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第378回 例会2023年3月8日(水)0:00〜2023年3月14日(火)23:59 開催

開 会

点 鐘

ロータリーソング

四つのテスト

会長の時間

2022-23年度会長 大塚 和光

 皆様、おはようございます、こんにちは、こんばんは。どれか当てはまるもので、先ずは、ご挨拶。2022-23年度会長を務めます大塚和光です。どうぞ、よろしくお願い致します。

 本日、3月8日は国連が定める「国際女性デー」だそうです。なんとなく耳にしたことはあるけれど、実際どのような日で、どのようなことをするのか、よくわからない人も少なくないのではないでしょうか。この日は、世界中の女性の功績を称え、公平さを実現するには今後も努力が必要であることへの認識を高める日とされています。SDGsの目標5「ジェンダー平等を実現しよう」との関係も深いのです。
 
国際女性デーを祝う

 RIは「2023年国際女性デーを共に祝いましょう!」と呼びかけています。ロータリーは数日間にわたるバーチャル記念行事を実施する予定で、世界中の女性が社会人や地域社会のリーダーとして直面する障壁について認識を高め、変革のために皆で行動を起こすためのコミュニティを築くことを目的としています。英語で行われる本行事はロータリーの会員、非会員を問わず、すべてのジェンダーの人が参加できるとされています。
 最初の行事は3月8日にフェイスブックで開催され、ジェニファー・ジョーンズ会長、ニッキー・スコット副会長、その他のゲストを含めてのライブセッションで無料です。
 

日本の働く女性の現状
 ここでは先ず日本の現状からみてゆきましょう。
 世界銀行が1日に発表した190カ国・地域の経済的な権利を巡る男女格差調査によると、日本は昨年の80位タイから103位タイに大きく順位を落としました。世界経済フォーラム(WEF)が発表した「ジェンダー・ギャップ指数2021」でも、日本は153カ国中120位。特に経済・政治分野で大きく遅れをとっており、日本では女性が社会で十分活躍できていないことを示しています。
 更に新型コロナウイルスの感染拡大により、保育園の休園や小学校の休校・学級閉鎖が相次ぎ、男女の育児・家事負担の偏りも表面化しました。子どもが家にいることで仕事を持つ母親に大きな影響が出ており、出社できない、働けないという声が広がっています。女性の働く環境が不安定になればなるほど、男性と女性の経済格差がさらに広がっていくという悪循環を招きかねない状態です。
 日本や世界で女性の経済・政治分野への参加を推進し、ジェンダー平等を実現していくためにはどうしたらいいのでしょうか。それについて考え、アクションする日が「国際女性デー」なのです。

国際女性デーとは?

 国際女性デーとは、女性の社会参加と権利向上を呼びかける日のことです。その起源には諸説あるのですが、1904年3月8日にアメリカの女性労働者が婦人参政権を求めて起こしたデモがきっかけだと言われています。この動きは次第にヨーロッパなどにも広がっていき、1975年、国連が3月8日を「国際女性デー(International Women’s Day)」に制定しました。
 イタリアでは3月8日は「ミモザの日」とも呼ばれており、日ごろの感謝の気持ちを込めて、母親や妻、同僚といった大切な女性に黄色いミモザの花を贈る習慣がありました。このミモザの日が世界各地に広がりを見せ、ミモザの色である黄色は「国際女性デー」のシンボルカラーとしても知られるようになったのです。
 国際女性デーには毎年国連がテーマを定め、そのテーマにちなんだディスカッションが行われたり、女性たちが自分たちの生き方について考えたりする機会を提供しています。2022年のテーマは「持続可能な明日に向けて、ジェンダー平等をいま」です。 
 

海外での取り組み

 アフガニスタンやカンボジア、キューバ、ネパールなど、世界では国際女性デーを祝日に定めている国が25カ国以上あるといいます。また、祝日にこそなっていないものの、イタリアの「ミモザの日」のように国際女性デーにちなんださまざまな取り組みを行ってい
る国は少なくないのです。以下にその一部を挙げます。
 

アメリカ
 国際女性デーには、各都市でその年のテーマに沿ったイベントなどを開催。また、3月いっぱいを「女性史月間」と定め、歴史における女性の貢献を称える期間としています。
 
フランス
 経済格差の解消や女性への暴力反対を訴え、各地でデモが行われることが多い。昨年の国際女性デーにはパリ市内で女性の権利や性被害防止などを訴える大規模なデモが行われました。
 
中国
 「女神節」「女王節」などとも呼ばれており、働く女性は午後から半日休暇を取得することが推奨されています。女性はショッピングや食事を楽しんだり、男性から女性へプレゼントが贈られることも。
 
ベトナム
 3月8日の国際女性デーのほか、10月20日も「ベトナム女性の日」として制定されています。どちらの日も男性から女性に感謝の気持ちを伝えるとともに、花などのプレゼントを贈る習慣があります。
 

 このような国としての取り組みのほか民間の企業・団体による企画も増えてきています。例えば、着せ替え人形「バービー」で知られるアメリカのマテル社は、バービー人形生誕60周年の2019年に国際女性デーに合わせて世界で活躍する女性20人のバービー人形を発売。その中には、日本勢ではじめて四大大会シングルスを制覇したプロテニスプレ¬ーヤーの大坂なおみさんや、ユニセフ親善大使で司会者としても活躍する黒柳徹子さんをモデルにしたものもあり、日本でも話題になったそうです。

幹事報告

2022-23年度幹事 原 いづみ

◆ロータリーレート◆
 3月 1ドル=136円
 

◆ガバナー月信3月号◆
 下記よりご覧ください。
月信2023 第9号 
 

◆「水と衛生月間」のリソース◆
 詳細は下記よりご覧ください。
 【2023年3月|水と衛生月間

委員会報告

出席委員会

第377回例会 出席率 66.6%
 会員数 3名 出席者 2名 欠席者 1名

奉仕プロジェクト委員会

ご案内、お声がけをお願いいたします。

アーカス湘南ロータリークラブお米プロジェクト案内 Vol.4
申込書

Make Up

第377回例会のビジターコメント

大阪御堂筋本町ロータリークラブ 安藤 康雄 様


今週の卓話から
 RI会長メッセージから 昨年11月に裏千家大宗匠千玄室に会われたこと
今年100歳の紀寿を迎えられること TVなどで各地の献茶式にさっそうと出ておられるのを見て頼もしく思います.戦後武道や茶道などに冷たく遇した時をうまく乗り越え日本の文化を守りました。

Smile Box

第377回例会のスマイル報告

前回はありませんでした。

カレンダー

卓 話

月間テーマ:「水と衛生月間」とSDGs目標6

アーカス湘南RC 原 いづみ

 
 今月は「水と衛生月間」です。水と衛生は生活の根幹となる部分ですが、しかしながら、安全な水を得られない人は世界に22億人、安全に管理された衛生施設(トイレ)を利用できない人は42億人いると言われています。インフラが充実している日本では、水質の衛生基準が定められており、安全で衛生的に水を利用できる環境が整っているため、日常生活に困ることはまず無いでしょう。断水や災害でインフラが途絶えるなどしない限りは、水を飲んだり、清潔なトイレを使ったりするなど、ごく当たり前のように出来て、水のことで困ることはないかもしれませんが、世界に目を向けるとこのような国は数えるほどしかないのが現状です。

 さて、今月の月間テーマである「水と衛生」は、「会長の時間」でお馴染みのSDGsの目標6「安全な水とトイレを世界中に」に通じるところがあります。正式な和訳では「すべての人々の水と衛生の利用可能性と持続可能な管理を確保する」となっており、世界中で安心して飲める水が提供できるようにして、全ての人が安全に水を飲めるようにすること、衛生的にトイレを利用できるようにすること、それを持続的に管理していけるようにしようというのが大きなテーマに掲げられている目標です。それら加えて、水不足や水質向上など水に関するあらゆる問題を解決する内容が設けられており、水質や生態系、水災害まで水に関連する幅広い内容となっています。

 いずれ「会長の時間」でSDGs目標6も取り上げられる物と思われますので、本卓話では掘り下げて見ていくことはいたしませんが、以下では目標6に関するターゲットを確認し、簡単な説明の動画を見つけましたので、そちらのご紹介にとどめておきます。そして、「幹事報告」でもお知らせしておりますが、月間テーマのリソースとして配布された資料から、いくつかピックアップしたものを以下で紹介、共有して、今回の卓話の時間とさせていただきます。

ビデオⅠ:SDGs目標6|安全な水とトイレってなに?【アニメでわかるSDGs】

出元:SDGsジャーナル https://www.youtube.com/watch?v=_rB2-qFXfhA&t=1s

ビデオⅡ:EduTownSDGs Goal.6 解説映像

https://vimeo.com/376370310
出元:https://sdgs.edutown.jp/info/goals/goals-6.html

月間テーマリソースよりピックアップ

1.ロータリーボイス

水と衛生の課題に取り組むロータリー行動グループ
投稿日: 6月 24, 2021

By Brian Hall(WASHロータリー行動グループ運営委員長)

メルボルン(オーストラリア)のあるロータリアンは、インドネシアの湧き水からカドミウムを除去する方法を知りたいと感じていました。同じ頃、ジンバブエのあるロータリアンは、下水を農業用に処理する方法について情報を求めていました。また別のロータリアンは、エチオピアでの水文地質調査の見直しを必要としていました。

いずれのケースでも、ロータリアンは、水と衛生(WASH)のロータリー行動グループに連絡を取りました。このグループは、水と衛生に関する専門的知識と豊かな経験をもつロータリアンで構成されています。結果として、3名のロータリアンは数日以内に必要とする情報を得ることができました。

この行動グループは、地域社会における水と衛生へのアクセス拡充に取り組むクラブと地区に、さまざまなサポートを提供するために結成されました。グループが独自のプロジェクトを行うのではなく、ロータリアンによる活動の効果を最大化させるために支援を行います。具体的には次のような方法でサポートを行います。

●専門的サービスチーム(Professional Services Team):水と衛生の問題・課題についての質問に回答します。【詳しくはこちらから】

●補助金のレビュー:水と衛生のプロジェクトのために補助金申請を検討している場合、ロータリー財団に申請書を提出する前にご連絡いただければ、その内容を確認し、申請書の承認を得るための提案・支援を提供できます。【詳しくはこちらから

●資金援助:当グループによるレビューを受けた補助金プロジェクトに対し、最高2,000ドルの資金援助を行う場合があります。【詳しくはこちらから】

●研修・教育:世界水サミット、ウェビナー、YouTubeビデオなど、さまざまな形でグローバル補助金申請のヒントを提供します。

各地でのサポート:メンバーが特派員(Ambassador)となり、地元地区で水と衛生プロジェクトのアドボカシーと情報提供を行います。【詳しくはこちらから】

当グループではウェビナーも実施しており、そのビデオをYouTubeにアップしています。【こちらから】ご覧ください。また、2021年秋から新たなウェビナーシリーズを開始する予定です。

2021年6月3~4日には、第13回世界水サミットが開催されました。テーマは「WASH in Healthcare Facilities」(医療施設での水と衛生)です。先進国と発展途上国の両方で影響を与える切実な課題と、解決の可能性を取り上げました。【詳しくはこちらから

 
出元:https://rotaryblogja.org/2021/06/24/%e6%b0%b4%e3%81%a8%e8%a1%9b%e7%94%9f%e3%81%ae%e8%aa%b2%e9%a1%8c%e3%81%ab%e5%8f%96%e3%82%8a%e7%b5%84%e3%82%80%e3%83%ad%e3%83%bc%e3%82%bf%e3%83%aa%e3%83%bc%e8%a1%8c%e5%8b%95%e3%82%b0%e3%83%ab%e3%83%bc/#more-6602
 
 
 

2.ケニアのロータリアンがコロナウイルスの感染拡大阻止に乗り出す

東アフリカでは、ソーシャルディスタンシングが経済的に難しく「ぜいたく」とされる地域があります。ロータリークラブが連携し、これらの地域で手洗い場の設置や食料支援を行っています。

記事 Arnold R. Grahl (国際ロータリー)

ケニアのナイロビでは市民の80%近くが無認可居住区で生活しています。そこでは、日雇い労働者ら複数の世帯が一つ屋根の下で暮らす光景も珍しくありません。店員や建設作業員、家庭内労働者として稼いだわずかなお金で日々を生き抜くこれらの人たちは、狭い空間で8人もの人が料理や宿題、食事、睡眠といった生活を共にしています。

経済的に余裕のない多くのケニア人にとって、ソーシャルディスタンシング(人との距離を空けること)は、言わば「ぜいたく」です。

「北米などで発生している新型コロナウイルスの大流行がケニアでも起これば、悲惨な結果となるでしょう」。ソーシャルディスタンスの難しさを指摘しつつ、こう語るのは、ムサイガ・ロータリークラブ会員のギータ・マネクさん(ロータリー財団管理委員エレクト)です。「予防策を徹底し、ウイルスに感染しないよう必至にがんばっています」

世界保健機関が新型コロナウイルスのパンデミック(世界的流行)を宣言した直後、ロータリー第9212地区(エリトリア、エチオピア、ケニア、南スーダン)ガバナーのジョー・オティンさんは、全地区にまたがる対策チームを立ち上げました。ナイロビ-イースト・ロータリークラブのジョー・カマウさんがリーダーを務めるこのチームは、地区内のクラブと連携し、手洗い場の設置、職を失った世帯への食事の支援に加え、人びとに配布する防護具を購入するためのファンドレイジング(資金調達)を行いました。

「世界は今、かつてないほどロータリーを必要としています」

金属製の台に設置された水タンクは100リットルを貯水でき、下部には真ちゅう製の蛇口が取り付けられ、石鹸置きも備えている。

「まず何から始めようか、とカマウさんが尋ねたので、手洗い場の設置から始めようと答えました」。対策チームメンバーのマネクさんはこう回想します。

マネクさんは、エチオピアとケニアでファンドレイジングの先頭に立ち、20日間で21,000万ドル以上を調達。さらに、集まった寄付に対してケニアのプライム銀行が同額を上乗せして拠出することを申し出ました。チームはこの資金で水タンク100台購入し、さらにタンク納入業者からも追加100台の寄付を確保しました。金属製の台に設置されたこの水タンクは100リットルを貯水でき、下部には真ちゅう製の蛇口が取り付けられ、せっけん置きも備えています。対策チームはこの手洗い場をキリフィ、モンバサ、ナイロビの各所に設置し、現在は国家衛生局と協力して次の支援地を絞り込んでいます。現在、トラックでタンクの交換をしていますが、当局は配管して水を補給する方法を検討しています。

ロータリアンと共に奉仕プロジェクトに参加する市民から成るグループロータリー地域社会共同隊は、現地の人びとに効果的な手洗いの方法を教えながら、人びとが手洗いのために戻ってくる回数などのデータも収集。また、ケニア都市部のスラム街で少女や女性の支援、擁護、教育に取り組む市民団体Shofcoとも連携し、手洗い場の監督を行っています。

さらに対策チームは、手洗い場に来た人びとから、食料が不足している家庭に関する情報を集めています。在宅勤務命令が出されたことにより、日雇い労働者たちは生計を立てられなくなっているとマネクさんは指摘します。そこでクラブは、日雇い労働者らに砂糖、トウモロコシの粉、米、平豆、塩、石鹸などが入ったパッケージを配布しています。

一方、最前線で闘う医療従事者に配布される防護具の入手は、さらに困難になりつつあります。納品業者や寄付団体に掛けあい、医療用マスクとガウンを確保しようと試みているものの、入手できる数は限られており、またそのほとんどが空輸のため、非常に高く付くとマネクさんは言います。

この危機においてプラスの要素があるとすれば、ロータリアンの熱意の高まりによって他団体からの注目が集まっていることが挙げられます。

「ロータリアンはいつでも真っ先に現場で活動してきました」とマネクさん。「ロータリーの活動を知り、協力したいと考えている銀行や保険会社など、企業からも協力の申し出が来ています」

母国ケニアに最も力を注ぐマネクさんですが、他のロータリアンたちもエリトリアやエチオピア、南スーダンで活動しているそうです。

「この取り組みを通して、これまで存在すら知らなかった数多くの団体の方々と出会うことができました。もし存在を知っていたとしても、他団体や他団体、私たちは私たちと、別々に活動していました」とマネクさん。「今では、私たちの周りに人びとがどんどん集まってきます。この人たちは、信頼できるパートナーを探しており、単なる有力者や、方向性がわからない団体には資金を出したくないのです。ロータリーが世界に示してきた価値観が、やっと認知されるようになったのです」

「ロータリークラブの存在意義と究極の目的は、助けを必要とする地域社会に寄り添い、支援することです。世界は今、かつてないほどロータリーを必要としています」とオティンさんは語ります。

 
出元:https://www.rotary.org/ja/kenyan-rotarians-take-action-prevent-spread-covid-19

ビデオⅢ:Rotary Provides Water, Sanitation and Hygeine

ビデオⅣ:安全な水と衛生設備へのアクセスを生むために

ビデオⅤ:A New Plan for Clean Water in Haiti

編集後記

 
 今回はいつになくボリューム多かったですかね。会長在任時には、RIのウェブサイトやロータリーの友、そしてガバナー月信など、あらゆる資料をよく読んでいたものですが、そこから離れるとざっと目を通す程度というのが正直なところ多くなってきていました。しかし、今回ここをどうしようかと思い、ガバナー事務所から転送されてきたリソースの案内を色々みていたところ、結局全部見てしまい、どうせなら例会で取り上げてみるのも良いかと思い、若干多めに掲載してしまいました。
 会員数もある程度いて、また会員も人脈の多い方達のクラブでは卓話の手配もさほど困ることもないのでしょうが、当クラブの現状ではそれもかなり苦戦しております。それでこのような卓話の時間の使い方になったわけですが、しかしながら、幹事報告などで資料配信の案内があった旨報告されたところで、会員の方達がそれらを改めて見るようなこともあまりないでしょう。そう考えると、これはこれで使い方としてはありなのかなとも思ったりしておりますが、いかがでしょうか。例会編集の作業はとても時間はかかりましたが、これでも例会出席の1時間内には収まっているはずですので、長くても悪しからず。

開 会

点 鐘

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