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第270回 例会2020年10月21日(水)0:00〜2020年10月27日(火)23:59 開催

開 会

点 鐘

ロータリーソング

四つのテスト

会長の時間

2020-21年度会長 大塚 和光

 皆様、おはようございます、こんにちは、こんばんは。どれか当てはまるもので。

 7月に新年度が始まり第一四半期も過ぎて早くも10月の後半を迎えます。毎回思いつくままに会長の時間の原稿を書いています。以前から、ですが思いを尽くすということがいかに難しい事かと思い知らされることも度々です。私は若い頃はよく話がくどいと言われました。自分としては何とか相手にわかって貰いたいという思いであれやこれやと繰り返して伝えようとはするのですが思うようにはゆきません。ですから、昔々にJCの例会で訓練としてやらされた3分間スピーチなるものは大嫌い、大の苦手でした。考えをまとめて手短に話すというのは本当に難しい。
 学校でのゼミでのプレゼンなども当時はPCなどありませんから資料のコピーを配って多少黒板を使うだけでした。大抵5分とか10分とか時間を限られます。うまくプレゼンが終わらず「あとは資料を読んでおいてください。」ということがしばしば、でした。
 それでも40~50歳ともなると場数も踏んで60分や90分の話はやらされるようになります。その頃はレジメがあれば十分で、15分くらいは適当に落語でいう「枕」でつなぎ、様子をうかがうこともするようになりました。人間、慣れれば出来るようにはなるものです。しかし、やはり思いを尽くせたということは少ないものです。今に至っても。
 朝日新聞10月11日朝刊の「折々のことば」に鷲田清一さんが次のように書いています。
評論家の加藤典洋さんの随想集「大きな字で書くこと」からの引用です。加藤さんが大学時代に受けた仏語作文の授業でフランス帰りの受講生が、日本文学の翻訳よりもっと実際的な日常会話や作文をやった方が良いと発言したそうです。その時、仏文科のフランス人講師は「親しい友人を亡くした時に正しい挨拶ってある?」と返して「人は自分の思いを手本のない自分の言葉で話すしかない。ここは大学ですから会話の授業はやりませんよ。」と続けたのだと。表現の真の力と困難を学ぶのが大学という所、と結んでいます。
 自分の言葉で話す、他人の言葉を借りずに。ずっとそう思い続けてきました。しかし、いつまでたっても、どこかに他人の言葉・思想・概念を引きずっているという思いがあります。自分自身のものだけでなんて、もしかしたら一生出来ないことかもしれないな、と。

 9. 23. 2020のMy ROTARYに執筆者 Ryan Hylandの次の記事があります。
〇ロータリーのナイジェリア・ポリオプラス委員長であるツンジ・フンショ氏が「TIME」誌の「世界で最も影響力のある100人」に選ばれました。アフリカ地域での野生型ポリオの根絶においてロータリー会員やパートナー団体と協力し、重要なリーダー的役割を果たしたフンショ氏の功績を称えました。ポリオ根絶の取り組みによりこの栄誉を受けたロータリー会員はフンショ氏が初めてとなります。 Lekkiロータリークラブ(ナイジェリア)に所属するロータリアン歴35年のフンショ氏は第9110地区パストガバナーであり、インターナショナル・ポリオプラス委員会のメンバーです。心臓専門医である同氏はロンドンの王立外科医師会のフェローでもあり、妻のアイシャさんとともにナイジェリアのラゴスに在住し4人の子どもと5人の孫がいます。
 去る8月25日アフリカ地域での野生型ポリオ根絶が宣言され、歴史的な快挙となりました。これは、世界人口の90%以上を占めるWHOの6地域のうち、5地域で野生型ポリオウイルスが根絶されたことを意味します。アフガニスタンとパキスタンでは現在も野生型ウイルスによるポリオの感染が続いています。アフリカ地域での快挙は世界からポリオを根絶するという目標に向けた大きな一歩です。フンショ氏はこう加えます「確信をもって言えることは、ナイジェリアで野生型ポリオウイルスを根絶できるなら、どの国でも根絶が可能だということです」

 私はと言えばロータリー歴だけは同じく35年になります。恥ずかしながら、と書いておきましょうか、古い日本人らしく。どれだけのことをロータリアンとしてしてきたか、となるとキーボードの上の指が動かなくなりますね。ツンジさんと自分を比べようなどとは毛頭思いません。せめて平均と目されるところをと思って寄付を続け、出来ることを出来る時に出来るだけ、と思ってやってきました。

 いささか旧聞に属しますが3. 30. 2020 のRotary Internationalに次の記事があります。
〇世界のどこであろうと、新型コロナウイルス(COVID-19)の影響を受けていない人は誰一人としていないようです。ワクチンがまだ存在しないウイルスのパンデミック(世界的大流行)に直面する今、ポリオ根絶活動をどのように続けたらよいのかと考えているロータリアンもいるでしょう。ひと昔前、世界はポリオウイルスによって同じような状況に直面していました。
 新型コロナウイルスのパンデミックに対応するには、全世界の連帯、そして世界規模の緊急活動が必要とされます。既に数千人の従事者を有し、研究所と監視システムの大規模ネットワークを備えた世界ポリオ根絶推進活動(GPEI)は、各国での対応支援のためにこのリソースを活用できるようにする道徳的義務があります。世界公共保健における結束がかつてないほど強まる中、ロータリアンが構築を支援してきたポリオ根絶のインフラが、多くの保健ニーズだけでなく、新型ウイルスへの対応と拡大抑止のために既に活用されています。ポリオ根絶の従事者と資産が重要な存在となっているナイジェリア、パキスタン、アフガニスタンでは、GPEIパートナー団体の全スタッフが、監視、保健従事者の研修、感染経路の追跡にあたっています。また13カ国で、新型コロナウイルスの対応と対策のために、ポリオ根絶活動のボランティアが配置されています。

 半年以上経過した現在でも基本的な状況は変わっていません。この報告は我々がなすべき事を示しています。

幹事報告

2020-21年度幹事 石田 裕樹

◆米山記念奨学会 特別寄付◆
 米山月間となっているこの10月に今年度の特別寄付を送金予定です。今年度特別寄付へのご協力をお考えの方は、10月27日(火)までにクラブ口座への送金及び事務局への連絡をお願い致します。

委員会報告

出席委員会

第269回例会 出席率100%
 会員数4名 出席者4名 欠席者0名

Make Up

第269回例会のビジターコメント

前回はありませんでした。

Smile Box

第269回例会のスマイル報告

前回はありませんでした。

カレンダー

卓 話

卓話者:米山奨学生 ウィスヌ プラナタ クスマ 様

 今週の卓話は、今月の月間テーマ「米山月間」に因み米山奨学生による卓話です。掲載いたします卓話(動画)は、箱根ロータリークラブの例会(2020年10月6日)にて収録されたものになります。
 

卓話者プロフィール
 名前 : WISNU(ウィスヌ) PRANATA(プラナタ) KUSUMA(クスマ)
 ニックネーム : クスマ
 出身 : インドネシア、スラバヤ市
 世話クラブ:小田原ロータリークラブ
 

 

 地元のスラバヤの高等学校卒業してから、6ヶ月間の時間を掛けて、日常程度の日本語を習得し、2015年10月頃日本に来ました。日本語学校から卒業した後、神奈川工科大学で情報学部・情報ネットワークコミュニケーション学科にIT技術やネットワークの仕組みについて勉強しています。

 
 

※動画の冒頭、自己紹介部分が切れてしまっています。申し訳ありません・・・。

閉 会

点 鐘

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