icon_calendericon_facebookicon_gearicon_info!icon_keyholeicon_mailicon_personicon_smilelogo_rotary_2780

第263回 例会2020年9月2日(水)0:00〜2020年9月8日(火)23:59 開催

開 会

点 鐘

国 歌

ロータリーソング

四つのテスト

会長の時間

2020-21年度会長 大塚 和光

 皆様、おはようございます、こんにちは、こんばんは。どれか当てはまるもので。

 前回触れました高校の生物研究部OB・OG会のコルリ会のメンバーからツクツクホウシの初鳴きを聞きました、更にほぼ同時にミンミンゼミが鳴きました、とメールがありました。どちらも神奈川県藤沢市宮前御霊神社で、ツクツクホウシが2020年08月29日,09:25~09:30、そしてミンミンゼミが09:28~、とありました。秋が忍び寄ってきています。
 しかし、まだまだ猛暑日、真夏日が続きそうです。コロナウイルスも少し弱まったという報道もありますが、これから冬に向けて第3波が予想されます。インフルエンザとダブルになりそうだ、とも。

 そうした中、米国時間の8月25日にWHOによりアフリカ地域の野生型ポリオウイルス根絶が正式に認定されたと報道されました。この認定は、アフリカ最後のポリオ常在国であるナイジェリアで野生型ポリオの症例が最後に記録されてから4年が経過した後に行われるものです。
 しかし、残る2つのポリオ常在国は所謂紛争地帯でありワクチン投与も思うに任せない現状があります。敵対する相手に病気があるという事は敵の勢力を弱めることになるのです。細菌戦を考えれば理解できると思いますが、殺戮ばかりが戦争ではなくて、要は敵の勢力を削ぐためならあらゆる方策を採るものです。ロータリーが政治・軍事に首を突っ込むことはありませんが、更に活動を継続していかなければなりません。以前、私が志願兵になって反対勢力と戦って戦争を終結させようかと言ったことがありますが、これは冗談で終わっています、勿論のこと、ですが。
 それにつけても一般の新聞・テレビなどの報道では、毎度のことですが、ビルゲイツ財団などは取り上げられるのに、この件に関するロータリーの貢献についてロータリー内部で言われるほどには触れられることが殆ど無いのは如何なものかと私は思ってしまいます。昔、先輩方にはロータリーは「陰徳」を積むのを良しとするのだと言われました。しかし、今はロータリーを広めようというように変わっているのだと思うのですが。手柄を誇ろうという気持ちは毛頭ありませんが、一方では相変わらず「ロータリーって何をやっている団体なの?」という疑問を持たれているのも事実です。会員にお誘いしようという人からそう聞かれた経験を持つロータリアンは多い筈ですよ。

 第260回 例会のコメントで田代さんが会員増強は大きな課題とした上で、ロータリークラブへ入会する、という気持ちにさせるには「職業」や「交流」をちらつかせないと純粋な気持ちで入会するという聖人のような方を日本で見つけるのは難しいのかなと感じます、と言われます。また、ボランティアをしたいと思った時、現在ではネットワークや資金確保が容易にできる環境にあるので誰でもが参画しやすい、という状況を指摘し、かといって「異業種交流会」と思って入会すると大きな勘違いとなってしまう…この二面性を良く理解して入会してくれる人材の発掘が中々難しいところ、と。私の時代のように「昼飯を喰いに来い。」だの下請け職人や関連会社総動員だのということではなくなっている、と信じたいものですが。
 第261回 例会のコメントで原さんが会員増強について、先ず会員増強という言葉自体が好きではないのですが、と。私も、です。そして本来会員増強は手段であるべきはずが、会員を増やすことが目的のようになってしまっているように感じています、と。同感です。    
 異質であることは一向にかまわないのですが、仲間意識を持ちたくないような人がおられるのも世の中の常というもので。反面教師と思わないと一緒にいるのが辛い時もありましたね。まあ、先方もこちらをそう思っている筈ではありますが。

 元米山親善大使の卓話動画についても、奨学生が月4回例会に出席だなんて聞いたら耳の痛い会員が沢山いることでしょう、と。親善大使になるような学友は上質な極一握りの人たちです、とも。そう思います。ずっと以前は毎年1000名でした。少なくなったとはいえ年間800名ほどはいるわけです。御幣があるかもしれませんが、言うならばピンからキリまで様々なのが現実です。だから、米山に熱心になり切れない、温度差をかなり感じる、というご意見には同感するところが多いです。
 ただ、しかし、私は四半世紀も前にカウンセラーとしてお付き合いした上海の林海さんとの出会いがありました。制度の在り様を超えて得難い体験でした。まさに制度を生かすも殺すも人次第かと思います。ロータリーはそういった機会、出会いの宝庫には違いありません。特に国際奉仕と称される部分には強く感じます。こうした事にこれだけの組織的、制度的バックアップの中で取り組むことが出来るところは他に知りません。JICAのシニアボランテイアに取り組んでいる先輩がおられますが、あれは自分の職業奉仕を続けながらというわけにはいきません。ある種の専門職です。自分の生活の在り様を変えなければなりません。家族と別居して海外赴任、とかね。
 ロータリアンの誰でもが米山カウンセラーの経験が出来るというわけでもありません。カウンセラーを務める機会に恵まれたら是非良い交流を続けて頂きたいと思います。相手を選ぶことは出来ませんから運否天賦みたいなところもありますが。もし出来るなら私もまた機会を持ちたいと思います。

幹事報告

2020-21年度幹事 石田 裕樹

◆ガバナー補佐訪問およびガバナー公式訪問◆
 今年度も例年通り移動例会での開催となりました。
 日程につきましては既に活動計画書に掲載されておりますが、開催時間・会場が下記の通り決定しました。
  ※8/28 14:20 AG訪問の時間変更をアップデートしたため再度掲載しています。
   
 ◇ガバナー補佐訪問
  日程:2020年9月19日(土) 17:30 点鐘
                 17:30 ~ 18:30 例会(ガバナー補佐訪問)
                 18:30 ~ 19:30 懇談会
  会場:第一相澤ビル 8F会議室
  ※お弁当を用意する予定ですので、欠席される方は9月15日(火)までに事務局にご連絡ください。
 
 ◇ガバナー公式訪問
  日程:2020年10月3日(土) 15:00 点鐘
                 15:00 ~ 16:00 例会(ガバナー公式訪問)
                 16:00 ~ 17:00 懇談会
  会場:第一相澤ビル 3F会議室

 

◆ガバナー月信 2020年9月号◆
 下記よりご覧ください。
  【月信2020 第3号
   (※今年度印刷物での配布は行いません。必要な方はダウンロードして印刷ないし保存してください。)
  
 月信(バックナンバー含む)は下記のURLからもダウンロードができます。
  https://rid2780.gr.jp/governor/gesshin/2020-21/

 

◆2019-2020年度青少年交換プログラム 帰国報告会◆
  2019-2020年度派遣学生の帰国報告会と解団式につきまして、今年は新型コロナウイルスの感染対策の為、
 Facebookでのインターネットライブ配信で行われることとなりました。彼らの様々な経験と、当プログラムを
 修了した感想が発表されますので、その成長をぜひご視聴ください。

 日時:2020年9月5日(土) 14:00~17:00
               ※帰国報告会終了後、配信終了予定
 内容:2019-20 年度派遣学生 「帰国報告会」
 場所:Facebook 上 「2780Now」ページ上
    https://www.facebook.com/RID2780NOW/
    ※ライブ配信はFacebook のアカウントがなくても閲覧できます。

 

◆記念切手「日本のロータリー100周年」発行◆
  日本のロータリー100周年実行委員会より、記念事業の一環として特殊切手(記念切手)「日本のロータリー100
  周年」発行のお知らせが届いております。
  この記念切手は、ロータリーの活動を日本の皆様にお伝えできるように、ロータリーが 支援する 6つの重点分野
  をデザイン化され、また日本のロータリーが独自に進める奉仕活動である「米山記念奨学会」も加えられました。
  
  発 売 日:2020年9月18日(金)
  発行部数:84 円の切手1 シート(840 円)が50万シート
 
  その他詳細は下記よりご確認ください。
  【記念切手「日本のロータリー100周年」発行のお知らせ
  【Rotary Japan100th Anniversary Stamp

 

◆ロータリーレート◆
 9月 1ドル=106円

 

◆第3グループ 8月会長幹事会議事録◆
 詳細は下記よりご確認ください。
 【第三グループ会長幹事会 8月議事録

委員会報告

出席委員会

◇第262回例会 出席率100%
 会員数4名 出席者4名 欠席者0名

◇修正報告
  第261回例会 出席率75%
  会員数4名 出席者3名 欠席者1名
                ↓
   メークアップ者1名(9月1日) 修正後出席率100%

Make Up

第262回例会のビジターコメント

前回はありませんでした。

Smile Box

第262回例会のスマイル報告

前回はありませんでした。

カレンダー

卓 話

1.今月のRI会長メッセージ紹介

2020年9月 RI会長メッセージ

ホルガー・クナーク
2020-21年度会長

 

 ロータリーに青少年プログラムは数多くありますが、今月取りあげるロータリー青少年交換こそ、私がロータリー活動に深く傾倒するきっかけとなったプログラムです。ロータリーに入会後ほどなくして、妻のスザンヌと私は交換学生のホストファミリー役を務めるようになりました。この経験に背中を押されて、私はただのロータリークラブ会員から真のロータリアンになっていったのです。今や、ロータリー青少年交換はうちの家族の大切な伝統になりました。この24年間で受けいれてきた学生の数は43名にのぼります。

 このプログラムに熱心なあまり、私たちは当初からホストファミリーを務めるだけでなく学生のサマーキャンプ運営にもかかわってきました。ある年、サマーキャンプでクリスティーン・リヒティンと出会いました。ドイツ人の高校生で、父親は私が所属するロータリークラブの元会長でした。変化を受容するこの年度にふさわしい新しい試みとして、通常はロータリー会長が担当するこのコーナーを今回はクリスティーンに譲ります。どういうストーリーを共有してくれるでしょうか。

 ローターアクトと出会ったのは約13年前、サマーキャンプのバーベキューでスザンヌさんとホルガーさんと一緒になったときのことです。そのとき、ホルガーさんは私と向き合うとこう言ったんです。「ローターアクトクラブを訪問してみてはどうだい?みんなで楽しみながら変化を起こしている、素晴らしい若者たちと出会えるよ」

 数年後、トリーア大学在学中にふとこの言葉を思い出し、ローターアクトクラブに行ってみようと思い立ちました。もう8年以上前になりますが、今も活動を続けています。ローターアクトクラブにいったん入会すると、辞める気なんて起こりません。トリーア大学のクラブから、イタリアに留学したときにはボローニャのクラブと、どこに行ってもローターアクトクラブは私とともにありました。キールの大学院で修士過程にいるときにはそこのローターアクトクラブにかかわり、社会人になったときにはハンブルク・アルスタータル・ローターアクトクラブに入会しました。どのクラブにも独自のアイデンティティとテーマがありますが、しかし志しているものは同じです。

 今ではローターアクトクラブでシニアの相談役についていて、とても充実しています。以前とは別のことに関心を持つようになっていっても、いつもローターアクトが心の中にあり、私の価値観を形作っています。ある日、私の成長を感じとったかのように、スザンヌさんが私のもとを訪れて、あるロータリークラブを紹介してくれました。ハンブルクと故郷メルンの間にある、新しい現代的なロータリークラブです。スザンヌさんが創立にかかわったハンブルク・コネクトロータリーEクラブは会合をオンラインで行いますが、いつもとてもリラックスしていて親しみやすい雰囲気です。さまざまな年齢層の会員がいて、すべてがぴたりとはまっている感じで、入ってみようと思いました。何と言っても時間は大切ですし、できる限りいつでも楽しいことをしていたい。そうすればあとは自然とうまくいきます。

 そういうわけで、私は今やローターアクトクラブ会員でもあり、ロータリアンでもあります。個人的な目標として、このふたつの世界に橋をかけたいと思っています。ロータリーファミリーの一員になった理由は、誰でも似通ったものなのですから。

 クリスティーンにロータリークラブ入会を決意してもらうにはちょっと説得する必要があったのですが、その甲斐があったというものです。青少年プログラム参加者やローターアクターにロータリーファミリーの一員でありつづけてもらえるように、こうして彼らに働きかけることは私たちの義務です。彼女のストーリーに感銘を受けたでしょうか。一人でも多くのクリスティーンのような若者が、私たちのため、そして私たちが奉仕する人びとのためにロータリーが開く機会の扉をくぐれるようにするのは、私たち一人ひとりの行動にかかっています。

2.アフリカ地域における野生株ポリオ根絶宣言を受けて

アフリカ地域の野生型ポリオウイルス根絶が宣言される

 2020年8月25日、世界保健機関(WHO)アフリカ地域の野生型ポリオウイルス根絶が正式に認定されました。この認定は、アフリカ最後のポリオ常在国であるナイジェリアで、野生型ポリオの症例が最後に記録されてから4年が経過した後に行われるものです。これは、ポリオを根絶し、まひを引き起こすこの恐ろしい病から世界の子どもを守る闘いにおいて、非常に大きな前進です。

 この快挙は、世界ポリオ根絶推進活動(GPEI)のパートナー団体、アフリカ地域のリーダー、数百万人もの献身的な医療従事者や支援者と協力して、ロータリー会員が数十年間にわたり懸命に活動してきた成果です。【 詳しくはこちら】。

出所:END POLIO NOWニュースレター 2020年8月

 

****************************************************

 

 ポリオが全世界で根絶できれば、感染症としては80年の天然痘に次いで2例目となります。しかしながら、アフガニスタン、パキスタン両国では、今年も既にそれぞれ数十件の感染を確認されており、紛争で接種が進まない地域も多く、今のところ根絶のめどは立っていません。

 また今回、アフリカで根絶が宣言されたのはポリオのうち「野生株」と呼ばれる天然に存在するウイルスであり、経口接種した生ワクチンのウイルスが変異して広がる「ワクチン由来」タイプの感染は、途上国を中心にまれに起きているそうです。
 アメリカや日本でのポリオワクチンは注射によって投与されますが、途上国の場合、経口摂取ワクチンが用いられます。経口摂取ワクチンはウイルスがまれに野生株に似たものに変異するため、全てのポリオが完全にアフリカから消え去ったわけではありません。WHOアフリカ地域責任者のマツィディソ・モエティ氏は「これはアフリカにとって重要なマイルストーンです。今や、アフリカの新しい世代の子どもたちは野生株のポリオが存在しない場所で暮らすことができます」と述べておりますが、テドロス・アダノム事務総長は依然として「周知のとおり、これがポリオの終わりではありません」と注意を促しています。

 今回のアフリカでのポリオフリー宣言により、これでポリオが残っているのはアフガニスタンとパキスタンの2カ国となりました。WHOのモエティ・アフリカ地域事務局長は「将来世代のアフリカの子供たちが、ポリオウイルスがない場所で生活できる。画期的な出来事だ」と話しているように、世界で数十年にわたり続くポリオ撲滅の取り組みが一つの節目を迎え、次へのステップへの一歩、しかしながらその一歩は大きな前進と言えるのではないでしょうか。
 WHOが「世界的な根絶を達成するまでは、警戒を緩めないことが重要だとしている。」としています。ポリオフリーを目指すパキスタンやアフガニスタンでは、遠隔地や、武装集団の活動が活発で治安が悪い危険地域も少なくなく、このハードルを越えるのは並大抵のことではないでしょう。40年前撲滅が宣言された天然痘に続いてポリオも世界から撲滅できるか、これからが正念場と言えるのかもしれません。この2カ国に於いてポリオフリーが一日も早く宣言されるその日を迎えるために、そのためには国際社会の一体(”Together”)となった取り組みが必要であり、その経験は今全世界が直面している新型コロナウイルスとの戦いにも役立つのかもしれません。

閉 会

点 鐘

過去の例会過去の例会のアーカイブ