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第273回 例会2020年11月11日(水)0:00〜2020年11月17日(火)23:59 開催

開 会

点 鐘

ロータリーソング

四つのテスト

会長の時間

2020-21年度会長 大塚 和光

 皆様、おはようございます、こんにちは、こんばんは。どれか当てはまるもので。

 2019年10月号の「友」縦組み15ページに盛岡東RCの熊谷達雄さんが「国旗・国家に感謝」と題して一文を寄せています。先週ここで取り上げた広島西RCの諏訪昭登さんの寄稿「例会で君が代合唱の始まりは?」を読んでの感想・所見を書いています。
 熊谷さんは入会して1年だそうです。例会場での国旗「日の丸」掲揚と国歌「君が代」斉唱について「さすが世界のロータリーと感心した。」といいます。そして国旗・国歌についての持論を述べています。これを一部引用しながら紹介します。

 まず冒頭、自国の国旗・国歌に敬意を表すのは国際常識だ、と熊谷さんは言われます。このことは以前から言われていることですが、日本の中でだけ暮らしているとなかなか明確には認識できないことでもあります。ロータリーの交換留学生の多くが帰国後の挨拶で述懐するところです。
 私は50年ほど前にニュージーランドの北島、オークランドで友人のロスと一緒に映画を見たことがあります。ナポレオンのワーテルローの戦いを描いたものでした。驚いたことには当時の日本とは異なり年配の観客が多かったのと、しかも私たちはジーンズにラフなシャツだったのですが、私の目から見て随分きちんとした、余所行きといって良い服装だったことです。
 更に驚いたことには映画が始まる前に周りの人たちが皆立ち上がり、ニュージーランド国歌が流れ全員が歌い始めたのです。私は歌が判らず立っていただけですがロスは歌っていました。一緒にいた彼のガールフレンド、イザベルだけが立ち上がりませんでした。後で聞いたら彼女自身の主義による、と言っていました。

 熊谷さんは「戦後の日本では公の会合などでの国家斉唱や国旗掲揚はめったになく、学校での国歌斉唱に反対する教師もまだいますが、そんな中で日本のロータリーが1949年に国際ロータリー復帰後もこの習慣を一貫して続けてきたことは素晴らしいと思います。」と書いています。そして以下のように続けます。
 〇私たち日本人は、正月には神社にお参りをします。神様を大切にすることと、国旗・国歌を歌うことは深くつながっています。まして、他国では血生臭い戦いをうたった内容の国歌も多い中、「君が代」は原点が「古今和歌集」の庶民の恋愛歌にあるとされ、「日の丸」は万物の生命の基である太陽をかたどった簡潔にして荘厳なものです。私は20年近く日本のはじまりを伝える古文献を学び続けて皇室の由来を知り、日本人に生まれた幸せをかみ締めております。
 私の幼児期の記憶では1951年(昭和26年)の対日講和条約締結の翌日、町内ほとんどの家々が一斉に日の丸を掲げて祝った輝かしい光景が、いまだに忘れられません。

 熊谷さんの職業分類は「画家」とあります。ここまでの文章から凡その年齢や心情も想像できますね。このあとに続けて昨今の状態に触れます。
 〇ところがその後、国旗を掲げるのは右翼という風潮が蔓延し、次第に祝日でも掲げなくなりました。私は努めて祝日には国旗を家の前に掲げますが、私以外には近所の交番と数軒のみになりました。

 そういえば、私の近所でも見かけませんね。市役所とか警察署、消防署など公の施設だけという感じがあります。そして、熊谷さんは次のように、ご自分の見解を展開します。
 〇このように、国旗・国歌と共に神社や神棚を軽んずる傾向が今や年配者にまで及んでいます。これは、戦後70年以上続いた「先祖を敬うことは宗教」とする教育基本法に大きな原因があるのではないでしょうか。ある国際機関の調査によると、日本の若者たちの自己肯定感は世界で最も低いという結果が出たそうです。

 このあと、凶悪犯罪とのつながりに話が及び、歴史教育を正すべきと言われます。この辺りはロータリアンの中でも意見が分かれるところかもしれません。熊谷さんは次のように結びます。
 〇令和に御代変わりし、今後もロータリークラブの例会での国歌斉唱はぜひ続けていただきたいです。いま、世界では行き過ぎたグローバル化が各国で見直されつつあります。私たちは国旗・国歌の由来を深く理解し、この国柄を大切にしていきましょう。

 法律で決められているからではなく、自然に国旗・国歌に対する姿勢も現れるのだと思うのですが。いずこの国の国民も自分の国を大切に思うのは当たり前の事ですよね。余程の事がなければ自分の国を大切に思わないわけはない、と私は思います。

幹事報告

2020-21年度幹事 石田 裕樹

◆卓話収録会開催のお知らせ◆
 地区R財団委員委員長の田中賢三PGによる卓話収録会を開催いたします。卓話終了後にはQ&Aセッション・懇談会も開催予定です。

 日時:2020年12月5日(土) 17:30~19:30
 会場:第一相澤ビル8階 会議室

 

◆奉仕プロジェクト打ち合わせ◆
 日時:2020年12月5日(土) 16:00~17:00
 会場:第一相澤ビル8階 会議室
 ※卓話収録会の会場準備もありますので、15:30頃にはご集合下さい。

 

◆ガバナー月信 2020年11月号◆
 【月信2020 第5号
  (※今年度印刷物での配布は行いません。必要な方はダウンロードして印刷ないし保存してください。)

 

◆「2019-2020年度青少年交換 帰国報告会」◆
 2020年9月5日の「2019-2020年度青少年交換 帰国報告会」の映像が届きました。学生の派遣生活、学校生活、そしてまた派遣中のコロナの状況など、報告いただき、編集はROTEXにご協力いただいたそうです。
 【「2019-20年度青少年交換 帰国報告会」映像】

 

◆インドへの緊急国際支援要請に対するご協力の御礼◆
 久保田ガバナーと国際奉仕委員会小巻委員長より、インドへの緊急国際支援に対するご協力のお礼状が届きました。
 【インドへの緊急国際支援要請に対するご協力の御礼

委員会報告

出席委員会

第272回例会 出席率100%
  会員数4名 出席者4名 欠席者0名

Make Up

第272回例会のビジターコメント

藤沢北西ロータリークラブ 阿部 修之 様


お世話になっております
初めてのメークアップです
大塚会長の「君が代」のお話は大変興味深く、歴史を感じるものでした
その歴史のある一方で、このような形の例会があることも、時代に寄り添いながらどうあるかを、これまでの、そしてこれからのひとりひとりが考え続けた結果なのかと、また感心するばかりです

人が人に伝えていくのは、機械のようにコピーすればできるものではなく、それを共有するにしても同じ文字情報を読めば良いというものでもないでしょうから、単に年表で記されているだけではなく、こうした背景を知ることで、そこに込められた想いが次に繋げられるのではないかと、そのようなことを思いました

ありがとうございます

Smile Box

第272回例会のスマイル報告

前回はありませんでした。

カレンダー

卓 話

月間テーマ卓話:ロータリー財団月間 -財団学友編ー

 11月はロータリー財団月間です。今月の月間テーマ卓話は、財団学友編と地区委員会編と2本立てで掲載します。
 第一回目となる今回は、財団学友編として「学友会の現況における問題点と改善策」をテーマに依頼し、学友会代表幹事の石塚愛様より卓話していただきました。

 

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卓話者:ロータリー財団学友会 代表幹事 石塚 愛 様(厚木RC推薦)

卓話者略歴
 高校3年時に2009-2010年度青少年交換留学生として、アメリカに留学。帰国後青山学院大学に進学し、心理学を専攻。2015-2016年度地区財団奨学生として、アメリカ・カリフォルニア州ミルズカレッジの修士課程でチャイルド・ライフを専攻。昨年1月より横浜市立大学附属病院でチャイルド・ライフ・スペシャリストとして、療養生活を送る子どもやその家族の心理社会的支援を行っている。

 

閉 会

点 鐘

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