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第190回例会2019年2月6日(水)0:00〜2019年2月12日(日)23:59 開催

開 会

点 鐘

国 歌

ロータリーソング

四つのテスト

会長の時間

2018-19年度会長 原いづみ

皆さん、こんにちは!第190回例会へようこそ‼

 立春を過ぎ、暦の上では春になりました。都心や横浜では20度を超えたところもあるようで、観測史上最も暖かい立春だったそうで、北陸で春一番が吹くなど、広範囲で春めいた陽気となりましたが、翌日には気温が大きく低下し冬の気候に逆戻り、今週は雪の予報もあるとのこと。春はまだもう少し先のようです。

 立春の前日は節分の日ですが、豆まきはされましたでしょうか。子供の頃はまいた豆を歳の数だけ食べるなどしたものでした。最終的には歳の数以上食べていたとは思いますが・・・。
 近年は恵方巻を食べる習慣が全国的に定着し、コンビニからデパートまで、さまざまな巻き寿司が販売されています。皆さんの中にも食べられた方がいらっしゃるかもしれませんが、関西地方発祥と言われているこの習わし、近年猛烈な勢いで全国区になっている一方で、売れ残りの恵方巻きの大量廃棄が問題となっています。私も節分の日に夕方買い物に立ち寄った大型スーパーでお惣菜売り場に山盛りに積まれている恵方巻を見かけました。
 今年は、農林水産省が業界団体に対して、需要に見合った販売を行うよう要請まで出たそうですが、それでも廃棄される恵方巻きは10億円余りに上るとする試算とのニュースを目にした方は少なくないのではないでしょうか。

 日本の食品廃棄量は世界でも1、2位を争うほど高く、年間1,900万トンとも2,700万トンともいわれる食品廃棄物が出ており、前者の数字は世界の7,000万人が1年間食べていける量に匹敵するというのですから驚きです。そして、その内まだ食べられるのに捨てられてしまうもの、いわゆる「食品ロス」が500万トンから900万トンもあるといわれており、日本は食料の多くを海外からの輸入に頼っているものの、その半分近くを捨てていることになるというわけです。
 食品ロスの影には環境破壊、資源の枯渇、そして貧困改善の停滞や世界中の栄養不足人口問題など様々な問題が潜んでおりますが、豊かな食に囲まれた現在の日本にあっては、こうした問題は見過ごされがちです。
 
 2018年版「世界の食料安全保障と栄養の現状」報告書によると、世界の飢餓人口の増加は続いており、2017年には8億2100万人、9人に1人が飢えに苦しんでいると示しています。そして、この慢性的な飢えに苦しむ人たちのうち60%が紛争地域に住んでいます。
 「飢餓の問題を解決することは、今日の難しい経済状況を打破するための大きな切り札となります。飢餓問題を解決し、人々の栄養改善に投資をしようとする国々が力を合わせれば、生産性が上がり、経済的にも好機が生まれます。逆に、子どもの栄養不良を放置すれば多額の経済的損失が生じるということが研究の結果わかっています。
 また、飢餓問題の解決は平和と安定にもつながります。国家が国民に対して十分な食糧を確保できない場合、国は不安定となり、崩壊の危機にさらされます。食糧供給が不安定になれば、治安も不安定になりがちです。」(WFPウェブサイトより引用)

 今月は「平和と紛争予防/紛争解決月間」です。
 飢餓が紛争を引き起こし、長期化させる原因になるという、紛争と飢餓の悪循環を断ち切ること、それは人々の繁栄と平和の道を前進させることに繋がり、飢餓の解決は平和への第一歩であるといえるでしょう。
 飽食とも言うべき現在の日本や先進国の恵まれた環境にいる私たちにとっては、何万人もの人が餓死するようなことが自国で起こることは難しいような、遠く離れたアフリカや中東の話のようにも思えます。(とはいえ、日本の食糧安全保障については、多くを輸入に頼っている現在の日本について言えば、その多様性・嗜好性の高い食生活を国内生産および備蓄だけで維持することは、将来にわたってもたやすくないと考えられるわけですが・・・。)  
 しかしながら、実際には飢餓の影響の広がりは、先進国の私たちの社会のあり方や安全にも及んでいます。特に中東やアフリカから大勢の難民が押し寄せているヨーロッパでは、その対応をめぐって排外主義を掲げる政治勢力が勢いを増し、民主主義のあり方をめぐる議論まで引き起こしており、飢餓は、先進国にとっても課題でもあります。

 世界中の紛争の結果でもあり要因でもあるという食料安全保障は、平和と安全保障をもたらす上で不可欠な要素ですが、その取り組みには政府、援助国、国際機関、民間セクター及び非政府機関の間での世界的規模のパートナーシップや支援が必要です。
 ロータリーにおいても、ロータリー財団の補助金は貧困や飢餓などの問題に持続可能な方法で取り組むことを可能としており、また、食料不足の問題に特に高い関心を持つロータリー会員が集まって結成したグループがあり、飢餓と栄養失調緩和のためのロータリアン行動グループと食用植物を活用するためのロータリアン行動グループがあります。
 紛争を予防し、持続的な平和を達成するための飢餓や食料安全保障の大きな問題は、一筋縄では解決できない深刻な問題です。簡単な解決法が一夜にして見つかるわけではありません。長期的に持続可能な対策・支援が必要であることは明らかです。これまで述べてきた飢餓のみならず、ポリオの撲滅も紛争地域が無くならない限りかなり難しいでしょう。

 世界人口は増加し続けており、2050年には95億人にも達する見通しで、食品廃棄が続けば飢餓は途上国から先進国へと広がりかねないという説もあります。先進国における食品ロスは、経済的な豊かさが招いた結果であり、あまりに食べ物が豊富にあるあまり食品の品質や鮮度、見た目などに対する、店舗や消費者の基準が高すぎるのも一因です。世界でも食品ロスは深刻な問題化しており、地域団体や行政によってさまざまな削減対策が取られるようになってきています。
 半ば10月16日の世界食料デーに書いた方がいいような内容になってしまいましたが、まだ食べられる食料を大量に捨てられている一方で、8億人以上の飢餓に瀕した人たちがいるという現実。そして現代におけるあらゆる飢饉は紛争によって特徴づけられ、紛争は飢餓の主な発生原因となっていることから、飢餓の問題に対処することは平和と紛争予防/紛争解決月間のテーマにつながると思い、食品ロスの問題から発展させて考えてみました。

 

 最後に、1月29日までに皆さんから出されたクラブの新名称案につきまして、全てをリストアップしたものと投票用紙をメールでお送りしております。 
 投票期間は1週間とし、2019年2月12日(火)を締め切りとしております。じっくりと選ぶ人、閃きで選ぶ人、皆さんがどのような投票されるのか、そしてどのような意見やコメントが出されるのか楽しみにしております。一週間では短かったですかね…。

幹事報告

新クラブ名称案投票について
1月29日の締め切りまでに提案の在りました名称案リストおよび投票用紙をメールでお送りしています。
をご確認いただき、指示に従い投票用紙を提出してください。

提出先:members@kanagawa2780rec.org
    ※配信されたメールアドレスとは異なりますのでご注意下さい。
締 切:2019年2月12日(火)

 

財団室NEWS
2019年2月号 〔201902 TRF News

 

2019-2020年度版『ロータリー手帳』予約案内

価  格: 600円+消費税
申込期限: 2019年2月19日(火)
その他詳細はこちら〔2019-2020年度版『ロータリー手帳』

申し込みを希望の方は、原(members@kanagawa2780rec.org)にご連絡の上、下記クラブ口座に代金をお振込みください。(なるべく申込期限内に代金の振り込みもお願いします。)
 振込口座: 横浜銀行 東海大学駅前支店 普通6193820
  (カナ)  カナガワニセンナナヒャクハチジュウロータリーイークラブホンカイケイコウザ
 口座名義: かながわ2780ロータリーEクラブ 本会計口座

 

ロータリーレート
2月 1ドル=110円

 

【REMIND】次年度クラブ指導者に向けた『公共イメージ・米山奨学セミナー』
出席対象者(次年度会長:田代会員/次年度幹事:鳥山会員/次年度公共イメージ委員長:松嶋会員/次年度米山奨学委員長:渡邊会員)にはメールで詳細をお送りしておりますが、未回答の方は期限内に回答をお願いします。

日 時:2019年 3月6日(水)  14:30~17:20(受付 14:00~)/ 懇談会17:30~19:00
場 所:藤沢商工会館ミナパーク 6F「多目的ホール」
     藤沢市藤沢607-1(JR藤沢駅北口 徒歩約4分)       
登録料:1名:3,000円
回答締切:2019年2月12日(火)

委員会報告

出席委員会

出席報告
 第189回例会 出席率100%
 会員数10名 出席義務者9名 出席免除者1名 出席者9名 欠席者0名

Make Up

第189回例会のビジターコメント

能美ロータリークラブ 宮本 周司 様


『ロータリーの友』において、『職業奉仕』に関する記述がありました。
自らの職業を天職と心得て、責任と誇りをもって従事し、相手のことを考え、皆のために世の中のためになるように、職業活動を重ねていくこと・・・と理解しました。その本質に辿り着けるよう、日々精進して参りたいと思います。

 

Smile Box

第189回例会のスマイル報告

今週はありませんでした。

カレンダー

卓話

かながわ2780ロータリーEクラブ 石田 裕樹 会員

~~節分祭~~

今では12月31日が大晦日、1月1日が元旦で新年の始まりとなる日ですが、その昔では立春が新年の始まりでした。そのため、立春の前日である節分が大晦日だったのです。

1年を締めくくる節分は、その年の中でもとくに重要な日です。来たる新年に向け、厄や災難をお祓いする行事が行われております。

今では2月3日に定着している節分ですが、本来は「立春」「立夏」「立秋」「立冬」の前日のことを「節分」と呼んでいました。節分は、名前の通り「季節を分ける」ということを意味している言葉です。立春・立夏・立秋・立冬は季節の始まりの日であるため、それぞれの前日は季節の変わり目にあたり、それが節分だったのです。
現代では2月3日だけが節分になっていますが、これは4つの季節の中で「立春」が最も重視されていたためです。春の訪れである立春は1年の始まりでもあり、とくに待ち望まれていました。徐々にこの考えが強まり、立春の前日だけを節分と呼ぶことになったのが現代の節分の由来だといわれています。

そもそもなぜ豆を撒くのかご存知でしょうか。
もともと日本では、穀物などに邪気を払う力があると考えられていました。
とくに大豆は米や麦と同じくらい重要な穀物として扱われており、魔除けや生命力に関する霊力が込められていると考えられていたのです。
このことから、お祓いなどの行事などでは大豆がよく使用されていたという説があります。
また、暴れている鬼の目に炒った豆を投げつけて鬼退治ができたという説や、魔物(鬼)の目の文字を取って「魔目(まめ)」になるという説もあります。

事例として横須賀市諏訪神社の節分祭の様子をご紹介致します。
今では節分の豆まきも行事化されより人が集まる2月3日付近の土曜日曜に開催される神社や地域が増えてきましたが、横須賀諏訪神社では毎年必ず2月3日に節分祭が執り行われます。

 

 

豆まきが行われる回数は様々ですが諏訪神社では14時15時16時の三回行われ、各35人ずつの年男年女が合計3000袋の豆を撒きます。3000袋のうち1500袋には当たりく
じが入っておりお菓子などの各種景品と取り換える

 

 

 

豆まきを行う参加者はまず本殿で神事を執り行います。

 

 

豆まき開催60分前

 

 

豆まき開始15分前

 

 

豆まき直前、境内は人で埋め尽くされます。

 

 

豆まき開始

年々、昔ながらのこのような行事は参加者の減少、お手伝い人数の確保、行事費用、など様々な問題から執り行うのをやめてしまう地域が増えてきています。
今年は日曜日開催で天候にも恵まれ多数の参加者がありましたが、来年も2月3日は平日。
運営側は早くも来年度の心配をしておりました。
多くの問題はありますが地域に人に喜ばれる伝統行事は何とか続けていってもらいたいと思おう次第です。

卓話スケジュール

今後の卓話スケジュール

第191回例会 2019年2月13日~2019年2月19日
卓話者 TBA

第192回例会 2019年2月20日~2019年2月26日
卓話者 松嶋 乃梨子 会員

第193回例会 2019年2月27日~2019年3月5日
卓話者 大塚 和光 会員

閉 会

点 鐘

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