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第321回例会2021年11月24日(水)0:00〜2021年11月30日(火)23:59 開催

開 会

点 鐘

ロータリーソング

会長の時間

2021-22年度会長 田代 晴香

皆様ごきげんよう。

 

近年、日本では化石燃料に頼った発電から二酸化炭素の排出量を考えた「クリーンエネルギー」や「再生可能エネルギー」への切り替えを迫られています。主なクリーンエネルギーとしては、太陽光発電、水力発電、風力発電、バイオマス発電、地熱発電などが挙げられますが、このクリーンエネルギーの一つである水力発電と箱根に深い関係があるのをご存知でしょうか?

 

実は、箱根湯本在住33年の私も本例会開始の前日に初めて知ったのですが、箱根湯本には「日本水力発電発祥地跡」という石碑があります。

 

 

この石碑には「明治二十五年 国産発電機第一号」と記されています。
調べてみると、石碑の近くを流れる須雲川から水を引き、「湯本湯端発電所」が造られたそうです。明治24年に京都の蹴上発電所が日本初の事業用水力発電所として運転が開始されていたそうですが、蹴上発電所で使用された発電機は外国製だったことから湯本湯端発電所が日本で2番目の事業用水力発電であり日本初の国産発電機による水力発電所となったそうです。数え切れないほどこの石碑の前を通っていたにも関わらず、その存在を全く知らず恥ずかしい限りです。

また、この石碑から1kmほどの場所には塔ノ沢発電所があり、この発電所は今年の9月に現在稼働している県内最古の水力発電所として公益社団法人土木学会選奨土木遺産に認定されました。今つけている部屋の電気、エアコンに使っている電気、パソコンに使用している電気など、もしかしたらこの塔ノ沢発電所の水力発電で造られた電気なのかもしれないと思うと、自然の力を借りて生きていると感じます。

しかし、クリーンエネルギーや再生可能エネルギーと言っても、発電施設を造ることは少なからず環境を変えてしまい、様々な影響が出てしまいますが、電気の無い世界、或いは、電気使用量を制限された世界には我々はもう生活出来ません。将来も自然と共存できる豊かな暮らしが続くことを祈ります。

 

一般社団法人 日本電気協会 関東支部
電気ゆかりの地を訪ねてvol.27
https://www.kandenkyo.jp/member/pdf/yukari%20vol.27.pdf

幹事報告

2021-22年度幹事 大塚 和光

◆ハイライトよねやま11月◆
米山記念奨学会よりハイライトよねやま11月号がまいりましたのでご報告いたします。
<ハイライトよねやま11月号>

 

◆ガバナー月信11月号◆
下記よりご覧ください。
<月信 2021年11月号>
(※今年度印刷物での配布は行いません。必要な方はダウンロードして印刷ないし保存してください。)

 

【変更あり】◆相模原ローターアクトクラブ11月例会案内◆

11月例会の案内がまいりました。詳細につきましては、PDFデータをご覧ください。

<相模原ローターアクトクラブ11月例会案内>

 

◆ロータリー研究会第50回記念講演会◆

 

◆ロータリーレート◆
11月 1ドル=114円

 

委員会報告

出席委員会

◆出席報告◆
第319回例会 出席率 100%
会員数3名 出席者3名 欠席者0名

 

第320回例会 出席率 100%
会員数3名 出席者3名 欠席者0名

奉仕プロジェクト委員会

Make Up

第320回例会のビジターコメント

前回はありませんでした。

Smile Box

第320回例会のスマイル報告

前回はありませんでした。

カレンダー

卓 話

米山奨学生 ソマヤ・サラショーさん

The new semester has started and I am already busy with it…

The third semester has started and it is going to be partially face-to-face and online. In this semester, I have registered for 11 credits including my research studies. The subjects are going to help extend my knowledge as well as my research capabilities. For some of the subjects, I have to prepare a report while for some of the others, I have to read parts of a predetermined textbook and then whether discuss it online or prepare a presentation for it. Therefore, this semester will be a busy one for me especially when I start to execute my survey and then analyze it for writing a research paper. Last week I had an in-person presentation to some of the undergraduate students of my college. The presentation was in English with a thems of “Self Introduction and Cultural Similliarties Between Afghanistan and Japan”. The presentation was interesting both for me and the audience. We had a nice discussion about it as an ending.
Even though I was not able to proceed that much with my research during the summer vacation, in the last few weeks, I have done a lot of work. Based on my works, I have registered for a conference “KATE Conference” which is going to be held in December this year. For registration purposes, I have submitted an abstract of my paper and one page of my paper. Preparing these two documents, almost inlighted my path towards writing a full paper by the scheduled date around December. Until then, I must conduct my survey which is an essential part of my research works. This coming week I will consult with my supervisor professor to schedule this survey in order to have its results as soon as possible. Thank you very much for your time.

Somaya

第2780地区 地区米山委員会 委員長 三荒 弘道 様

 

それでは始めさせていただきます。

 

 

2780地区 米山委員会の三荒弘道です。所属は平塚RCです。
どうぞよろしくお願いいたします。

 

 

まずは概要を説明します。
ロータリー米山記念奨学事業は、日本のロータリーが作り育てた独自の事業で、34地区、全地区が参加する多地区合同プロジェクトです。
1952年に事業が始まって以来、一貫して、日本で学ぶ外国人留学生を支援しています。
「公益財団法人ロータリー米山記念奨学会」というのは、この事業をおこなうために、日本のロータリーが協同して運営する奨学財団で、財源はすべてみなさんからのご寄付で成り立っています。

 

 

この奨学金の最大の特長は「世話クラブ・カウンセラー制度」です。銀行振込が多い他の奨学金とは違って、米山奨学生にはロータリー活動に共に参加してもらい、交流することを大切にしています。
いったんカウンセラーになると、ロータリークラブの活動そのものに熱心になる方も多く、入会間もない会員にカウンセラーを任せるというクラブもあります。
実際にカウンセラーを体験した方からは、「刺激を受けることが多く、自分の仕事やプライベートに張り合いが生まれた」、「家族ぐるみの付き合いで自分の子どもに国際交流を体験させることができ、ロータリーに入会して本当によかった」という声が寄せられています。

 

 

終戦翌年の1946年、“日本のロータリーの父”と呼ばれる 米山梅吉氏が亡くなりました。
3年後の1949年、戦争のため解散を余儀なくされていた日本のロータリーが、国際ロータリーへ復帰します。
戦後、落ち着きを取り戻すにつれ、梅吉氏の功績を永遠に偲ぶことができるような、何か有益な事業をやろうではないかという声が大きくなってきました。
当時の日本はまだ食糧事情もはかばかしくなく、会員たちは「クラブへ行けばお茶を入れてもらえる」と、弁当を持参し、ストーブを囲みながら熱心に議論をしていたそうです。(『ロータリー米山記念奨学会25年史』より)
そして1952年、東京RCの古沢丈作会長が「米山基金」の構想を発表しました。これは、アジアから優秀な学生を招いて学費を援助し、二度と戦争の悲劇を繰り返さないために“平和日本”を肌で感じてもらいたい、というものでした。
こうして、東京RCが始めた「米山基金」は、わずか5年で、日本の全ロータリークラブの共同事業として継承され、1967年には財団法人ロータリー米山記念奨学会が設立されました。

 

 

米山奨学事業は、日本のロータリー独自の活動として作られ、発展してきました。このため、ロータリーの活動ではあるものの、国際ロータリーとは一線を画す状況が続いていました。そうした関係が次第に変化してきたのは2000年に入ってからです。
2004年11月のRI理事会では、「奨学金の授与を通し、世界理解と平和に貢献されている財団法人ロータリー米山記念奨学会を称賛する」とされ、ロータリー米山記念奨学会が「多地区合同奉仕活動」(現在は多地区合同活動)の手続きを取ることにより、ロータリーの名称やロータリーマークを今後も引き続き使用することを認める、ということが決議されました。
2007年には全34地区からの同意を得て、RIの定める多地区合同奉仕活動として、すべての手続きを完了しました。
そして2014年1月のRI理事会では学友の定義が拡大され、米山学友も「ロータリーの学友」となりました。これを受けて、2016年のソウル国際大会には世界中から多くの米山学友が集まり、ロータリーファミリーの一員として参加したのです。

 

 

米山奨学金について少し詳しく見ていきます

 

 

米山は、外国人留学生を対象とする民間の奨学金では国内最大規模です。
今年4月からスタートした2021学年度は、日本全国で910人(前年度883人)が現在、各ロータリークラブでお世話をいただいています。累計では世界129の国と地域から2万2,267人を支援しています。奨学生の国・地域別の割合はグラフのとおりです。累計では中国、韓国、台湾が多いですが、最近ではベトナムからの留学生が急増しており、現役奨学生の中では中国に次いで多くを占めています。

 

 

今年の奨学生を含む累計人数の国・地域別一覧です。
中国が7,406人、韓国が4,592人、台湾が3,527人、以下はご覧の通りとなっています。

 

 

米山奨学生の採用は、全国統一の基準があります。
「将来の目標・留学の目的がきちんとしているかどうか」
「交流への熱意があるかどうか」
「人柄の良さ」
「コミュニケーション能力の高さ」

 

詳しい評価項目は公表していませんが、全国統一の評価項目を使って、各地区の選考委員会が面接選考をしています。もちろん、応募書類の審査もしています。
ロータリー米山記念奨学会は2012年に公益財団法人となり、
より一層の公平性・透明性を確保するため、このように全地区共通の選考基準で選考をしています。
そのうえで、例えば「国籍や県別割合の調整」「地区独自に実施するグループディスカッションの評価」など、地区の裁量を加えて良いことになっています。
米山奨学金はお金に困っている留学生の経済支援ではありません。
珍しい国だから、生活に困っているから、学校の成績が優秀だから・・・。いずれも、ただそれだけでは米山奨学生に合格しないのです。

 

 

当地区では今年度、32人の奨学生を受け入れています。出身国・地域は、中国、マレーシア・韓国、台湾。スウェーデンやコロンビア、アフガニスタンからの奨学生も採用されています。来年、2022学年度の割当数は31人、これに加えて、海外応募の奨学生などが加わる可能性があります。

 

 

昨年、コロナ禍ではありましたが、その中で対策を行いながら交流を行いました。

 

 

コロナで例年のような交流ができない中ではありましたが、その中で出来ることを考え、米山奨学生の交流を行うことができました。鎌倉R Cご協力によりまして、鎌倉高徳院において日本文化を体験し、材木座海岸にてバーバキューを行いました。

 

 

こちらも感染対策を行いながらとなりましたが、
平塚ラスカホールにて、昨年度初開催となりました米山学友会の同窓会を開催いたしました。学友同士の交流だけでなく、第4代よねやま親善大使を勤められましたカレンさんの講演、さらには米山学友会 ルイ会長の現状報告が行われました。

 

 

米山奨学金について少し詳しく見ていきます

 

 

2020ー21年度の寄付金収入は13億3,684万円(前年度13億3,600万円)と、その前の年度とほぼ同額でした。

上段グリーン色の有価証券の配当金(※1)は、事前の取り決めにより、奨学金にのみ使用しています。みなさまのご寄付はほとんどが奨学金に使われていますが、奨学金以外、例えば地区や世話クラブへの補助費、事業部門の職員人件費などにも一部使われています。
米山奨学事業は、規模が非常に大きい事業であるにもかかわらず、管理費は支出のわずか3%です。
昨年度は、事務局のコロナ対策にかかわる物品購入があり、管理費がわずかに利子収入を超えてしまいましたが、基本的には利子収入で賄っていくよう努めています。
(※1)2016年9月に坂本ドネイション・ファウンデイション株式会社(SDF社)から当財団に寄贈された株式の配当金となります。

 

 

昨年度の全国平均は15,516円でその前の年度より全体で500円ほどアップ。最も高かったのは、第2590地区(神奈川県横浜市・川崎市)の27,421円でした。
当地区はピンク色の棒グラフで、一人あたりの平均は昨年より700円ほど減少しましたが19,633円、全国で7番目のご寄付をいただきました。皆さまのご協力に心より感謝申し上げます

 

 

もう少し詳しく見てみますと、当地区の個人平均寄付額19,633円のうち、普通寄付金は平均4,800円、全国平均は4,865円。また、特別寄付金は14,833円、全国平均は10,651円でした。

 

 

次は、特別寄付者の割合です。
棒の高さは会員数の多さを示しています。会員の中で、個人として特別寄付をした人の割合が黒い部分です。全国平均は45.8%、当地区は72.6%でした。
ちなみに、トップは第2650地区(福井・滋賀・京都・奈良)で、約83%のロータリアンが特別寄付をしています。

 

 

過去6年間の当地区の傾向を見てみますと、、、

 

 

 

年間寄付金総額は2017年にいったん上がりましたがその後は下降傾向です

 

 

特別寄付をしていただいた方の割合も下降傾向で

 

 

個人平均寄付額についてもやはり下降傾向にあります。

皆様のご協力のほど何卒よろしくお願いいたします。

 

 

2780地区の寄付金についてですが、表の通りになっています。

コロナ禍により累計400万の減少しています。この金額が減ることにより、米山の奨学生の受け入れ人数を減らすなどの対策を取っていますが、なんとかたくさんの奨学生を受け入れ、日本との架け橋となる学生を受け入れていきたい考えております。何卒ご協力お願いいたします。

 

 

 

巣立った奨学生のOB組織、米山学友会は日本に33、海外に9つあります。
日本は34地区なので1つ足りないように見えますが、日本の全地区に学友会があります。それぞれ、親睦を深めたり、自主的に社会奉仕活動をしたり、ロータリーの活動に協力したりしています。

 

 

各学友会ではさまざまな活動をしています。昨年度の活動を一部ですがご紹介します。
左上、第2840地区(群馬)学友会では、地域のお祭りで飲み物を配布したり、ゴミの分別をするボランティアを引き受けてくれました。
右上、第2750地区(東京)学友会では、カンボジアの子どもたちに読書の習慣を身に付けて欲しいと、小学校へ本や文具を寄贈しました。
左下、関西学友会(大阪)では、ローターアクターと一緒に和食文化の体験会を開催しました。
右下、第2790地区(千葉)学友会は毎年、地区内のロータリー学友やロータリアンに声を掛け、「ロータリーデーBBQ大会」を開催しています。

 

 

海外の米山学友会も頑張っています。
左上、台湾米山学友会です。台湾に留学する日本人への奨学支援は今年11年目を迎え、累計36人の日本の若者を支援しています。
右上の韓国でも、先程の台湾にならって、日本人留学生への奨学金を支給してくれています。今年で累計14人の日本人がお世話になっています。
左下、マレーシア学友会では、子どもの通学時のマスク着用が義務づけられたことにより、国内各地の学校に大量のマスクを寄贈しました。
右下は、スリランカ学友会です。健康診断に行くこともできない貧しい村で医療キャンプを実施し、薬や老眼鏡を提供しました。

 

 

米山奨学会が財団設立50周年を迎えた2017年から、2年に1度、世界の学友が集まる「集い」を学友会主催で開催しています。
今年は、本来であれば台北で開催予定でしたが、残念ながらコロナのため中止となりました。
次回は2年後の2023年8月、関東の10地区学友会の協力で主催する「再会 in 関東」が開かれる予定です。
詳細については、米山奨学会ホームページなどで随時ご案内しますので、ぜひご参加ください
<参考>
過去に開催された世界米山学友の集い
1回目:2017年「感謝in熊本」
2回目:2019年「絆inモンゴル」
(2021年「出会いin台湾」がコロナのため中止)

 

 

巣立った奨学生たちは、個人としてもさまざまな形で活躍しています。教育や研究、NPOやNGO、起業する者などあらゆる分野にわたっています。
豆辞典や米山学友の群像といった米山の資料で多くの学友を紹介しています。ぜひご覧ください。
ロータリーに親しんだ学友たちは、卒業後も、ロータリーとのつながりを持ち続けたいと願っています。
その1つとして、ローターアクトに入会する学友、また、ロータリアンとしてクラブに入会する学友がいます。
現在、ローアリアンになった学友は257人おり、その中には、ガバナーになった学友も3人います。
また、米山学友が中心となって設立したロータリークラブは国内外に5つあるほか、昨年度は米山学友が中心となった衛星クラブが第2570地区で設立されました。
<参考>
※ガバナーになった米山学友
1人目:韓国の林隆義さん(リムユンウィ/1997-98年度 第3650地区ガバナー)
2人目:台湾の許国文さん(きょこくぶん/2005-06年度 第3490地区ガバナー)
3人目:台湾の林華明さん(りんかみん/2015-16年度 第3520地区ガバナー)
※韓国では2016年に、米山学友による衛星クラブ、「韓国米山セソウル・ロータリー衛星クラブ」が設立されましたが、残念ながら現在は解散しています

 

 

米山記念奨学事業の成果、それは「学友」そのものです。
2011年、東日本大震災が起きた時に、発生直後から日本の無事を願うメッセージが相次いで寄せられ、国内外の学友から760万円の義援金が送られました。
熊本大地震の時にも、上海米山学友会から20万円が寄せられました。
※クリック!(熱海土砂災害義援金のデータが表示されます)
そして今年7月、熱海で発生した土砂災害のニュースを見た台湾学友会がすぐに募金を開始し、米山学友60人から寄せられた150万円を台湾から送金してくれました。

こうした日本で起きた災害への義援金以外に、米山奨学会へ寄付してくれる学友がの寄付のほとんどはロータリアンによるものですが、実は学友からも、先ほどの義援金以外に、累計3,980万円の寄付をいただいています(2021年6月末)。
毎月1万円、毎月2,000円など、こつこつ継続して送金してくれている学友もいます。
こうした「寄付」という形でのロータリーへの恩返しは、他のプログラムではあまりみられないものです。

 

 

米山奨学金について少し詳しく見ていきます

 

 

まずは危機管理について。
米山奨学生は、ほぼ全員が成人しているとはいえ、まだ大学・大学院で勉強する学生です。青少年交換学生と同様に、彼らの安全を常に気にかけてくださいますよう、お願いします。
①自然災害の場合。有事の際、奨学生と世話クラブ役員、または、奨学生と地区米山委員会、あるいは学友も含めたSNSグループを作っておくと、いざというときに迅速に確認を取ることができます。
②病気や事故。留学生は国民健康保険に加入しているので、医療費は3割負担ですが、入院・手術の際に必要な高額医療費の申請手続きは、外国人にとって非常に難しいものです。また、海外でのケガや病気は不安が大きいので、できる限りケアをお願いします。米山記念奨学会では、2020年4月から、現役奨学生が例会出席の道中に起きた事故や病気に対する保険に加入しています。何かあれば申請してください。
③ハラスメント。セクハラ・パワハラに巻き込まれないために、奨学生とできるだけ接しないようにする…というのは、事業本来の目的から遠ざかるものです。米山奨学会では専用電話ダイヤルを設けており、奨学生はもちろん、ロータリアンも相談可能です。また、ロータリアンが訴えられた場合の賠償責任保険もありますが、適用範囲は、ガバナー、クラブ会長、地区米山奨学委員長などです。
いずれの場合も、何か問題が発生した場合は、まずは地区米山奨学委員会へ迅速な報告・相談をお願いします。
参考:『カウンセラー・ハンドブック 2020学年度』 p22-23

 

 

公益財団法人ロータリー米山記念奨学会は、実際の奨学生の選考、お世話などの業務を、地区・ガバナー・世話クラブへ「委託」する形となっています。これまではその点を明文化することなく運営してきましたが、内閣府からの指摘により、「業務委託に関する規程」を整備しました。
そして2020学年度採用分から、「米山奨学会」と「地区」との間でまず覚書を交わし、続いて「地区」と「世話クラブ」との間で覚書を締結していただいています。これは、1回限りではなく、毎年実施するものです。奨学生に関してやっていただく内容はこれまでと変わりなく、互いの位置づけを改めて明文化した、ということになります。今年も12月頃からガバナー・ガバナーエレクトと奨学会との間で覚書を交わし、来年2月頃から、地区と、世話クラブ会長・会長エレクトとの間で覚書を交わしていただきます。どうぞよろしくお願い致します。
<参考>
※ロータリー年度(7~6月)と奨学生の学年度(4~3月)が異なるため、地区においてはガバナーとガバナーエレクトの連名、世話クラブにおいては会長と会長エレクトの連名によるサインが必要です
※地区では2021学年度奨学生の世話クラブが決定次第、正式採用までの間に、世話クラブとの覚書締結を行っていただくことになります。

 

 

公益財団法人ロータリー米山記念奨学会は、昨年、内閣府賞勲局(しょうくんきょく)から、「紺綬褒章(こんじゅほうしょう)」の公益団体に認定されました。これにより、2018年9月12日以降のご寄付で、個人の場合は500万円以上、団体・企業などは1,000万円以上を当会へ寄付していただき、定められた条件を満たした場合に、紺綬褒章の授与申請をいたします。あらかじめ申し出ていただいた場合には、分納による寄付も可能です(分納期限に制限はありません)。
紺綬褒章とは、公益のために私財を寄付し功績顕著なる方々に対し、天皇陛下から授与される栄典です。関心のある方は、米山記念奨学会事務局へお問い合わせください。

 

 

このたび、米山初の紺綬褒章受章者が誕生しました。
国際ロータリー第2630地区(岐阜県・三重県)上野RCの丸山統正(まるやまむねまさ)氏が、米山奨学会へ多額の寄付をしたことにより、今年5月紺綬褒章を受章されました。7月6日のクラブ例会にて褒章伝達式が行われ、米山奨学会の水野 功副理事長から丸山氏へ褒状が贈られました。

 

 

現在、「ロータリーの学友」は、次のようなプログラムに参加したことのある人を指します。
インターアクト、ローターアクト、RYLAは皆さんよくご存じだと思います。留学生支援というくくりで言うと、ロータリー平和フェロー、グローバル補助金または地区補助金によるロータリー奨学生、ロータリー青少年交換学生、そして、米山記念奨学生もロータリーの学友です。
<参考>
これ以外には、新世代交換、職業研修チーム (メンバーとリーダー)、国際親善奨学金、大学教員のための補助金、研究グループ交換(メンバーとリーダー)、ロータリー・ボランティアなどが含まれる

 

 

コロナ禍ではありますが、年内は以上の内容を行う予定ですが、状況次第では変更いたしますので、予めご了承ください

 

 

続きまして、こちらが2022年の事業となります。

 

 

以上となります。ご静聴まことにありがとうございます。

閉 会

点 鐘

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