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第401回 例会2023年9月6日(水)0:00〜2023年9月12日(火)23:59 開催

開 会

点 鐘

国 歌

ロータリーソング

四つのテスト

会長の時間

2023-2024年度会長 大塚 和光

 皆様、おはようございます、こんにちは、こんばんは。どれか当てはまるもので、先ずは、ご挨拶。2023-24年度会長を務めます大塚和光です。どうぞ、よろしくお願い致します。
 

 

 これまでSDGsの目標6について、その内容と関連する事例などを紹介しながら様々な見地から見てきました。
 日本に住んでいると、水へのアクセスが困難なことやトイレが使えないことなどは遠い話にように感じます。ところが、世界には私たちの当たり前が日常ではない人々がいます。
 その人たちに対して直接影響を与える行動を起こすことは難しいかもしれません。しかし、まずは課題や現状を知ることが大切です。
 ロータリアンであるあなたには、これまで「会長の時間」に綴ってきた私の雑文を読んで知って頂いた水に関する取組みを周りに伝えたり、所属するコミュニティー(家族・会社・学校など)で何か出来ることがないか考えたりしていただければと思います。
 
企業・団体が行うSDGs目標6への対策
 実際に行われている対策・活動の事例を見てゆきます。
 
安価な水質浄化剤の開発
 発展途上国の水質浄化に大きく貢献する企業があります。日本ポリグル株式会社が開発した納豆菌由来の水質浄化剤は、水中の汚れや重金属類などの毒物を短時間で凝集させ、その上澄みは飲み水として使用可能です。価格も非常に安価。途上国から大量に発注を受け、現地の経済を回しています。
 さらに、日本ポリグル株式会社は、水質浄化剤を販売する際に現地の女性を雇うことで雇用を生み出しています。彼女たちはポリグルレディと呼ばれ、活動自体が彼女たちの経済的・精神的自立をサポートしています。
 
水を使わないバイオトイレ
 下水道のインフラ整備には膨大な時間とお金がかかります。そこで、バイオトイレが登場しています。會澤高圧コンクリート株式会社が開発したバイオトイレは、上下水道と連結しなくても使用できる自己完結型トイレです。排泄物に含まれる腸内細菌と、おがくずの中の微生物の働きによって排泄物を水と二酸化炭素に分解し、分解されない窒素などの無機成分はおがくずに吸着されて肥料になります。さらに、空気中の湿気から水を生成する装置も設置し、手洗いとウォシュレット用として使用できるようにしています。
 上下水道を必要としない自己完結型のバイオトイレはインフラが整備されていない地域での利用はもちろん、災害時など水が使えない状況や水不足の地域での活用も期待されています。確か富士山の山小屋にも使われていたと思います。以前は垂れ流しだったのです。
 
少量の水で流せるトイレ
 株式会社LIXILは、少量の水で流せるトイレ「SATO」を開発しました。1回の洗浄に必要な水の量は約0.2から1リットルと、少量の水で洗浄が可能です。安価でメンテナンスもしやすく、発展途上国のトイレ建設に貢献しています。さらに、SATOは販売や設置を現地の人が行うモデルを採用しており、途上国に新たな雇用を生んでいます。
 
国際NGOウォーターエイドの活動
 ウォーターエイドは水・衛生分野の専門性を活かしながら、SDGs目標6の課題解決に大きく貢献する団体です。1981年にイギリスで設立され、40年間にわたって水・衛生分野に特化して活動してきた国際NGOです。
 2021年時点で、世界34カ国に拠点を置き、アジア・アフリカ・中南米など計26カ国で水・衛生に関するプロジェクトを実施しています。清潔な水・衛生的なトイレ・正しい衛生習慣の3つをミッションとして掲げ、問題の根本的な原因を探りながら、 住民の参加を促しつつ、 現地にもっとも適した解決策を実行しています。
 
一般企業でもできる目標6に関するアクション
 特別な技術開発などを伴うことは普通の会社や団体では無理なことかもしれません。
ごく普通の企業で取り組めることはないのでしょうか。そこで、自社の水使用量を可視化し、節水に取り組む企業事例を紹介します。
 ライオングループは、2019年よりサプライチェーン全体の水使用量の算出を開始しました。原材料の調達から製品の廃棄に至るまで、商品のライフサイクルにおける水使用量を把握し、サプライヤーとともにその削減に取り組んでいます。
 日立グローバルライフソリューションズ株式会社栃木事業所は、地下水流を自動で計測する「動力監視システム」を導入し工場ごとの水使用量を「見える化」しています。毎月の使用水量を把握し公示することで、従業員の節水意識を高めることにも繋がっています。
 

 
水の循環について学ぶ
 繰り返しますが、冒頭に書いたように、ロータリアン、すなわち職業人であり事業主、経営者である私達は、生活を支える水の循環について学び、企業として何ができるかを考えることも重要です。

 簡単に図式化すると、水の循環は以下のような式に表せます。
水蒸気→雨雲→川or地下水→ダム・浄水場など→私たちの生活
 安全な水はこのような流れを経て、私たちの元に届きます。しかし近年、生活用水や産業用水の増加により円滑な水循環に問題が発生しています。川に流れる水量の減少や水質の悪化、渇水の頻発など、地球温暖化による影響も指摘されています。これらを背景として、2014年7月に水循環基本法が施行されました。この法には「水の利用に当たっては、健全な水循環の配慮に努めること」と明記されています。持続的な水循環を達成するためには私たち一人ひとりの取り組みが大切です。

 次回はSDGsとMDGsについて、おさらいをします。

幹事報告

2023-24年度幹事 原 いづみ

◆ロータリーレート◆
 9月 1ドル=146円
 

◆9月「基本的教育と識字率向上月間」リソース◆
 下記よりご覧ください。
 【2023年9月|基本的教育と識字率向上月間
 

◆第52回ロータリー研究会のご案内◆
 下記よりご覧ください。
 【第52回ロータリー研究会_地区からのご案内_クラブ宛て
 【P-a.第52回 ロータリー研究会 ご案内および登録について
 【P-b.第52回ロータリー研究会 宿泊に関するご案内
 【P-c.第52回ロータリー研究会 プログラム(案)※ご案内時点
 【P-d.神戸ポートピアホテルまでのアクセス
 【P-e.第52回 ロータリー研究会 登録申込書・宿泊申込書
 【P-f.RI会長・TRF管理委員長代理ご夫妻 歓迎晩餐会のご案内パンフレット】 
 【P-g.クリエイトHOPEビュッフェのご案内パンフレット
 【P-h.パートナープログラムのご案内パンフレット
 

◆2023~24年度 社会・国際奉仕委員長研修会◆
 日 時: 2023年11月11日(土)14:00~16:30(13:30より登録開始)
 場 所: アイクロス湘南(カンファレンスルーム6階 E号室)
    〒251-0041 藤沢市辻堂神台2丁目2-1 アイクロス湘南6階E号室
     (JR東海道本線「辻堂駅」北口徒歩5分)
 テーマ:「異文化との「和」で希望に満ちた社会を創ろう」  
 研修方法: 対面方式
 講 演:「異文化との「和」で希望に満ちた社会を創ろう」
      14:09~14:24 リソースネットワークのご案内
      14 : 24~14:49 JICA予定(後日正式決定いたします)
      14:49~15:04 多文化共生への取り組み(平塚市役所)
      15:04~15:24 国際交流協会の役割・活動内容
      15:24~16:25 グループディスカッション
               テーマ「労働力不足から避ける事の出来ない外国籍の人々との共生社会に向けて、
                   ロータリーが出来る活動について考える」
 閉 会:16:30

 ※社会・国際奉仕委員長でなくても各クラブ2名の参加をお願いいたします。

 ※出席の可否を2023年9月26日(火)までに幹事へお知らせください。
 

◆ガバナー月信9月号◆
 下記よりご覧ください。
 【ガバナー月信2023第3号
 

◆第8回 日台ロータリー親善会議 台北大会◆
 6月14日付けで配信のありました「第8回 日台ロータリー親善会議 台北大会のご案内」について、
 追加募集の案内が届きました。

 募集延長により、登録締切日は下記のとおりです。
 【クラブ登録締切日】2023年9月20日(水)
 【親睦ゴルフ会・親睦日帰り旅行 参加申込締切日】2023年9月15日(金)

 

 

委員会報告

出席委員会

第400回例会 出席率 66.6%
 会員数 3名 出席者 2名 欠席者 1名

Visitors

第400回例会のビジターコメント

藤沢東ロータリークラブ 村上 進 様


本年度第3グループガバナー補佐を務めさせて頂きます藤沢東ロータリークラブ村上 進と申します。どうぞよろしくお願い申し上げます。

原幹事よりAG公式訪問はWEBでも良いですよとのお声を頂きましたのでお言葉に甘えさせて頂きWEB例会での訪問にさせて頂きます。
RI会長及び田島ガバナーのビデオメッセージは別途、大塚会長、原幹事にお送り致します。ご覧頂ければ幸いです。

約2年間半のコロナ禍も終息に向かっている中、昨年よりロシアのウクライナ侵攻が始まり混沌とした世界情勢でありますが、今でこそ世界をつなぐロータリー活動は重要性を増していると思っております。今年度は田島 敏久ガバナーの元でRI会長の『世界に希望を生み出そう』をテーマに活動していきたいと思います。

寄付金額目標、会員増強目標等々ございますが、それを伝える事がガバナー補佐の仕事だとは思っておりません。私がロータリー歴15年間に実践して来た経験を踏まえて地区目標や方針の達成を目指します。まず当然ではありますがロータリーは企業ではありませんので会員に指示をしても動きません。私は自身の経験ですがインドへ行ってのポリオワクチン投与や友好クラブであるフィリピンのクバオ南RCとのトイレ建設事業や塩釜東RCとの震災復興プロジェクト、世界大会やロータリー研究会への出席などで素晴らしい出会いや感動、喜びを頂きました。この事を多くの会員やまだ入会していない方に伝えていく事がロータリークラブとして一番大切だと思っています。一つ一つの会員やクラブでの活動は小さなものであってもロータリークラブ会員は世界中に約120万人います。一つ一つは小さな活動でも世界全体ではビッグウェーブとなります。地域の小さな奉仕活動を通して是非とも感動や喜びを共有出来る仲間を増やして下さい。その事で自然と目標を達成し世界に希望を与えるロータリーとなるでしょう。第3グループガバナー補佐として会長幹事を通して多くの会員に伝えていく所存でございます。1年間ご指導ご鞭撻をお願いしてご挨拶とさせて頂きます。
 

小田原ロータリークラブ 清 元秀 様


第400回例会ということで節目を迎えられおめでとうございます。佐藤パストガバナーの記念卓話ということで貴重なお話を聞かせていただきました。3名という少ない人数でもクラブとしての存在意義は大きなものであり、今後仲間が増えて発展されることを祈念申し上げます。
 

相模原グリーンロータリークラブ 守屋 護 様


400回例会、おめでとうございます。
会長の時間で「世界のトイレ事情」がよくわかりました。記念例会ということで佐藤PGの卓話:「一人一人の志 -ロータリーの原点-」を興味深く拝聴いたしました。Eクラブ発足のきっかけも初めて知り、ロータリークラブは奉仕団体ではなく奉仕する人の団体だと聞いておりましたが、原点は個人ということが良くわかりました。

Smile Box

第400回例会のスマイル報告

藤沢東ロータリークラブ 村上 進 様


今年度 第3グループ ガバナー補佐の村上進です。
AG公式訪問のビジターフィの手続きを間違えてしまったのでスマイルで入れさせて頂きます。
ガバナー公式訪問は9月30日(土)15時に相澤ビル8Fに伺います。
宜しくお願い申し上げます。

今週のプログラム

1.今月のRI会長メッセージ

ゴードン R. マッキナリー
2023-24年度会長
2023年9月
 

9月21日は「国際平和デー」です。国連総会はこの日を、24時間の非暴力と停戦を実践することで平和の理念に捧げる日と宣言しました。

しかし、行動人である私たちにとって、戦争を回避するだけでは十分ではありません。世界に希望を生み出すには、積極的に平和を訴えていかなければなりません。

では、どこから始めたらよいのでしょうか?世界では数え切れないほどの武力紛争が発生しており、世界の避難民人口はかつてないほど増加しています。支援の機会は無数にありますが、暴力と苦難の連鎖も終わりがないように見えます。

私からのアドバイスは、大きく考えながら小さく始めることです。パキスタンとインドのロータリー会員がインスピレーションを与えてくれます。

2020年3月、パキスタンとインドからそれぞれ約50名のロータリー会員が、パキスタンにある寺院カータープール・サビブで会合しました。この聖域は、両国で信仰されている宗教であるシク教の創始者、グル・ナーナクを称えています。2カ国間の緊張により、インドからの多くの宗教巡礼者がこの寺院を訪れることができませんでした。しかし、パキスタンは2019年、ビザ不要の回廊を開通させました。

今年初め、国境の反対側にいるロータリー会員が再度ここで再会しましたが、今回の参加者数は約2倍となりました。

平和を築く取り組みには、勇気と大胆さが必要です。これらのロータリー会員が行ったのはまさにこれです。パキスタン政府は、インド人巡礼者をカータープール・サビブ寺院に招くことで、平和に向けて重要な一歩を踏み出しましたが、パキスタンのロータリー会員も、インドからのロータリー会員を友人や家族として歓迎し、次の一歩を踏み出しました。これこそ、積極的平和の実践です。

これらの平和構築者たちはここで満足したわけではありません。今年の集まりでは、クラブの代表者が、お互いの国について学び合うための長期的なコミットメントを示すため、双子クラブの認定証に署名し、さらなる平和構築活動のために協力していく決意を示し、ビデオチャットで合同例会も開きました。

ほかの文化の人たちとコミュニケーションを取り、その文化を学ぶことは非常に大切なことであり、ロータリーを通じれば、こういったつながりを簡単に築くことができます。異文化間の対話を始め、国境を越えた関係を構築する方法の一つは、現在のプログラムを基盤としたバーチャルな国際交換を、今よりもっと行いやすくすることです。

バーチャル交換では、世界の異なる地域の人びとがつながり、自国の伝統、考え方、価値観などを紹介し合うことができます。バーチャル交換によって、世界への扉が開かれます。例えば、バーチャル料理教室、外国語の習得、グローバルなインパクトをもたらす奉仕プロジェクトの立案などを行うことができるでしょう。

これらのオンラインでの交流は、新たなつながりを作り、異なる社会を尊重する機会となります。そこで学んだ知識を取り入れ、人類のために生かしていくことが次のステップです。

これからどうなっていくかが楽しみです。 \

2.今月のロータリー財団管理委員長からのメッセージ

自分自身のロータリー・モメントをつくり出そう

 「皆さんのロータリー・モメント」はなんですか? ロータリーの一員であることは単に例会に出席する以上の意味があると気付いたとき、または、自分が人々の人生を変える力になれた、と感じたときなどがあるでしょう。
 私は、ハイチ人の少年、ダニエルのことが生涯忘れられません。当時、私と一緒に国際ロータリー(RI)の委員を務めていたグレッグ・ポッド財務管理委員は、ロータリーが支援する「Gift of Lifeプログラム」を通じ、心臓疾患で、医師から余命数ヶ月の宣告を受けていたダニエルに何とか海外で手術を受けさえようと奔走していました。しかし、渡航ビザを取得できずにいました。このことを知り、私はGift of Lifeがハイチでも活動していることを思い出し、現地で手術でできるのではないかと考えたのが水曜日。グレッグ委員がダニエルのカルテを取り寄せたところ、私の知り合いのGift of Lifeの手術医がたまたまその時にハイチにおり、木曜日にはこの医師がカルテに目を通し、手術可能と判断。しかし医師は出国間近。そこで、金曜日の朝、ダニエルと両親はハイチの田舎道を、スクーターで1時間半かけて医療施設にやって来て手術を受けることができました。心臓手術は無事成功。数カ月後、ダニエルの写真がメールで送られてきました。胸に大きな手術痕があるにもかかわらず、ダニエルは満面の笑み。そして、こう書かれていました:「あなたが助けてくれたと聞きました。あなたは私の命の恩人です。ありがとうございます」
 全てのロータリー会員にこれまでの活動と、今後の活動に感謝の気持ちをお伝えしたいと思います。特にロータリー財団を運用したロータリーの素晴らしさは、こういったロータリー・モメントをいつでもつくり出すことができるという点にあります。ロータリーの仲間に働きかけ、活動のアイディアを練ってください。ロータリーの仲間に働きかけ、活動のアイディアを練ってください。私たちのネットワーク、献身的な奉仕活動、そしてさまざまなリソースがあれば、あとはおのずと開けます。
 ロータリー財団を通じて多くのグループが協力すれば、どんなことが達成できるか想像してみてください。地区補助金を通じ、識字率向上を目指して地区内のクラブが力を合わせること、または世界の異なる地域の二つの地域が、水と衛生のグローバル補助金を通じ、地域社会に変化をもたらすことのインパクトを想像してみてください。
 まだご自身のロータリー・モメントを見つけていない方は、探し続けてください。財団を通じてロータリーに奉仕することが、ロータリー・モメントへの道であり、皆さんの人生を変えていくことでしょう。
 

BURRY RASSIN

2023-24年度ロータリー財団管理委員長

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