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第337回 例会2022年4月20日(水)0:00〜2022年4月26日(火)23:59 開催

開 会

点 鐘

国 歌

ロータリーソング

四つのテスト

会長の時間

2021-22年度副会長 原 いづみ

皆さん、こんにちは!第337回例会へようこそ‼

 ・・・と、こうして例会において「会長の時間」でご挨拶するのは、2019年6月末に、2年間務めさせていただいた会長として最後の第208回例会以来です。代役とはいえ、まさかこんなに早くこちらでご挨拶することになるとは全くの想定外でした。

 4月に入り、田代会長の突然の不在により2週間ほど例会の開催を見合わせておりました。しかしながら、今後もしばらくこの状態が続くと思われるため、急遽このような形で例会を開催させていただくことといたしました。過去の会長在任時には、普通では考えられないような、考えもしなかったことをこのクラブでは何度となく経験してきておりますが、今回もまた然りです。
 一日も早くこの状況が改善されることを願っておりますが、当面は会長の代わりを務めさせていただくことになるかと存じますので、ご協力よろしくお願いいたします。

 さて、今回こちらで久しぶりにご挨拶させていただくにあたり、3年前の会長在任時に何を書いていたかと思い、原稿のファイルを久しぶりに開いてみました。大学・大学院の学生の頃、論文を提出する前に何度も誤字・脱字のチェックをしていても、後で見返すとまた誤字を発見、ということが何度もあり、一度自分の手を離れた物は読み返すということは滅多にしないのですが、久しぶりにやってみたら案の定発見。しかし、一度ワードで原稿を書いたものをコピーしてシステム上に貼り付けているため、例会の編集時において訂正はしているかもしれませんが・・・。
 と、少々はなしがズレましたが、3年前の原稿を見返すと、書いてある内容から察するに例会の開始日が4月17日でして、そしてこの例会が200回記念例会でした。当時も勿論書いておりましたが、4月19日はロータリーの創始者であるポール・ハリスの誕生日であり、この時期はロータリー関係のSNS等ではちょっとしたお祝いムードになりますが、4月20日は、当時「かながわ2780ロータリーEクラブ」と名乗っていたこのクラブがRIから加盟認証が下りた記念日でもあります。久しぶりに旧名称を書きましたが、懐かしいです。
 
 クラブの名称変更は、言うまでもなく規定審議会での“Eクラブ”に関する規則の変更に伴って当クラブでも検討され、変更に至ったわけですが、コロナの感染拡大により、既存スタイルのクラブでもオンライン例会が広く導入されるようになり、今ではすっかり様変わりしたと言っても過言ではないのではないでしょうか。

 『ロータリーEクラブというと、未だにどのように例会をやっているのかと訊かれます。そしてその度に、「皆さんのクラブと同じよう、既存スタイルのクラブと中身は同じです。ただ、それらが文字や動画になっているだけです。」と答えるわけですが、あまりこうしたことを書くのは相応しくないと思いつつ敢えて書きますと、やはり“Eクラブ”というと偏見を持たれている方も少なくないようで、中には以前にも書きましたが「Eクラブなんて(メークアップで)適当にコメント書いて500円払っておけばいい、そんな程度のクラブ」などと言われたこともありました。一方ではメークアップで参加してみたことで「たまたまクラブが来と違った電子式的例会運営をしているだけの感じで、しっかりとした例会をされている」と、まぁお世辞も入っているのは重々承知しておりますが、それでもこうした話を少しずつ見聞きする機会も増えてきたことは、せめて例会だけはしっかり運営していきたいと念頭に置いてきた私にとっては手前味噌ですがとても嬉しいものです。』

 何を基準に「立派な」あるいは「良い」クラブとするかは分かりません。会員数が多く、大きなクラブがそれであるならば、このクラブは落第でしょう。しかしながら、大きなクラブが立派なのかと言えば、私は必ずしもそうとは思いません。勿論、今のこのクラブの状況、会員数は決して良い状況と思っているわけではありませんが、しかし、「会員が少ないから何も出来ないでしょう」と言われてきているものの、クラブの実績はどうでしょうか。奉仕活動も自分たちに出来る限りのところでしっかり活動し、また、寄付についてはロータリー財団にしても米山にしても、ここ数年は常に上位に入っています。少なくとも、前述のような酷い表現をされるようなクラブではないでしょう。

 3年前のこの時期、ウェブサイトの改ざん被害とその復旧対応でバタバタしていたのでしょう、「何事もなく無事にやり過ごすことが如何に難しいか、これは特に例会に限ったことではありませんが、普通のことを普通にすることの難しさを痛感してきました。何事もなかったかのように開催されてきた例会でも、皆さんの見えないところではドタバタしてたこともあったのですよ。」と書いてありました。
今また、改めて普通のことを普通にするのが何故こんなにも難しいのかと、決して難しいものではないはずなのに、何故出来ないのかと思っています。

 「私の残りの任期中例会はあと8回ですが、これからも一回一回例会を重ね、300回、500回、1,000回と、記念の例会を迎える日が来たら素晴らしいことだとは思いますが、そうした例会を迎えることができるかどうかは皆さん次第です。」、300回は迎えられましたが・・・、です。
今年度、残りの例会はやはり8回ありますが、次年度に向けた動きも徐々に本格的に始まっています。ゴールデンウィーク前に地区協もあります。この2年コロナの影響で対面式では開催出来なかったので、久しぶりに集まっての地区協になります。大勢の地区内他クラブの方とお目にかかれる久しぶりの機会でもあるので、楽しみ半分、勉強は二の次で。(笑)

幹事報告

2021-22年度幹事 大塚 和光

◆ロータリーレート◆
 4月 1ドル=122円

 

◆ガバナー月信4月号◆
 下記よりご覧ください。
 【月信2022第9号_2
  (※今年度印刷物での配布は行いません。必要な方はダウンロードして印刷ないし保存してください。)

 

◆財団学友からチャリティーコンサートの案内◆
 財団学友の前川 朋子さん(1996-97年度国際親善奨学生)より、「北欧フィンランドの調べvol.3」のご案内をお預かりしました。
 夜の部は、ウクライナのためのチャリティーコンサートとなるそうです。
 詳細は下記よりご覧ください。
 【北欧フィンランドの調べ

 

◆2022年 規定審議会説明会◆
 ◎日 時:2022年 5月26日(木)15:00〜16:30(受付開始:14:45)
 ◎場 所:藤沢商工会館ミナパーク6階「多目的ホール1、2」

 

◆ハイライトよねやま265号◆ 2022年4月13日発行
 下記よりご覧ください。
 【http://www.rotary-yoneyama.or.jp/content/uploads/summary/highlight265_pdf.pdf

委員会報告

出席委員会

第336回例会 出席率 66.6%
 会員数 3名 出席者 2名 欠席者 1名

奉仕プロジェクト委員会

◆アーカス湘南RC お米プロジェクト Vol.3 ~ご飯を食べてウクライナを支援~◆

これまでポリオ根絶のための募金活動として行ってきたお米プロジェクトを、人道危機に瀕するウクライナの人々を支援するための緊急募金活動へと切り替え実施しています。
基本的概要はこれまで続けてきたポリオ募金の内容と変わりませんが、2022年4月29日受付分までをロータリー財団の災害救援基金に全額寄付いたしますので、身の回りの方へのご案内よろしくお願いいたします‼

アーカス湘南ロータリークラブお米プロジェクト案内 Vol.3(ウクライナ支援Ver.)
お米プロジェクト申込書(ウクライナ支援Ver.)

Make Up

第336回例会のビジターコメント

小田原北ロータリークラブ 林 淳 様


ロシアのウクライナ侵攻による一般市民の被害状況が連日報じられています。
これに対し、会長挨拶にあるように、アーカス湘南ロータリークラブの「 お米プロジェクト Vol.3 〜ご飯を食べてウクライナを支援〜」の支援活動には、タイミングも良く、感銘を受けています。
ロータリークラブでは、米山奨学金制度や、青少年交換プログラムが行われていますが、このような地道な活動が長い目で見て戦争を防ぎ、将来の平和に役立つと考えられ、今後も力を入れていく必要があると感じます。

 

川崎ロータリークラブ 元沢 伸夫 様


在の「ポリオ根絶お米プロジェクト」をウクライナ支援に移行することが決定され始動しているという、会長のお話をお伺いし、非常に速い意思決定とアクションで素晴らしいと感じました。まさにロータリーが時間をかけずに各クラブごとにできる範囲での対応を迅速に行うことが今大事な事だと感じました。

Smile Box

第336回例会のスマイル報告

前回はありませんでした。

カレンダー

卓 話

きものがたり歳時記(二十一)

卓話者:十一代目 大塚重郎右衛門 様

 
 着物姿が珍しいものとなって久しい。日本人の衣食住、全てに亘ってすっかり洋風化が進みました。
よって俳句の世界でも着物に関する事柄を詠んだ句を見ることも少なくなったと思う。きものが非日常の物になった事を寂しく思う者の一人として、又、腰折れを作り続けている者として歳時記を読み直してみようと思います。

 昭和四十八年文芸春秋社刊、山本健吉編の季寄せの秋袷の項を見る。

 秋袷
  初秋の末ごろからまた用いる。昔は陰暦十月一日、袷から綿入れに衣替えをやった。後の袷
   雨の日の客と出でたつ秋袷     石鼎
   つつましや秋の袷の膝頭      普羅 

 涼風が立って秋めいてくると、そろそろきものだな、と思うのが普通の感覚でした。その着物は所謂袷なのですが、
袷そのものは夏、それも初夏の季語とされています。
 
  今では冬も綿入れを着ることがなく、綿抜きの袷ということもなくなったから、袷に替えた感触も昔ほど強くない。
素肌に着た袷を素袷と言う。初袷・袷時・古袷・絹袷。
   袷着て照る日はかなし曇る日も    鷹女
   袷着て母より父を恋ふるかな     敦 

立春を過ぎたころ、綿入れから袷に戻ります。

 春袷
  春の袷。女は色も淡く、柄も明るく華やかである。
   咳去って身体軽しや春袷      鬼灯

 ところで、袷(あわせ)とは、そのまんま、裏地と合わせている着物、裏地付きの和服のことです。ウールや化繊の着物は多少捉え方が違う場合もありますが。袷とか単衣とかというのは仕立て方の言葉です。生地の厚さ薄さ素材に関係なく、普通、袷着物には裾周りや襟の裏などに八掛(裾回し)という布地、肩から背中のあたりにかけて胴裏という裏地が付いています。裏地がついて二重になっていたら、それは袷の着物です。ただ、この仕立て方は絹素材の着物に多く、地域や気候によって多少の違いはありますが、十月頃から四月下旬頃に着る着物です。
 胴裏は、昔、昭和四十年代頃までは、若い娘さん用には時色(薄いピンク)を付けました。年配の方は薄い鼠色を使いました。これは色を掛ける、つまり、染めることにより黴を防ぐ意味もありました。今では防黴加工が進みましたし、礼装が多くなったこともあり、殆ど白ですね。
 八掛には色々な色があります。着物を何枚もお持ちの方はご存知だと思いますが、八掛けは特に裾周りが足さばきの時にめくれて見えるので、お誂えの際には色合せに気を配りセンスを見せる、着物好きにとっては大事な裏地です。
 
 袷の特殊なものとして紗袷と胴抜袷があります。
 紗袷というのは紗の布を二枚合わせるのが本来ですが、絽と紗を合わせることもあります。六月後半に着ますが、着てみると存外暑いようです。絽や紗を使っているとはいえ構造は袷ですから風通しは悪いわけで。
 胴抜き仕立ては八掛のみを付けて胴裏地は使わない仕立て方です。背中と胸は単衣です。胴抜き袷は少しでも涼しく袷を着たいという昔の人の工夫なのです。

 よくお尋ねがあるのが所謂着物のTPOについてですが、袷は秋、冬、春と、一番長い期間着られます。最近の結婚式など、夏でも冷房が完備されている会場では袷の着物を着ている方が多いようですね。逆に単衣を二枚重ねで冬に着てもいいんですよ。長襦袢の上にもう一枚を中に着るんです。襟が出て面白い組み合わせになったりします。綿紬、会津木綿、川越唐桟などお洒落な着物、着付になりますよ。記録では平安時代の十二単など実際は二十八枚重ね着したという例もあるようです。寒いんですよ、ね。
 数世代前迄、一般には着付、着方は随分自由だったと言えます。普段着が着物ですからね。「よそ行き」とか「晴れ着」の感覚はまた違うものです。まだまだ訳知りに口うるさい人もいますね。堂々と正面に来て言えばいいのに陰でこそこそ言うんですよねえ。着物の「格」さえ間違わなければ、単衣・袷はもう個人の自由でいいと思います。洋服だって同じなんだが。真冬にTシャツ一枚もないし、毎日燕尾服で会社に行きますかね。
 ただ、真冬用の物を夏に着ると、やっぱり変ですけどね。逆も然り。また、本来浴衣は家の中でのみ一年中着られますが、外には行けないっていうこと。今でも浴衣じゃ外は歩かない老婦人は多いです。旅先の宿屋はともかく、今、若い人が着て出歩いているのは浴衣ではなくて単衣の街着というべきものです。だから着付が違うはずなのですが。          まぁ、時代によって変わりますから臨機応変に考えるのは良いことですよ。今、和服と言われている着物だって、元禄頃か精々安土桃山時代からの形ですからね。

 

※本稿は阿夫利嶺俳句会の月刊誌「阿夫利嶺」に掲載されている連載を編集して掲載しております。※

閉 会

点 鐘

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