第291回 例会2021年3月24日(水)0:00〜2021年3月30日(火)23:59 開催
開 会
点 鐘
ロータリーソング
四つのテスト
会長の時間
2020-21年度会長 大塚 和光
皆様、おはようございます、こんにちは、こんばんは。どれか当てはまるもので。
3月16日付の厚生労働省発表によれば2020年の自殺者数は以下の通りです。
合計 21,081人 昨年対比4.5%増 (913人増)
男性 14,055人 〃 0.2%減
女性 7,026人 〃 15.4%増
これは11年ぶりの増加で女性と若年層の増加が顕著です。2003年の34,427人をピークにして長い間2万人台で推移しました。2016年に1944年以来20年ぶりに22,000人を下回り、2019年には19,959人と1918年の統計開始以来の最小値を記録していました。ここへきて増加に転じたのは残念なことです。
また、2月11日付読売新聞に神奈川県内の速報値が報じられています。「自殺増加数 全国ワースト」という大見出しがあります。「コロナ影響 女性5割増」と白抜きの見出しも。記事によれば県内の昨年の自殺者は前年比169人増の1,245人で全国の都道府県で最も増加している、と言います。増加率は15.7%で富山県に次いで2番目。6月以降は特に増加が目立ち、女性は5割増ともあります。新型コロナウイルス感染拡大の影響で生活苦などの悩みが深刻化しているとみて相談窓口への連絡を呼び掛けている、とあります。
次の見出しに「いのちの電話 足りぬ相談員」とあります。横浜市内で活動する社会福祉法人「横浜いのちの電話」では対応する相談員の不足が深刻で24時間の対応が組めない状況だといいいます。相談員の多くが50~70歳代で家族や本人が外出に不安を感じたり、医療や学校関係者も感染を懸念し参加できないことなどが主な理由だとあります。
電話は「鳴りっぱなし」の状態で「コロナ禍の今こそ24時間活動を続けたい。命を救うため出来るだけ多く電話を取りたい。」とボランティア相談員を求めている、とあります。
看護師、介護士などの疲弊や退職なども社会問題となっています。自分自身の健康や危険を考えた時、どこまでボランティアで対応できるのかな、と思います。
2月13日の朝日新聞、天声人語にあるクイズです。
○父親と息子が交通事故にあい、二人とも大けがをした。救急車で別々の病院に運ばれ、息子の方を担当した外科医は顔を見るや否や叫んだ。「これは私の息子です!」一体どういうことか?
答えは、「外科医はその子の母親だった」ですが、これがクイズとして成り立つのは、外科医と聞いて男性だと思い込む人が多いから、とあります。こういった「無意識の偏見」について連合が昨年、組合員ら5万人に調査した結果が以下の通り。
○「親が単身赴任中」というと父親を想像する、と答えた人。 全体の66%。
「お茶出し、受付、事務職、保育士というと女性を思い浮かべる」 〃 39%。
偏見は社会の現実により形作られる面があり、その偏見が社会の変化を遅らせてしまうといいます。例の、森喜朗さんの言葉の裏の声は「女は黙ってろ」としか聞こえないし、対応にこれほどの時間がかかったのは本人も周囲も、そして政府も事態の深刻さをわかっていなかった証拠だと。ひどすぎる経緯の中に救いを見るなら日本の男社会が改めて問われたことだとあります。
こうした部分について、私自身のニュージーランドでの経験と現在の私の子供たちの言動などからも日本は欧米先進国から半世紀以上の隔たりがあると思えます。天声人語子は「足を踏みつけている人はその痛みがわからない」と書きます。「筆者も含め男たちが我が身を振り返り、自分の中にある偏見を見つめる。急ぐべき道である。」とも。
同期の仲間からは随分「お前は女房に甘いんだな」と言われました。彼らが奥さんを頭ごなしに叱りつける様子を見ながら不快に思ったことも何度もありました。普段、私は妻を名前で呼びますし、人様には「つれあい」と言います。「おい」「お前」はもとより「女房」も「かかあ」も「かあちゃん」、「うちのやつ」も嫌いです。それでも、子供の頃から「お前は男なんだから」と言われ「男らしくしろ」と言われて身に着けた感覚が急に変わるわけでもない、というのが正直なところです。「バカは死ななきゃ治らない」と言いますね。昔から。
幹事報告
2020-21年度幹事 石田 裕樹
◆2021年 地区研修・協議会 オンラインによる開催のお知らせ◆
詳細は下記をご覧ください。
【地区研修・協議会 開催のお知らせ _クラブ宛て】
◆危機管理発動事案のご報告とクラブ及び全会員へのお願い◆
地区内ロータリークラブ 御中
この度、危機管理委員会を招集する事案が残念ながら発生致しました。
そのご報告と全会員の皆様へのお願いについて、文書にて配信させていただきます。
ご高覧の程、何卒よろしくお願い申し上げます。
2020-2021年度 第2780地区
ガバナー 久保田 英男
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ガバナー事務所
委員会報告
出席委員会
第290回例会 出席率100%
会員数4名 出席者4名 欠席者0名
奉仕プロジェクト委員会
◆アーカス湘南RC お米プロジェクト~ご飯を食べてポリオ根絶!~◆
前回例会会期中の申し込みは0件でした。
緊急事態宣言が解除になりました。この間控えられていた各種会合なども徐々再開され、顔を会わせる機会がに増えて来るかと思います。直接会える機会は宣伝のチャンスでもありますので、一人でも多くの方にご案内お願いします。
案内用資料はこちら
【アーカス湘南ロータリークラブお米プロジェクト案内】
【アーカス湘南RCお米プロジェクト申込書】
Make Up
第290回例会のビジターコメント
前回はありませんでした。
Smile Box
第290回例会のスマイル報告
前回はありませんでした。
カレンダー
卓 話
会長エレクト研修セミナー(PETS)報告 会長エレクト 田代 晴香
本日は先日行われた会長エレクト研修セミナー(PETS)についてご報告いたします。
本年度のPETSは完全オンラインで行われ、事前研修としてMy Rotaryのラーニングセンタープログラムを活用し、個人で会長エレクトに必要な研修プログラムを習得します。その後、2日間で全体会議と分科会を行いました。
全体会議では、ガバナーエレクト方針や基調講演など例年と変わりがないプログラムで行われましたが、一点、例年と大きく違うことはメータRI会長エレクトとオンラインでリアルタイムの質疑応答がありました。当地区以外に5地区の会長エレクトが直接メータRI会長エレクトへ質問できるということはオンラインが基盤になったからこそのプログラムだと思います。
さて、皆様はすでに2020-21年度RI会長エレクトと2021-22年度会長テーマについてご存知の事と思います。
2020-21年度会長エレクト シェカール・メータ氏はインド(西ベンガル州)のCalcutta-Mahanagarロータリークラブに所属されています。詳しい経歴についてはリンク先をご確認ください。
【2020-21年度会長エレクト】
https://my.rotary.org/ja/news-media/office-president/ri-president-elect
そして、次年度テーマは「奉仕しよう みんなの人生を豊かにするために(Serve to Change Lives)」です。
メータ会長の次年度の方針についてはPETS用の動画をご覧ください。
この動画の中でのキーワードは「Do more, Grow more」です。
「今まで以上の奉仕をする」そして「大きなインパクトを実現するプロジェクトの実施」そのために会員増強をする。そのための計画が「Each one, Bring one」
この動画の中では様々な視点からの「Grow more」をお話されています。このすべてを当クラブに落とし込みことが当クラブは大きな変化が訪れることと思います。
また、地区の次年度方針についてはこちらの田島透ガバナーエレクトの動画をご確認ください。
田島ガバナーエレクトも地区の会員数の大幅な減少を言及されていますが、メータIR会長エレクトのキーワードから次年度に大きく変わる点はインターシティーミーテング(第3Gではイントラシティーミーテング)となります。このIMを「ロータリー奉仕デー」に変えて実施し、地域にインパクトを与える奉仕活動とするそうです。第3グループではどのようなイベントとなるかは未定ではありますが、合同の奉仕プロジェクトが予定されております。
今回のPETSはセミナー内容がすべて動画やデータが残っているため、データを確認していただくことで要点を文章に直してお伝えするよりももっと確実に皆様にご報告できると思います。
私が特筆したこと以外についても気になる部分や次年度の活動に取り入れたいものなどがございましたら是非例会コメントにご記入ください。
あと数か月でまた新たな年度となりますが、今回のPETSで学んだことを取り入れつつ、次年度こそはコロナの影響に負けずに奉仕活動や親睦で充実したクラブ活動ができるように会長エレクトして1年間邁進してまいりますので、皆様ご協力をお願い致します。
PETSの全体会議の動画や資料はこちらのリンクをご確認ください。
https://pets.d2780-rotary.com/
閉 会
点 鐘