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第264回 例会2020年9月9日(水)0:00〜2020年9月15日(火)23:59 開催

開 会

点 鐘

ロータリーソング

四つのテスト

会長の時間

2020-21年度会長 大塚 和光

 皆様、おはようございます、こんにちは、こんばんは。どれか当てはまるもので。

 「友」は2014年に電子版が発行開始されています。どのくらい普及したのでしょうか。当クラブは今年度からガバナー月信は電子版に切り替えましたが。「友」の方はかくいう私も送られてくる冊子を読んでおります。「友」の購読は出席と会費納入と並ぶロータリアンの3大義務の一つです。スマホが普及した今、電子版は効果を上げているのでしょうか。相変わらずの「読まれざるベストセラー」なのでしょうか。

 今月は基本的教育と識字率向上月間ですから、それに因んでということでしょうが、「友」の9月号横組み11ページに「子供たちの選択眼を養うために」と題して日本ロータリーEクラブ2650の宮田さん名の記事があります。Eクラブですから当然といえばそれまでですが、Covit19の状況下でも変わりない運営をしておられるのは当クラブと同様です。
 紹介されたのは2011年の設立当初からの活動である「スマホ・ケータイ安全教室」の事例です。地域性に左右されず、各地で会員または企業からの講師により実施され、児童などから高い評価を受けているそうです。昔から「継続事業」の良し悪しは言われてきました。しかし、この事例はバリエーションに富んでいて筋も通っている、と言えるかと。
 縦組み21ページには北海道2500ロータリーEクラブの「エゾヤマザクラを植樹」の記事が。2017年の植樹以来生育状況の確認を兼ねて公園の清掃活動を行っている、と。以前我がクラブが植樹した木々はその後どうなったのでしょうか。訪ねてみたいし、寺の庵主様にもお目にかかりたいですね。新型コロナ次第かな。

 田代さんの第262回 例会の出席コメントでの報告が面白い。日本ロータリーEクラブは休会だったので上記の記事にある北海道2500ロータリーEクラブでメイクアップされたそうです。G公式訪問が終わったところで今回は初めてのオンラインG訪問だったとか。クラブの本来の在りようからすればオンラインが良いんですよね。現在、会員数は23名で前年退会者なし、今年度3名増は昨今の社会状況からして素晴らしいものです。私も、コロナウイルス以外にも北海道の地理的条件と会員数を考えるとオンラインはとても効率的だと思います。
 田代さんによれば、今年度会長の渡邉さんはEクラブに今「できること」と「できないこと」を把握し、「できないこと」の中に「できる」可能性を捜し、ロータリー活動の枠で「できないこと」を「できること」に変化させるというお話しをされておりました、と。Eクラブとして同じような課題があるんだなと感じると共に、とても端的に説明されていて言葉がスッと入ってくる感覚がありました、とも。
 私の「出来ることを、出来る時に、出来るだけ」よりも積極的と言えますか。渡邉さんのように工夫して取り組む活動を増やしてゆくという姿勢は大切だと思います。年を取ると自分の手の内で済まして行ければ良しとしてしまいがちです。自分で自分に限界を作ってはいけませんけれども。

 北海道。私は昨年6月の末に連れ合いと一緒に旭川から十勝帯広まで「花街道」を巡りました。ラベンダーをはじめ堪能しました。もちろん花ばかりじゃなくて美味しいものも。札幌の雪まつりは寒すぎて一度で結構ですが、花を訪ねる旅は再訪してみたいですね。
 私の高校時代の部活歴は水泳部以外は3年生の時だけです。そのうち触れることもあると思います。部室にそれぞれの匂いがあって、物理無線部と生研は機械や鼠の変な臭いです。美術部はリンシードやぺトロールといった油の臭いですが悪くはなかったですね。石原慎太郎の200号ほどの油絵がほったらかしてあったのが記憶にあります。
 「きものがたり歳時記」は楽しみの1つ、と。田代さんも原さんも着物に興味を持って下さって有難うございます。呉服業界を代表して御礼申し上げます。来月の11月号で49話になります。「秋扇」という季語についての話です。和の小物の一つとしての「扇」は奥が深いですよ。一度や二度では語り尽せません。なにせ、「六口」な私ですから。(^^♪

幹事報告

2020-21年度幹事 石田 裕樹

◆2022年規定審議会立法案(制定案)地区承認にかかるクラブ投票◆
  2022年規定審議会立法案(制定案)の提出が茅ヶ崎RCより2件ありました。下記に掲載します制定案をご確認い
 ただき、必ず出席コメントにⅠ、ⅡおよびⅢそれぞれ賛成あるいは反対の投票をお願いします。

  Ⅰ.【制定案:理事会の会合の規定を改定する件
  Ⅱ.【制定案:地区の境界の廃止と変更に関する規定を改正する件
  Ⅲ.【国際ロータリー 2022年規定審議会立法案(制定案)に関する必要権限を規定審議会代表議員に付与する決議

  下記をコピー&ペーストしてお使いください。
   Ⅰ.賛成・反対
   Ⅱ.賛成・反対
   Ⅲ.賛成・反対

 

◆2020-2021年度 地区大会について◆
  10月17・18日に予定されておりました今年度の当地区地区大会ですが、現在の社会情勢を鑑み、今年度は出席者
 は会長・会長エレクトおよび幹事のみに限定して開催されることとなりました。

  日時:2020年10月18日(日)
        13:00 ~ 14:00   登録
        14:00        点鐘
  場所:鎌倉芸術館 神奈川県鎌倉市大船6-1-2

  その他詳細はこちら【2020-21年度 地区大会次第(仮)】【交通案内_鎌倉芸術館】からご確認ください。

 

◆財団室ニュース◆
 2020年9月号【2020-09 TRF News

 

委員会報告

出席員会

第263回例会 出席率100%
 会員数4名 出席者4名 欠席者0名

Make Up

第263回例会のビジターコメント

厚木ロータリークラブ 深澤 明央 様


所属クラブの例会が再開して3ヵ月が経過しようとしています。
新型コロナの影響による休会期間中対面できなかった新入会員の方々とも触れ合う
ことができるようになり、新たな刺激を受け例会の意義を改めて認識した次第です。
メークアップでアーカス湘南クラブの例会にお邪魔することにより、記事紹介等で
新たな知識に触れ合えることもまたいい刺激となっています。
自分もまた、自身の職業やフィールドワークから周囲に刺激を与えられる存在とな
れるよう努めていきたいと思います。

 

川崎ロータリークラブ 元沢 伸夫 様


ロータリー青少年交換について学ぶことができました。現会長が述べ43人も受け入れてこられたことに驚きを覚えるとともに、さすがに奉仕の気持ちだけではここまで続かないと想像するため、ご自身の学びにも影響されているのだと理解しました。もう少し時間と精神的な余裕ができればぜひ私自身も検討したいと思います。

 

鳥栖ロータリークラブ  横尾 和磨 様


会長の時間より、『制度を生かすも殺すも人次第かと思います。ロータリーはそういった機会、出会いの宝庫に違いありません。』という言葉が印象に残りました。所属するロータリークラブの地域だけでも、多くの出会いが得られております。
ただそれだけで留まらず、地区、また全国でメークアップも可能であり、世界中にあるロータリークラブの一員という事は、本当に機会、出会いの宝庫だと共感させられました。恵まれた環境の中に居させてもらっているという事を自覚し、活動をさせてもらいたいと改めて思いました。
ありがとうございます。

Smile Box

第263回例会のスマイル報告

前回はありませんでした。

カレンダー

卓 話

1.月間テーマ卓話Ⅰ:ロータリーの友月間       「ロータリーの友誌 素晴らしきかな」

卓話者:国際ロータリー第2780地区ロータリーの友代表委員 神谷一博(湯河原RC)様

 

 1953年1月の創刊号の発行部数は月約3.300部でした。現在では毎月95.000部ほど発行しています。今日に至るまでの関係各位諸先輩方の『友』にかけてきた情熱は多大なものであったと推察致します。
 「一般社団法人ロータリーの友事務所」は、社員・理事会・職員により構成されています。これとは別に「ロータリーの友委員会」が設けられております。
2780地区からは一般社団法人の社員として久保田英男ガバナー、委員会としては相談役 神崎正陳パストガバナー、地区代表の私、神谷一博が『ロータリーの友』を担ってまいります。どうかよろしくお願いいたします
 委員として、久保田ガバナーと良く連携をとり「友」誌の編集・発行にガバナーの代理として建設的な意見を提言しながら2780地区の活動を掲載して行くという大事な役目があります。それと共に『ロータリーの友』誌を地区内のロータリアンの方々お一人お一人にこの素晴らしい月刊誌を読んで頂き、活動の参考にして頂けるよう『PR』に励んでいくように考えます。特に2014年1月号より電子版の発行をスタートしておりますので、いつでも時間の空いた時には閲覧が出来るようになりました。「友誌」はロータリー活動のはぼ全てが掲載しておりますので、大切に保管して頂き困ったときには「友誌」を見直してみてください。きっと解決方法が見つかるはずです。是非活用してみてください。
 この1年間、会員の皆様にとって『ロータリーの友』が有効な情報の提供の場となりますように心がけて行きたいと思っております。

「友誌」委員よりのお願い

1.先ずはこんなに素晴らしい「ロータリーの友」誌を見て、読んで頂きたい。朝の仕事の前の時間とか決まった時間の習慣にしてみたらどうでしょうか? まずは机の上に置き、写真を見る事を習慣にして下さいませ。

2.「ロータリーの友」特集の「この人を訪ねて」の候補者を推薦して頂きたいと思います。(ご本人には伝えないで)2780地区からはまだ掲載されていません!

3.「ロータリーの友」誌への広告の掲載のお願いです。どう言うわけかここ半年広告の掲載が有りません毎月93.000部も発行されています、ご利用ください。

4.「ロータリーの友」誌を皆さんの事業所に置いて下さい。ロータリーのイメージ向上の一助になると思います。
           

以上

2.月間テーマ卓話Ⅱ:基本的教育と識字率向上友月間 「ラダック成人女性識字プロジェクト」

 こちらはロータリーボイスに掲載された記事のご紹介です。寄稿者は当地区の高木直之氏(かながわ湘南RC)です。ご本人に確認しましたところ「どうぞ、どうぞ!」と二つ返事でご了承いただきました。

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投稿日:2020年4月30日

寄稿者:高木直之氏(かながわ湘南ロータリークラブ)

 

 ラダックは、ヒマラヤ山脈の西の端に位置するインドの自治州で、住民はチベット仏教の敬虔な信者です。国際ロータリー第2780地区とインドのニューデリー・ロータリークラブが、グローバル補助金を得て実施したこのプロジェクトによって、2015年ラダックの州都レーに3つの識字教育センターが開かれ、2017年8月の時点で87名の成人女性が読み書きを身につけました。

 現地でのプロジェクトは、Mahabodhi International Meditation Centre (以下、MIMC)という仏教団体が中心となって進めてくれました。ラダックでは女性に対する教育が行き届かなかった時代があり、字が読めない成人女性が数多くいます。彼女たちが字を学ぶ最大の目的は、チベット仏教の経典を読み、経を唱えること。上記の写真は2017年の視察時、我々のために経を唱えてくれている女性達のものです。中央の緑のスカーフを巻いた方は、識字センターができる以前、ただの一度も鉛筆を握ったことがなかったそうです。

 このプロジェクトは藤沢東ロータリークラブの横田パスト会長とMIMCの創始者、サンガセナ師との交流から生まれました。同師は、草一本も生えていないようなラダックの不毛の地に水を引き、木を植え、僧院、修道院、学校、女子寮、男子寮、養老院、病院、外部からの訪問者向けの宿舎、食堂などからなる、一大拠点を築き上げました。

 MIMCのモットーは、「Compassion in Action」 日本語にするなら「慈悲を行動に」でしょうか。慈悲を行動で示すことを第一と考えるサンガセナ師は、貧しい子供たちに教育の機会を、身寄りのない老人達に終の棲家を、病の人々に医療を届けるべく、このセンターを作ったのです。読み書きのできない成人女性に識字の光を届けることもまた、彼にとっては当然なすべきことの一つでした。

 プロジェクトによって開かれた識字教育センターは3つ。どれも既存の建物を間借りする形でした。冬は寒いのでカーペットや暖房費も欠かせません。3つのセンターは横田パスト会長により、平等センター、平和センター、友情センターと命名されました。2015年8月26日、MIMC主催の第4回ラダック仏教遺産フェスティバルと並行する日程で、開所式が行われました。このフェスティバルにはインドの防衛大臣(ラダックはパキスタンとの国境にあるため軍事的な拠点)、ブータンの王妃など、数々のVIPが参加していました。2017年に再度現地を訪問した際には、インドの大統領、ラム・ナト・ゴビンド氏の訪問と重なり、ずいぶんと驚いたものです。(下は、大統領を案内するサンガセナ師)

 センターでは、ミシンも購入しその使いかたを学んでもらいました。この写真を撮影した友情センターでは、同時に編み物の練習もしていました。右端の方がその先生です。作った衣類や編み物は、家庭で用いるばかりでなく、海外からMIMCを訪れる人々のためのお土産として出品しているセンターもありました。集合写真は平和センターでのものです。前列中央の白い服に黒い帽子をかぶっているのが、横田パスト会長です。

 このプロジェクトによって読み書きを学んだ女性たちからよせられた感謝の言葉のいくつかを、以下に紹介します。

  ・お経が読めるようになりました。
  ・拇印押捺のかわりに署名ができます。
  ・家族の衣服を作ったり、売って利益を上げることもできます。
  ・農作物を市場で売るときに、だまされる心配がなくなりました。
  ・電話番号が書けます。

 どのセンターに行っても、女性たちは日本から来た私たちの幸せを祈るお経を唱えてくれました。生徒一同が手を合わせ、目を閉じて声を合わせて唱え続けます。経典が読めるようになった喜びと感謝の心が、経文の一音一音に乗り移っているかのようでした。

 横田パスト会長の会長年度の国際ロータリー会長テーマは、「ロータリーを実践し、みんなに豊かな人生を」でしたが、まさにラダックの女性たちに豊かな人生を届ける、すばらしいプロジェクトとなりました。会計の面倒をしっかりと見てくれた、ニューデリー・ロータリークラブの皆さんにも大変感謝しています。

 ラダックの標高は3500メートル、到着してすぐに動き回ると高山病になるので、休息が必要なほどです。冬は寒く農耕はまったくできません。土地はやせており、川から水が引けるところで春から夏にかけて農作物を育て、冬はじっと春を待つようなところです。人々はこの地でチベット仏教の教えをひたすら守り、助け合って生きてきました。ラダックにはホームレスや凍死者はいないと聞きましたが、それは仏教の精神がいきわたっているからでしょう。

 サンガセナ師との会話の中で、深く心に残った言葉があります。それは、「One seed can make the whole world green」「たった一粒の種でも世界中を緑にすることができる」でした。それを聞いて、同師こそがラダックにまかれた一粒の種ではないかと思いました。ポール・ハリスもまたロータリーという一粒の種をまき、世界を変える一助となっています。横田パスト会長が、MIMCと共にまいた識字教育の種は、立派に花をさかせ、実を結びました。我々一人ひとりが、それぞれの「一粒の種」をまき続ければ、必ずやよりよい世界を我々の子供や孫の世代に残せるに違いありません。

 ラダックには数多くのゴンパと呼ばれる僧院があり、チベット仏教の遺産が大切に受け継がれています。最後にその中の一つ、ティクセー・ゴンパの写真をお届けして、終わりたいと思います。

 

出所:https://rotaryblogja.wordpress.com/2020/04/30/ラダック成人女性識字プロジェクト/#more-5105

閉 会

点 鐘

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