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第297回 例会2021年5月12日(水)0:00〜2021年5月18日(火)23:59 開催

開 会

点 鐘

国 歌

ロータリーソング

四つのテスト

会長の時間

2020-21年度会長 大塚 和光

 皆様、おはようございます、こんにちは、こんばんは。どれか当てはまるもので。

 「清盛の医者は裸で脈を取り」という江戸時代の川柳があります。平家物語の入道死去には、臨終間際には水も喉を通らず火照った体は火を焚いているようで水風呂に入れたら湯になってしまった、とまで書かれています。かなり脚色されているのでしょうが、高熱で苦しんだのは確かなようです。諸説ありますが熱病が清盛の死因の一つとされています。
 蚊が媒介するこの病気は熱帯病というイメージが強いのですが、平安時代末期の日本にも存在しました。現在もエイズ、結核と共に三大感染症の一つです。2019年の感染者はアフリカを中心に2億人を超え40万人以上が命を落としていると報告されています。
4月25日付読売新聞の編集手帳には、この日は世界保健機構が定めた「世界マラリア・デー」とあります。現在、感染症と言えば新型コロナウイルスを思い浮かべる人が多いと思います。しかし、長年人類を苦しめてきたマラリア撲滅に向けて、より効果的なワクチン開発や環境衛生改善の努力も続いています。

 4月13日付の朝日新聞の経済気象台には「ワクチン先進国復活を」とあります。日本はかつて世界に冠たるワクチン先進国だった、と。国民病と言われた結核をはじめ、破傷風、日本脳炎、ポリオ、麻疹などなど、ワクチンの定期接種で多くの感染症を克服してきました。国民が定期接種を続けて集団免疫が出来、個人の感染ばかりでなく経済的なダメージをも防いできたと言えます。皮肉なことに人々が感染の恐怖を実感しなくなり接種の重要性への認識が薄れ、逆に副反応が大きな社会問題となりました。ワクチンへの不信感が今なお強く残り、我が国は開発競争にも大きく後れを取ることになりました。そして今回、そのツケを払うことになったと言えます。
 COVID-19ばかりではありません。例えば子宮頸がんの場合、ワクチンで確実に回避できるにもかかわらず、死者は年間3千人で交通事故の死者数に相当します。ワクチン普及は製薬会社の利益や研究者の利権の為ではありません。国家戦略物資でもあり、なにより我々国民自身のためのものです。もう一度、日本はワクチン先進国を目指すべきです。

 週刊朝日5月7-14日号に菅訪米で報じられなかった二つの「残念なこと」として、4月27日付朝日新聞デジタルの記事を引いての古賀茂明氏の記事があります。実にうなずけるのです。
 ○各社ともほぼ同じような提灯記事を書いているが、通訳を介しての20分は実質10分、ほとんど何も話さないで終わったということだ。現に、記事を見ると、菅総理の話の中にバイデン氏の言葉は出てこない。たたき上げの政治家で共通点がいっぱいという話など、いずれも単なる菅氏の思い、推測、感想でしかない。20分のハンバーガー会談というのもあまりに慌ただしい。30分程度には延びると予定していたのに、話が弾まず20分で切り上げというのが真相ではないか。「緊張がまったくなく」というのもポイントだ。普通は、出されたハンバーガーを見て「私はハンバーガーが大好き」くらいのおべんちゃらを言って思い切り大きな口を開けて頬張り、うまい!と叫ぶくらいのことはするだろう。実際は緊張でハンバーガーのことなど考える余裕もなかったのだろう。
 今回の訪米で報じられなかったことで、もう一つ残念なことがある。どうして「ジョー&ヨシ」の関係を使ってアメリカのワクチンを日本にすぐに譲るように交渉できなかったのかということだ。共同声明に「防衛力強化を決意」と書いたのは米国武器を爆買いするという誓いの言葉。それとの引き換えにワクチンをもらうくらい安いもののはずだ。アメリカは数億回の余剰分を含め人口比2倍のワクチンを発注している。それをメキシコなどに提供する。
 さらに韓国KBSテレビによれば、韓国政府はアメリカに「ワクチン・スワップ」を要求した。昨年、第1波のとき韓国はアメリカに検査キットとマスクを大量供給したが、そのお返しに今回は韓国に米国がワクチンを供給し、将来、韓国がその分を米国に返すというスワップ取引のアイデア。かなり強気だ。
 武器爆買いや南シナ海での米軍の役割の肩代わりというとんでもない重荷を背負わされる日本に対してワクチンを融通しろという提案もできないのが「ジョー&ヨシ」の関係なのか。ちなみに、菅政権は、韓国の構想実現を全力で妨害すると私は見ている。ハンバーガーもワクチンも、日本がアメリカの属国だという証し。とても残念なことではないか。

 古賀茂明氏は古賀茂明政策ラボ代表、「改革はするが戦争はしない」フォーラム4提唱者。1955年、長崎県生まれ。東大法学部卒。元経済産業省の改革派官僚。産業再生機構執行役員、内閣審議官などを経て2011年退官。主著『日本中枢の崩壊』(講談社文庫)など、とあります。右、左を言えば多少の色合いは感じますが、こうした見方もあるのですね。同盟国とみるか属国とみるかも立ち位置によって微妙なところ。

 4月7日の読売新聞「はじまり考」欄に「注射器 ねじ式不評でピストン式に」の記事があります。
 医療器具の注射器は19世紀半ばにフランスで原型が考案され、ほどなく英国で実用化されたそうです。それまでは英国では鳥の羽根ペンで体に薬を入れていました。中空の注射針を作る技術が開発されるまでには200年ほどかかっています。1850年代に入り、フランスの医師・プラバースがねじを回して薬を投与する注射器を考案しましたが両手を使う必要があり普及しません。まもなく英国のウッド医師が今のような片手で注射できるピストン式を開発し普及していったのです。
 日本には明治維新の頃、西洋医学と共に伝わりました。1970年代までは主にガラス製でした。現在はプラスチック製の安全な使いきりタイプとなり、痛点に触れる確率が低く痛くない極細針が登場しているのです。最近の報道では新型コロナワクチン用の6人分に使える注射器の製造が早かったですね。ワクチンは外国製頼みなのが不思議な気がします。

幹事報告

2020-21年度幹事 石田 裕樹

◆ガバナー月信 2021年5月号◆
 下記よりご覧ください。
 【月信2020 第11号
  (※今年度印刷物での配布は行いません。必要な方はダウンロードして印刷ないし保存してください。)

 

◆ロータリーレート◆
 5月 1ドル=109円

 

◆財団室ニュース5月号◆
 下記よりご覧ください。
 【2021-5 TRF News

 

◆藤沢南RC 5月例会中止継続のお知らせ◆
 詳細は下記よりご確認ください。
 【5月例会休会継続のお知らせ

委員会報告

出席員会

第296回例会 出席率100%
 会員数4名 出席者4名 欠席者0名

奉仕プロジェクト委員会

◆アーカス湘南RC お米プロジェクト~ご飯を食べてポリオ根絶!~◆

 前回例会会期中の申し込みは0件でした。各種会合なども通常時のように開催とはいかずなかなか宣伝も難しいとは思いますが、お米のストックはまだあります。引き続き身の回りの方たちへのご案内お願いします。

 
 案内用資料はこちら
 【アーカス湘南ロータリークラブお米プロジェクト案内
 【アーカス湘南RCお米プロジェクト申込書

Make Up

第296回例会のビジターコメント

前回はありませんでした。

Smile Box

第296回例会のスマイル報告

前回はありませんでした。

カレンダー

卓 話

1.今月のRI会長メッセージ紹介/Presidential message

2021年5月 RI会長メッセージ

ホルガー・クナーク
2020-21年度会長
 
妻のスザンヌと私は長年ロータリー青少年交換学生のホストファミリーを務めてきました。青少年交換は私にとってロータリーへの入口になったプログラムであり、心から大切に思っています。新型コロナウイルス対策で学生と家族の安全を守るためにロータリーの青少年交換プログラムが休止となったのは、特に参加者のことを思うと残念なことでした。これらの期間というのはかけがえのないものだからです。

しかし、パンデミックのいろいろな懸念を鑑みて、ロータリー理事会は実地に行う青少年交換を2022年6月まで休止することにしました。今後に期待する一方で、これまで青少年交換プログラムのために尽力してくれた役員、ホストファミリー、ボランティアの皆さんに感謝します。また、世界中の学生たちがお互いに、また地域社会とつながれるように、地区はバーチャル交換を実施してはいかがでしょうか。

青少年交換に参加できない人びとにも、ロータリーではほかにいろいろと機会があります。新世代交換はもっと広く知られるべきロータリープログラムです。18歳から30歳の青少年が個人、またはグループで地域社会の奉仕活動に参加し、インターンとして経験を積むことができる素晴らしい機会なのです。ジンバブエのローターアクター、シムカイ・マシャラガさんは、3年前に新世代交換でラッツェブルクの我が家に滞在しました。

「新世代交換に申しこんだ時、人生を変えるような体験をすることになるとは思ってもみませんでした。このプログラムではそういう体験や、さらにはそれ以上のものが得られました。早く失敗して、速く学んで、自分自身でいることの重要性を教えてくれたのです。

中でも忘れられないのが夕飯時の会話。お世話になったどの家庭でも私をあたたかく、優しく迎えいれてくれたのが今でも忘れられません。赤の他人がなぜこんなに親身になってくれるのだろうと、何週間も不思議に思ったものです。このプログラムで出会ったすべての素晴らしい人びとから、謙虚でいることの大切さを学びました。新しい文化を理解するようになり、人として私たちを隔てているのはただ単に経験であったり、時には間違った思い込みであったりすることに気づきました。

社会人としては、エンジニアとして自信が持てるようになりました。問題に取り組む他団体の姿を目の当たりにすることで、母国では私よりほかに適切な人材はいないことに気づいたのです。ドイツ北部から帰国すると私は昇進を断り、会社を辞めて、ファミリービジネスを立ち上げました。以前なら怖くてこんな決断はとても下せませんでした。

ひとえにロータリーファミリーのおかげです。ドイツでお世話になった友人やメンター、ファミリーたちは、自分たちが私の人生を変えたとは思っていないのではないでしょうか。これでそのことを知ってもらえたら、と思います」

新世代交換はシムカイさんの人生を変えました。きっとあなたの人生も変わることでしょう。ロータリー会員なら誰でもいつでも同じようなことが体験できます。ぜひ今月はバーチャルな旅に出て、ほかのクラブのオンライン会合に参加してみてください。素晴らしい人びとと出会い、新しい友人を作る中で、ロータリーが世界中で大きく異なることに気づくことでしょう。

オンラインで築いたつながりを土台に発展させていきましょう。今後、また安全なときが来れば、ロータリー友情交換で実際に交換を体験してください。あらゆる年齢層のロータリー会員が参加でき、これもまた素晴らしいプログラムです。

現時点では直接的な面会が限られています。しかし、ロータリーはいつだって機会の扉を開くことを私たちは知っています。つながりを取り戻したいと希求するこの世界の期待に応えるため、コロナ禍の終息後にロータリーの交換プログラムを前よりも力強く実施できるよう、今は準備を進めていきましょう。

 
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Holger Knaack
President 2020-21
 
May 2021
 
For years, Susanne and I hosted many Rotary Youth Exchange students in our home. This program was an entry point to Rotary for me, and my heart is truly in it. When Rotary’s exchange programs were suspended because of COVID-19 to keep students and families safe, we felt sorry, especially for the participants, because those years cannot be repeated.

Because of the many uncertainties of the pandemic, the Rotary Board has decided to suspend in-person exchanges through June 2022. As we look ahead with hope, we thank Youth Exchange officers, host families, and volunteers for their contributions in years past, and we encourage districts to offer virtual exchanges as a way of connecting students around the world with each other and with our communities.

For those who are not able to participate in Rotary Youth Exchange, Rotary offers other opportunities. New Generations Service Exchange (NGSE) is a Rotary program that deserves wider recognition: It is an excellent opportunity for young people ages 18 to 30 to participate in community service as individuals or in a group and to gain internship experience. Simukai Matshalaga, a Rotaractor from Zimbabwe, stayed with us in Ratzeburg during her NGSE experience three years ago.

When I applied for the New Generations Service Exchange program, I did not realize that I was signing up for a life-changing experience. This program gave me that opportunity and much more. It taught me about the importance of failing fast, learning quicker, and being myself.

Some of my greatest experiences happened at the dinner table. The warmth and kindness of every home I lived in still resonate with me today. It took me weeks to understand how a stranger could care for me as deeply as these members of the Rotary family did. I am inspired by the lessons of humility I learned from all the amazing people I met. I came to understand a new culture and realized that the only things that separate us as people are our experiences and, at times, our false assumptions.

Professionally, it gave me confidence in my own abilities as an engineer. Seeing how other organizations handled problems made me aware that the best person to solve the challenges in my country was me. Returning home from northern Germany, I declined a promotion, quit my job, and began building a family business — a decision that previously I would have never made, out of fear.

I am indebted to the Rotary family. I am not sure whether the friends, mentors, and families I left behind knew that they changed my life permanently. I hope they now do.

New Generations Service Exchange changed Simukai’s life. It can change yours, too. All Rotary members can experience something similar at any time: I encourage everyone to take a virtual journey this month and visit meetings of other clubs online. You will see how different Rotary is around the world as you meet great people and make new friends.

Let us build upon these connections forged online — and later, when the time is right, enjoy in-person exchanges through Rotary Friendship Exchange, another excellent program for Rotary members of all ages.

Our ability to meet in person is limited now, but we know that Rotary Opens Opportunities, always. Now is the time to get ready, so that when the pandemic is behind us, Rotary’s exchange programs will come back stronger than before, serving a world that is yearning to reconnect.

2. 米山奨学生からのメッセージ

I have become very busy with my Master’s and Japanese courses…

I have started my second semester of Master’s studies along with intensive
Japanese courses. With a recommendation from my previous professor, I could enter the intensive Japanese courses and I should say it’s quite interesting for me to learn the Japanese language. A new professor has been assigned as my research supervisor. Her name is Prof. Hanako Hosaka. Even though her field of research is linguistics, she is a very good professor in terms of academic background and research capabilities. in the first few days of our working together, I feel like I can have an even more achievable Master period with her. Furthermore, I have taken 6 credits for this semester, two of which are for my research seminar and two others are for Applied English Linguistics and the other two are for Modern English Literature. About my research, I have prepared a draft of my research plan which contains a precise research question and then the methodology I will take to approach my research goal. Moreover, I have suggested two options for the research methods which are accepted by my professor. From now on, I will prepare a set of questionnaires, and most probably in the coming few weeks, I will prepare a google form for surveying purposes. Because the pandemic is still to be tackled, I can not help but have an online research methodology rather than in-person surveying. This itself can emphasize the importance of
my research.

Thank you very much for your time and consideration.
Somaya Salahshoor.

閉 会

点 鐘

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