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第259回 例会2020年8月5日(水)0:00〜2020年8月11日(火)23:59 開催

開 会

点 鐘

国 歌

ロータリーソング

四つのテスト

会長の時間

2020-21年度会長 大塚 和光

 皆様、おはようございます、こんにちは、こんばんは。どれか当てはまるもので。

 前回、年齢とともに月日の経つのを早く感じると書きました。人間の体内時計とのずれが原因とされていますが。昔、新書版で読んだ本に「ゾウの時間・ネズミの時間」があります。その中に、例えば30gのハツカネズミと3tのゾウでは体重が10万倍違いますから時間は18倍違い、ゾウはネズミに比べ時間が18倍ゆっくりだ、とあります。時間が18倍違うというのは相当なことで、ネズミからゾウを見たら、ただ突っ立っているだけで動かない。逆にゾウからネズミを見たら、ピュッっといなくなるわけで、ネズミなんて果してこの世にいるのか、気にもしていないのかもしれません、となります。つまり確かに同じ地球上に生きているけれども同じ世界を共有しているかどうかは疑問なのです。
 哺乳類の場合、いろいろな動物の寿命を心周期で割ってみると15億という数字が出ます。つまり、哺乳類の心臓は一生の間に15億回打つという計算になるわけです。人間も例外ではありません。ハツカネズミの寿命は2−3年ですし、インドゾウは70年近くは生きます。ゾウはネズミよりずっと長生きなのですが心拍数を時間の単位として考えるなら、ゾウもネズミもまったく同じ長さだけ生きて死ぬことになるわけです。物理的な時間と生体ごとの実感としての時間の違いです。
 同様に各種の動物と人間の時間の違い、世界観の違い、といったものがある、のです。これは、子供、若者と年寄りにも言える事かと思います。そうした観念の違いから、うまく意思の疎通ができなかったり、誤解を生じてしまったりすることが多々あるように思います。自分の時間や世界観を大切にするとともに相手や周囲のそういったことにも配慮していくことが必要なんですね。

 今朝8時46分に石田さんが例会に出席され、そのコメントに「去年の台風では雨漏りのなかった物件でも単純な雨量の多さで雨漏りした事例が多くありました。」とありました。
 雨漏りをはじめ賃貸物件の管理は実に様々で、簡単には修復できない事案も多いことかと思います。台風も「7月まで少なかった分、8月以降は増えるのではないかと予想」ともあります。私は業者におまかせの部分が殆どですが、不動産会社というのはかなり気骨の折れる仕事だろうと思います。お世話になっている身としては有難いことです。

 昨日、8月3日の夜8時から定例の理事会をいたしました。勿論LINEで、です。
格別に急いで議決しなくてはならない議題はありませんでした。事務的な事項は有能なる事務局担当者のご努力で全く問題ありません。そこで以前ご指摘のあったメイクアップ条項から始めて、クラブ定款・細則を見直す観点からの意見交換をいたしました。
 RIのは標準でしたか推奨でしたか、当然基準とすべき定款・細則です。しかし、出席・メイクに関しても1995年あたりからの規定審議会で何度か改定されています。例えば、メイクアップ一つとっても私が入会した当時は例会の「前後一週間」が決まりでした。それが「前後二週間」となり「年度内」にまでなりました。私の感覚では多くの決まりごとがかなりの程度緩やかになり過ぎた、と思えます。特に職業分類の規定はその感を強くしており、既にロータリーは本質が変わってしまったとも思います。最も、そのあたりをうるさく言うと当クラブのようなクラブは設立されなかったのかもしれませんね。
 一時間ほどして、ある程度議論を尽くしたところでスイッチして炉辺会合といたしました。私が口切のつもりで「友」の横組みの初めのあたりの話をしましたら、皆さんお手元に冊子をお持ちなのでしょうか、次々と話が続きました。とうとう縦組みの終わり、というか横組みの始めというか、最後まで通して話のネタになりました。
 私は縦組みの奉仕活動の事例は何十年も似たり寄ったりだなという印象を持っているのです。しかし、ロータリークラブが行う奉仕活動は、それ自体が目的であるということではなくロータリアンに奉仕の実地訓練をさせるためのものである、という観点でとらえるのが本来です。ですから、ロータリークラブは奉仕団体とみるより「奉仕を志す者の集まり」であると言われるのです。こうした、いわば「同志」に奉仕を実践する勇気と便宜を与えるための機関がクラブです。お互いに良き同志として、切磋琢磨、というと疲れますから、ロータリーを楽しみましょう。

幹事報告

2020-21年度幹事 石田 裕樹

◆ロータリーレート◆
 2020年8月 1ドル 105円

 

◆財団室ニュース◆
 2020年8月号【2020-08 TRF News

 

◆2020-2021年度のロータリー奨学生の募集内容の変更について◆
 当地区でのロータリー奨学生募集について、例年通り3名の新規奨学生を採用する予定でしたが、新型コロナウイルスの影響よる現地での社会情勢を鑑み、留学の開始を一年延期することとなりました。これにより、2021-2022年度の募集が中止となった旨地区よりお知らせがありましたのでご報告いたします。
 詳細はこちら〔2021-2022年度 第2780地区奨学金募集内容の変更について〕からご確認ください。

 

◆2020年8月「会員増強・新クラブ結成推進月間」のリソース◆
 ガバナー事務所より上記案内が届いております。
 詳細は〔2020年8月 会員増強・新クラブ結成推進月間リソース〕からご確認ください。

委員会報告

出席委員会

第258回例会 出席率100%
会員数4名 出席者4名 欠席者0名

Make Up

第258回例会のビジターコメント

川崎ロータリークラブ 元沢 伸夫 様


IR会長のコメント「今こそ楽観的になるべきなのです。」「どんな危機も再生と成長の機会になります。」が非常に印象的でした。同時に、会長挨拶にあるロータリークラブのデジタル化とは何だろうということを考えさせられる時間でした。会長がおっしゃるとおり、ただ単にリアルをデジタルにすることでは意味がないというか、ロータリーのよさが減るだけだと感じるため、いまの各ロータリーに適したやり方を模索する必要があると感じています。

Smile Box

第258回例会のスマイル報告

前回はありませんでした。

カレンダー

卓 話

1.今月のRI会長メッセージ紹介

2020年8月 RI会長メッセージ

ホルガー・クナーク
2020-21年度会長

グローバルパンデミックや社会正義を求める声の高まりなど、2020年ではすでに歴史的な変化が起こっています。この世界は常に変化し続けていて、ロータリーもその世界を映していることを思わされます。

奉仕、親睦、多様性、高潔性、リーダーシップという私たちの中核的価値観を常に大切にしながら、耳を傾け、適応していかなければなりません。こういった価値観を体現し、生活のすべての局面において四つのテストを実行していけば、どんな時代でも世界を導くことができます。

ロータリーがその適応能力をしばしば実証してきたことを誇りに思っています。パンデミックに直面しても、ロータリーは立ち止まることがありませんでした。オンラインでの会合に移行し、奉仕の新しい方法を見つけました。中止されたホノルルでの2020年ロータリー国際大会は、初のバーチャル国際大会として開催されました。従来の例会に加えて、携帯電話やパソコンを使ったオンラインでの例会と、毎週どこでも柔軟に会合が開かれています。ロータリーは今も、これからも、いつでもつながりを求める人びとがつながることを可能にします。

オンラインと対面式の会合をどちらも活用しているのが今は特にありがたいと話してくれた人もいます。どうすれば、この動きをさらに発展させて、この機会にロータリーが今後も躍進するために変化を取り入れていくことができるでしょうか。

新しい種類のクラブを支援することがその鍵となると私は思います。こういったクラブはもはや実験的なものではなく、今日のロータリーの一部を確かに成しています。従来のクラブに加えて、Eクラブ、ローターアクトクラブ、活動分野ごとのクラブ、パスポートクラブがあります。こうして新しい種類が加わることで、ロータリーはこれまで以上に開放的で、柔軟で、新会員にとって魅力的な団体となっています。これらのクラブを訪問して、アイデア交換や提携を行い、ほかのクラブや地域社会に知らせていきましょう。

ロータリーには成長が必要だということは誰もが同意するところですが、ときに、数だけを気にしてもっと大切なことを見失ってしまうことがあります。せっかく会員数が増えたとしても、翌年に新しい会員たちがクラブを去ってしまっては意味がないのです。ロータリーを持続的に成長させましょう。活動参加の豊富な選択肢があれば、会員は活動に参加し続け、ロータリーが他団体とは違うことを地域社会に実証してくれます。規則にこだわるよりも、従来の例会のほかにもさまざまな方法で集うことにロータリーが重点を置くようになったことを喜びましょう。

会員のためにできることをすべて実行しているかどうか、そして奉仕する地域社会を反映しているかどうかを問い、そして正直に答えるために、年次戦略会合を開催することを各クラブに推奨します。国際的なレベルでもこのアプローチが採られています。本年度はRI理事会で過去最多の6名の女性が理事を務めていることを誇りに思います。どのレベルにおいても、この変化を押し進めていきましょう。ロータリーが今後発展していくためには、これまで以上にさまざまな視点と多様性が必要となります。

本年度、そしてそれ以降も、変化に適応して敏捷でありつづけるための新しい方法を模索するロータリーの試みを想像すると胸躍る気分です。しかし、私はロータリーの変わっていない部分、今後も変わらずにありつづける部分にもインスピレーションを得ています。それは、友情、ネットワーク、倫理、そして奉仕です。これらの価値観こそ、ロータリーの魅力の源なのです。

ロータリーの創立者ポール・ハリスがかつて言ったように、ときには革命的にならなければいけないこともあります。今がまさにそのときです。中核的価値観を守りつつも、変化を取り入れてより強固な存在になるために、ロータリーは機会の扉を開きます。それこそ無限に。

出所:https://my.rotary.org/ja/news-media/office-president/presidential-message

2.ロータリーボイスより投稿記事の紹介

今年度もスタートして早1ヶ月が経ちました。今回のこの卓話ではRI会長の月例メッセージと共に、ロータリーボイスより気になりました記事をご紹介いたします。当クラブではこれまで行われていなかったセレモニーについてです。

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投稿日:2020年6月2日

寄稿者:スティーブン・セネット氏(メルボルン・ロータリーEクラブ 幹事エレクト)

ロータリー年度も残すところあとわずかとなりました。クラブでも伝統的な交代式について検討を始めている頃だと思います。しかし、新型コロナウイルス流行による世界での数多くの変更と同じく、交代式も直接顔を合わせて行うことができない状況となっています。延期や中止にすべきか、という問い合わせがクラブから寄せられていますが、むしろ私は、「オンラインで開催してはどうか?」と思うのです。

オンラインの交代式なんて非現実的に聞こえるかも知れません。しかし、オーストラリアに住むロータリアンなら、大成功を収めた新しいアンザック・デー(オーストラリアとその周辺国の祝日)を思い出すでしょう。この文化的祭典は従来、物理的に集まって行われてきたものです。ロータリーの場合、アンザック・デーとは違い、オンラインイベントの分野で既に豊富な経験を有しています。

クラブが最初にすべきことは、交代式がなぜクラブにとって重要なのかを考えてみることです。その答えはクラブによって異なるでしょう。その答えにこそ、顔を合わせた交代式の大切な部分を一つも犠牲にせずに、オンラインで開催するためのカギが隠されています。交代式の一般的な要素は次の通りです。

・功績を称える。一年間の懸命な活動を振り返りましょう。これは単に会長や理事会の自画自賛ではなく、すべてのロータリアンが誇りを持てるものとすべきです。

・奉仕に感謝する。大きな貢献をした会員を称えることも重要です。奉仕活動における懸命な努力や惜しみない寄付に拍手を贈るべきです。

・これからの一年に目を向ける。新たな奉仕の機会や、より良い未来のために仲間と一緒に活動できる機会を楽しみにすることも大切です。この気持ちが、希望の源となるからです。

・親睦を分かち合う。今ほど人とのつながりが大切な時はありません。Zoom上で気さくな会話をするのは難しいかもしれませんが、それでも友情の絆を固く保つことが重要です。

では、交代式をどのように企画すればよいでしょうか?以下は、各段階に応じたアドバイスです。

式次第を決める

オンラインだからといって、式次第を変更する必要はありません。既にプログラムがある場合、それをそのままオンラインに移行して実施すればよいのです。

交代式を開催する

まずは、腕の良い進行役を選びましょう。進行役は、参加者の注目を引きながら交代式を進行し、予定通りの時間に沿って進めることが求められます。オンライン会議ツールの使い方やイベント開催に役立つ機能を把握しておきましょう。例えば、一部の参加者のマイクをオフ(ミュート)にする機能が重宝するかもしれません。また、進行役が参加者への対応に集中できるように、テクニカルなサポートはほかの人に担当してもらうと便利です。

賞の授与や表彰を行う

クラブ会長が受賞者や表彰者を発表する時間を設けましょう。ポール・ハリス・フェローのレベルアップなど「サプライズ」ではない場合は、早めに表彰の品を郵送し、当日にピンを着用して参加してもらいましょう。そのほかの認証品も先に郵送しておき、交代式でみんなに披露してもらうとよいでしょう。退任する会長への記念品の贈呈などはオンラインでは物理的に不可能なため、前もって動画で撮影しておくこともできます。役員バッジも郵送するか、予め本人の自宅に届けておくことができます。

大勢の出席者に対応する

大勢の人が出席するZoomミーティングに参加したことがある方なら、誰が話しているのかわからない、誰がどこにいるのか見つからない、全員の顔が表示されているのかどうかわからない、といった経験があるはずです。そんな時は、Zoomのスポットライトビデオ機能を使用することで、ホストを一人だけを選んで画面に映し出すことができます。例えば、受賞スピーチでこの機能を使えば、受賞者だけを画面に表示できます。大規模なイベントの場合は、早めに計画して予行練習しておくことをお勧めします。

新型コロナ流行が収束するまで交代式を延期してもよいか

それも可能です。交代式は会員のために開催するものであり、どうするかはクラブが決めることです。ただし、急いで延期を決めてしまう前に、交代式は節目となる行事であり、引継ぎという観点からも年度の変わり目にできるだけ近いタイミングで開催するものであることを考慮してください。7月1日より遅れれば遅れるほど、交代式の意義が薄れてしまう可能性があります。例えば、11月に従来の形式で交代式を行うことが、6月にオンラインで実施するよりも意義があると言えるでしょうか。

新型コロナウイルスは、会員の参加促進という点で課題をもたらしています。どんなに努力しても、会員にとってロータリーとの距離感が前よりも大きくなってしまうかもしれません。そんな今だからこそ、交代式は、ロータリーの活動を称えあい、クラブの一員であることの意義を再確認する素晴らしい機会なのです。これほど大切な行事を後回しし、新年度への意気込みを新たにする機会を失ってしまえば、7月の会費を払う気分になれない会員がいてもおかしくありません。

出所:https://rotaryblogja.wordpress.com/2020/06/02/%e3%83%90%e3%83%bc%e3%83%81%e3%83%a3%e3%83%ab%e4%ba%a4%e4%bb%a3%e5%bc%8f%e3%81%ae%e9%96%8b%e5%82%ac/#more-5149

閉 会

点 鐘

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