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第208回例会2019年6月19日(水)0:00〜2019年6月25日(火)23:59 開催

開 会

点 鐘

ロータリーソング

四つのテスト

会長の時間

2018-19年度会長 原いづみ

皆さん、こんにちは!第208回例会へようこそ‼

 ついに皆さんにこうして例会の冒頭ご挨拶するのも今回で最後になりました。2018-2019年度の最終例会です。そして、2015年3月の創立より名乗ってきた「かながわ2780ロータリーEクラブ」の名称での例会も、この例会をもって最後となります。

 「ついに」「やっと」「ようやく」等など、それぞれ意味は異なりますが、そのどれもが当てはまるようにしてこの最終例会を迎えました。会長として務めさせていただいたこの二年間、一時はゴールの見えないような、途轍もない道のりに感じたこともありました。しかし、その一方で様々な物事が同時に起きてあたふたしている時などは、本当にあっという間に過ぎて行ってしまい、ついこの前例会の原稿を書いたと思ったらまた次の原稿を書かなければならないと、火曜日になるたびに時の過ぎるのが早く感じておりました。

 最後のこの「会長の時間」を書くにあたり、何を書こうか少し前から考えてはおりましたが、正直なところ思い返されるのは楽しい思い出よりその真逆のことの方がはるかに多く、良くも悪くも本当に沢山のことを経験し、勉強させていただきました。「今の貴方の辛い経験はいつか役に立つから」と、私の状況を察して気遣っていただくことも何度もありましたけれど、人間のできていない私には全てがそうとは到底思えませんが、任期途中で放棄するわけにもいかず、それにストレスから倒れたことも体調を崩したこともありましたが、それでも愚痴を聞いてもらったり助けてもらったり、まだまだ会長など務まるような器にない未熟な私を周囲で支えて下さった方々のおかげで、何とかこうして最後の例会を迎えることが出来ました。とてもではありませんが、「何とか無事に」とは言えませんが、それでもこうして任期を全う出来たことには(正確にはこの原稿を書いている時点では10日以上残っておりますが)安堵しております。ありがとうございました。
 
 昨年度の初例会の時にも書かせていただきましたが、創立メンバーとしてこのクラブの立ち上げから参加し、当時の役回りとメンバーの状況を考えると5年くらい経ったら会長の話がくるのだろうな、という嫌な予感は何となく感じておりましたが、まさか3年目で指名されるとは、それも外堀から埋められてくるという、まぁある意味王道のやり方ではあったのでしょうけれども、結局は「ロータリーにNOはない」という子供の頃より父からよく聞いておりました言葉と断れない自分の性格が災いして21分で折れてしまったその時のことは今でもよく覚えています。
 その時から、引き受けたからには「Eクラブ」ではなく「ロータリーEクラブ」「ロータリークラブ」らしいクラブにしていきたいということが第一にあり、一気に会員の意識改革から何から全てを限られた任期のなかで行うのは無理なものの、その道筋くらいは付けたいと思い取り組んできたのがこの二年でした。勿論、最初から二期続けて会長を務めるつもりなど全くなく、ただ、何となく嫌な予感はありましたけれども、こういう嫌な予感ってあたるもので・・・。
 一昨年の国際大会でロータリーEクラブに関する分科会で、他のクラブでも二期会長を務められている方がロータリーEクラブでは少なくないような話があり、また二期続けて会長を務めることを推奨するようなスピーカーもおりましたので初めから二年一期とするのも、それはそれで一つのやり方として単年度ではできないようなことも可能になるので検討しても良いのかもしれません。(会長を引き受ける前だったら恐らくこのようなことを書いたりはしないでしょうけれど、もう終わりの身ですので・・・)
 ですが、これは他に会長を引き受ける人がいないからとか、内定者が途中で無責任な辞め方をしていった結果仕方なくというような、そういった好まざる状況での話ではありません。クラブ内での協力体制が整った状態があることが前提の話です。

 皆さんも少なからず認識されているであろうことですので敢えて書きますが、クラブの運営、活動への関与、負担というものはその差はかなり大きく偏っていると言わざるを得ません。勿論これはこのクラブだけの問題ではなく、他クラブでも同様な問題があるのはこの二年でよく見えてきたことではありますが、しかしながら、会員が少ない今の状況であっては一人ひとりが少しずつでも構わないので、クラブの運営や活動に協力していただかなくては一向に今の状況は改善されないでしょう。
 「他の人に指示を出してやってもらうより自分でやってしまった方が早い」からと、自分で何でもやってしまう方法を取られる方もおりますが、私も実際のところその方が効率的なのでそうしたいと思いつつ、それでは後が育たないからと思い、なるべく一度指示を出したらじっと我慢して様子を窺うように当初はしておりました。皆さんいい大人なのですから、「ああしろ、こうしろ」といちいち指示を出されなくてもどうしたらよいか当然判断できるはずですし、分からないことがあれば訊くこともできるでしょう。それに、普段は指示を出す側の人もいるでしょうから、そうした人が逆の立場になると快く思わない方もいるでしょう。ですので、一度任せたらその方が見える行動をとられなくても我慢してデッドラインギリギリまでは堪えているのですが、結局はこちらで引き取ってやらざるを得ない状態になるという、このようなことが何度か続くようになるとさすがに皆のためにも、そして私自身のためにもならないので、クラブ内外に迷惑が掛からず、自分のストレスにもならないようにするために、可能な限り自分でやっていくか、頼んだことをしっかり実行してくれる方にお願いするしかなく、こうして負担の偏りというものが生じているところです。

 それでも、以前ある方に「だからと言って会長が全部やってしまったら他の人のためにならない」と言われたことがあったので、それならと思い出された提案は正直な所どれも非現実的なものだとは思いつつ、言われた本人に実行していただこうとしたところ、こちらである程度おぜん立てはして差し上げても結局は何も動かれなかったということがありました。
 クラブの運営や活動に対して、意見や提案をされるのは一向に構いません。むしろ歓迎するところです。私の考えや方針と異なることを例会のコメントに残されるようなことがあっても、それを削除したりしてきたことはありませんし、反対意見は受け入れないという態度を取ったことはないはずです。しかしながら、言うだけ言って行動が伴わないとか、意見や提案を求められたときにそれに応えず、議論すべき時に議論せず、後々になって例会のコメントやメールで「あの時は言わなかったけれどやはり・・・」ということは、こういうことはクラブの運営上もまたお互いの信頼関係を築いていくうえでも決して良い結果には結びつかないのではないでしょうか。
 日本人の傾向として(そういう私も日本人ではありますが)、個を出さず右に倣えと様子を伺い、意見を控え、議論や対立を避ける方が多いと思いますが、例え異なる意見が出て議論がヒートアップしたとしてもそれは喧嘩とは異なるものであり、良いクラブにしていこう、良い奉仕活動をしていこう、そういうことで議論を交わすことは決して悪いことだとは思いません。例え議論の対象がクラブにとってネガティブなトピックだったとしても、本当に話し合うべきものであれば、対立するような意見が出て来ることが予想されても場外であれこれ言っていても何の成果も生まれないのですから、それはしっかり提議して話し合うべきものだと考えます。ただ、それが今のこのクラブで出来ないのは、それをできるまでのお互いの信頼関係が築けておらず、それもコミュニケーション不足故というところがあるのかとも思います。

 ITやSNSの発達により、コミュニケーションツールは格段に増えていますが、やはり文字だけのやり取りではその文字、文章に込められている真意、筆者の想いというところを汲み取り理解するには相当親しい間柄でも難しいものがあり、それが今のこのクラブの会員間の状態であればなおさらです。同じ一文でも、異なる読み取り方をされることも往々にしてありますし、文字のスタイルでも印象が変わるということもあるでしょう。
 ウェブ上で例会を開催することを基本としているクラブではあり、それ故に普段メールやラインなどでやり取りをしていると、都合が悪くなると連絡に応じなくなるというデメリットもこれまでに何度となく経験しておりますが、これはロータリークラブの会員以前の問題なので大人な対応をしていただく以外ありません。
 そして、ロータリークラブである以上親睦についてはやはり大切にしていくものであり、それにはFace to Faceの対話がベストだとは思いますが、それが難しければSkypeなどという方法も今はあるわけですから、今はまだ使いこなせていないツールをもっと活用していけるよう工夫していくのと同時に、やはり可能であれば移動例会、親睦会、炉辺会合といった機会を適宜設けていくことも必要なのではないでしょうか。何れにしましても、このコミュニケーションについては、今後の大きな課題でしょう。誰かからのアクションを待つばかりではなく、些細なことでもいいので自らコンタクトを取ってみる、受けの姿勢ばかりでなく”行動する人”になって自ら動いてみる。そこは会長であるとか委員長であるとか関係なく、会員一人ひとり誰でも親睦の機会を呼び掛けることは出来るのですから、遠慮せずにリードしていっても良いのではないでしょうか。

 どこかの国のようにそれぞれが自分の立場を曲げず、妥協というか歩み寄ること、“compromise”することが出来なくなってしまうとその先に明るい路を見出すことは難しくなりますが、会員一人一人がお互いを尊重し、自分に与えられた最低限の役割を果たし、もう少し協力体制が整うようになれば、まだこのクラブも修正可能なのかもしれません。
 こうした表現は不適切かもしれませんが、極一部の元会員を除きこれまで辞められた方の大半は、在籍中の活動への関与も例会出席も芳しくなく、大変失礼ながら人数が大幅に減って会費収入もその分減ったものの、クラブ運営や活動への参画者としては殆ど影響がない方ばかりでした。勿論そうした方たちはロータリー財団や米山奨学会への寄付の協力もされておりませんので、何故ロータリークラブに入会したのかと疑問に感じる方々ばかりです。そして、その答えの一つとして返ってきて大変驚いたのが、「設立の時に人数が足りないからと上司に頼まれて入会したのであって、積極的に活動に参加するつもりはない」というものでした。皆が皆明確な目標を持っていたり、自ら望んで入会した方ばかりではないこともよくわかっておりますし、むしろそのような方は他所でも珍しいのでしょう。付き合いで断れなくて入られた方もいらっしゃるでしょう。
 会員数が50人100人といるような大所帯のクラブともなれば、ある程度非協力的な会員がいてもクラブとしては今のギリギリの状態での運営・活動に比べればかなり楽になることと思いますが、それでもやはり人数が少ないからとやみくもに何でもいいからとにかく会員を増やせとばかりに安易な勧誘をしていくと、結局はまた同じことの繰り返しにしかならず、入会しても活動にもあまり参加されることなく、短期間で退会していくということに繋がって安定的な発展とは程遠くなってしまうのではないかと考えます。
 確かに健全で安定したクラブ運営、活動をしていくためにはある程度の人数は必要です。それは痛感しております。しかし、小さなクラブでも立派な活動を続けられているクラブもありますし、逆に大きなクラブだから立派な活動ができるとも限らないでしょう。かつて「良い活動がしたければ既存スタイルのクラブの方がよい活動ができる」と言われたこともありましたが、それは既存スタイルのクラブであろうと、私たちのようなEクラブというスタイルのクラブであろうと、それはクラブのスタイルの問題ではなく、肝心なのはそのクラブやメンバーの問題だと私は思っております。

 皆さんそれぞれに色々な事情を抱え、働き盛り、子育て世代、そしてプライベートも充実させたい30代、40代が多いこのクラブでは、同世代の仲間を増やしていくことが難しいのはご自身の状況からもよくお分かりでしょう。私自身がこの一年半直面してきたハラスメント問題に対するガバナーや危機管理委員長の対応、世間一般では通用しないような認識を目の当たりにしていると、同世代や自分より若い女性会員は誘いたくても誘えない状況もあります。これに対しては地区のシニアリーダーの方たちに意識を変えていただかなければ下の方でいくらあれこれ言っていてもどうにもならず、自分にはどうにもできないのが歯がゆいばかりです。
 少し話が逸れましたが、これも折に触れ書いてきたことではありますが、やはり“Eクラブ”というスタイルのクラブに対して抵抗感のある方や理解にかける会員も少なくなく、かなり残念な経験もしてまいりましたし、私自身も最初にお誘いを受けたときにはそれはロータリークラブではないと思い、正直なところあまり乗り気ではありませんでした。「若いロータリアンを育てるクラブ」ということでしたので、ここで数年“我慢して”何れは移籍するつもりでおりました。今でも「隣の芝生は青く見える」こともあります。
 しかしながら、この二年半、会長に就任する前の準備期間から色々な資料に目を通すことになり、自分なりにロータリーEクラブに対して整理し、「“Eクラブ”ではなく“ロータリークラブ”の新しいスタイルのクラブ」であり、根幹になるものは同じであると一応自分の中で整理をして取り組んでまいりましたが、それでも自分が子供の頃から見てきたロータリークラブ(のイメージ)や会員(のイメージ)とはギャップを埋められないことも多々あり、その狭間で矛盾を感じていた状況は今でも完全になくなったわけではありません。
 それでも、こうして二年以上自分なりに精一杯取り組み、自分の力量の無さは故のことはともかく、あまりにも理不尽なことに直面してきたときには悔し涙を流したこともありましたが、そうした険しい道のりを通ってきた今となっては、そしてとくに今回クラブ名称の変更をするにあたり新クラブとして設立された時以上にある意味新クラブ設立と同様のスッテップにすべて関わってきたこともあり、今はとても大切に思うようになってきました。

 「クラブ愛がないのに世間体で会長をしている」というようなことをおっしゃっていた方もいらしたということは耳に入ってきておりますが、確かに二年前に今ほどこのクラブに対して思い入れがあったかと問われれば、そう捉えられても仕方ないかもしれません。ですが、世間体だけでは到底ここまでしてはこれません。もっとそつなく当たり障りなく、ほどほどにしていれば、外から「何をしているか分からない」と言われる事さえ厭わなければそういうやり方もあったのかもしれません。そういった意味では、失礼ながら前会長とではかなりのギャップを感じられた方もいらっしゃるでしょう。私自身クラブの設立の趣旨から離れるような方針を変えたつもりはなかったものの、実際方針が異なるとコメントを残された方もいらしたと記憶しております。
 物事の捉え方は十人十色言われるように、一人ひとり解釈の仕方が異なるのは、これ自体は仕方のないことだとは思いますが、ロータリーにおいては会長をはじめとした役職の任期は基本的に一年であり、仮にその方針が変わったとしてもそれ自体は自然なことだと考えております。
 中長期計画などしっかり立てられていればそれを引き継いで執行していくことが求められるわけですが、その年度の会長によってやりたいことも奉仕事業、クラブ改革など色々あるのは当然です。ですが、忘れてはならないのは、会長は指名委員会によって指名され、年次総会で会員の皆さんに選挙に付され、皆さん自身によって選ばれてその役職に就くわけです。自分の考えややり方と異なる会長が出て来ることも時としてあるかと思いますが、そこは自分の意見は意見として持ちながらも、世間一般的に許されない行為でもない限りは選ばれた会長に協力していくのが本来のあるべき姿なのではないかと考えます。どんなに優れた会長でも、どんなにダメな会長でも、良くも悪くも(普通は)一年で任期は終わって変わるのですから。

 会長就任前に亡くなった渡辺特別代表や鈴木拡大補佐たちから、社交辞令だとわかってはおりますが「立派なクラブにしてくださいね」と励まされ、少しでもその期待に応えられるよう、クラブのことを第一に考え私なりに精一杯取り組んできたつもりです。ですが、それが必ずしも皆さんの望む通りではなかったであろうことは重々理解しております。それは私の力量不足のことですので大変申し訳なく思うところですが、ただ、地区の方を向いているという指摘に対しては、これだけは決してそういうことはないと言うことはご理解いただきたいと思います。もしクラブよりも地区やグループを立てるようなことをしていたというのであれば、私自身は正直な所もう少し楽にできただろうことは二度や三度ではありません。
 「独自の道を歩み始めた」と指摘されたこのクラブをどうしたら軌道修正できるのか、もロータリークラブとしての体裁を整えていくにはどうしたらよいのか、試行錯誤の連続でした。幸い身近な所には、私が言うのもなんですが熱心なロータリアンの父がおりますし、また父に連れられ自分が入会する前から地区大会やクラブの行事など参加させていただいておりましたので、今、地区でシニアリーダーとして活躍されている方々にも面識のある方も多く、色々意見を伺ったりアドバイスをいただける環境にあったのはとても恵まれていたと感謝しております。こうした地区に繋がっている方との関わりが地区を向いていると誤解されたのであれば、それは私が相談した相手が地区の方たちだからということではなく、それ以前からのお付き合いの中で信頼している方たちに相談してきたということをご理解いただきたいと思います。どなたでもそうだと思いますが、信頼や信用していない人に相談する人はいらっしゃらないのではないでしょうか。
 創立から丸4年が過ぎ、会員間でも頻繁にコミュニケーションを取る人とそうでない人との間では、同じクラブ内に居ても信頼度や理解度は大きな隔たりがあるでしょう。普段なかなか直接会ってコミュニケーションを取る機会が少ないクラブにあっては、他のクラブより各々が意識してコミュニケーションを取るよう心がけていかないと、お互いに信頼しあえる関係を気づくのは本当に難しいものだと痛感しております。そして、お互いを理解したり信頼できるようになるには長い時間がかかっても、それが壊れる時は一瞬で簡単に壊れます。そして、その壊れたものを元に戻すには、初めに要した以上の時間がかかるものです。
 皆さんのなかには自分は会長などの役職には就かないとお考えの方もいらっしゃるかもしれませんが、仮に自分が会長に就くとして、誰に幹事をやってもらいたい、誰に〇〇委員長をやってもらいたいとすぐ名前が浮かぶ方はどのくらいいらっしゃいますでしょうか。何かクラブのことで訊きたいときにすぐ思い浮かぶ方はいらっしゃいますか。
 自クラブの奉仕活動や移動例会に出ずに他クラブや地区の行事に参加してクラブの方はウェブ上の出席だけでモチベーションが上がらないと言われても、そうした行動を取られる方がクラブ内のメンバーとコミュニケーションをもっと取りたいのであれば、クラブの外より内側を優先したり、先述の繰り返しになりますが自ら率先してコミュニケーションを取っていくことが必要でしょう。コミュニケーションを取らずして、相互理解や信頼関係の構築は難しいものと考えます。

 次年度よりクラブ名称が変わり、田代新会長の下新しいスタートを切っていただくつもりでおりましたが、ここにきて急に9名でのスタートとなることとなり、クラブの終結の意見をお持ちの方もいらしたようですのでそれについてクラブ名称の検討をする前に上程していただいて皆で議論していればまた違った結果になっていたかもしれませんが、過ぎたことはいまさらどうこう言っても仕方ありませんので、現状を受け入れ前に進んでいくしかありません。
 状況的には非常に厳しい状況ではありますが、こうして二年以上の日々を精魂込めて尽くしてきたクラブには少しずつでもいいので発展しいってほしいと願うばかりですし、これまで田代会長エレクトには最も支えていただいた分、今度は一応会長経験者として、そして彼女より少し(いや、大分・・・)人生経験も長い分、彼女のために、そしてクラブのために出来ることもあるものと、これまでとは違った立場で状況や物事をみながら活動を続けていきたいと思っております。

 前述のとおり、会長を二期もやりたいと望んだわけでもなく、時には投げ出したくなることもありましたけれども、今こうしていよいよその役目を終えて次の人に引き継げるとなると、安堵と共にほんの少し寂しさのようなものを覚えます。正直申しますと、本来次年度会長に就くはずだった方が残念な退会の仕方をされ、しばらく新会長エレクトを決められないでおりましたけれども、いよいよ決めなければならないという段階になって田代さんに話をするために箱根を訪れ、無事引き受けてくれたその帰り道、心底ほっとした気持ちと同時にほんの一瞬「これで来年からはもう点鐘も木槌も田代さんのところに移るのね…」と頭を過ったこともありました。・・・と、ある方に話をしたところ「一生懸命やってくるとそんなものだよ」とも言われましたが、ではまた会長をやりますかと問われれば、それは即答で辞退申し上げます・・・。
 こうして二年という期間会長を務めさせていただき、単年度制が基本のロータリーにおいては一年で任期を終える会長に比べたらより多くのことができたはずですが、残念ながら自分がやりたいと思っていたことの全てが出来たわけではありませんし、これはきっと3年4年やったからと言って決して満足いくようにできるものでもないのでしょうけれども、そして冗談というか社交辞令というか、もう少しクラブが落ち着くまで会長やったら・・・などと、有難いのだか困ったものなのだかそういう言葉をかけて下さる方もいらっしゃいますが、そう言っていただけることはありがたくお言葉だけ頂戴して、田代会長エレクトに引き継いでいきたいと思っております。

 7月より「アーカス湘南ロータリークラブ」として新たに歩みを進めていくことになりますが、同時に次年度は創立5周年という記念の一年でもあります。日本にロータリークラブが誕生して来年100周年ですから、その100年の歴史においてはたったの5年でしかありませんが、今のこの混沌とした黎明期を乗り越えていくことが出来れば、このクラブも50年100年と歴史を刻んでいくことは出来るでしょう。
 故十八代目中村勘三郎氏の「型を知らずにやるのは単なる形無しであって、型を知って初めて型破りになる」という話を以前書いたことを覚えている方はいらっしゃいますでしょうか。きちんと基礎を徹底的に身につけて、そのうえで、自分の個性を発揮することを型破りというが、基礎も会得する前に、勝手なことをやるのは形無しと呼ぶのだということですが、第200回記念例会で卓話をしていただいた東島様も「先ず基本を学び実践して、身についたら、その上に積み上げる事ができたらと思います。改革と思い込み、自分の都合のいいように勝手に解釈して進める以前に、心を清らかにして、基本を学ぶ姿勢を忘れないよう」とおしゃっておられました。クラブ名称も会長も新しくなってスタートする次年度は、原点に戻り新しいクラブをスタートさせるくらいのつもりで心機一転再スタートしていってください。勿論、そこに私も微力ながら加わらせていただきます。

 会長として務めさせていただいた二年間、本当に厳しい二年間ではありましたけれども、多くの素晴らしい経験や出会いという貴重な機会も与えて頂き、沢山の人に支えていただき、このクラブで会長として務めさせていただいたことに感謝しております。負っているその責任の度合いは全く異なりますが、イギリスのメイ首相が辞任会見で最後に残された言葉をまねるとI am grateful to have had the opportunity to serve the club I love.です。日本語では恥ずかしくて書けませんね。でも、こう思わせてくれるようになったのは皆さんのおかげです。本当にありがとうございました。「かながわ2780ロータリーEクラブ」の名称と共に私の役目も終えますが、これからはまた一会員としてよろしくお願い致します。”The show must go on!!” 「アーカス湘南ロータリークラブ」、皆で誇れるようなクラブにしていきましょう‼

”Not all of us can do great things. But we can do small things with great love.”

幹事報告

かながわ2780ロータリーEクラブ 休会のお知らせ
2019年6月26日から2019年7月2日までの間は、新年度システム移行期間のため休会いたします。
新年度初例会、「アーカス湘南ロータリークラブ」へ改称後初例会となる次回第209回例会は、2019年7月3日より開催いたします。

 

クラブ名称変更に伴うクラブURLおよびメールアドレス変更のお知らせ
2019-2020年度のスタートと共に新名称「アーカス湘南ロータリークラブ」での活動開始にともない、クラブウェブサイトURLおよびメールアドレスが下記の通り変更になります。次回例会出席の際にはご注意ください。

新URL: https://rc-arcus-shonan.org/
新メールアドレス: info@rc-arcus-shonan.org

 

藤沢南ロータリークラブ 7~8月例会休会のお知らせ

2019年7月15日(月)⇒ <祝日休会・海の日>
    8月12日(月)⇒ <休会・お盆・定款により>

 

★ ハ イ ラ イ ト よ ね や ま 231号 ★  2019年6月13日発行
▼全文は、こちらよりご覧ください。
http://www.rotary-yoneyama.or.jp/summary/pdf/highlight231_pdf.pdf

 

米山梅吉記念館 創立50周年記念式典開催のお知らせ

日 時: 2019年9月14日(土) 14:00開式(13:00より受付)
会 場:【米山梅吉記念館】式典前の見学 10:00~13:30
    【東レ総合研修センター(三島市)】式典・講演 14:00~17:30 / 祝賀会 18:00~19:30 
内 容: Ⅰ. 記念式典 14:00
     Ⅱ.記念講演他 15:00~17:30
       1.演題「米山梅吉と奨学会」(仮題)
         講師 林 曼麗(財団法人 国歌文化芸術基金金董理事長・元 米山記念奨学生・元 台湾故宮博物院院長)
       2.映像で綴る米山梅吉の足跡「米山梅吉の跫音」
       3.ひとり語り「魁の人 米山梅吉」女優 大塚良重 氏
     Ⅲ. 祝賀会 18:00~19:30
定 員:600名
登録料:10,000円

別途 JTB企画 エクスカーション
①三島名物“うなぎ”を食し、記念式典会場に向かう日帰りツアー
②記念式典参加後、米山ゆかりの宿 伊豆湯ヶ島温泉「落合楼 村上」に宿泊、三島の“うなぎ”と周辺観光一泊ツアー

その他詳細はこちらをご覧ください。
米山梅吉記念館 創立50周年記念式典チラシ

申込み:クラブでまとめて登録します。
    参加希望者は2019年7月16日までに原へご連絡ください。

個人寄付表彰

米山記念奨学会
〇平川 陽一 会員 第一回米山功労者

委員会報告

出席委員会

出席報告
第207回例会 出席率80%
会員数10名 出席義務者9名 出席免除者1名 出席者7名 欠席者2名(渡邉貞雄会員、龔婭会員)

2019年規定審議会報告会 出席報告

報告者:会長 原 いづみ

 4月14日から18日にアメリカのシカゴで開催されましたRIの2019年規定審議会につきまして、当地区から代表議員として出席されました相澤パストガバナーによる報告会が6月15日に藤沢で開催され、当クラブからは私の他に田代会長エレクト、鳥山幹事の3名が出席してまいりました。当日配布されました資料〔2019年 規定審議会提出立法案採択結果一覧表〕はこちらからご確認ください。

 ご存知の通り、3年に一度開催される規定審議会は、ロータリーの組織規定に変更を加える制定案と、RI理事会の見解を表明する見解表明案について審議と投票が行われます。そして、各地区につき1名の代表議員が3年任期で選出され、選ばれた代表議員は任期中に開催される3回の決議審議会と1回の規定審議会に地区の代表として出席することになっております。
 立法案提出件数を見てみると、トップはRIによる26件ですが、日本は二番目に多い25件を提出しており、国別ではトップに位置しておりますことから、日本のロータリアンの規定審議会に対する関心の高さがうかがえます。
 そして、相澤パストガバナーは今回採択されたなかでの注目されるべき決議として、19-35、19-37、19-62、19-70、19-115および19-116を挙げられました。詳しい内容は〔2019年 規定審議会提出立法案採択結果一覧表〕からご確認ください。

 RIのウェブサイトに掲載されております規定審議会ハイライトにも書かれておりますが、前回2016年ほど大きな変更はないような印象を受けております。しかしながら、重要な変更もなされており、大きな議論になっているところもあります。その最たる変更が、事務総長の呼称をRIの最高執行責任者(COO)から最高経営責任者(CEO)への変更が承認されたことでしょう(19-62)。
 これはロータリーという組織において「事務総長の役割は年月を経て進化し、現在は最高執行責任者というよりも最高経営責任者の方に近づいているという認識に基づくもの」であり、「事務総長の肩書を廃止したり、事務総長の既存の任務や責任を変更したりするものではない」という趣旨であり、ロータリーも他の組織に足並みを揃え近代化を図るという前提で上程されたそうです。
 しかしながら、一般的にCEOはCOOより上位者に位置付けされる立場にあります。今回の決議により事務総長の既存の任務や責任を変更したりするものではないとされてはおりますが、ロータリーを企業運営と心得る事務総長によってRI が運営されるということに対する違和感、そしてRI 会長や理事が短期間の任期の限られている一方、事務総長は長きにわたりその職に就かれるケースが多く、そうなると本来トップであるはずのRI会長が名誉職的な立場になってしまうのではないかという危惧などから、本件に対しては反対意見も相当数あったようです。
 世界のリーダーと対等に話すためにはCEOの肩書が有効であり、CEOになることで信頼性を高めることになるこというというところが主な賛成理由のようですが、この決定については違和感を覚えます。いつか、“真のRIの最高責任者”は誰なのか?ということになっていくのではないかと・・・。
 まぁこのようなレベルの話は私などが関わるようなことではないので雲の上のような方たちの話ですが、一般的にCOOはCEOの方針にNOを唱えるべき立場にはなく、CEOの方針に従って結果を出す立場にあります。与えられている裁量はその結果を出す方法についての自由度です。一方、実務に対してCEOは口出しせず、その役割も担っておらず、しかし最高責任者として成果が出なかったときには、その後どうするかの判断をするのはCEOが決めることうところその責務です。ですが、事務総長としての既存の任務や責任は変わらないと言いつつCEOに変更するとなると、CEOの持つ本来の役割・立場とどうしてもそこに矛盾が生じるのではないかと感じております。

 次に、欠席のメークアップに関する規定について、これまで例会定例時の14日または後14日の規定を同年度内に変更されることとなりました(19-35)。これにより、仮に7月に欠席しても翌年の6月にメークアップすれば出席補填になるわけですが、2週間以内にメークアップしない方が一カ月以内、半年以内と期間を延ばしたところでメークアップされるのかは疑問でしかなく、日本では出席については厳しく認識されているロータリアンの方が多く、その根拠が無くなってしまうこの改定について日本の代議員はぼぼ反対だったようです。報告会でも例会出席に対する軽視ではないかというような質問もあり、これに対して杉岡ガバナーエレクトは出席が重要であることには変わりはないとのご回答でした。
 前回の規定審議会で例会の開催数が月に二回以上と変更されたことにより、例会数を減らしたクラブもありますし、また当クラブのようなウェブ上で例会を開催するクラブなど、その出席方法は多様化しており、出席率を出すということも同一条件ではないので難しいところがあるのも事実ですが、はやり出席はロータリアンの三大義務の一つであることには変わりはなく、地区への毎月の報告は引き続き行うことになります。ただし、現在ガバナー月信の裏面に掲載されている出席率の一覧表につきましては、次年度からは無くなるそうです。

 さらに、ロータアクトクラブの立場を高める案件につきまして、この変更はロータアクトクラブがRIに加盟できるよう申請することを可能にするものです(19-72)。RIの加盟の定義を広げ、RIからロータアクトクラブに提供されるサポートを増やすとともにロータアクトの活動緑を高めることを目的としておりますが、RIへの加盟を申請するか否かは各クラブの判断に委ねられるとのことです。そして、当然RI加盟によってロータアクトクラブ会員が「ロータリアン」となるわけではなく、RI会費納入および機関誌の購読が直ちに開始されるということでもありません。
 本件については、一度否決されたもののラシンRI会長の本件に対する熱意がかなりあったようで再審議の動議がかけられ、改めて審議された結果承認となったようです。ラシン会長がロータアクトに対して非常に高い関心を持ち、熱心に取り組まれてきたところはこの一年の動向からもうかがえますが、RIがロータアクトを重要なパートナーとして認めているメッセージを伝えることが狙いであり、そしてロータリーもロータアクトのパワーと熱意を求めているのだというところだそうです。
 人頭分担金の問題などまだまだ詰めていかなければならない事項は多岐にわたるようですし、ロータリークラブが職業奉仕をする人々の集まる組織であるのに対し、ロータアクトクラブはまだ学生も多くどちらかというとボランティア団体という要素が強い組織がRI加盟要員となることに反対意見も多いようですが、30年前に女性会員の入会が認められるようになった時と同じインパクトがある制定案であると言われておりますので、今回の規定審議会の重要ポイントであることは間違いないでしょう。

 そして、クラブの攻勢を改正して職業分類の制限を廃止が承認された件(19-39)につきまして、これについては、私は当初人伝えで「職業分類が廃止された」と聞いておりましたので、職業分類が廃止されたとなるとロータリーの根幹はどうなるのかと疑問を抱き、どのような話があるのかと非常に関心があったところでしたが、実際は職業分類の制限が廃止されたということでした。(自分でちゃんと一次資料読んで確認しないとダメですね。)
 19-37でクラブの会員身分に関する規定が改正され、公職に就いている人とRI職員に関する規定が削除されましたが、これは前回の規定審議会で既にクラブの細則を変えることにより公職にある方でも入会は可能になっておりますので、実質大きな変わりはないものと認識しています。しかしながら、2016年のこの変更は案外ご存じない方も多いようで、つい先日もそれを理由に入会を断ってしまったクラブもあったそうです。

 以上、相澤パストガバナーが特に取り上げられたところにポイントを置いて説明させていただきました。その他細かいところでは、2020-2021年度からの三年間で毎年1ドルずつ人頭分担金が増額されることが決定されております。

 本来であれば2016年の規定審議会の後に当クラブでもクラブ定款及び細則を見直して修正していかなければならなかったのですが、前会長もあまりこちらには触れられず、私も昨年度会長に就任してからずっと見直しについては頭にあったものの、なかなかそこまで手が回らず3年経ってしまったというところです。
 次年度クラブ研修リーダーを仰せつかっておりますので、今回の規定審議会の決定に則って整備できるよう取り組んでいきたいと考えております。会長就任前からクラブ定款や細則、手続要覧や時にはロータリー章典などそれなりに勉強してきたつもりではおりますが、まだまだ先輩方の知識量に比べて不足していることも認識しております。しかしながら、その点当クラブには大塚会員というロータリーの知識量豊富な大ベテランがいらっしゃいますので、お知恵を拝借しながらクラブの皆で自分たちのクラブのためのルール作りをしていきたいと思っておりますので、ご協力よろしくお願いします。報告は以上です。

参考資料
1.2019年 規定審議会 立法案集
2.2019年規定審議会 決定報告書
3.2019年規定審議会 投票結果
4.2019規定審議会クラブと地区に関連する重要な変更

Make Up

第207回例会のビジターコメント

綾瀬ロータリークラブ 鈴木 正和 様


かながわ2780地区ロータリーEクラブの皆様、こんにちは。
先週に続いて、MUで寄らせていただきました。

年度末に近づいているというのに、自クラブ例会に出席することが
なかなか難しく、貴クラブにてMUしている次第です。

原会長、いよいよゴールが見えてきましたね。
お疲れさまでした。

次年度も、寄らせていただく機会があると思いますので、
今後ともよろしくお願いいたします。

Smile Box

第207回例会のスマイル報告

先週はありませんでした。

カレンダー

卓話

各委員会活動報告

管理運営委員会

委員長 田代 晴香

 

本年度当委員会の活動方針のであった「卓話内容と掲載に関するガイドラインの再周知」と「デジタルデバイドの解消」2点について、今年度の成果を報告致します。

卓話内容と掲載に関するガイドラインの再周知に関して、文字数や掲載内容(卓話のレイアウト等)に関して、会員間においてはしっかり把握して頂き、興味深い卓話内容、文章量、読みやすいレイアウトを意識して頂く事ができました。しかし、会員以外の卓話ではパワーポイントのスライドだけの卓話であったりと内容理解が難しいものがありました。まだまだ「Eクラブの卓話」に慣れないということもあるようなので、今後は当クラブ会員以外へ卓話依頼をした場合しっかりとした説明と「Eクラブの卓話」への理解を図るべきであると感じた。

また、デジタルデバイドの解消について、会員のスキル向上からデジタルデバイド自体が薄れていると感じる。

 

次に、当委員会の小委員会である親睦委員会、出席委員会、プログラム委員会、スマイル委員会、IT委員会の活動についてご報告申し上げます。

 

・親睦委員会

当クラブでは恒例になっているBBQ親睦例会を開催致しました。しかし、会員のスケジュールから全会員が参加する親睦イベントを開催できませんでした。今後の課題として、なかなか親睦イベントに参加できていない会員もいる為、ニーズや個々の会員に合わせた親睦イベントの開催が重要となる。

 

・出席委員会

出席率100%が今年度の目標ではありましたが、今年度は100%にはなりませんでした。例会開催が1週間あると、「後で出席すればいいや」と後回しにしてしまい、忘れてしまう場合があります。例会の出席はなるべく早く、また欠席してしまった場合はメークアップをお願い致します。

 

・プログラム委員会及びIT委員会

この2つの小委員会は活動内容が重複している点がある為、共同での報告とさせて頂きます。

例会及びホームページの管理は当委員会だけではなく他の会員の協力もあり、滞りなく進めることができました。ホームページ管理上も問題も迅速に対応でき大きな被害にはなりませんでした。当クラブの要であるホームページは今後もしっかりとした管理・運営が必要である。

 

・スマイル委員会

今年度もスマイルは一部の会員の協力だけで少なく、スマイルへの会員理解への活動が足らない結果となりました。今後はスマイルが奉仕活動の原資となることをしっかり理解して抱き、全会員の協力を得る事が課題となりました。

 

以上を管理運営委員会の活動報告とさせて頂きます。

 

 

 

奉仕プロジェクト委員会

委員長 平川 陽一(代理、会長 原いづみ)

 

 昨年度からの継続事業であるタイ・コーチャン島への中古消防車寄贈プロジェクトにつきましては、当クラブ単独ではなく秦野名水RCと共同事業として実施することとなりました。
 基本的には、秦野市からの車両の受領から輸出までの国内手続きを秦野名水RCが、そして輸出に係わる手続きおよび現地での関税の免税手続の一部書類作成を当クラブで行うことといたしました。
 今回の秦野名水RCと共同事業として実施させていただけたことにより、当初予定していたコーチャン島に加え、2台目としてヤーラ市にも寄贈できることとなりましたが、どちらのクラブがどちらということではなく、全てを一つの事業として共同で役割分担をするという形になっております。
 6月現在現地での手続き中ですので今年度も完了できず足かけ3年の事業となってはしまいましたが、秦野名水RCのご協力もあって念願かなって消防車の無い地域に消防車を届けること確実となり嬉しく思っております。

 次年度にはなってしまいますが、輸出のために車両を消防署より引き取り移送するときか、現地のロータリークラブが通関手続きを終え引き取った後、贈呈式のために現地に行くことも検討しており、当クラブには消防団経験者もおりますので、贈呈式でのデモストレーションなどもできたらと考えております。

 また、今年度単独での奉仕活動としては、藤沢でチャリティー寄席を開催し、これは藤沢の方たちに私たちのクラブのことを知っていただくという広報も兼ねておりましたが、ポリオ募金の呼びかけも行い40,000円を来場者の形から集めることが出来ました。
 このチャリティー寄席の課題としては、”地元”と呼べる会員が少ないなかでイベントの宣伝やチケット販売が難しく、その方法を今後こうしたイベントを開催する時にはもっと時間をかけて検討する必要があるということでした。

 何れにしましても、奉仕活動に参加する(できる)人が限られている状況はもう少し改善していきたいところです。

 スマイルにつきましては、これは移動例会ではスマイル用紙を配ってしまうこともあり、こうした実際に集まる機会があればスマイルは出していただける方がほとんどですが、残念ながらウェブ上の普段の例会ではスマイルをするという習慣はなかなかな浸透しない状況です。

 スマイルはクラブの奉仕活動の原資になる大切な資金であり、これが集まればより幅広い奉仕プロジェクトの選択肢が増えていき、様々な活動ができるようになるわけですので、スマイルの習慣が身に着くように次年度以降適宜呼びかけなどして協力を仰いでいく必要があると思います。

 

 

 

会員増強委員会

委員長 石田 裕樹

 

クラブ発足より4年が過ぎ、会員数増員はこの3年無し。本年度も2名の増員を目標として活動してまいりましたが、会員維持もままならぬ状況が続き、3名の退会と残念な結果となりました。これにより会員数はクラブ発足時の半分の10人となりました。

今年度はクラブ発足時の第1グループを離れ第3グループへ移籍、さらにはクラブ名を「アーカス湘南RC」へと変更いたしました。

来年度は、新たなグループと新クラブ名にてクラブの基礎固め、方針を明確化し、田代新会長の元、会員維持に努めつつ新会員増員への足がかりとなる年となるよう会員全員が協力することで目標を達成できればと思います。

 

 

 

ロータリー基金委員会

委員長 鳥山 友紀

 

年度末となりましたので、ここまでの皆様からのご寄付の進捗を共有させていただきます。

 

1.ロータリー基金について

・年次寄付(目標金額 1人/$200)

こちらは目標金額をクリアしております。ですが、内情を見ますと本年度は退会者もおり、さらに4名の寄付ゼロ者を含めましてのクリアとなります。すなわちそれをカバーするだけの額を寄付してくださっている会員もいる、ということです。ご賛同していただける方は引き続きお待ちしております。

 

・ポリオ(目標金額 1人/$40)

ポリオへのご寄付は、結果としては十分に人数における目標金額をクリアしております。ですが、集まった金額のうちほとんどの額を占めるのはクラブの活動によって得た分となります。

 

・恒久基金(目標金額 1クラブ/$1000)

こちらは現在のところ、頂戴している方といない方とおり、金額を見ましても目標よりも大幅に下回る状況です。

 

 

2.米山記念奨学金について

本年度の目標金額が1人/20,000円のところ、現時点で寄付ゼロ者はいるものの、総額で214,000円のご寄付をいただいております。

ただ、金額で見ますとこちらも大きな金額を頂戴している寄付者がおりますので、それにより寄付ゼロ者、または目標に満たない寄付者の分を補填している状況であります。

一度に目標分を出すことは叶わなくとも、少しずつでも継続的にいただくなど、ご検討いただけますと幸いです。こちらも引き続きお待ちしております。

今年度は、初めて米山奨学会にご寄付をいただいた方もおり、現行会員の中で米山奨学会へのこれまでの4年間においての寄付ゼロ者はゼロとなりましたことも明記しておきたいと思います。

ご協力誠にありがとうございました。

 

総括

会員数が少なくなりながらも、ひとまずは無事に年度末の見通しがたちました。

多くのご寄付を入れてくださる方もおり、なんとお礼を申し上げていいか言葉になりません。ありがとうございます。

ただ、本年度の各項目において寄付ゼロ者がいるということは残念ながらクリアできておりません。

一人一人がどういった意識でロータリーの活動に臨んでいるのかを把握するためにも、対内外的にこうして数字でクリアしていくことはクラブ運営上とても大切にしたいことの一つでもあります。

皆様が方々からのご推薦を受けた入会されたこのロータリークラブのあるべき姿として、活動の原動力となるご寄付を今一度どのように捉えていくのか、会員それぞれが更に強く認識していただきたいと思います。

まずはご賛同いただきました全ての皆様に、心からの感謝を申し上げたいと思います 。

 

そして次年度も、強化月間だけでなくどのようなタイミングでもどのような金額でも構いませんので、ご協力いただけますようよろしくお願い申し上げます。

 

以上

 

 

 

公共イメージ委員会

委員長 塚原 吉隆

 

2018-2019活動報告

 

1.タウンニュースの実績

2.フェイスブックを通して例会の告知を次年度も引き続き続けることが重要である。

3.会員の少ないのもあるが、委員会活動ができなかったことが残念であった。

 

今後について

 

1.公共イメージ委員会としての活動をどのように行うことが手探り状態なので話し合う場が必要と考える。

2.エンドポリオ募金などが少ない人数でもできることではないかと考える。

 

 

 

 

今後の卓話スケジュール

休会 2019年6月26日~2019年7月2日

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<次年度(2019-20年度)卓話スケジュール>

第209回 例会 2019年7月3日~2019年7月9日
卓話者 2019-20年度会長 田代晴香 「クラブ方針・目標」

第210回 例会 2019年7月10日~2019年7月16日
卓話者 役員 「役員活動方針」

第211回 例会 2019年7月17日~2019年7月23日
卓話者 委員長 「委員会活動方針」

第212回 例会 2019年7月24日~2019年7月30日
卓話者 横須賀ロータリークラブ 会長 田邊 一三 様

第213回 例会 2019年7月31日~2019年8月6日
卓話者 TBA

第214回 例会 2019年8月7日~2019年8月13日
卓話者 地区委員会 「会員増強・新クラブ結成月間卓話」 

第215回 例会 2019年8月14日~2019年8月20日
卓話担当 塚原吉隆 会員

第216回 例会 2019年8月21日~2019年8月27日
卓話担当 原いづみ 会員

第217回 例会 2019年8月28日~2019年9月3日
卓話担当 鳥山友紀 会員

閉 会

点 鐘

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