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第238回例会2020年2月12日(水)0:00〜2020年2月18日(火)23:59 開催

開 会

点 鐘

国 歌

ロータリーソング

四つのテスト

会長の時間

2019-20年度 会長 田代晴香

皆様、こんにちは。
前回の会長の時間で新型コロナウイルスについてお話ししましたが、この2週間、毎日のように日本での感染者数が増えていますね。感染者が増えているというより、検査結果が随時報告されているという事でしょうが、クルーズ船のニュースを見ているとエコノミー症候群、常用薬の配布、ベッドメイク、洗濯など問題が多くあるようですね。クルーズ船の中で不自由な生活を余儀なくされている方々の環境改善がなされることを願います。

さて、先週、My Rotaryで「ロータリーの歴史 切手が物語るロータリーの足跡」(https://www.rotary.org/ja/history-rotary-commemorated-stamps)という記事を読みました。世界各国で発行されたロータリーの記念切手について書かれているのですが、まずタイトルを見てロータリーの切手があることに驚きました。国際大会の記念切手やロータリーの周年記念等で各国が切手を発行していると書かれているのですが、この記事の中には日本については触れられていなかったのでインターネット検索で調べただけですが、以下のものを見つけました。

・1961-62 日本記念切手 第52回国際ロータリー年次大会記念
・1978年発行 国際大会ロータリー東京大会記念切手、
・国際ロータリー2004年国際大会(関西)
・2005年発行 ポリオ撲滅運動推進 国際ロータリー設立100周年
・クラブで作成した切手

※切手の画像はフリー素材がないので、「ロータリー 切手」で画像検索してみてください。

クラブで作成した切手は広島北ロータリークラブのもで、2015-16年度にクラブの広報活動の一環として作成したようです。最近では手軽にオリジナル切手を作成できるので、クラブオリジナル切手の作成も面白いなと感じました。
因みに、1961年発行の第52回国際ロータリー大会も1978年の東京大会の記念切手は切手販売サイトで購入が可能で、取引金額は10円の切手が30円、50円の切手が80円で取引されています。

また、ロータリー切手収集国際親睦グループ(International Fellowship of Rotary on Stamps)が存在し、日本には「JPSロータリー切手研究会」もあるそうです。

なかなか奥が深そうなロータリー切手の世界、ちょっと興味が出てきました!

幹事報告

2019-20年度 幹事 鳥山友紀

◆神奈川県ロータリアン親睦テニス大会のお知らせ◆

第2590地区・第2780地区合同
第52回神奈川県ロータリアン親睦テニス大会(上野杯)が開かれます。
技量年齢を問わず参加いただけますので、ぜひご家族やご友人も誘ってお申し込みください。

日時 2020年4月14日(火)
集合 9:30
パーティ 16:00
解散予定 18:00

テニス会場 湘南ローンテニスクラブ
パーティ会場 MOKICHI

参加料 ロータリアン 7,000円
家族・ゲスト 5,000円

その他詳細はお問い合わせください。

締め切り 3月中

 

◆第3グループIMのお知らせ◆

第3グループイントラシティミーティング(IM)のパンフレットをホストクラブである藤沢東ロータリークラブより頂きました。
このIMは全員参加のイベントとなりますので、ご出席頂ますようお願いいたします。

日時:3月22日(日) 13:30~登録 14:00点鐘
会場:藤沢商工会議所 ミナパーク
ホストクラブ:藤沢東ロータリークラブ

詳細につきましてはパンフレットをご覧ください。

第3グループIMパンフレット←クリックしてご覧ください

 

◆ロータリウォーキング大会のお知らせ◆

3月29日(日)に行われる「ロータリウォーキング大会」のパンフレットが完成いたしました。
ロータリーの友2月号送付時にパンフレットを同封いたしますので、皆様、事業所やご興味のある方へ配布をお願い致します。

ロータリーウォーキング大会パンフレット←クリックしてご覧ください

 

◆国際大会地区ナイトのご案内◆

日時 :2020年6月7日(日)18:00~
会場 :シェラトン プリンセス カイウラニ ホテルラプニルーム
     (Lapuni room)Sheraton Princess Kaiulani120 Kaiulani Ave, Honolulu, Hawaii
会費 :1人12,000円 
    着席ブッフェ形式(1ドリンク付)

ご出席される方は3月27日(金)までにご連絡ください。

 

◆ロータリーレート◆
2020年2月 1 ドル=110円

委員会報告

出席委員会

◆出席報告◆
第234回例会 出席率85.71%
会員数7名 出席者6名 欠席者1名

第235回例会 出席率85.71%
会員数7名 出席者6名 欠席者1名

第236回例会 出席率85.71%
会員数7名 出席者6名 欠席者1名

第237回例会 出席率100%
会員数7名 出席者7名 欠席者0名

Make Up

第237回例会 ビジターコメント

先週はありませんでした。

Smile Box

第237回例会 スマイル報告

先週はありませんでした。

カレンダー

卓 話

大和中ロータリークラブ 会長 辻 彰彦 様

大阪大学名誉教授 畑田耕一先生
同基礎工学部技術専門員 矢野富美子先生
の開催されたフォーラムより一部改稿し転載

「日本の学校教育について」 概要

1.はじめに
 今の子どもたちの学力は、国際的に見て成績は上位であるものの、判断力や表現力が十分身についていないといわれている。学習の習慣が身についておらず、自然体験・生活体験等が少なく、人やものと関わる力の低い子どもが多い。話題となった「総合的な学習」は問題の発見とその解決を通して子どもたちに学ぶことの楽しさ・喜びを実感させ、学ぶ意欲を持たせて真の学力の向上をはかろうとして始められたものである。また、1980年度以降から2010年代初期まで実施されていたゆとりある学校を目指した教育「ゆとり教育」の主たる目標は、単なる知識の詰め込みではなく、知識の背景にある根本原理を、落ち着いて時間をかけて考えさせることである。
この試みが、「総合的な学習に通常の授業の時間をとられて学力が落ちた」、「ゆとり=学校が休み」というような世の中の反応に押されて脱ゆとりとなった。これは、その哲学・根本原理が教師や親によく理解されないままで試みが実行に移されたことが主な原因である。物事の本質・根本原理を考えることがこれからの世界に生きるのに最も重要であるにもかかわらず、日本国民はこれを考える習慣を持たない。
子どもの成長には学校の教育力と家庭・地域の教育力の両者が必要である。この教育の原点を理解もせずに、子どもの教育を学校や社会に任せきりにし、「学力とは何か」を十分に考えずに「学力低下、学力低下」と騒ぐのはもう止めにして、これからの日本の教育をどのような哲学・根本原理で進めるのかを真剣に考え、教育における哲学・根本原理の問題をどのようにして解決するかを具体的な方策を考えたい。
2.教育の根本原理を考える
 教育の根本原理は、知識を教えそれを応用させるだけでなく、その背景にある物事の本質を考えさせることである。たとえば、中学生に密度のことを教えるのに、定義とその応用にとどまらず、密度という数値が何故必要なのか?密度の大小は何故起こるのか?などを分子・原子の概念などの関連する知識をもとに生徒に考えさせることである。これまでにわが国で行われてきた実利主義的な知識詰め込み型の教育では、本質をじっくり考えることよりも、知識を獲得したり、問題解決方法を習得したりすることに重点が置かれてきた。その結果、自ら問題点を発見したり、自分の意見や考えを明確に持ち、それを表現したりする力を十分に育成することができたとはいいがたい。日本人が海外に住んだときに、この日本の教育の問題点に気付かされることが多い。他国からの留学生たちからみると、日本の学生は、自分の考えが希薄で表現能力が低く、論理の矛盾を指摘することが下手だという。その結果、自己主張ができず、議論に参加できない。アメリカに短期留学した日本の高校生が、アメリカの教師に質問されて、“I have no idea.”を連発し、教師を怒らせたりアメリカの級友から軽んじられたりしたという引率者の話は、この留学生の指摘を裏付ける。
3.根本原理の教育を行うには
哲学・根本原理の教育を達成するためには、授業や学校生活の中で物事の本質を考える習慣をつける必要がある。そのためには、まず、少人数単位で特定の問題を考えさせ、各人の意見を発表させ、討論させることが望ましい。また、従来の反復練習に重点を置いた宿題だけでなく、じっくりと考えるようなタイプの宿題も限られた授業時間の補足につながる。読書も本質理解の教育には欠かせない。実際、よい本をしっかり読ませるための取り組みがされている。学校における読書活動が県の教育重点課題に挙げられている。これらの教育活動が子どもの批判・分析能力の涵養につながることは間違いない。
日本の教育現場では小学校から、教師がすべてをお膳立てしてしまうため、生徒が問題点を見つける必要がなく、分析的思考能力・批判的思考能力が育たない。流暢に流れる授業は、考えたり自分の意見を言ったりする余地のないテレビ番組と同じで、考える力を損なうことがある。また、学校で知識の背景や成立過程をいくら重要視して授業をしても、塾で問題の解き方と答えだけを機械的に身につけてしまっている生徒には、学校の授業は退屈でわかりきったものと映る。大学進学予定者の多くが塾通いをするわが国では、本質理解の教育に、塾の存在が無視できない影響を及ぼしていることを忘れてはならない。学校の授業と塾の授業の本質的な違いをよく理解して子どもに教えるのは、保護者の務めである。
 今の子どもたちには判断力や表現力が十分身についていない、学習の習慣が身についておらず基礎的な学力が定着していない、遊びは屋内がほとんどで原体験が少ない、人や物と関わる力(広い意味の道徳)が低下している、などとよくいわれる。また、目的・目標の定かでない社会の中で甘やかされて育った結果、叱られることに慣れておらず、目的意識に目覚める機会を持つことが少ないとの指摘もある。
国際的な生活アンケートを見ると、日本の子どもたちは、学業成績は上位であるにもかかわらず、「自信があるか」という問いに「ある」と答えた者の割合は最下位であった。テレビを見る時間は各国中で最も長く、コンピューター操作や体を動かす時間は平均を下回るという実態であった。就寝時間が夜10時以降の小学生も多く、朝食を食べない子どもや、外食・孤食・調理済み食品が中心の子どもも増えてきている。このような子どもたちに、自分で考え、自分で判断できる力を育てるには、あまりにも条件が悪すぎる。
子どもたちに学校でどう学ばせるかは教師にとって重要な課題である。一人ひとりが自己実現し、自分の花を咲かせることができる教育環境が、哲学をしっかりと持ち、自分の考えを主張できる子どもの育成につながる。子どもを試験の点数だけで判断せず、「何ができるか?」を見つけて伸ばすことが大事である。勿論、これまでに行ってきたような学業成績に順位をつけて競争させるのも教育方法のひとつではあるが、低学年で競争させると目標が一位になることのみになって、一部の子どもに無用の挫折感や無力感を味わわせるだけに終わるという意見もある。アメリカでも小学校と中学校では成績の順位はつけないということである。難しすぎる授業や無用の競争が、学習意欲を喪失した子どもたちを多く作り出してきた原因のひとつであることは間違いない。先の国際アンケートの結果にも見られるように、試験の成績がすべてで、自信がなく、自分の考えを持たない子どもを育ててはならない。
子どもの好奇心や「なぜ?」と思う心は、考えることと学習意欲の原点である。学校や家庭で教師や保護者が子どもの「なぜ?」に的確にこたえられないと、子どもの好奇心は薄れ、学習意欲は萎えていく。ところが、小学校では一人の教諭がほとんど全ての科目を教えるため、自分の専門外の科目ではその分野の根本原理を児童に伝え難く、「なぜ?」にもこたえられない場合がある。小学校1年から専門教師制を採用しているというマレーシアの子どもが日本に来て1年ぐらいで、「なぜ?」を発する回数が減ったという話は、この問題の深刻さを伺わせる。特に、小学校の児童の質問には自然科学に関するものが多いのに、わが国では理系の小学校教諭が非常に少ないという事態は早急に是正する必要がある。
授業中の「先生違うよ!」という子どもの気付きも重要である。この、「先生違うよ!」が子どもの問題発見の原点であり、これを教師は大切にしなければならない。子どもの「なぜ?」は学校だけでなく家庭でも発せられる。親、特に母親と子どもとの対話を通して子どもの「なぜ?」にこたえ、好奇心を持続させることは、非常に重要である。子どもの「なぜ?」は時には非常に難しく、教師にさえ答えられないことがある。子どもと一緒になって調べようという姿勢も大切である。教師、保護者や地域社会の人々のたゆまざる生涯学習による家庭・地域の教育力・文化力の向上が、次の世代を担う国民の教育に不可欠であることを国民はもっと切実な問題として認識してほしいと思う。また、昨今のような国家による教育哲学の朝令暮改は、日本の教育にとって大きなマイナスである。

今後の卓話スケジュール

休会 2020年2月19日~2020年2月25日

第239回例会 2020年2月26日~2020年3月3日
卓話   「創立記念日卓話」

第240回例会 2020年3月4日~2020年3月10日
卓話   「水と衛生月間」

第241回例会 2020年3月11日~2020年3月17日
卓話担当 石田裕樹 会員

第242回例会 2020年3月18日~2020年3月24日
卓話   「PETS報告」 大塚和光会長エレクト

第243回例会 2020年3月25日~2020年3月31日
卓話担当者 龔婭 会員

第244回例会 2020年4月1日~2020年4月7日
卓話   「母子の健康月間」

第245回例会 2020年4月8日~2020年4月14日
卓話担当 原いづみ 会員

第246回例会 2020年4月15日~2020年4月21日
卓話担当 鳥山友紀 会員

第247回例会 2020年4月22日~2020年4月28日
卓話   「次年度クラブ方針発表」大塚和光会長エレクト

休会 2020年4月29日~2020年5月5日

休会 2020年5月6日~2020年5月16日

第248回例会 2020年5月13日~2020年5月19日
卓話   「青少年奉仕月間」

第249回例会 2020年5月20日~2020年5月26日
卓話   「地区協議会」 地区協議会出席者

閉 会

点 鐘

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