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第298回 例会2021年5月19日(水)0:00〜2021年5月25日(火)23:59 開催

開 会

点 鐘

ロータリーソング

四つのテスト

会長の時間

2020-21年度会長 大塚 和光

 皆様、おはようございます、こんにちは、こんばんは。どれか当てはまるもので。

 月信5月号では久保田さんが「またまた私事で恐縮です。」と断りながら昨年の誕生日で還暦になられたことを報告しておられます。「私が子供の頃、60歳の方は大人の中の大人という印象で貫禄も十分に、近づき難い存在に見えていた記憶があります。」とも書いておられます。いやあ、確かに。私も子供の頃はそう思っていました。
 久保田さんは「何十年も経ったら自分もこうなれると信じていたのですが、残念、まだ程遠いようです。」とも書いています。そんなことはありません。立派な地区ガバナーだと思います。あと16年経って喜寿、今の私の年ともなられたら、さぞかし、と思えます。言われるように、青少年奉仕はプログラムの中だけではありませんね。私達の日々の立居振舞そのものが青少年育成の第一歩なのだ、という言葉に大いに共感します。

 5月5日「こどもの日」の読売新聞朝刊に「子供の人口1500万人割れ」の記事がありました。総務省が4日付けで発表した4月1日現在の15歳未満の子どもの推計人口は前年より19万人少ない1493万人で1982年から40年連続の減少です。比較可能な50年以降で過去最少を更新し、1500万人を初めて割り込んだとあります。少子化に歯止めがかかりません。
 3歳ごとの年齢区分別にみると0~2歳が265万人と最も少なく、3~5歳が292万人、6~8歳が298万人です。最多の12~14歳でも324万人。年齢区分が低いほど人数が少なくなり少子化が進行しています。男女別では男子が765万人、女子は728万人。女子が少ない。総人口、1憶2541万人に占める子供の割合は前年比0.1ポイント減の11.9%。第2次ベビーブームが落ち着いた75年から47年連続の低下で過去最低とあります。
 放送中のNHKの大河ドラマ「青天を衝け」のワンシーンに栄一の長男が生後数か月ではしかで亡くなる場面がありました。姑が嫁に対して「どんな偉いお殿様だって何十人と子を作って、ちゃんと育つのはほんの一握りだ」「私も栄一の前に2人亡くした」と言って慰めるのです。江戸時代の現実が反映しているセリフです。昔は七五三のお祝いは祝えること自体が本当に大変なことだったのです。徳川11代将軍・家斉は50人を超える子がありながら成人できたのは凡そ半数にすぎなかったそうです。西欧や米国も同様で、19世紀半ばは新生児3~5人の内1人は1歳にならないうちに世を去りました。
 どこかで何回かお話ししていますが、私は5人兄妹です。でも、実際は7人兄弟妹です。2番目と3番目の妹の間に弟と妹が一人ずついたのです。弟は自宅でお産婆さんが取り上げて生まれたのですが1週間ほどで亡くなりました。祖母が「この子は色白で美男子だよ」と言っていたのを子供心に覚えています。床の間のある座敷に寝かされていました。色白の赤ん坊なんて長生きしないのです。3番目になるはずだった妹は病院で生まれ、そして死にました。だから見たことはありません。母はどんな思いだったか知る由もありません。妹が4人いますが、弟が欲しかったなあ。
 バーツラフ・シュミル著「世界のリアルは『数字』でつかめ」に社会の「生活の質」を最もよく表す指標として乳児死亡率があげられています。医療、経済水準、衛生、福祉と全てが揃って初めて数字が低下します。日本はその傾向の先頭集団にいます。これまで子を亡くした親の涙と、社会を向上させた人々の汗の積み重ねの上に今があります。

 立夏も過ぎ、大分陽気が良くなってきました。熱中症死者「1000人以下に」という記事が3月26日の読売新聞にありました。昨夏の熱中症による全国の救急搬送数は6万4,869人、死者数は1,433人で共に過去3番目の多さ。東京23区では死者の9割を65歳以上の高齢者が占め、そのうちの9割が屋内で亡くなっていたそうです。昨年まで3年連続1000人を超えている死者数を出来る限り早期に1000人以下とする目標で熱中症対策行動計画を作成したとあります。
 計画では次の4分野を重点分野に設定し、更に自治体や産業界との連携を強化、4~9月を熱中症予防強化キャンペーン期間として広報活動を強化するそうです。
   ①高齢者らの屋内での熱中症対策強化
   ②各施設での対策促進
   ③新型コロナウイルス対策との両立
   ④五輪・パラリンピックでの対策促進
 夏には東京五輪・パラリンピックを控え、熱中症の関係省庁連絡会議を対策推進会議に格上げし各省庁の対策を一元化して推進するといいます。ということは、意地悪く言えば今まではバラバラにやっていたということです。
 25日の会議では議長である小泉環境相が「熱中症は適切な対策で予防が可能な疾病だ。出来る限り早期に死亡者数を顕著な減少傾向に転じさせる」と述べたともあります。このところ彼は一時ほどメディアへの露出もなくなっていましたが、言葉通りに実行してゆくようにして期待に応えてほしいものです。記事のサブタイトルが「政府計画 五輪・パラなど重点」とあります。こうしたことに「抵抗勢力」などはないものと信じますが,自民党の人寄せパンダと揶揄されているようではいけません。彼の言葉、というかスピーチ・演説には定評があります。更に、実績としての数字を示すよう頑張ってほしいものです。

幹事報告

2020-21年度幹事 石田 裕樹

◆日本のロータリー100周年を祝う会記念式典・祝賀会オンライン視聴のご案内◆
 日本のロータリー100周年を祝う会 記念式典・祝賀会
  日時:2021年5月25日(火)開会13:00 閉会16:30(12:30配信開始予定)
  YouTubeオンライン配信ご視聴用URL  https://youtu.be/n0S389tUijw
  次第(案)は下記よりご参照ください。
  【210519_オンライン視聴のご案内_日本のロータリー100周年を祝う会式典・祝賀会
  【210519_次第案_日本のロータリー100周年を祝う会(2021年5月25日オンライン配信)

 

◆RIバーチャル台北国際大会のプログラムのお知らせ◆
  昨年に引き続きRI国際大会はバーチャルでの開催となりました。
 大会プログラムが発信されましたので、詳細は下記よりご確認ください。
 【RVD バーチャル台北国際大会プログラム with track change

 

◆ハイライトよねやま254号◆ 2021年5月日発行
 下記よりご覧ください。
 【http://www.rotary-yoneyama.or.jp/content/uploads/summary/highlight254_pdf.pdf

委員会報告

出席員会

第297回例会 出席率100%
 会員数4名 出席者4名 欠席者0名

奉仕プロジェクト委員会

◆アーカス湘南RC お米プロジェクト~ご飯を食べてポリオ根絶!~◆

 前回例会会期中の申し込みは1件でした。今月いっぱいで受け付け終了予定としております。まだお米のストックが残っていますので、各種会合などの機会も少なく案内も難しい状況ではありますが、もう一押し皆さんよろしくお願いします。

 
 案内用資料はこちら
 【アーカス湘南ロータリークラブお米プロジェクト案内
 【アーカス湘南RCお米プロジェクト申込書

Make Up

第297回例会のビジターコメント

今回はありませんでした。

Smile Box

第297回例会のスマイル報告

今回はありませんでした。

カレンダー

卓 話

ロータリーに感謝する瞬間 ー「青少年奉仕月間」に寄せて ー

卓話者:アーカス湘南RC 会長 大塚 和光

 

 「友」令和3年4月号の横組み17頁に今年度2780地区ガバナーの久保田さんが表題の文章を寄せています。鎌倉RCが2010年に始めたMC・マイクロクレジット事業に関するものです。支援している二つの村を2011年と2014年の2回にわたり訪問した体験談です。ミャンマー中部の乾燥地帯にあるメティラを訪問するたびに村の発展を実感したそうです。
 その活動の中でロータリーでなければ出会うことのない人々から多くの幸せを貰っているのだなと感じ、幸せを分けてもらって感謝するのは私たちの方なのです、と記しています。そして、文章の最後を「私がロータリーに感謝する瞬間です。」と締め括っています。
 
 この最後の言葉を目にした時、かつて地区のインターアクト委員長やローターアクト委員長として、高校生や、そして特に、若いローターアクターの皆さんと過ごした日々が強烈に、とても懐かしく思い出されました。自分の子供ですと成人したのちは親から離れてゆく感じがあります。自立してゆくわけですから親である私は「見守る」感じになります。離れてゆく感じがあります。インターアクター達には一生懸命さの中に未だ幼さを感じてしまいます。ローターアクターは自分の子供たちと同じ位の年頃なのですが、近づくというか、一緒に同じ感覚で活動に取り組むという感じでした。
 老年期に入った私には実に得難い経験でした。ロータリーでなければ体験できないことばかりであり、まさに「ロータリーに感謝する瞬間」の連続でした。朧気にですが、その頃、地区のRACの集まりでは何度か久保田さんの顔を拝見した記憶もあります。それで、この久保田さんの言葉を表題に頂いて当時のことを青少年奉仕活動の思い出として書いてみようと思います。
 IAでは高校生を引率して数年にわたり何度か台湾を訪問しました。現地のロータリアンのお世話になって、生徒たちとの交流会を持ちました。毎年新しい友情が育まれてゆくのをみて実に有意義な活動だと思ったものです。呼び方というか名前を忘れてしまいましたが一緒に大きな紙風船を作りました。グループごとに絵や文字を書いた風船の中で火を燃やすと空高く昇ってゆきます。夜空に幾つも浮かんでゆく自分たちの風船を目で追いながら目を輝かせていた高校生たちの姿が思い出されます。火事にならないのだろうかと心配する声もありましたが当時の台湾では問題ないとされていたようです。
 夕食会の時に出された北京ダックに頭がついていたものですから女子高生たちが悲鳴を上げました。こわごわ箸をつける様子も今では良い思い出として目に浮かびます。
 もう10年以上も前のことですから記憶が曖昧なところもあります。IAもRAも全てという訳にはゆきませんし、記録写真が残されている内の一つで10年ほど前のローターアクターとの交流を取り上げてみます。もう成人ですから高校生に比べると自主的に様々な活動をされます。年次大会、全国大会などでもロータリーが顔負けするような運営ぶりでした。
 当時、すでにロータリー同様に会員数の減少が言われてはいました。それでも新クラブの設立もありましたし、ロータリアンとの交流も熱心に行われていました。箱根宮ノ下の富士屋ホテルで食事のマナー教室を開いた時には、連れ合いと一緒に出席しました。洋食のディナーでマナーの「お勉強」です。その時、バナナをナイフとフォークで食べる練習をしたのを覚えています。どうやって皮がついたままのバナナを食べたものか頭をひねったものです。メロンは経験がありましたが、バナナは初体験、その時だけでした。皆さんはナイフとフォークをどのように使うのだと思いますか?結構難しいですよ。
 

2010・3・7 RA年次大会

 
 ソングリーダーは随分タクトを振る練習をしたそうです。皆、緊張しまくっていました。
 チェロを弾いている人はEクラブとして発足した時に参加してくれました。今は年賀状のやり取りだけです。Eクラブ、今のアーカス湘南RCは、こうした青年達の為に作られたと聞いて、私でも何かお役に立てるかもしれないと思ったものです。
 

交換留学生や米山奨学生も参加していました。

 

2010・3・13 全国研修名古屋大会
       2780地区からも各クラブの代表はじめアクターが多数参加しました。

 

地元名古屋のホストクラブのメンバーが随分凝った演出を見せてくれました。

 

懇親会には名古屋開府400年のマスコットキャラクター・はち丸も。

 

 
 終了後の「分科会」と称する二次会です。実をいうと、私はこれが楽しみでした。自分の子供達や甥、姪を除けば若い人たちとこうした機会を持つことは普通にはありません。青年会議所や商工会青年部の集まりなどでは「大先輩」として扱われます。いくらこちらが気楽にと言っても私に対する彼らの緊張感が伝わってきます。
 一般の団体では、行政がらみのものも趣味の会でも年配の方ばかりです。時として「大塚さんは若いんだから。」などと言われる始末です。ですから今年、喜寿を迎えた私にとってこうしたことはロータリーでなければ体験できないことばかりであり「青少年奉仕」どころか逆に「高齢者奉仕」と言っても良いくらいです。まさに「ロータリーに感謝する瞬間」の連続でした。
 随分以前のRI会長テーマに「ロータリーを楽しもう」というものがありました。コロナ過がどこまで続くかはさておき、これからも私は機会あるごとに青少年奉仕活動を通じてロータリーを楽しみ、ロータリーに感謝する瞬間を持ち続けたいと思っています。

閉 会

点 鐘

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