもしれませんが、普段からどのようなことでも聞くことができるカウンセラーの存在は、外国人留学生にとって安心できる存在です。
さらに、女性の奨学生がカウンセラーの奥様や娘さんに相談をしていた、という回答がありました。ご家族でカウンセラーの役割をしていただくまでに信頼関係が築かれた事例といえます。

こちらは、奨学生へのアンケートで「留学生活で悩んだときカウンセラーにどのように接して欲しかったか」を聞いた回答結果です。
「話しを聞いてアドバイスして欲しかった」が最も多く、「話しを聞いて、ただ見守るだけでも安心する」という意見もありました。
月にたった1回の例会出席では、悩みを相談できるまでに心打ち解けることは難しいと思いますが、親身になって接しているかどうかは相手に伝わります。
みな、気にかけて欲しいと思っていますので、信頼関係を築いて、精神的にもサポートしていただけるようお願いします。

「奨学期間が終わると連絡が途絶える」ということがないように、お世話している間に奨学生との信頼関係が深まるように接してください。
奨学生が連絡するのに躊躇することがないよう「つながりやすさ」を心がけていただくことをお願いします。
いつも気軽に声をかけ、他の会員や事務局、カウンセラーのご家族も、奨学生を見守ってくれる人達だと安心させてください。
そして、メール以外にもLINEやフェイスブック・ツイッター・中国の学生ならWechat(ウィーチャット)などのSNSを活用するなど、複数の連絡手段を交換することをお勧めします。
これは、災害時の安否確認をするときにも大きな役割を果たします。

カウンセラーは交流の橋渡し役です。
カウンセラーが独り占め、あるいは一人でかかえて負担になることなく、世話クラブ会員の皆様が米山奨学生を理解し、良い交流ができるようにご配慮ください。
米山奨学生には、ロータリーだからこそ経験できる人物や文化交流、地域のイベントに、世話クラブや地区行事を通じて積極的に参加させてください。
日本の産業・文化・その他さまざまな専門職の社会人と話したり、日本文化に触れる機会はなかなかありませんので、貴重な体験となります。
奨学生は、卓話をすることが義務づけられています。
事前に、話す内容を見て、専門的なことばかりでなく、寄付者であるロータリアンに対して、どのような内容が求められているのかアドバイスをお願いします。「奨学生ハンドブック」35ページに、卓話の作成ポイントを紹介していますので、参考にしてください。
指導教員にロータリーのことを知っていただければ、例会や地区行事の出席が授業と重なったとき、理解を示してもらうことができます。
指導教官を例会に招いたいり、卓話をしていただくことは、メリットがあります。
教員にとって、ロータリーや奨学事業がどのようなものか、を実感してもらうきっかけになり、世話クラブの会員にとっては、奨学生の研究分野がどんなものか、研究の進捗状況や、指導教員と学生の関係について知るきっかけとなり。
また、同期や先輩カウンセラーと情報共有していただき、負担なくカウンセラーをつとめていただくようお願いします。

カウンセラーは、提出物や必要な届出についても、把握してください。
カウンセラーハンドブック7ページをご覧ください。
いくつかの提出書類・登録手続きがありますが、中でも全ての奨学生とカウンセラーに関わるのが、ここに表示している書類および手続きです。
提出期限を守れないと奨学金が一時的にストップしたり、打ち切られたりします。
カウンセラーのみなさんは、その提出が遅延なくおこなわれるように監督してください。

ここで事例をもとに、ご一緒に対応をご確認ください。
「母国に帰るため」あるいは「学会のため」例会に出られないというケースです。
【対応】
米山奨学生は年間60日まで出国可能です。しかし、米山奨学金は交流を重視する奨学金であることを奨学生に自覚していただくために、日頃から、例会出席に支障のないスケジュールでの出国、参加義務のある地区行事と重ならない日程で出国することをご指導ください。
もし、出国のため該当月の例会に出られない場合は、帰国後に出席する日をあらかじめ決めておき、奨学金もその時に渡してください。

もうひとつ、よくある事例で、「奨学金を延長したい」という奨学生からの申し出です
【対応】
世話クラブが、どうしても!進学や博士号を取れるまで引き続き支援したい、と強く望む場合は、応募を認める地区に限って、クラブ支援奨学金に申込ができます。
しかし、誰でも申込できるものではありません。一人でも多くの留学生を支援し、ロータリー精神を学んでほしいという期待から、応募を受付けない地区もあります。
合格した場合は、奨学金の半額相当を特別寄付として、奨学期間開始前に納めていただきます。
本来、奨学生は、奨学期間中に、終了後のための積立をしたり、米山以外の奨学金を探したりする計画性が必要です。
カウンセラーとして、「それまで築いてきた関係を壊してしまうのではないか」と恐れて断れずに申し出を了承する、ということが無いようにしてください。
4月採用の場合、クラブ支援奨学生が延長することによって、新規に採用できる数が減ります。
将来、母国と日本の懸け橋として活躍することを大いに期待でき、ロータリー精神を良く理解し、地区が誇る代表的な人材であるかどうか、新たにクラブからご寄付を集め、全国からの寄付と合わせて継続支援するに値する人材かどうか、見極めて申し出を受けてくださるようお願いいたします。
ずるずると甘えることは奨学生にとっても良いことではありません。他の奨学金にチャレンジするようアドバイスし、励ますことも、支援に違いありません。

奨学期間終了後も交流が続くような奨学期間をつくってください。
奨学期間中も複数の連絡先を交換しておき、終了後もつながりを保てるようにしてください。
また、インターネットが使える環境であれば、世界のどこにいても、専用画面で連絡先更新ができるようになっていますので、
奨学生番号と、最新の連絡先登録を忘れないようにご指導ください。
博士号を取得した方には、学友であっても、記念の時計をお贈りできます。
これは、世話クラブに郵送することになっていますので、学友を世話クラブに呼んでいただき、交流再会につなげてください。

最後に、ハラスメントについてご説明いたします。
カウンセラーハンドブックの22ページにあるチェックリストを見てください。
例えば、「何気ない」と思っている言葉や行動が、セクハラ:セクシャルハラスメントになっていませんか?
特にお酒が出される場合や宿泊行事、夕方以降の懇親会などは、十分に注意をお願いします。

続いて、「何気ない」と思っている言葉や行動が、パワハラ:パワーハラスメントになっていませんか?
言葉づかいや振る舞いだけでなく、例えば、懇親会などで、酔った人ばかり、喫煙者ばかりの席など奨学生に不安を与える状況を作っていませんか?
高圧的な言動からパワハラ・セクハラにつながることもあります。
日頃から、十分に注意をお願いします。

RIの危機管理方針は「容認なし」です。「そんなつもりはない」というのは通じません。
些細と思われることも、相手が傷つけばハラスメントだと受け取られることがあります。
相手を尊重し、異文化を理解する気持ちと、何がハラスメントになり得るのかを「認識」することが防止につながります。
ご自分のお子さんが海外に留学したとき、回りの大人にどのように接して欲しいですか?
そのように接してほしくない、という事を未然に防いでください。
学友達が、奨学生時代に学んだ大切な精神の一つとして、「奉仕」だけでなく「ロータリアンの品格ある姿」を挙げています。
カウンセラーの皆様を通して、これからも奨学生がロータリーの素晴らしさを学ぶことができるよう、ハラスメントの認識においても、クラブ会員との橋渡し役をお願いいたします。
また、地区には危機管理委員会があります。ハラスメント事例が発生した場合はすぐに報告してください。

震災や事故、災害に対応できるように、普段から奨学生の複数の連絡先を交換しておくことをお勧めします。
奨学生には、学校の避難経路や緊急連絡先を確認しておくよう伝えてください。
災害のときは安否確認が必要になりますし、特に地震をあまり体験したことのない国の学生であれば、不安を解消してあげる必要があります。
事故や入院などにより例会に出席できず、通常のどおりの奨学金受け渡しができない事項が起きた場合は、地区米山委員長へ対応を確認するとともに、早めに米山奨学会にも経過をご連絡ください。

この研修会で、地区の危機管理対応の手順を確認し、出席カウンセラーと共有してください

卓話スケジュール

今後の卓話スケジュールになります。

第175回 例会 2018年10月10日~2018年10月16日
卓話者 石田 裕樹 会員

第176回 例会 2018年10月17日~2018年10月23日
卓話者 松嶋 乃梨子 会員

第177回 例会 2018年10月24日~2018年10月30日
卓話者 地区大会出席者「地区大会報告」

第178回 例会 2018年10月31日~2018年11月6日
卓話者 大塚 和光 会員

第179回 例会 2018年11月7日~2018年11月13日
卓話者 TBA「ロータリー財団月間卓話」

第180回 例会 2018年11月14日~2018年11月20日
卓話者 各委員長「委員会活動報告」

第181回 例会 2018年11月21日~2018年11月27日
卓話者 渡邊 貞雄 会員

閉 会

点 鐘

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