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第293回 例会2021年4月7日(水)0:00〜2021年4月13日(火)23:59 開催

開 会

点 鐘

国 歌

ロータリーソング

四つのテスト

会長の時間

2020-21年度会長 大塚 和光

 皆様、おはようございます、こんにちは、こんばんは。どれか当てはまるもので。

 4月3日(土)に久しぶりにSomayaさんを交えて集まることが出来ました。「ざまみず」と草餅と桜餅という私を除いて、それぞれに手作りの料理を持ち寄ってくださいました。種類も多かった上に初めて口にする食べ物もあり、話も弾んであっという間の2時間ばかりでした。メディアを通じて知るアフガニスタンの様子と違い、「金曜日ごとに家族や友人とピクニックに行く」といったような市民生活の実際の様子を知ることも出来ました。当然のことですが、国中で毎日戦闘行為をしているわけではないのです。これから彼女との交流を通して更に理解を深めてゆきたいと思いますし、彼女には日本への理解を深めていただきたいと思います。

 昨年12月7日の第277例会に幹事報告として次の記事が掲載されています。
「 ◆アーカス湘南RC お米プロジェクト~ご飯を食べてポリオ根絶!~◆
開催内容が決定し、スタートしました。身近な方たちへのご案内お願いします。」
 当初は「ご案内」が出来ましたが、その後は会合そのものが困難な状態が続きました。いわゆる宣言は解除されたとはいえ第4波が喧伝される中、現在も声掛けが困難な状況は変わっていません。まだ道半ばですから、もうひと踏ん張りです。

 些か旧聞になりますが、ロータリーボイスに2018年8月 13日付で「世界ポリオデー・ イベント実施が大切な理由」という記事があります。執筆担当者は時山さんとあります。共感できる部分が多いのでご紹介します。私たちが長年取り組んできた活動の意味・意義がとても判り易いと思います。
 ○10月24日の「世界ポリオデー」まであと2カ月余りとなりました。クラブや地区でのイベントの計画は進んでいますか?「世界ポリオデーとは関係なくても、ポリオ募金は毎年やっている」とか、「なぜわざわざ世界ポリオデーにイベントをするの?」とお考えのクラブもあるでしょう。世界ポリオデーにちなんでその前後にイベントを行うことは、なぜ重要なのでしょうか。

1. 一斉に推進して認識向上の効果アップ
メディアは「…の日」とか「…デー」の話題を好みます。各地の世界ポリオデーイベントが集中的にメディアに取り上げられれば、ネット上やニュースに「ポリオ」という文字が多くなります。短期間にあちこちで「ポリオ」という言葉を目にすれば、「ポリオって何?」という疑問をもって調べる人も出てくるでしょう。関心や記憶にとどめてもらうには、「繰り返し」目にしてもらうのが効果的です。

2. 「みんなで寄付」
最近は日本でも寄付をしたいと考える人が増えています。金額は小さくても、例えば「1クリックで1円」のように、少しずつ寄付をして人のために役立ちたいと考えているのです。「世界中の人が共通の目標のために寄付する日」とあれば、「自分も…」と寄付してくれる方もいるでしょう。

3. ポリオ撲滅活動のパイオニア
世界ポリオ撲滅推進活動(GPEI)のパートナー団体であるWHO(世界保健機関)、UNICEF(国際児童基金)、CDC(米国疾病対策センター)、ビル&メリンダ・ゲイツ財団も、それぞれに「世界ポリオデー」を推進します。しかし、ロータリーは何といってもポリオ撲滅活動の先駆者。率先して模範を示す必要があります。

 第289回例会で触れましたが、ポリオが残る2か国の状態についてみておきたいと思います。これも些か旧聞ですが、2020 年 2 月のロータリーボイスより「ポリオ根絶 次はパキスタン」という岡山南ロータリークラブの大和豊子さんが寄稿された記事があります。

 ○2019年12月、パキスタンのNIDs(全国予防接種日)に2日間参加した私たち「チームポリオジャパン」の13人は、現地のロータリアンから「2020年の発症を0にする」という意気込みを聞いたばかりでした。三桁となっている理由は、ワクチン接種を拒否する人が依然として多いこと、またSNSなどで流れる誤った情報でポリオワクチンへの恐怖心があおられていることだということで、これから少しの間はまだ増えるかも知れないな〜と心配しています。
 パキスタンのNIDsでは2日間とも、戸別訪問による生ワクチン投与活動を行いました。初日は現地のロータリアンがホテルに迎えに来てくださり、マイクロバスで出かけました。街中にも警護兵、装甲車が散見され、まだ安全とは言い切れない印象を受けました。
 1日目はポリオサポートセンターから始まり、ロータリーの支援を受けたソーラーシステム・水フィルター設備を視察。「安全な水を供給することで、人びとを集め、ワクチンの必要性をアピールする方針」だそうです。午後からは何百キロという遠方から高速バスでカラチに入ってくる子どもたちにワクチン投与をする作業でした。通れないほど超満員のバスの中に、警護兵とポリオワーカー、ロータリアンが乗り込み、かき分けるようにして5歳未満の子どもを見つけては、左手小指の油性ペンマークを確認して、マークのない子どもにワクチン投与するのです。「もうしている」とか「しない」と強い口調と目つきで拒否する父親も多く見られました。 
 2日目はマチャーコロニーという最底辺のスラム地域で、初日より拒絶する家族が多い印象でした。「困っているイスラム教徒はすべて受け入れる」というパキスタンの人は、自分の食べるものを分けてでも助けたいという気持ちのようで、アフガニスタンやバングラデシュからここに住みついた人も多いそうです。ここでも、クリーンウォーター供給施設を見学しました。2度も水供給施設を視察したのは、ワクチン投与よりもまず必要なのは安全な水、という人びとの声に配慮し、水を汲みに来た人たちにワクチンの重要性をアピールすることを第一の戦略と考えているからです。チームポリオジャパンに急遽同行したイスタンブールのガバナーエレクトから、「クリーンウォーター施設設置を、日本の地区あるいはクラブと合同で支援できないか」と提案がありました。検討の余地がありそうです。パキスタンのポリオ根絶活動を成功させるために、パキスタン政府、パキスタンのロータリアンも多大な努力をしています。彼らの行動を高く評価し、物心ともに支えて行くことが大切だと思っています。

 この記事を見ても単純にワクチン投与だけでは済まないことが理解できます。私たちは自分自身の立ち位置で、出来ることを出来るだけ、精一杯、続けてゆきましょう。

 最近のフェイク・ニュースに海老名のビナ・ウォークにある七重塔の話があります。 海老名市政50周年を記念して五重塔に改修し10年ごとに六重塔、七重塔としていって100周年の時には十重塔にするというものです。良く出来たフェイクで事実だったら面白いのにと思いました。

 次のは初めフェイクかと思いましたが、そうではなく本物です。BUSINESS INSIDER JAPANに軍部に対するデモに関連して「死者数は500人以上に… ミャンマーでは『ゴミ』を使って、人々がクーデターに抗議している」という報道がありました。Erin Snodgrass による2021/03/31付の写真が興味深いものです。合成写真ではなさそう。如何ですか。

 

幹事報告

2020-21年度幹事 石田 裕樹

◆ロータリーレート◆
 4月 1ドル=110円

 

◆財団室ニュース4月号◆
 下記よりご覧ください。
 【2021-4 TRF News

 

委員会報告

出席員会

第292回例会 出席率100%
 会員数4名 出席者4名 欠席者0名

奉仕プロジェクト委員会

◆アーカス湘南RC お米プロジェクト~ご飯を食べてポリオ根絶!~◆

 前回例会会期中の申し込みは0件でした。各種会合なども通常時のように開催とはいかずなかなか宣伝も難しいとは思いますが、お米のストックはまだあります。引き続き身の回りの方たちへのご案内お願いします。

 
 案内用資料はこちら
 【アーカス湘南ロータリークラブお米プロジェクト案内
 【アーカス湘南RCお米プロジェクト申込書

Make Up

第292回例会のビジターコメント

川崎ロータリークラブ 元沢 伸夫 様


大塚会長のお話にあるパワハラ・セクハラ改善の「今でしょう!」という言葉が胸に響きました。発生した時は誰しも「すぐに改善すべきだ」と話題になりますが、どうしてもすぐ風化してしまう傾向があると思います。ジェンダー平等も含めて今こそ何かアクションを起こしたいと思います。

Smile Box

第292回例会のスマイル報告

前回はありませんでした。

カレンダー

卓 話

1.今月のRI会長メッセージ紹介/Presidential message

2021年4月 RI会長メッセージ

ホルガー・クナーク
2020-21年度会長
 
今年の「アースデイ(地球の日)」(4月22日)は、新たな使命感を持って迎えることになります。「環境」がロータリーの重点分野に加わったのです。どんなに大きな課題でも、解決策は私たちの手の中にあります。私たち一人ひとりがただ行動を変えるだけで、大きな変化を起こせるのです。プラスチックの使用を控えて、電気の使い方を考えるというのはほんの一例です。そして今、ロータリーとしてさらに環境問題に貢献できる機会が生まれました。

ロータリーにとって、環境問題の取り組みは今日に始まったことではありません。長年さまざまなクラブが地域のニーズに合わせてこの問題に取り組んできました。気候変動は富める者も貧しい者も一様に、私たちみんなにかかわってくる問題です。これまで以上に密接な連携をとってこの問題に取り組んでいかなくてはなりません。今回は、ブラジル在住のベネズエラ人でロータリー財団専門家グループのメンバーのアルベルト・パロンボさんが考えをシェアしてくださいました。

「私は30年来、地域社会と政策当局と連携して環境問題に取り組んできました。環境破壊を軽減して地域社会の環境を持続可能なものにするためにロータリーが立ち上がってくれたと思うと、期待に胸が震えます。

ロータリークラブ、ローターアクトクラブ、インターアクトクラブ、ロータリー地域社会共同隊が活動しているあらゆる地域社会が環境問題に直面しています。ロータリー会員として、環境の持続可能性を守り、国連の2030アジェンダ(持続可能な開発目標)を日常生活でもクラブの活動でも実践していきましょう。それから、ロータリーのプロジェクトにも組み込んでいきましょう。

私のクラブは以前から水と環境のプロジェクトにかかわってきました。ロータリアンに力を与え、Inter-American Water Resources Network(米州水資源ネットワーク)や世界水会議などの団体と協力して域内外でパートナーシップを育てる機会を求めています。地元のクラブと水と衛生のロータリー行動グループ(wasrag.org)の尽力で、2018年にブラジリアで開かれた世界水フォーラムにロータリーも参加できました。ここでは2015年にブラジルのリオドセで起こった鉱山ダム決壊などによる環境破壊からの復興が話し合われました。

地球を守るという仕事には、決して終わりがありません。変化を起こすためには、知識や能力、熱意を持ち寄らなくてはなりません。それはまさにロータリーが得意とするところです。環境持続性のロータリー行動グループ(esrag.org)の一員として、環境問題に取り組むための活動が、水と衛生やその他の重点分野ですでにロータリーが行っている活動と見事に嚙み合っているのを私は目の当たりにしてきました。ただ見ているだけではなく、行動を起こすのがロータリー会員です。一緒に力を合わせてポジティブな変化を起こしていきましょう。

奉仕活動のこの新たな発展がどのような形をとるかを決定づけるのは、ロータリー財団による支援です。地区・グローバル補助金プロジェクトを通じて、これまで実施してきた環境を守るプロジェクトを土台に活動を発展させていきます。今まで以上に密な連携を測り、地球規模の環境問題により大きな影響をもたらす方法を模索していきます。また、ロータリーが手がけるありとあらゆるプログラム、プロジェクト、イベントで、環境問題に取り組んでいきます。

ローターアクターや青少年プログラムの参加者は、ロータリーがこの問題について姿勢をはっきりと打ち出し、ビジョンのあるリーダーとして世界を牽引することを求めています。若者たちが引き継ぐことになるこの問題の賢明な解決策を、彼らとともに模索していきましょう。会員とネットワーク、そして財団という素晴らしい財産を有するロータリーには、長期的に大きな貢献をする力があります。私たちみんなの家である地球を守るために、ロータリーは奉仕活動を拡大する機会の扉をどうすれば開けるか、一緒に考えていきましょう。

 
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Holger Knaack
President 2020-21
 
April 2021
 
This year, we celebrate Earth Day on 22 April with a new sense of purpose. The environment is now an area of focus for Rotary. Solutions for all great tasks always start with you and me, and there is much we as individuals can do simply by changing our behavior: Cutting down on our use of plastic and using energy wisely are just two examples. But now we have the opportunity to do more together.

Supporting the environment is not new to Rotary; clubs have long worked on environmental issues based on local needs. Now climate change — a problem that affects us all, rich and poor — requires us to work together more closely than ever. Alberto Palombo, a Venezuelan engineer living in Brazil and a member of The Rotary Foundation Cadre of Technical Advisers, shares his view.

For 30 years, my work has been to connect with communities and policy officials to take care of the environment. Today, I am excited about Rotary’s opportunities to help reduce environmental degradation and make communities more environmentally sustainable.

In every community where we have a Rotary, Rotaract, or Interact club or a Rotary Community Corps, there are environmental challenges. As Rotary members, we can become stewards of environmental sustainability and adopt the United Nations 2030 Sustainable Development Goals in our daily lives at home and in our clubs. Then we can incorporate them into our Rotary projects.

My club has been involved with water and environment projects since day one. We seek opportunities to empower Rotarians and foster partnerships in our region and beyond, working with groups such as the Inter-American Water Resources Network and the World Water Council. Local clubs worked with the Water, Sanitation, and Hygiene Rotary Action Group (wasrag.org) to help Rotary get a seat at the table during the 2018 World Water Forum in Brasilia, where we discussed how communities can recover from environmental disasters like the one caused by the failure of a mining dam on Brazil’s Rio Doce in 2015.

Taking care of the earth is an effort that never stops. To make an impact, we must align our knowledge, abilities, and enthusiasm — and Rotary is already great at doing this. As a volunteer with the Environmental Sustainability Rotary Action Group (esrag.org), I have seen how our work for the environment dovetails with much of what we are already doing in water and in our other areas of focus. Rotary members are not passive spectators; we take action. Let’s work together and make a positive impact.

Support from The Rotary Foundation will define this new chapter in our service. Through district and global grant projects, we will build upon our previous projects that help the environment. We will look for ways to collaborate more closely and make a greater impact on global environmental issues. And we will incorporate environmental concerns into all of our programs, projects, and events.

Rotaractors and participants in our youth programs expect Rotary to take a clear position and provide leadership with vision. We will work with them, seeking intelligent solutions to the problems they will inherit. Our incredible members, networks, and Foundation give us the capacity to make an important and lasting contribution. Now, we will discover together how Rotary Opens Opportunities to help us expand our service to preserve the home we all share.

2. 米山奨学生からのメッセージ

 今月の米山奨学生からの月例報告は、Part 1 近況報告レポート、Part 2 ソマヤさんの母国であるアフガニスタンについてのビデオプレゼンテーションの二本立てです。
 これは、当初3月はビデオプレゼンテーションにしたいということで準備を進めるとのことでしたが、毎月の締め切りに間に合わなかったため一先ずこれまでのようにレポートを提出してくれたのですが、その後プレゼンテーションのビデオも送られてきて、何とか第一例会に間に合いましたので、せっかくですので両方ご紹介します。

 
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Part 1  近況報告レポート

Part 2 ビデオプレゼンテーション:ABOUT AFGHANISTAN

閉 会

点 鐘

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