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第279回 例会2020年12月23日(水)0:00〜2020年12月29日(火)23:59 開催

開 会

点 鐘

ロータリーソング

四つのテスト

会長の時間

 皆様、おはようございます、こんにちは、こんばんは。どれか当てはまるもので。

 12月25日はクリスマスです。皆さん、24日の夜がクリスマス・イブだと思っていませんか。しかし、元来クリスマス・イブは「教会暦」における12月25日の夜のことなのだそうです。
 というのも、キリスト教に先立つユダヤ教の暦、ローマ帝国の暦、そして、これらを引き継いだ教会暦では現代の常用時とは異なり深夜0時ではなく日没を一日の境目としているので12月24日夕刻から12月25日朝まで同じ日に数えられます。したがって、教会暦ではクリスマスは「12月24日の日没から12月25日の日没まで」となります。
 イヴは既にクリスマスに含まれているのです。つまり、「クリスマス・イヴ」とは「クリスマスの前夜」ではなく、その言葉の通り、正に「クリスマス当日の夜」なのです。
 ただし、キリスト教国においても普通の暦の常用時の概念を用いて「クリスマスの前夜」と説明することがあり、転じて、俗に12月24日全体を指すこともあるのです。そうしたことから日本ではクリスマス(12月25日)の「前夜」と認識されることが多いのですが、あながち誤りとも言えないところもありますね。全く、図解でもしないと解りにくいです。

 そもそもクリスマス Christmasは「キリストのミサ」という意味で、一部の教派が行うイエス・キリストの降誕祭です。あくまで「誕生を祝う日」であってイエス・キリストの「誕生日」ではないといいます。それにキリスト教で最も重要な祭と位置づけられるのはクリスマスではなく復活祭ですね。
 近年、多くの国々ではクリスマスは家族で過ごす日とされているようです。キリスト教圏では主に家族と過ごし、一般に常緑樹モミの木をクリスマスツリーとして置き、その下にプレゼントを置きます。キリスト教国以外でも年中行事として楽しまれ、ジングルベルなどのクリスマスソングは多くの人に親しまれています。イルミネーションなどで街は賑わい、随分前からクリスマス関連の商品が店頭に並ぶ光景が当たり前でした。
 今年のイブはCovid19の最中で自粛ムード一杯です。本来の祈りの時に変わるのでしょうか。
 数十年前の日本がそうでしたが、実は中世まではドイツなど欧州でもクリスマスは馬鹿騒ぎするイベントとして根付いていたのだそうです。キリスト教の世俗化を嘆いていた宗教改革者の啓蒙運動により、長い年月を経て見直され今のような形になったと言います。

 起源については、古代ローマの宗教のひとつミトラ教で12月25日が「不滅の太陽が生まれる日」とされ太陽神ミトラを祝う冬至の祭がありましたが、これを引き継いだソル・インウィクトゥスというローマの太陽神の祭りを転用したものではないかといわれているそうで、遅くとも354年には始まったといいます。それ以前には降誕祭とは別に西方教会では1月6日にキリストの公現を祝う公現祭がおこなわれたといいます。
 ところで、サンタクロースはキリスト教の聖人である奇蹟者聖ニコライ(セント・ニコラウス)の伝説が起源とされますが、これは良く知られていますね。また、クリスマスツリーの習慣は中世ドイツの神秘劇でアダムとイヴの物語を演じた際に使用された樹木に由来しているといいます。クリスマスツリーに飾りつけやイルミネーションを施す風習は19世紀以降のアメリカ合衆国で始まったものだそうです。

 日本では1552年(天文21年)に周防国山口(現在の山口県山口市)においてカトリック教会(イエズス会)の宣教師であるコスメ・デ・トーレスらが日本人信徒を招いて降誕祭のミサを行ったのが初めてのクリスマスであるとされます。その後、江戸幕府の禁教令によってキリスト教が禁止されたので明治の初めまでの200年以上の間、隠れキリシタン以外には全く受け入れられることはなかったのです。
 日本でクリスマスが受け入れられたのは1900年(明治33年)に明治屋が銀座に進出し、その頃からクリスマス商戦が始まったことが大きな契機でした。大正時代になると児童向け雑誌や少女雑誌の12月号には表紙をはじめとしてクリスマスにまつわる話や挿絵がたくさん導入され、1925年(大正14年)には日本で初めてクリスマスシール(結核撲滅の寄付切手)が発行されました。
 1926年(大正15年)12月25日の大正天皇崩御に伴い1927年(昭和2年)3月4日に当時の休日法「休日ニ関スル件」が改正され、昭和時代の先帝祭にあたる大正天皇祭(12月25日)が設定されていました。日本でクリスマスの習慣が広く普及したのは12月25日が休日となっていたこの時代からとされています。1928年(昭和3年)の朝日新聞には「クリスマスは今や日本の年中行事となり、サンタクロースは立派に日本の子供のものに」と書かれるまでに普及していました。第二次世界大戦中の1944年に撮影された「加藤隼戦闘隊」では前線部隊の食堂でクリスマスツリーが飾られているシーンが映っているなど戦争中でもクリスマスを祝う者はいたようです。
 戦後、1948年(昭和23年)7月20日に「国民の祝日に関する法律」が施行され、大正天皇祭は休日から外されましたが以降もクリスマスは年中行事として定着し、行事も盛大に行われるようになりました。26日になるとクリスマスの飾りが一転して門松などの正月飾りに付替えられ、小売店などでも正月準備や大掃除用品の陳列・販売が中心となるしBGMも「お正月」が流れる、という点が世界的に見て特徴的です。

幹事報告

2020-21年度幹事 石田 裕樹

◆休会のお知らせ◆
 アーカス湘南ロータリークラブ定款第6条第1節により、2020年12月30日~2021年1月5日につきましては休会といたします。令和二年初例会となる第280回例会は、2021年1月6日~1月12日開催となります。

 

◆2021-22実施年度向け 第2回地区補助金説明会◆
 詳細は下記よりご確認ください。
 【2021年1月30日開催_第2回地区補助金説明会 ご案内

 

◆際ロータリー第2780地区ローターアクト 第32回地区大会◆
 詳細は下記よりご確認ください。
 【D2780 第32回地区大会 開催案内

委員会報告

出席委員会

第278回例会 出席率75%
 会員数4名 出席者3名 欠席者1名

奉仕プロジェクト委員会

◆アーカス湘南RC お米プロジェクト~ご飯を食べてポリオ根絶!~◆
 前回例会会期中の申し込みは5件11,000円でした。お米のストックはまだありますので、身の回りの方たちへのご案内お願いします。
 
 案内用資料はこちら
 【アーカス湘南ロータリークラブお米プロジェクト案内
 【アーカス湘南RCお米プロジェクト申込書

Make Up

第278回例会のビジターコメント

鳥栖ロータリークラブ 横尾 和磨 様


卓話は足袋についてのお話でした。
足袋の起源や歴史を知る事が出来きました。卓話者の大塚重郎右衛門様は毎年地下足袋で一関市の大東大原水かけ祭りに参加されるという事。
私個人は20年前の自身の結婚式で袴をまとった以来、和装とはほぼ縁のない状況です。足袋もその時以来履いてないと思います。地下足袋に至っては、今まで履いた事もありません。
今回のお話を聞いて、地下足袋に興味を持ち調べてみました。農林業や建設業の作業や、お祭り以外にも、登山や川釣り用やクッション性を高めたスニーカー風のものもあるという事を知りました。登山はたまにしますので、是非人生初の地下足袋を登山で体験したいと思います。
自分の知らない世界を知るきっかけになりました。ありがとうございます。

Smile Box

第278回例会のスマイル報告

前回はありませんでした。

カレンダー

卓 話

コロナ禍における小規模商業施設の対策事例紹介

卓話者:石田 裕樹 幹事(一般社団法人リドレ商店会 代表理事)

 

 中国武漢で最初に発症したとされる2019年12月8日より一年が経ちました。
 WHOによる現地調査が未だに実現せず、発生源や感染経路の解明には至っておりませんが、ようやく効果の期待できるワクチンが開発されました。日本での接種が可能なのは来年夏ごろと予想され、まだまだ感染予防対策は緩めることができない現状です。
 皆様はもちろん周囲でも様々な感染対策が行われていると思いますが、小規模な商業施設における感染症対策の事例をご紹介させて頂きます。

 商業施設「リドレ横須賀」は店舗数22店舗の小規模な商業施設です。この施設はそれぞれの店舗に独立した出入り口があるため検温及びアルコール消毒は各店舗入り口で行っています。下記は従業員からの感染拡大を防ぐために行った対策事例です。
 リドレ横須賀では約300人の従業員が働いております。施設内ではマスク着用を徹底しておりますので、保健所、および医師と相談の元、マスクを外して利用する「従業員用休憩室、および喫煙室」において利用者特定を速やかに行えるよう対策をしました。

 まず考えたことは、PCR検査を受け陽性反応が出た方がいた場合、その方との濃厚接触者の早期検索と判別です。
 「従業員休憩室及び喫煙室」利用者は使用前後に検温器に顔をかざすことで利用日及び利用時間がデータ化されます。陽性者が「従業員休憩室及び喫煙室」を利用していた場合、濃厚接触の可能性がありますのでデータを元に各店舗に連絡をします。
 このシステムを使用するにあたり、顔写真と氏名の提出を各店舗に求めましたが、2店舗から拒否されました。理由は顔写真を出したくない、実名で登録したくないなどなど。
 個人情報保護の観点からことらとしても強制はできず、拒否した2店舗では「従業員休憩室及び喫煙室」は使用しない、個別に利用した場合は利用状況が分かるように記録するようお願いしました。

 感染症対策は個人によって意見が様々です。それは店舗や企業においても同じ。
それらを取りまとめるには統一した見解が必要ですが現状では情報が不十分です。
 まだまだコロナの脅威は続きますが、自分の身は自分で守るしかありません。
皆様お身体お大事にしてください。

閉 会

点 鐘

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