第282回 例会2021年1月20日(水)0:00〜2021年1月26日(火)23:59 開催
開 会
点 鐘
ロータリーソング
四つのテスト
会長の時間
2020-21年度会長 大塚 和光
皆様、おはようございます、こんにちは、こんばんは。どれか当てはまるもので。
一部ではワクチンの投与が始まったという報道もありますが、コロナ禍は収まらないどころか益々拡大しています。18日午後5時現在の米ジョンズ・ホプキンス大の集計では世界の感染者数が95,051,894人で前日比550,002人の増加。死者は2,031,052人で8,773人の増加。今日、20日あたりは米国の死者数は40万人を超えていることでしょう。ブラジルは21万人、インドは15万人を超えています。
日本はと言えば18日午後8時半現在、厚労省等の発表では感染者数336,336人で4,925人増、死者数は4,596人で58人増です。死者数だけを見れば、もう比べるまでもなくコロナ戦争です。連日の増加を見ると、どこまで続くぬかるみぞ、と言いたくなります。
今、第3波の渦中にあって医療体制等々について様々な意見が言われています。保健所の在りようについても同様です。これまで一定の役割を終えたとして保健所そのものが整理統合されてきました。そうした経緯がありますから現場の職員たちには忸怩たる思いがあることと思います。
私は40年ほど前に暫くコンビニエンスストアの店長をしていたことがあります。それで食品衛生管理者の資格を取るために保健所で講習会を受講しました。バーのママ、居酒屋のおかみさん、食堂の親父さん達と一緒でした。とても楽しかったのを覚えています。今も覚えているのはボツリヌス菌の繁殖力位のものですが。その時の印象では保健所は暇そうというか、のんびりしていたように思いました。戦後の努力で日本の公衆衛生の状態は改善されていたのです。
神奈川県ばかりではないと思いますが、昨年夏の本県の第二回定例本会議では新型コロナウイルス感染症対策に係る関係機関との連携について議論されています。その中で保健所と消防の連携についても議論されました。私は座間市防火安全協会会長として多少係るところがありますので、現場の消防職員達や消防団員達の現況が決して満足できる状況には至っていないのも承知しています。このところ一都三県と一括りにされることが多いようですが、当時の県知事の議会答弁から県の目指していたところは窺えると思います。
新型コロナウイルス感染症の場合、救急搬送時に感染の有無がわからないことが多い、というか殆どです。救急隊員が自分も感染するかもしれないという不安を感じるのは、むしろ当然です。県の保健所の管内で救急搬送された患者の陽性が判明し、救急隊員が濃厚接触者となる可能性がある場合には保健所から速やかに市町村の消防本部に連絡をする体制は出来ていました。ただし、陰性であった場合には消防からの問い合わせがなければ保健所からの検査結果の連絡はありません。この時点で、検査の実施状況とその結果についての情報共有は出来ていませんでした。現在に至り、どこまでの体制整備が出来ているのか。現場の職員は相変わらず不安を抱えて職務に当たっていると思えます。
全国的に見れば風水害や自然災害とコロナとの複合災害も現に発生しています。救急隊員はもとよりですが、警備課をはじめとする署員も地域防災力の要とも言える消防団員についても同様な対応が必要なのは言うまでもありません。情報はもとよりですが、昨年の発生当初は感染症対策のための資機材も全く不足していました。県は地域防災力強化事業補助金の対象とし、更に国の消防団設備整備費補助金の活用を可能にするなどの支援策を取りました。マスク、ゴーグル、防災服など殆どが消耗品です。一時のように店頭からマスクが姿を消すなんて言うことは起こらないでしょうが、十分に備蓄されて現場の職員が安心して活動できる体制を維持しなくてはなりません。
👇【ここを見てくれ!】
「お米プロジェクト~ご飯を食べてポリオ根絶!」を続けています。このところ他クラブでは例会中止のところも多いようですし、メイクの方もありません。こうした状況ですからWeb上の案内だけでは中々伝わりません。お米のストックはまだあるのですし頑張って声掛けをと思いますが、如何せん忘年会も新年会も全部中止です。兎に角「集まるな」「人と会うな」というのだから、お手上げ状態です。早くあちこちの集まりが再開されてビラ配りが出来るようになることを祈るばかりです。まだまだ趣旨に賛同して下さるであろう方は私の知り合いだけでも沢山おられるのです。早く私の声を届けたいものです。
幹事報告
2020-21年度幹事 石田 裕樹
◆後期会費納入のお願い◆
前回例会およびメールにてご案内しております後期会費につきまして、送金期限が本例会会期末2021年1月26日(火)となっています。
◆第3グループ IM中止について◆
2月13日(土)に開催予定だった第3Gの今年度IMは中止となりました。詳細は下記をご覧ください。
【2020-21第3グループイントラシティーミーティングについて】
◆地区ホームページ公募案内◆
詳細は下記よりご確認ください。
【RID2780地区HP公募案内 2021】
◆財団室ニュース1月号◆
下記よりご覧ください。
【2021-1 TRF News】
◆ハイライトよねやま250号◆ 2021年1月15日発行
下記よりご覧ください。
http://www.rotary-yoneyama.or.jp/content/uploads/summary/highlight250_pdf.pdf
委員会報告
出席委員会
第281回例会 出席率100%
会員数4名 出席者4名 欠席者0名
奉仕プロジェクト委員会
◆アーカス湘南RC お米プロジェクト~ご飯を食べてポリオ根絶!~◆
前回例会会期中の申し込みは0件でした。緊急事態宣言下で各種会合などの中止、延期が続き、なかなか宣伝も難しいとは思いますが、お米のストックはまだありますので、引き続き身の回りの方たちへのご案内お願いします。
案内用資料はこちら
【アーカス湘南ロータリークラブお米プロジェクト案内】
【アーカス湘南RCお米プロジェクト申込書】
Make Up
第281回例会のビジターコメント
前回はありませんでした。
Smile Box
第281回例会のスマイル報告
前回はありませんでした。
カレンダー
卓 話
卓話者:高田 修 様(東京世田谷RC)
今回の卓話は、本来であれば第278回例会(2020年12月16日~23日)に掲載されるはずの卓話でした。そのため、12月の月間テーマに合わせてご執筆いただき、原稿をいただいておりましたが、例会編集の不手際により予定通り掲載できなかったため、今月のテーマとは異なりますが、本例会の卓話として掲載させていただきます。
当方の不手際により予定通り掲載できず、卓話をお引き受けいただきました高田様には大変申し訳なく、ここにお詫び申し上げます。
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<卓話テーマ>「疾病予防と治療」月間によせて
第2750地区東京世田谷RCの高田修です。宜しくお願い致します。
12月はロータリークラブに於いて特別月間「疾病予防と治療」となっております。
ロータリー会員は、マラリア、エイズ/HIV、アルツハイマー型認知症、糖尿病など、さまざまな疾病の予防と治療に携わっています。また、貧困地域の人たちを対象とした聴覚、眼科、歯科検診も実施しています。疾病との闘いでは、患者への直接的なサポートだけでなく、地域社会全体のキャパシティを高めることも重要となります。
そこで第2750地区を代表とする奉仕事業を説明したいと思います。
2019-20年度私がガバナー補佐を務めさせて頂いた年度の東京米山友愛RCと東京米山ロータリーEクラブ2750の共同提唱した新型コロナに関連をした「医療物資支援プロジェクト」の事業概要を説明します。
①プロジェクト:「医療物資支援プロジェクト」
時期:2020年4月28日(火)~6月上旬
内容:新型コロナウィルスの感染拡大の影響をうけ、ロータリークラブの活動も停滞し、日常の例会や予定していた
奉仕活動も中止せざるを得ない状況の中、この時期何かできないかと議論を重ね、東京米山友愛ロータリー
クラブと東京米山ロータリーEクラブ2750と合同で「医療物資支援プロジェクト」を立ち上げた。発起人は
中国出身の米山学友です。クラブ会員が、信頼できる委託会社と連携し、中国から物資を輸入サポートし、
いち早くかつ低コストで必要とされている方へお届けするお手伝いをする奉仕活動です。医療物資不足の現状
改善と共に、日本の医療機関などに物質不足の現状を少しでも改善でき、日中友好を促進させることも目的と
しております。クラブ会員関係者の呼びかけにより、全国のロータリアンより医療・介護現場等でご利用や、
地域内医療機関への支援活動等、身近で大事な方をまもる物資としてご利用いただきます。また信頼性の高い
製品を購入することで、クラブの奉仕プロジェクトとして利用いただくクラブも多数応募がありました。購入
支援品として、メディカルマスク、感染症防止キット、防護ゴーグル(医療用)などの医療機関向け製品を
今回は用意しましたが、今世界的に不足しているその他の医療物資(N95マスク、アルコール除菌、手袋など
の商品を要望される声もありました。
募集期間は2020年5月11日(月)~5月20日(水)1で受付終了予定でしたが、終了後もお問い合わせをいただ
いている状況です。この支援活動は両クラブの会員がどこにいてもオンラインで連携をとりプロジェクトが
すすめられるように段取られ、購入手順もWebによるオンライン申し込み、個別メールやFAXと可能な限り
オンライン化し、人為ミスを防ぐようシステム環境を駆使して会員たちは取り組みました。従来の連絡手段
のほか、新しいツールを導入することで今後の奉仕活動の取り組み方としてクラブ会員たちも注目し学びに
つながっております。 実行委員会調整もオンライン会議やスマホアプリを使うなど、会員が物理的に離れ
て暮らし、顔を合わせることなくこの奉仕活動が展開できたことは大変嬉しいことでした。このプロジェク
トを通じ、各地のロータリアンの様々な活動を知り、会員たちと共有し、企画に勇気をいただきました。
次回の企画も期待しているというお声もいただきました。
プロジェクトは本申請書提出現在まだ進行中(申し込み受付完了し、製品は6月上旬にお届け予定です)
ですが、今いただいているロータリアンの声を、参加地域の方々を紹介させていただきます。また光栄な
ことに、国際ロータリー本部より連絡を受け、世界中で活躍するCOVID-19活動として、6月のVirtual
Conventionにビデオ紹介するチャンスもいただき、世界にこのような活動をしているクラブがあることも
伝えられる可能性も出てきました。家に閉じこもり塞ぎがちなロータリアンたちがこのプロジェクトを通じ
て今年のテーマ「ROTARY CONNECTS THE WORLDロータリーは世界をつなぐ」の実践に繋がり、各自世界
をかえていると感じております。
プロジェクトに寄せられたコメント
•この度はこのようなご案内をいただき、地域医療支援に少しでも貢献できますことありがたく感謝いたします。
•今回は有益なプロジェクトの推進、企画ありがとうございます。
•今後第2弾をお考えになる方向性がおありでしょうか。
•「医療物資支援プロジェクト」いいですね私も自分の会社と個人で地元の福祉施設と医療機関、軽症者を受け入れ
ておられる宿泊施設にお菓子とマスクの支援を行っており既に総額が十数万円にたっしていますロータリーの
お仲間、特にご縁のある米山eクラブの皆さんの取り組みを知り大変心強くおもいます今後一層のご活躍を
お祈り申し上げます。
•この度はお声がけありがとうございました自分の周りに拡散させてください。この時期、新規輸入を提案するは
非常に勇気のあることです。誇りに思います。応援させてください。
•素晴らしいプロジェクトのご案内頂き、有難うございます。(パストガバナーからのメッセージ)当2840地区
では、先月4月24日に医師会に対して、Face Shieldを1万3セットを寄贈しました。このプロジェクトはTRFの
2020-2021年度の地区補助金を使ったもので、この度TRFは3月15日以降の感染症対策の特例措置に基づくもの
です。また、このFace Shield は2760地区(愛知県)の地区で緊急的に国産地元で制作した企画にご一緒させて
いただきました。マスクは前橋クラブ会員に中国貿易を営んでいる方のご厚意でこれまで、数回に亘り提供して頂
き医師会・消防救急隊・福祉施設等々へ寄贈しています。それらをDVDに編集して地区内ロータリアンへ情報発信
しております。今回の件は、地区ガバナー・GEへも伝えさせて頂きます。お元気でご活躍ください。
•大変な時に価値あるプロジェクトを拝見し感銘を受けた次第です。わたしのクリニックは購入したばかりですが、
知り合いのクリニックにも聞いてみます。(医療従事者 元ロータリアンより)
•先日楽天で買ったばかりですが、ロータリーの扱っている商品なら安心です。(一般申し込み)
•普段近所のホームセンターで購入限定されたものを家族総出で買い集めていましたが、このようにまとめてこの
価格で買えるのはとても嬉しいし、安心です。(一般申し込み)
結果:参加いただいた地区並びにクラブ数(5月22日 20時現在)
10地区:第2510・2530・2580・2590・2620・2660・2740・2750・2790・2820地区
参加クラブ数 41クラブ (内2750地区 30クラブ)
成果:
1.低コストで医療物資を提供することで、まだまだ医療物資不足の現状改善と共に、地域医療機関への支援が出来
ました。
2.発起人は中国出身の米山学友、日中友好を促進させました。
3.COVID-19の影響により多くのロータリークラブの活動は止まっておりましたが、今回の医療物資支援により多く
のロータリーより奉仕活動事業を立上げました。
4.国際ロータリー本部より連絡を受け、世界中で活躍するCOVID-19活動として、6月のVirtual Conventionにビデ
オ紹介するチャンスもいただき、世界にこのような活動をしているクラブがあることも伝えられる可能性も出てき
ました。
5.家に閉じこもり塞ぎがちなロータリアンたちがこのプロジェクトを通じて今年のテーマ「ROTARY CONNECTS
THE WORLDロータリーは世界をつなぐ」の実践に繋がり、各自世界をかえていると感じております。
この事業により、新型コロナにより多くのクラブが例会の開催出来無かった時期ではありますが、Zoom例会・理事会開催により活発な活動をされて、年度末の6月にはガバナー賞を受賞されております。
第2750地区山の手西グループ東京世田谷RC 高田 修
略歴 2019-20年度山の手西グループガバナー補佐
2019-21年度RLI日本支部事務局員
2020-22年度一般財団法人 比国育英会バギオ基金 理事
2021-22年度地区幹事(R財団・米山記念奨学・2020支援委員会担当)
閉 会
点 鐘