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第205回例会2019年5月29日(水)0:00〜2019年6月4日(火)23:59 開催

開 会

点 鐘

ロータリーソング

四つのテスト

会長の時間

2018-19年度会長 原いづみ

皆さん、こんにちは!第205回例会へようこそ‼

 クラブ名称変更手続きの通知を受けてから早いものでもう一週間です。新しい認証状も届きました。申請書を郵送して承認が下りるまで実質5日間、それから新しい認証状が手元に届くまで約10日間。申請書の原本がシカゴに送られて更に理事に書類が回されて審議ということも今の時代ないだろうとは思っておりましたが、思いの外速いスピードで手続きが進み、認証状もこれほどまで早く届くとは思いもしませんでした。

「アーカス湘南ロータリークラブ」へ改称した新しい加盟認証状

 

 因みに、古い認証状をよく見るとガバナーのサインは直筆のようですが、RI会長のサインは電子署名の写しのようで今回は明らかにそのようなところを見ると「こんなものなのかな・・・」と。そして、クラブ名が変わっているのは勿論ですが、ロータリーの歯車のマークも旧来のロイヤルブルーの入ったマークから単色のものに変わっておりました。歯車のマークはこれまで何度か変遷しており、それぞれ意味あって変わってきているようですが、子供の頃から見慣れていたせいもあってか私はロイヤルブルーの入ったマークの方が好みです。
・・・と、私の好みなどはどうでも良いことですが、デザインが変更された経緯には歯車に対する技術的な指摘という背景もあったりと、エンブレムの変遷、歴史について改めて見返してみるとなかなか面白いのです。エンブレムの由来、皆さん覚えていないまでもきっと一度や二度見聞きしたことはあるかと思いますが、如何でしょうか。

 初期の頃のデザインは、シカゴ・ロータリー・クラブの会員であった彫刻家のモンタギュー.M.ベアの考案によるものとされており、馬車の車輪を模ったシンプルなデザインでした。(図1)1905年当時のアメリカでは、交通手段としては馬車が使われていた時代であり、回転する車輪は各会員の事務所で持ち回りで例会を開くロータリーにあったシンボルとして採用されました。この頃のスポークは13本でした。

図1

 その後、あまりにも簡素過ぎるという意見やマークに動きがないという指摘が出てきたことからモンタギュー自身が飾りをつけ足して車輪が雲の上を走っているようなデザインに改良し、さらに車輪の上に“ROTARY CLUB”のロゴが入りました。(図2)しかしながら、この雲は砂埃と間違われ、なおかつ車輪の両側に「砂埃」が立つのは不自然だという指摘が出てきたことにより「砂埃」は取り除かれ、1910年には幻灯のスライド製作者であるロング・トム・フィリップによって雲から吹き流しのリボンを使ったマークになり、この図案が1912年頃まで多くのロータリー・クラブで使われていました。ここでのスポークは12本となりました。(図3)

図2   図3

 この間、事務総長チェスリー R. ペリーは1911年、「全米連合会が歯車を各ロータリークラブの徽章の基本要素として設定することを決定する」ことを推奨し、全てのクラブに1912年のダルース国際大会(米国ミネソタ州)までに徽章委員会にデザインを提出するよう要請しています。
 そして1912年、 馬車の車輪ではロータリー・クラブの精神を表さないとする意見からフィラデルフィア・クラブの歯車を使ったエンブレムが少しの修正で採用され、今度はスポークが8本、歯が19本となりました。これはフィラデルフィア・クラブがアメリカで19番目のクラブだったのが理由のようです。(図4)しかしながら、その後専門家からこのデザインにはスポークが8本なのは工学的ではなく、技術的に不完全でこのままでは動かないということ、また歯車19本を均等に配置するのは困難であるという指摘があり、二人の技術者からなる委員会が任命され、技術的に正確に動く歯車が検討されることになりました。こうして、スポークが6本、歯車を24個としたデザインが1920年正式に採用公布となり、 今日私たちが親しんでいるエンブレムの原型が出来上がりました。(図5)

図4   図5

 こうして1922年には、ロータリアンだけがつかう、統一的な標識として単一共通のデザインを採用すべきとしてエンブレムを正式に制定することが決まり、これに基づいて翌1923年に歯車の形をした徴章が定められたのです。これに対し、エンジニアのグループからこの歯車は機械工学的にみて不安定であり、歯車の中心に動力伝達用シャフトへ連結するための「楔穴」がないと歯車は車軸から力を伝えることが出来ずに遊んでしまい、うまく回らないだろうとの指摘によりこの楔穴が追加され、現在私たちの知るデザインが1924年に国際ロータリーの公式標識として正式に採用され、その後この歯車が休止することなく今日まで回転し続けているのです。(図6)

図6

 ロータリーの歯車は「誇りのシンボル」とも言われております。1993-1994年度RI会長のロバート R・バース氏は、1993年の国際協議会で次のように述べられたそうです。
  「ロータリアンが徽章を付けているときは、次のことを意味しています。
    ・あなたは、私を信用していただいても結構です。私は信用に値する者です。
    ・私の用意はできています。何時でも、あなたのために奉仕できます。
    ・私は受ける以上のものを、あなたに与えます。私は人のために奉仕します。」
 
 「ロータリアン」ならぬ「ロータリークラブの会員」が増えている中で、「誇りのシンボル」を着けていながらそれを着けるに相応しくない言動をされる方々を見るたびに「誇りはないのか…」と思ってしまうことも少なくないのですが、ロータリーの徽章の着用はロータリアンの誇りを示すと同時に、その責任を表しているということをこの原稿を書きながら改めて感じた次第です。
 このクラブも「かながわ2780ロータリーEクラブ」から「アーカス湘南ロータリークラブ」へと7月から名称は変わりますが(実際はもう変わってますが・・・)、クラブの歯車は止めることなく皆で回転させていきましょう。

幹事報告

RIレート
5月 1ドル=112円
6月 1ドル=110円

2019年7月1日からの国際ロータリーの為替レートについて、下記のとおり本部より通達がありました。

「2019年7月1日より、ロータリーの為替レートは各月初日の市場実勢相場に基づくこととなります。このため、事前にロータリー為替レートをお送りできなくなることをご了承ください。
従来の手続きからの変更となりますが、世界中の会員にとって最も正確なレートをご提供する最善の方法であると当方では考えております。何卒ご理解いただきます様お願いいたします。」

従いまして、次回よりRIレートの知らせは、My ROTARYに掲載された後配信されることになるそうです。

委員会報告

出席委員会

出席報告
第204回例会 出席率90%
会員数10名 出席義務者9名 出席免除者1名 出席者8名 欠席者1名(龔婭 会員)

 欠席の場合は2週間以内に他クラブでのメークアップをお願いします。
 出席率向上にご協力お願いします。

Make Up

第204回例会のビジターコメント

小田原北ロータリークラブ 林 淳 様


「かながわ2780ロータリーEクラブ」から「アークス湘南ロータリークラブ」への名称変更が決まったとのこと、年号が令和になった時期に合わせての名称変更はEクラブの中身を時代に合わせて変えていこうという意思を感じます。情報化社会がさらに進展することが見込まれており、「アークス」の名前に込められた思いを旗印に、アークス湘南ロータリークラブの果たす役割が、ますます大きくなることを期待しています。

※かながわ2780RECより:コメントは受信したそのままを掲載しておりますが、新名称は正しくは「アーカス湘南ロータリークラブ」です。

Smile Box

第204回例会のスマイル報告

前回はありませんでした。

カレンダー

卓話

青少年奉仕月間卓話

ローターアクトの現状と今後

 

国際ロータリー第2780地区 厚木中ローターアクトクラブ
2018~2019年度 会長 竹田 翔哉

 

 

 

 

 

 

 

1. はじめに
初めまして、厚木中ローターアクトクラブ(以下○○RAC)にて設立時より会長を務めさせていただいております、竹田翔哉と申します。この度は卓話の機会を戴き、誠にありがとうございました。初めに自己紹介をさせて頂き、地区全体のローターアクトの現状の報告をさせて頂いた後、自クラブの設立について、今後の課題や展望を説明させていただきます。

 

2. 自己紹介


私は、神奈川県伊勢原市出身で現在も伊勢原市に在住しております。高校時代には、神奈川県立厚木商業高校に通い、生徒会副会長及びボランティア部の部長として様々な活動をさせて頂きました。厚木商業高校ではボランティア部がインターアクトクラブとして活動に参加させていただいております。インターアクトでは副DIRや台湾への海外研修のリーダーを務め、自己紹介では収まらないほど非常に多くの貴重な経験をさせて頂きました。
高校、インターアクトクラブ卒業後はインターアクト学友会に入会後、会長に就任し、インターアクトのサポートに尽力しました。次期会長に引継ぎを行い、一年間の会長の任期を終えた後に、勉強の為に小田原城北RACへも入会し、約半年間活動させて戴きました。
現在は厚木中RACで会長を務め、インターアクト学友会では会員として活動を続けさせて戴いております。

 

3. 地区ローターアクトの現状
現在、2780地区にはローターアクトクラブは5クラブ存在し、総会員数は約50名となっております。大学新二年生から今年で30歳になる方まで、年齢層は広く多様な方々がクラブに参加しています。各クラブ、海岸清掃やお祭りへの出店、地域理解の為の散策、募金の呼びかけインターアクトとの交流会等、自分の地域、力を活かした例会をおこなっております。また、例会の他に地区大会、新世代交流会へ参加させて戴いております。そして、年次大会では輪番制で主催クラブが回り、主催クラブの特色を活用したプログラムを催しています。近年ではストリートラグビーや、小田原城でのクイズラリーを行いました。
今後の課題として挙げられるのは、ローターアクターの減少や各クラブの連携の難しさです。当地区ローターアクターの3割程はあと1~2年で卒業してしまいます。ローターアクターの総数が減少してしまうことはもちろん、転勤や就職により他県に移動してしまう等、減少の要因は多くあります。
現在、クラブは相模原、横須賀、鎌倉、小田原、厚木にあります。各クラブの距離が離れてしまっているため、各クラブ同士が連携を取るという事が難しくなってしまっております。しかし、先日行われた相模原RACの若葉祭り(例年は桜祭り)では厚木中RAC、小田原城北RAC等、他クラブの会員が手伝いに参加していました。この様に協力ができる活動もある為、例会の事前の告知や、呼びかけを積極的に行う事によって、協力はできると考えられるため、こういった協力体制、方法をしっかり検討していく必要があると考えられます。

 

4. 厚木中ローターアクトクラブ設立


私たち厚木中RACは2018年8月29日に厚木中ロータリークラブ(以下○○RC)提唱により、設立しました。設立時は12人で活動を開始し、現在では13人で活動をしております。
8月29日に行われた認証状伝達式は、厚木中RCのガバナー公式訪問に合わせて下さりました。提唱クラブの厚木中RCの皆様や、脇ガバナー、横山地区青少年奉仕委員長からも激励の言葉を戴き、活動を開始致しました。
準備は設立の約半年前から開始しました。初めは何をどの様にすれば良いのか、まったく分かりませんでした。そこで、地区内のローターアクターやOBの皆様より、役職や年間スケジュール、予算案の立て方等を今までの活動を基に教えて戴きました。それらを参考に厚木中RCの五十嵐幹事のご意見を戴きながら、当クラブの遠藤、倉田、本杉と共に話し合いを進め、設立に必要なものをまとめました。それと同時に設立におけるメンバーを募集しました。設立はおろか、認証も得ていなかったので公募はする事ができませんでした。その為、SNSや広告等を使った募集はせず、身近な友人やインターアクトの卒業生等に声をかけ、会員を募集しました。
会員を募集した後、厚木市にある市民プラザ、アミューあつぎにて設立時メンバーの顔合わせから始め、定款の読み合わせ、細則の検討、設立時に必要なものをそれぞれ調べ、勉強しながら話し合いを進めました。初めは初対面のメンバーも多く、話し合いも活発に行われているとは言い難いものでしたが、回数を重ねるにつれ、会議は活発に行われる様になりました。会議の中では、パスト地区代表や各クラブより、活動内容の説明や、年間スケジュール等の立て方を詳しく教えて戴きました。
また、提唱クラブの例会へ参加させていただき、ローターアクトの設立における依頼や、年間スケジュールの説明を致しました。様々な意見を頂き、それらを話し合いに持ち帰り、反映させていただきました。

 

5. 設立後の活動
認証状伝達式後、9月より例会を開始致しました。前期に行われた例会の多くは、設立前よりも具体的な勉強の例会でした。当地区パスト地区代表の小関様をお招きし行われた卓話「ローターアクトとは」ではローターアクトについて活動の意義やルール等、細かく丁寧に教えて戴きました。そして、インターアクト学友会直前会長の河村様をお招きし行われた卓話「インターアクトとは」では、インターアクト及びインターアクト学友会がどのような活動をおこなっているのかを実例や写真と共に詳しく説明して下さいました。どちらの例会も学びの多い非常に有意義な例会となりました。
後期の例会では、伊勢原出身、在住の会員が多いことからおこなった、新春大山登山及びクイズ例会や、国際経済の仕組みを理解する事ができ、交流等もすることができる貿易ゲームを行う例会を始めとして、実際に動く、体験する例会を多く行いました。中でも厚木市の相模川の周辺を清掃した例会では、ごみの処分方法が分からずに苦労しました。しかし、見たこともないゴミが多く落ちていて、地域の問題を認識する事ができ、非常に有意義な例会となりました。また、今後活動を対外的に行う為の勉強、検討例会も行いました。1つは献血に関する歴史や決まりを調べ、まとめる例会。もう1つはチャリティードミノ例会を今後行う為に自分たちでドミノを使い、どんな絵柄を作るのに幾つほどのドミノが必要でどのくらい時間がかかるのかを調べようとしました。しかし、思い描いた絵をドミノで並べ、全てが倒れる様にするのは非常に難しく、今後検討が必要だと感じました。
例会の中にはインターアクトとの交流を目的とした例会もあり、同提唱クラブである厚木商業高等学校IACと共にスポーツ交流会や、合同例会を行いました。今後はインターアクターと共に活動内容も考え、より良いものにしていきたいとのお話も戴き、これらの交流事業は更に積極的に開催していきたいと考えます。
例会以外にも地区大会やRA年次大会にも参加させていただきました。地区内ローターアクターだけでなく、地区外や、他の団体にも多く関わるこの二つの活動では、どちらもほとんどの会員が初めての参加であったため、初めは戸惑い、消極的な会員もいましたが、場の空気になれるにつれ、発言は多くなり、積極的にコミュニケーションと取っている姿が見受けられました。

 

6. 今後の課題
現在、本クラブで挙げられる課題は、出席率と、制度の確立です。会員数が多い為、各会員の学校等の予定と合わず、出席率が低くなってしまっています。その為、例会日を早い段階で確定させる。または例会日を毎月固定にするという方法で対応しようと考えております。
設立してから日が浅く、例会日の決定や、広報の方法、次年度役員の決定方法等、まだ決まっていない事が多く、それらを確定させる事が必要となっています。その為、三役にて細則の見直しや、クラブ内規の検討を進めております。また、課題はここに挙げること以外にも数多くあり、それらを1つ1つ丁寧に解決していく事がクラブの発展へと繋がっていく事になるので、それらをしっかりおこなって行きたいと思います。

 

7. 展望
現在、13名の会員の他に2名の仮会員、興味を持っていると言ってくれている方が複数名います。彼らに魅力を伝え、クラブを大きくし、より充実した活動をできる様にしていきたいと考えます。また、その中で会員の気持ちがまとまって活動ができるように上記にもあるように、細則等の制度をより早く確立していきたいと思います。
新春登山例会やスポーツ交流会、貿易ゲーム等は当クラブの恒例行事にして多くのゲストの皆様に参加してもらう事ができる様にするなど、他クラブ、他団体とも積極的に交流ができる様にしていきたいと思います。その他の例会にも、いつゲストがお越し下さっても良い様に、例会のクオリティを上げて行きたいと考えております。

 

8. おわりに
現在、ローターアクトの認知度は比較的に高くはないですが、この場で卓話をさせて頂く事で、少しでもご理解戴けたのであれば幸いです。しかし、ローターアクトの現状、雰囲気をより理解していただく為には、実際に例会にお越し下さるのが一番だと考えます。ですので是非一度例会にお越しください。またご意見ご感想を頂けるのでありましたら、ご連絡いただけると幸いです。
最後になりましたが、設立の際にご助力いただきました、厚木中RCの皆様、前年度及び今年度の青少年奉仕委員会を初めとする2780地区の皆様、卓話の機会を設けてくださいました、かながわ2780ロータリーEクラブの皆様、この度は誠にありがとうございました。今後ともよろしくお願い申し上げます。

 

ご意見、ご感想はこちらにお願いします。
e-mail:shoya_t@atsuginaka-rac.jp

また、クラブのFacebook『厚木中ローターアクトクラブ』にて例会案内や活動報告も今後積極的に流していきますので、是非ご覧ください!

今後の卓話スケジュール

第206回 例会 2019年6月5日~2019年6月11日
卓話者 学校法人 湘南学園中学校高等学校 グローバル教育主任 荒木伸浩 様

第207回 例会 2019年6月12日~2019年6月18日
卓話者 ふじさわ湘南ロータリークラブ 松下 力 様

第208回 例会 2019年6月19日~2019年6月25日
卓話者 各委員長 「今年度活動報告」

休会 2019年6月26日~2019年7月2日

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次年度(2019-20年度)は、
第209回 例会 2019年7月3日~2019年7月9日からとなります。

閉 会

点 鐘

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